府中牝馬S2024データ分析!大穴はこの馬じゃい!

【府中牝馬S2024データ分析】東京芝1800mで行われる牝馬の別定GⅡ府中牝馬S!今年はマスクトディーヴァ、ブレイディヴェーグ、フィアスプライドが人気になりそうだが、当然大穴狙いで逝く!脚質は差し・追い込み!枠順・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速候補は?穴馬候補はコンクシェル、モリアーナ、ライラック!

 

牝馬限定のGⅡ戦!

フルゲートになりそうだが、

舞台は紛れの少ない東京芝1800m。

週末は晴れ予報か・・・これは人気偏りそうだねー。

 

しかしこのレース、

来年からレースが変わるのだとか。

なんでも「アイルランドトロフィー」という名称になり、

6月のマーメイドSが「府中牝馬S」になるのだという。

 

なんでやねん!

府中牝馬Sでええやないか!

マーメイドSが府中牝馬Sっておかしいやろがい!

 

(ということはマーメイドSはなくなるのか?)

 

もう・・・誰も彼も得をしないような、

行き当たりモッコリ的な

名称変更はヤメて頂きたいと思う。

 

■府中牝馬S2024予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

マスクトディーヴァが出てきますなー。

前走のヴィクトリアマイルは・・・

はっきり言って

モレイラの騎乗ミスで取りこぼした一戦。

まともなら勝ち負けだったと思う。

(→ヴィクトリアマイル2024レース回顧

で、今回の鞍上は川田。

望来には戻ってこなかったわけだが、

こりゃ当然のように人気になるなー。

 

だけんどもしかし!

 

 

今回微妙に1kg重い斤量なのであり(GⅡ勝ちがあるため)、

目標は次なのであり、

東京新聞杯ではポロッとチクビがはみ出た馬。

能力の高さで言えば最上位だが、

ナニが起きるか分からんぞー!

また、目がテンオッパイローズ的な馬が出てくるかもしれんしね!

 

 

というわけで、

 

データ分析行ってみよう!

 

■人気別成績

1番人気はかなり馬券に絡むが・・・勝ち切れておらず2着が多い。2番人気も2~3着までのデータ。狙い目としては4~5番人気が良さそう。頭は大荒れのケースもあるレースで過去10年で2頭二桁人気の馬が勝っている。2~3着はそこまで荒れないが6~8番人気くらいの中穴は狙える。

荒れる確率は・・・30%

これだけあれば十分!大穴狙って行く。

 

■年齢別成績

4~5歳が中心。

 

■斤量別成績

格別定。GⅠ勝ちがあると+2kg。今年はブレイディヴェーグが該当。GⅡ勝ちがあると+1kg。これはマスクトディーヴァが該当。以前は基本54kgだったが、昨年から55kgに変更されている。その昨年は55kgの馬が1~3着。純粋に+1kgの馬の成績を出すと【0.1.3.9】となる。これはイマイチと言っていい数字だろう。+2kgは【1.2.1.3】。GⅠ馬でも結構苦戦しているね。やはり斤量は微妙に効く。効くぞ!

 

■馬体重別成績

牝馬限定戦というわけであまり馬格は気にしなくていいが420kgが最低ライン。馬体の増減は・・・馬体増が優勢。

 

■枠番別成績

東京芝1800mは2コーナーのポケットからのスタート。すぐ2コーナーの緩いカーブに突入するんでね。一般的には内枠有利と言われるわけだが、実際はそうでもない。これは内枠だと外から被されやすく、ゴチャつきやすいからだと思われる。まあだからと言って外枠が有利というわけではないのだが、外枠に入ったからと言ってあまり気にする必要はないぞ。先行する分にはやはり内が有利だろう。

このレースでは・・・4枠が神枠になってるね。あと、大外枠は意外といい。

 

■騎手成績

岩田康(モリアーナ)、ミルコ(フィアスプライド)注意。ルメールはブレイディヴェーグに乗るのか?

 

■種牡馬成績

意外な結果だが、ディープインパクトの成績がかなりイマイチ。コース的には合うはずだが・・・今年の該当はフィアスプライドとラリュエル。

 

■間隔別成績

休み明けでも全然OK。間隔が詰まってる組は全滅。

 

■前走成績

注目ローテは・・・クイーンS(8頭)、関屋記念(5頭)、ヴィクトリアマイル(3頭)、その他のGⅠ(3頭)、その他のGⅢ(2頭)、オープン特別(4頭)。あ・・・意外と春のGⅠから休み明けで来る馬は少ないな。相性がいいのはクイーンSや関屋記念といった重賞を使って来たGⅢ組。これらは惨敗からの巻き返しあり。穴はオープン特別や準オープンを勝ってきた馬。

