【サウジアラビアRC2024データ分析】東京芝1600mで行われるサウジアラビアロイヤルカップ!今年はアルレッキーノが断然だがこの馬で決まり?死角?データ分析では、瞬発力必須!枠番・脚質・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり最速候補は?穴馬候補はアルテヴェローチェ、シンフォーエバー、ニシノルアノーヴァ!
さて、重要な2歳重賞サウジアラビアRCだが、
こりゃ・・・
アルレッキーノで決まり??
■サウジアラビアRC2024予想オッズ
※netkeibaより抜粋
開幕馬場の東京マイル戦。
MAX8頭立て。
限りなく紛れの少ないレースになりそうだが・・・
アルレッキーノのダントツ人気確定。
鞍上ルメールだし、
初戦は負けた相手がアレだし、
前走は7馬身差圧勝だったし、
血統的にはチェルヴィニアの下だしねえ。
この馬が抜けて強いっしょ。
というのは私も否定しない。
否定はしないが、そうは言っても2歳戦。
使って一変する馬だっているし、
まだ能あるキンタマを隠してる馬もいるだろうし、
何と言っても、
競馬はナニが起きるかわからない!
わからないんだぜー!
そういえば、去年のこのレースでも・・・
単勝1.4倍のボンドガールが2着に負けとるからね。
アルレッキーノとて分からんぞ!
というわけで、
いつも通りデータ見てみよう。
※2015年以降過去9年のデータ。
■人気別成績
ぎゃー!人気馬つよっ!1番人気だけじゃなく、2~3番人気も猛烈に強い!これ、JRAで最も堅い極堅の重賞なんじゃね?まあ、少頭数になることが多いレースだし、舞台は東京マイルだし、普通に瞬発力上位の能力馬がそのまま能力を発揮するレースだからねえ。ただ、確率は低いがヒモ荒れの可能性はある。
荒れる確率は・・・10%
まあ、穴党はケンが正解だろうね。
■馬体重別成績
2歳秋の重賞だが・・・ある程度馬格は必要で最低ラインは440kg。馬体の増減は互角。勝ち馬については馬体増が良さそう。
■枠番別成績
枠順はあまり考えなくて良さそうやね。
■騎手成績
ルメールめー。
■種牡馬成績
アルレッキーノの父ブリックスアンドモルタルは、昨年の勝ち馬ゴンバデカーブースと同じ。
■間隔別成績
4週(中3週)以下はほぼ全滅。最近の傾向で多いのが、6月の東京・阪神で勝ち上がり、夏は成長を促し、2戦目に秋の重賞というパターン。しかし今年は該当馬不在。間隔狭い馬が多く・・・ヒモ荒れしそうな予感。
■前走成績
注目ローテは・・・東京の新馬戦(7頭)、新潟の新馬戦(5頭)、阪神の新馬戦(3頭)、新潟2歳S(3頭)。未勝利組は劣勢で6頭のみ。前走距離はほとんどが1600m。前走着順は1着限定。例外は新潟2歳Sのみ。
【激アツローテ馬】
・シンフォーエバー(新潟2歳S9着)
今年は東京組も阪神組も新潟組も不在。ローテで面白そうなのは前走新潟2歳Sで惨敗しているシンフォーエバー。
■1番人気の前走成績
1番人気はとんでもなく強いのだが、やはり最近流行りの6月東京組が多いね。アルレッキーノは6月の新馬戦で負けはしたが・・・相手が悪かった。
■脚質別成績
前後互角。特徴的なのは上がり1位の馬が馬券率100%なところ。とにかく瞬発力必須だ。上がり1位の馬を探すべし。
■位置取り・上がり3F
脚質パターンは・・・「差し(追い込み)→差し」「先行→先行」「先行→差し」。基本はスローの上がり勝負。1000mを60秒くらいで行って、上がりは33秒台というイメージ。スローと言ってもそこそこは流れるため、その流れに乗れるかどうかも重要。良馬場なら1分33秒台。速い時計に対応出来るかが鍵。
穴馬の脚質は・・・逃げ・追い込み。
鬼堅い重賞だが、稀に穴を開けるのは逃げ馬や追い込み馬といった極端な脚質の馬。
■1番人気の位置取り・上がり3F
まあ1番人気はほぼ馬券に絡んでるわけだが、勝ちきってるのは番手タイプ。
■上がり最速候補
上がり最速候補は・・・
・アルレッキーノ
・タイセイカレント
・ヒシアマン
・マイネルチケット
あかん。アルレッキーノは前に行ける脚があって終いもキレキレ。これは逆らえないか?一つ懸念は今回、他に前走逃げてる馬が3頭いること。アルレッキーノはまだ控える競馬をしたことがないため・・・その辺がどうか。先行争いが激しくなってハイペース・・・なんて可能性もなきにしもあらず。
■厩舎・生産者・血統
東西互角。社台系強し。血統的にはディープインパクトの血注意。父系はもちろん母系にも注意。去年のゴンバデカーブース、一昨年のドルチェモア、2020年のステラヴェローチェが該当。
■データケツ論。
・極堅のレース。
・瞬発力必須。
・ディープインパクトの血。
アルレッキーノはノーザンF生産のブリックスアンドモルタル産駒。美浦・国枝厩舎。鞍上はルメール。母のチェッキーノはオークス2着馬。叔父に皐月賞3着のコディーノ、兄に新潟記念勝ちのノッキングポイント、姉に今年のオークス馬チェルヴィニアがいる超良血。ちなみに、父のブリックスアンドモルタルは軽い芝向けのキレキレタイプを多く出す種牡馬。東京マイルは大得意だ。まあ、この馬に関しては多くの説明は必要ないだろうう。明らかに能力が高く、アクシデントがなければ勝ち負け必至だろう。ただ、懸念もある。これまでの2戦はいずれもハナ。先々を考えると控える競馬を教えたいところだが・・・さて、ルメールがどう乗る?
