皐月賞2016展開予想！スロー？ハイペース？有利な馬は？

【皐月賞2016展開予想】中山芝2000m内回りで行われる皐月賞の舞台は、基本的に逃げ・先行有利で差し・追込み不利。ただ、それも馬場や展開によって変わる！さて、今年の展開はどうなる？ハナに行くのはどの馬？リオンディーズ、マカヒキ、サトノダイヤモンドの位置取りは？スロー、ハイペース、平均ペース・・・展開ごとに穴馬をチェック！

 

皐月賞の共同記者会見。

 

3強陣営のコメントは必見なので見ておくことをオススメする。

→リオンディーズ、デムーロ「今年はメンバーがスゴイ」。
→マカヒキ川田「トモが弾む」
→サトノダイヤモンド、ルメール「自信が一杯」

 

さて、今日は皐月賞の展開・各馬の位置取りを予想しておく。

 

■皐月賞2016予想オッズ

皐月賞2016予想オッズ3

※netkeibaより抜粋

 

前回見た時、アドマイヤダイオウの予想オッズは33.6倍であったのだが、

今日見たら27.0倍まで上昇。

 

これはミルコの「4強発言」が影響していると思われる。

 

ミルコ皐月賞4強発言

 

ミルコ「4頭がかなり強い」

 

4頭？

 

と記者も質問しているのだが、

ミルコは3強に加え、

アドマイヤダイオウの名を挙げたわけだ。

 

うーむ・・・。

 

私もアドマイヤダイオウには注目していたのだが

（特に馬場が悪くなったら面白いかと→重馬場適性チェック）

 

この発言は、余計だったわ。

 

どのくらい余計だったかというと、

 

競馬BEATのシャンプーハットくらい・・・

 

競馬BEATシャンプーハット

↑お笑い芸人シャンプーハットの二人

 

余計だわ（笑）。

 

いや、この二人って・・・番組に必要？

面白いコメントをするならまだいいのだが、

全然全くオモンナイし。

（本当に芸人か？）

 

まだ、AKBとかの方がマシだわ（視覚的に。笑）。

 

さて、

 

展開面はどうなるかな？

 

■皐月賞2016展開予想

中山コース立体図

中山芝2000m内回りコース。スタートは4コーナー出口でぐるっと中山内回りを一周。1コーナーまでは約400mあり、先行争いをするのに十分な距離。中山の中では最も公平なコースである。そのせいか想像以上に内外の差は少なく、外枠だからと言って大幅に割り引く必要はない。ただし、コーナー4回の小回りコースであるからして内の方が距離を損しないのも明白である。

スタートしてスグに中山の急坂となるのでハイペースにはなりにくく、脚質は断然・・・逃げ、先行有利。差しは届かないことはないが、出来れば中団前目のポジションが欲しい。追い込みは厳しく、馬券になるためには4コーナー手前からの「マクリ」が必要。その際は急カーブでも加速出来る小回り適正が重要である（→皐月賞データ分析）。

 

逃げ候補は
ジョルジュサンク
リスペクトアース
アドマイヤモラール
サイモンゼーレ

先行勢は
ミライヘノツバサ
マウントロブソン
エアスピネル
プロフェット
ドレッドノータス

中団には
リオンディーズ
サトノダイヤモンド
ディーマジェスティ
アドマイヤダイオウ
ナムラシングン

後方から
マカヒキ
ロードクエスト

 

まず、どの馬がハナを主張するかだが・・・リスペクトアースかジュルジュサンクであろう。しかし両馬とも絶対ハナ！というタイプではなく（前走はともに番手の競馬）、譲り合うことも考えられるし、ぶっ飛ばして行くというのも考えづらい。スタート後の坂を考えても・・・ペースはそう速くならないのではないだろうか？

 

ペースは600mが36秒前後、

1000mが60～61秒の平均～スローになると予想しておく。

（良馬場の場合）

 

となれば、有利なのは「瞬発力型」の馬であるが、舞台は中山2000であるからして、コーナーはきつく、直線は短く、急坂があり、馬場はパワーを要する。軽くて広い東京や京都とは適正が変わるので注意しておきたい。

 

前回好評だったので、展開別に考察してみたいと思う。

 

■皐月賞2016がハイペースになった場合

おそらくハイペースにはならんと思うが、競馬は何が起きるか分からんからな。予想もしない馬がぶっ飛ばして逃げるかもしれんし、優等生のサトノダイヤモンドが引っ掛かって行ってしまう！なんてことも確率ゼロとは言えないのである。で、600mが34～35秒、1000mが58～59秒のハイペースになった場合は「前崩れ」が起きる可能性が高い。その場合飛んでくるのは瞬発力・持久力・スタミナ兼備の馬である。3強が最も有力であるが、ロードクエスト・ディーマジェスティにも要注意。このケースが一番総合力が問われる。前で残るとしたら持久力型のジョルジュサンク、プロフェット、マウントロブソン、ミライヘノツバサあたりか。

 

■皐月賞2016がスローペースになった場合

今回のメンバーだと十分にあり得ると思う。600m通過が36秒くらいで道中緩んで1000mは61～62秒。こうなると最も有利なのが前にいる瞬発力型。3強の前で競馬するであろうエアスピネルが最も有利か。以下、中団のリオンディーズ、サトノダイヤモンドはかなりの確率で馬券になるだろう。瞬発力ナンバーワンの呼び声高いマカヒキは・・・前の馬に33秒台で上られたら厳しいかも。「前残り」でアドマイヤモラール、リスペクトアース、ドレッドノータスあたりの瞬発力系大穴馬にもチャンスあるかもよぉ！

 

■皐月賞2016が平均ペースになった場合

600mは35～36秒前後、1000mが60秒前後の平均ペースで流れた場合、3強で決まっちゃうかもね・・・穴馬はあまり期待できないかもしれんが、面白いのはアドマイヤダイオウ、ナムラシングンの若葉S組。マクって行けるようなら一発あるかも。平均ペースの場合も、穴を開けるならやっぱり前の馬かな？プロフェット、マウントロブソンは3～4番手でスムーズな競馬が出来れば・・・残るかもよ？

 

参考になったかは分からんが、

こうやって展開毎に整理するとわかりやすいな！

 

さて、枠順発表が楽しみである！

 

次回は調教チェックの予定！

 

サトノダイヤモンド画像2

 

【浅次郎のひとりごと】

→大波乱 ジョコビッチまさかの初戦敗退、今季2敗目

ま、まじかぁ！絶対王者ジョコビッチが下位ランクの選手に負けるなんて・・・この試合、多分ジョコビッチのオッズは1.05倍とかだったろうけど、大金賭けてた人は今頃悶絶してるだろうね（笑）。そう・・・勝負事に絶対はないのである。ジョコビッチでさえ負ける時があるのだ。いわんや競馬に於いてをや・・・である。