【激アツローテ馬】
・コンクシェル(クイーンS5着)
・ラリュエル(クイーンS9着)
・モリアーナ(クイーンS12着)
・マスクトディーヴァ(ヴィクトリアマイル3着)
・フィールシンパシー(ヴィクトリアマイル12着)
・ライラック(ヴィクトリアマイル14着)
・ハーパー(ヴィクトリアマイル15着)
・フィアスプライド(安田記念7着)

今年は関屋記念組が不在。面白いのはクイーンS組。それからヴィクトリアマイルの惨敗組。

 

■1番人気の前走成績

プリモシーン、ラヴズオンリーユーといった馬でも負けてるレースなんで要注意。

 

■脚質別成績

うお、追い込み凄いな。上がり最速も半端ない成績!つまり・・・瞬発力がモノを言うレース。ただし、穴を開けるのは前の馬だったりするので注意が必要。

 

■位置取り・上がり3F

脚質パターンは・・・「追い込み(差し)→差し」「差し→先行」。前残りのパターンもないことはないが・・・少ない。基本は瞬発力上位の差し馬を軸にするべきだろう。ただ、先日の毎日王冠みたいな前残りのケースもあるのでね。前の馬にも注意したい。しかしこうやって見ると意外と荒れてるねー。特にこの5年は5~10番人気くらいの小穴~中穴がバンバン来てる。

穴馬の脚質は・・・先行、差し。

前後どっちを狙っていいね。

 

■1番人気の位置取り・上がり3F

1番人気の実力馬でも・・・あまりに後ろからだと届かない可能性あり。

 

■上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・セントカメリア
・ブレイディヴェーグ
・ルージュリナージュ
・モリアーナ

セントカメリア、ルージュリナージュ、モリアーナあたりは人気なさそうやなー。

 

■重馬場適性

週末は晴れ予報となっているが・・・一応、重馬場適性も見ておこう。

【重馬場が得意そうな馬】

・コンクシェル【1.0.0.0】
・セントカメリア【2.0.0.0】
・ミッキーゴージャス【1.0.0.0】
・ライラック【0.1.0.1】

逆に苦手そうなのはフィアスプライド。雨・・・降らないかなー。

 

■厩舎・生産者・血統

関西馬が優勢。社台系強し。ただし、個人牧場の馬も時々来る。血統を見て感じるのは・・・意外とパワー寄りだということ。あと、リピーター注意だねー。

 

■データケツ論。

・春のGⅠ組vsクイーンS組
・瞬発力必須。差し、追い込み優勢。
・関西馬、社台系、若干パワー寄りの血統。

 

マスクトディーヴァは社台F生産のルーラーシップ産駒。栗東・辻野厩舎。鞍上は川田。昨年の秋華賞2着馬。1.1倍の支持を集めた三冠牝馬リヴァティアイランドに1馬身まで詰め寄ったが届かなかった。4歳になってからは東京新聞杯6着、阪神牝馬S1着、ヴィクトリアマイル3着という戦績。ヴィクトリアマイルは直線で蓋されて激しくやり合ってる時に挟まれちゃってね。スムーズならこの馬が勝っていたと思うわけだが、こういう不利があると次のレースで過剰な期待が集まるからなー。状態次第あが・・・単勝は1倍台になっちゃうかもね。ま、押さえは必要か。

ブレイディヴェーグはノーザンF生産のロードカナロア産駒。美浦・宮田厩舎。鞍上はルメール(多分)。母はミッキークイーンの全姉。近親にはミッキーゴージャスやエピファニーといった活躍馬がいる良血。去年のローズSでマスクトディーヴァの2着だった馬だが、続くエリザベス女王杯で古馬を撫で斬り。GⅠ馬となったわけだが・・・その後は、脚部不安やら筋肉痛やらでレースに使えず、今回は約11ヶ月ぶりのレースとなる。調教を見てからの判断にはなるが・・・57kg+頓挫明けということで今回かなり怪しいと言わざるを得ない。ルメールがチクビを吸いまくってトンでくれるとチンコビンビン物語!

フィアスプライドはダーレージャパンF生産のディープインパクト産駒。美浦・国枝厩舎。鞍上はミルコ。全姉に秋華賞3着のソフトフルートがいる良血。去年のこのレースでは北村宏騎乗で11番人気4着。ドスローの瞬発力勝負だったんだが、大外ブン回しで上がり最速32.6をマークしつつハナ・クビ・クビ差の接戦だったんだよね。しかもこれ直線で詰まって外に切り替えるロスがあってのもの。その後、ルメール騎乗でターコイズSを楽勝。中山牝馬Sは向こう正面で脚を使ってしまい自滅。重めの馬場も合わなかった。ヴィクトリアマイルは正攻法の好位の競馬で堂々の2着。そして前走の安田記念は牡馬の強豪相手に0.5秒差7着。まあ普通に実績・能力上位ですな。1800もワンターンの東京なら問題ないと思う。