ヒシアマンはノーザンF生産のモーリス産駒。美浦・堀厩舎。鞍上は藤岡佑。7月札幌1500の新馬戦は中団から外を回して差す競馬。先に抜け出したアルテヴェローチェを追い詰めたがわずかに届かずの2着。後続には5馬身の差を付けた。そして一息入れての未勝利戦は直線独走でほぼ持ったまま豪快に6馬身差圧勝。しっかり押さえが効くし、反応良く切れ味も抜群。距離は大丈夫だと思うが、問題は東京マイル適性。
マイネルチケットはビッグレッドF生産のダノンバラード産駒。栗東・宮厩舎。鞍上は戸崎。8月新潟マイルの新馬戦は2着。続く9月の中京マイルの未勝利戦がかなり見応えのある一戦。やや力んでの追走だったため、折り合い重視で中団のイン。しかしこれが災いして直線に向いてドン詰まり。狭い所を割って抜けようとしたのだが、外から被せられてドン詰まりpart2。その外に出してようやくフリーになったが前とは3馬身差。こりゃもうオワタ・・・かと思いきや、残り50mくらいからスパーン!と切れて差し切り。着差はわずかだったが、強い勝ち方だったと思う。ただ、これはもうバレてるらしく人気になっちゃいそうだねー。人気だと妙味は少ない。
も、もうちょっと足を・・・と思った貴方に穴馬候補を挙げておこう。
まず、このくらいの人気なら激推ししたいアルテヴェローチェ。ノーザンF生産のモーリス産駒。母父はディープインパクト。栗東・須貝厩舎。鞍上は佐々木。母のクルミネイトは未勝利馬だが、その全姉に桜花賞2着のクルミナルがおり、近親にはククナ、アライバル、セレシオンなど活躍馬多数。7月札幌1500の新馬戦は先団の外に付けてスッと折り合い、終始外々を回りつつ3~4コーナーで進出開始。直線入口ではもう先頭に並びかけ、そのまま突き抜け、最後は流して楽勝。この時猛追して来たのがヒシアマンだったわけだが、まだまだ手応えに余裕あったからね。実は相当の大物・・・の可能性あると思う。ただし、この馬も東京適性は不明。血統からはヤレそうだけどね。
次に、盲点となりそうなシンフォーエバー。マル外のComplexity産駒。栗東・森厩舎。鞍上は菅原明良。8月新潟マイルの新馬戦はスローの逃げで上がり33.3をマークして圧勝。続く新潟2歳Sも果敢にハナに立ち、ミドルペースの逃げ。直線途中まで抜群の手応えに見えたが、バテて失速。惨敗の9着という結果だったわけだが、これで見限るのは早漏。なぜなら、今回逃げ馬候補の一頭であり、上がり33秒台の脚が使えるからである。ペースが速くなったら厳しいかもだが・・・緩い流れで逃げられれば・・・一発あるかもしれん。鞍上の竿捌きにも期待。
それから、大穴候補にニシノアルノーヴァ。浦河・ガーベラパークスタッド生産のリオンディーズ産駒。美浦・古賀厩舎。8月新潟の新馬戦は行きっぷりよく2番手を追走したものの直線で切れ負けして7着惨敗。しかし2戦目で一変。9月中山開幕週のマイル戦だったんだが、当然のように内前有利の超高速馬場。これを中団馬群の中で脚を溜め、直線上手く外に出すと、逃げ粘るイノキをキッチリ捕らえて快勝。高速馬場とはいえ、2歳未勝利戦で1:33.8の時計は猛烈に速い。まあしかし鵜呑みには出来ないし、東京適正は分からんが、成長力含めて期待したくなる一頭。最近良く穴を開ける「ニシノ×猛蔵」にも期待。
というわけで、
少頭数の上に一頭ガチで強そうな馬がいるわけだが、
逆に言えば、
この馬が2着とか3着とか4着(←)に負けるとオッズはハネるってこと。
これは・・・
絞りチチの三連単で勝負したいレースだねー。
予想は普通にブログにupすると思う。
お楽しみに!
【浅次郎のひとりごと】
→【大井・ジャパンダートクラシック注目馬】超豪華メンバー揃ったダート三冠最終戦
確かに豪華メンバーと言えそうだが・・・結局6~7頭立てじゃね?堅そうやなあ。馬券はどうするべい。
★第8期モッコリ万馬券倶楽部、新入部員募集!
この時期になるとレジの女子がみんなわたすのことを戦力外って言ってる気がする。
上位人気決着必死!?
3歳ダートチャンピオンは、
東京ダービーを完勝したこの馬だー!
◎ラムジェット
▲フォーエバーヤング
▲サンライズジパング
3連単1着◎→▲(2点)
三浦皇成とにかくがんばれ!
み、三浦・・・