小倉大賞典2023データ分析!穴馬がいっぱい!

【小倉大賞典2023データ分析】小倉芝1800mで行われるハンデGⅢ小倉大賞典!今年はヒンドゥタイムズ、レッドランメルト、ウイングレイテストが人気になりそうだが、当然大穴狙い!内枠有利?脚質は差し?先行?年齢・ハンデ・騎手・血統・前走ローテ・上がり3F最速は?穴馬候補はロングラン、ホウオウエミーズ、フォルコメン。

 

日曜日はGⅠフェブラリーSの裏で、

ハンデGⅢの小倉大賞典が行われる!

馬券的にはコッチが面白い???

 

■小倉大賞典2023予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

人気はヒンドゥタイムズか。

いや、この馬は私も・・・

いつ重賞を勝ってもおかしくない馬だと見ているわけだが、

今回のハンデは57.5kg。

まあ、去年夏の小倉記念の時の斤量が56.5kgなんでね。

斤量改定を加味すると変わらずなわけだが、

何故か今回「斤量が減っている」馬が多く、

相対的に見て恵まれなかった感あり。

 

というわけで、

 

人気だと萎える。

 

とりあえずデータ見てみるか。

 

■小倉大賞典2023データ分析、人気別成績

人気馬の強さは標準以下。1着はそこそこ堅いものの、2~3着は荒れる傾向にあり、穴狙いオッケーのレースである。二桁人気の大穴も結構来るぞー!

荒れる確率・・・40%!

荒れてくれーい!

 

■小倉大賞典2023データ分析、年齢別成績

4~5歳が強いか。しかし6~8歳も結構馬券になるぞ。

 

■小倉大賞典2023データ分析、ハンデ別成績

さて、このデータが重要なんだが・・・全体的にバラバラで軽ハンデから重ハンデまで馬券に絡んでいるね。重ハンデはそこそこの成績だが、その中でも57kg(今年は58kg)は好成績。しかし56kg(今年は57kg)はかなりイマイチな成績だねー。55kg(今年は56kg)はそこそこ。54kg以下の軽ハンデもまあまあ馬券になる。

うーん。ハンデの有利不利はないっぽいなあ。重ハンデも軽ハンデも来るんでね。他馬と較べて恵まれた馬を探したい。

 

■小倉大賞典2023データ分析、馬体重別成績

最低ラインは440kg。馬体の増減は・・・互角。

 

■小倉大賞典2023データ分析、枠番別成績

なんか・・・内と外に偏ってるね。特に1枠の馬券率がハンパない。中枠はゴチャつきやすいのかな?

 

■小倉大賞典2023データ分析、騎手成績

川田注意報。他・・・関西の騎手が優位かと思いきや、関東の騎手頑張ってるねー。穴っぽい騎手も結構来る!

 

■小倉大賞典2023データ分析、種牡馬成績

ディープインパクト産駒はとりあえず馬券に入れておきたくなる成績だね。注意したいのはダートっぽい血統。それからマイラーっぽい血統。小倉1800は意外とマイラーが走れるコースである。

 

■小倉大賞典2023データ分析、間隔別成績

休み明けは若干割引。1~2ヶ月間隔くらいでゆったり使われている馬が狙い目。

 

■小倉大賞典2023データ分析、前走成績

注目ローテは・・・中山金杯(6頭)、日経新春杯(3頭)・・・あとはやっぱり11~1月の重賞が多い。準オープンは3頭だけだがいずれも勝ち切っているので注意。中山金杯、日経新春杯ともに着順不問。ハンデ戦だけに前走好走していない方がいい・・・くらいの感じ。準オープンは1着限定。

【激アツローテ馬】
・レッドランメルト(中山金杯6着)
・フォワードアゲン(中山金杯8着)
・プライドランド(日経新春杯8着)
・アルサトワ(京都金杯15着)
・ヒンドゥタイムズ(チャレンジC6着)
・ホウオウエミーズ(エリザベス女王杯7着)

今年は前走重賞組がかなり少なく・・・例年よりレベルの低い一戦となりそう。

 

■小倉大賞典2023データ分析、1番人気の前走成績

ちょっと傾向掴みづらいが・・・前走の格とかあまり気にしなくていいね。

 

■小倉大賞典2023データ分析、脚質別成績

前後互角。逃げ馬注意。

 

■小倉大賞典2023データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは・・・「差し→先行」「差し→差し(追い込み)」「先行(逃げ)→差し」。ご覧の通り、後ろからガンガン突っ込んでくるレース。と、同時に前も結構残るんだよね。しかし、今の小倉は謎に包まれていてねー。外目の馬場がいいのは間違いないんだが、インを通って粘り込む馬も結構いるんだよね。

穴馬の脚質は・・・何でもあり!

なんでも来るぞ。

 

■小倉大賞典2023データ分析、1番人気の位置取り・上がり3F

比較的前目のイケる1番人気の方が信頼度高いね。

 

■小倉大賞典2023上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・ダンディズム
・ヒンドゥタイムズ
・フォワードアゲン
・ロングラン
・サトノエルドール
・ホウオウエミーズ
・カテドラル

他場で速い上がりを繰り出しつつも差し損ねてるような馬が狙い目。面白そうな馬がいるねえ。

 

■小倉大賞典2023データ分析、厩舎・生産者・血統

関西馬が圧倒的に優勢。社台系強いが付け入るワキはありそう。血統的には・・・ディープインパクトを中心としたサンデー系。それからキングカメハメハ系。

 