 

ノノノ・・・ノーブラですか?と思った貴方に大穴候補を挙げておこう。

 

まず、クイーンS組からコンクシェル。新冠・ノースヒルズ生産のキズナ産駒。栗東・清水厩舎。鞍上は武史→岩田望。売りは先行力。ここ3走は逃げているが番手でも競馬出来るタイプ。スローの上がり勝負となった時に力を発揮するタイプで、実際4走前の準オープンは東京1800のスローを3馬身差で圧勝。これもスローで流れた中山牝馬Sではククナ、シンリョクカ、コスタボニータ、フィアスプライドといった実力馬を完封して逃げ切り。ヴィクトリアマイルはハイペースの逃げになって沈没。前走のクイーンSは結果5着だったが、厳しいペースの外差し馬場で0.1秒差の5着。差してきた2頭は軽量の3歳馬だったことを考えると上々の内容だったんだよね。で、今回のメンバーを見渡すに・・・おそらく逃げるのはこの馬。そしてスロー濃厚。このレース、差し・追い込みが有利なのは承知だが、過去10年で逃げ馬も2勝しており、一発ないとも限らんぞ!

次に、鬼脚持ちのモリアーナ。ノーザンF生産のエピファネイア産駒。美浦・武藤厩舎。鞍上は武藤→岩田康!3歳春から重賞戦線で活躍していた馬だが、秋の紫苑Sで重賞初制覇。その後、秋華賞は5着。牡馬相手のAJCCで4着に好走。そして牝馬GⅡの阪神牝馬Sではマスクトディーヴァを上回る上がり最速32.9を繰り出して3着!ヴィクトリアマイルは上位にはこれなかったものの上がり3位をマークして7着。確かにマスクトディーヴァには能力劣るもののその乳輪の差はわずか。デキとか展開とかで逆転出来る差だと思う。そして今回、前走クイーンSの大敗によって人気ガタ落ちになりそうなんでね。その辺に目を瞑れば普通に狙えると思う!今回鞍上が岩田のオヤジなんでね。内枠引いたらもう激アツパンツだ!

それから大穴になりそうだが、リピーターのライラック。浦河・杵臼牧場生産のオルフェーヴル産駒。美浦・相沢厩舎。鞍上は戸崎→横山武。個人的にこの馬と戸崎は相性いいと思ってるんだが、そうか乗り替わりか。みんな忘れたかもしれんが、この馬、昨年の当レース3着馬である。そして2022年のエリザベス女王杯2着馬であり、2023年も上がり最速で僅差4着だった馬。つまりムラ駆けタイプではあるもののGⅠでも好走出来る馬であり、その好走は「秋」に集中してるんだよね。実際昨年のこのレースも宝塚記念17着からの巻き返しだったし、めちゃめちゃいいレースしてフィアスプライドには先着。その後GⅠで活躍するルージュエヴァイユともハナ差の接戦。デキ次第、乗り方次第にはなるが、能力的にはここで通用しても全然不思議なしだ!

他、これも鬼脚持ちのルージュリナージュ。格下の馬ではあるが、溜めれば相当切れるのはヴィクトリアマイルの上がり1位が示す通り。ただ、出遅れ癖がネック。展開の助けもほしい。もう一頭格下馬で怖いのがシンティレーション。前走は馬場や展開が向いた感はあるが、抜け出す時の脚が速く、好内容だったんだよね。内枠引いて好位で流れに乗れれば面白そうな一頭。それから、先行タイプからフィールシンパシー。今回そこそこ人気になりそうなコスタボニータと福島牝馬Sで僅差だったのがこの馬。遡ればターコイズSでフィアスプライドと僅差の競馬をしているし、中山牝馬Sも僅差の内容。密かに面白そうな一頭だと思う。

 

というわけで、

今回面白そうな穴馬多数!

マスクトディーヴァとてここは叩きの一戦だろうからね。

2~3着に負けちゃうシーンは十分有り得るだろう!

あとはルメールに行き当たりモッコリの呪いをかけつつ(←)、

大穴狙って逝きたい。

最終予想は月曜日の予定!お楽しみに!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

スマホ不適切使用で騎乗停止の永野猛蔵&小林勝太騎手は“2台持ち”1台を持ち込んだ事実が発覚 JRAが経緯説明

これはルールを破った猛蔵と勝太が悪い。シッカリと反省し、罰を受けてから元気に戻ってきて欲しいと思う。ただ、それとは別の話で、これはもう調整ルームのシステムそのものを変更した方がいいのでは?そもそも前日からの調整ルーム束縛は八百長防止・情報流出防止のためらしいが、騎手だけ束縛しても何にもならんと思うけどね。

 

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