■小倉大賞典2023データ分析、重馬場適性

日曜日の小倉は雨予報・・・というわけで重馬場適性も見ておこう。※【かっこ】内の数字は重馬場以上+馬場指数6以上の馬場での成績

・ダンディズム【1.1.0.1】
・フォルコメン【1.0.0.0】
・フォワードアゲン【1.0.0.1】
・ホウオウエミーズ【3.1.0.1】
・ロングラン【1.0.0.0】

道悪の鬼っぽいのはホウオウエミーズ。それから重馬場の準オープンで出遅れつつ差し切ったロングラン。

 

■小倉大賞典2023データケツ論

・軽ハンデ~重ハンデまで万遍なく来る。
・脚質も何でもあり。
・関西馬、サンデーorキンカメ

というわけで、データ分析としてはあまり役に勃たない結果となったが、それでも見えてくるものはあるね。1番人気候補のヒンドゥタイムズはノーザンF生産のハービンジャー産駒。母父はディープインパクト。栗東・斎藤崇厩舎。鞍上はムルザバエフ。昨年の小倉記念で2着の実績があり小倉適性も高いし、昨秋は強敵相手の京都大賞典で4着、暮れのチャレンジCでは後方から上がり最速をマークしての6着・・・とココでは明らかに実績上位。人気になるのも頷けるが、今回のハンデ57.5kg。決して軽くはないし、鋭く差してパンツ一枚届かない!という可能性は十分あるぞー。

レッドランメルトは白老・社台牧場生産のディープインパクト産駒。美浦・国枝厩舎。鞍上は北村宏→吉田隼にスイッチ。昨秋3連勝でオープン入りし、勢い駆って中山金杯に出走するも結果は0.3秒差の6着。上々の結果と言えばそうだが、55kgの軽ハンデでの結果。そして4コーナーの手応えでは勝ち負け出来そうであったが、ゴール前競り負けて垂れての6着だったんだよね。現状GⅢではちょいとチンコの長さが足りない感はあるが、今回も引き続き55kgで出走出来るのは吉だろう。まあでも人気だと買いにくいねー。

ウイングレイテストは新冠・コスモヴューF生産のスクリーンヒーロー産駒。美浦・畠山厩舎。鞍上は松岡。丸3年ほど準オープンで好走を繰り返していた馬主孝行馬。しかし昨秋の紅葉Sで3年ぶりの勝利を挙げてオープン入りすると・・・・暮れのディセンバーSで0.2秒差の3着、そして年明けのニューイヤーSを好タイムで鮮やかに逃げ切ってオープン勝利。一気に覚醒した感じで勢い十分。斤量も手頃だし、内枠引いてスッと逃げられたら相当怖いねー。

 

ここに生クリームをかけてもヨカですか?と思った貴方に大穴候補を挙げておこう。

 

まずもってガチンコで面白そうなロングラン。社台F生産のヴィクトワールピサ産駒。美浦・和田厩舎。鞍上は丹内。デビュー戦で芝に使って惨敗して以来、ずっとダートに使われてたんだが・・・3走前に芝のレースに出走されると10番人気ながらいきなり勝利。続く3勝クラスも全く人気なかったが、出遅れて後方からの競馬になりながらも力強く差し切り勝ち!この時の馬場が重馬場だったわけだが、実際にこのレースでウイングレイテストを負かしているのだ。休み明けとなったディセンバーSでは後方から大外ブン回し!結果は5着だったが、タイム差はわずか0.2秒。ウイングレイテストとは同斤で同タイムだった。しかしその後ウイングレイテストはオープンを勝ったため1kg増。こちらは1kg減って55kg。つまりウイングレイテストと同等の力を持ちながら、今回2kgも差があるってこと。荒れた小倉も歓迎。速くなりそうな展開も歓迎。チン熱の一頭だ!

次に、道悪の鬼ホウオウエミーズ。社台F生産のロードカナロア産駒。美浦・池上厩舎。鞍上は丸田。2走前に時計の掛かる稍重だった新潟牝馬Sを快勝。続くエリザベス女王杯も重馬場だったわけだが、最低人気の身で後方から大外を回しつつジリジリと脚と使って7着。先頭からは離されたけど、ナミュールやデアリングタクトといった一流の馬たちとそう差のない競馬をしてるんだよね。これ、馬場や展開次第で一発あるんじゃね?オープン勝ちがあるのに54kgってのも恵まれた感あり。多分厩舎には逆てるてる坊主が下がってるハズw

それから、かなり盲点になりそうなフォルコメン。社台F生産のヴィクトワールピサ産駒。美浦・堀厩舎。鞍上は田辺。お、小倉の田辺は珍しいな。昨年のダービー卿CT2着馬で、前走のリゲルSは惜しい3着。実績は申し分ない上にハンデは56kgとかなり恵まれた。しかしnetkeibaの予想オッズでは14番人気と超大穴扱い。おそらくだが・・・ずっと1600に使われている馬なんで距離延長が嫌われてるんだと思う。確かに距離延長は微妙だが、スッと番手に付けて流れに乗れば・・・こなしても全く不思議ナシ。激アツの一頭だ。

 

他、前走から2kg減55kgの勝浦インテンスライト、中山金杯でレッドランメルトと差のない競馬をしているフォワードアゲン54kg、前走の白富士Sはトップハンデだったサトノエルドール(今回は2kg減の56kg)、それから、鬼脚持ちのダンディズム56kg。54kgならまさかのナイママ・・・この辺にも注目している。

 

というわけで、

面白そうな穴馬多数でかなり面白そうな一戦!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

引退のエフフォーリアが美浦トレセンに別れ…横山武史騎手、涙抑えきれず「本当に感謝しきれない。そのひと言です」

武史にとってはかけがえのない存在だったねー。この馬のおかげで大人の階段駆け上がった感じだしねー。しかし、個人的には復活を期待していただけに残念。あと1年走らせてあげたかった。

 

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