【桜花賞2022レース回顧】阪神芝1600mで行われた3歳牝馬GⅠ桜花賞!大激戦のゴール前でグイッと伸びて勝ったのは伏兵のスターズオンアース!2着にはウォーターナビレラ。3着にはナムラクレアが入った。1番人気のナミュールの敗因は?サークルオブライフは?ピンハイは劇的に惜しかった?オークスでもピンハイ狙いたいw
スターズオンアース、
地上の星に桜咲く!
いやー。大熱戦だったねー。
勝ったのはスターズオンアース。
決してスムーズな競馬じゃなかったんだが、
よく狭い所抜けてきたなー。
さて、
簡単に回顧してみよう。
■桜花賞2022レース結果
※netkeibaより抜粋
この組み合わせで馬連3740円、3連複で11,740円か・・・正直安い気がするんだが、複勝を見るとスターズオンアースは4番人気。実は結構売れてたんだねー。
■桜花賞2022レース回顧
スタート!大きく出遅れたのは10番のライラック。14番のプレサージュリフト、17番のフォラブリューテも出遅れ。大外ナミュールも出遅れてしまうが、すぐさま挽回して馬群に取り付いて行く。しかしこれが・・・今回のこの馬の敗因だったのかもしれない。
行ったのは予想通りカフジテトラゴン。続いてウォーターナビレラ。うお。AIの展開予想通りだな。その後ろにパーソナルハイ、インにナムラクレア。外からラブリイユアアイズ。クロスマジェスティパーソナルハイが先団を形成。
中団に・・・外からラズベリームース、馬群の中にサブライムアンセム、アルーリングウェイ。その後ろにスターズオンアース。私の◎ピンハイは想定通り中団のイン。外からアネゴハダ。
中団後方にベルクレスタ、サークルオブライフ、ナミュール。
後方にライラック、フォラブリューテ。最後方にプレサージュリフト。
ラップタイムはこう。
前半3Fは34.6。後半3Fは34.1。
4Fずつで分けると、
前半4Fが46.8。後半が46.1。
なんか競馬評論家の解説とか聞いてると、
「スローで前が有利な流れだった」
みたいなことを言ってる人が多い訳よ。
これはおそらくナミュールやプレサージュリフト、あるいはサークルオブライフに本命打った方たちだと思われるわけだが・・・
ちゃんとレースを見ているのだろうか?
あるいはコースのことを分かっているのだろうか?
時計だけで前が有利とか後ろが有利とか言えるのだろうか?
そもそも阪神マイルは
後傾ラップが基本の瞬発力コースである。
上がりが速くて当たり前のコースなのだ。
これが前半3Fが36.0秒で後半33.0秒とかなら分からんでもないが、
34.6だからね。普通に流れてるだろ。
ただ、中盤で12.2-12.0とラップが落ちて息が入ったのは事実。
これで前の馬も脚を溜めることが出来たわけ。
むしろ注目するところはココだと思うけどね。
つまり・・・今回後ろの馬が届かなかったのは、
展開のせいではない。
他に原因がある・・・はずw
3~4コーナー。ナミュールが外から仕掛けて差を詰めに行く。が、思ったほど手応えが良くない?サークルオブライフは我慢して直線勝負。スターズオンアースは馬群の真っ只中!全体的に馬群が固まって行く。
さあ、直線ヨーイドン!先頭はカフジテトラゴン。2番手のウォーターナビレラ、3番手のナムラクレアの手応えがいい!青い帽子のスターズオンアースは馬群の中でどん詰まり!外差し勢はまだかなり後ろ!私の◎ピンハイはココから内ラチ沿いをズバッと突く!頼む!股・・・開いてくれ!
残り300!どん詰まりとなった川田スターズオンアースだが・・・川田は慌てなかった。進路を左右に変えることもしなかった。ただただ、前が開くのを待ち、開いた瞬間を見逃さない!この狭い間をズバッと突く!ピンクの染め分け帽ナミュールが外から来るが・・・伸び脚はどうだ?追い出しを遅らせたサークルオブライフがさらに外から追撃開始!
ここでカフジテトラゴンが一杯になるのだが・・・私の◎ピンハイにとってはこのバテたテトラゴンが邪魔で邪魔でしょうがなく・・・ラチ沿いに行けなかったのだ・・・涙。
残り200!急坂を前に、先頭に躍り出るウォーターナビレラ!内から迫るナムラクレア!そして内目の狭い所を捌いたスターズオンアースが抜け出してくる!ナミュールをはじめ外差し勢は伸びない!
私の◎ピンハイは・・・バテたカフジテトラゴンを避け、ナムラクレアの外に出す!しかしすぐ横にはまだ手応十分のパーソナルハイが居てね。この馬と何度も何度もぶつかるのである(確認しただけで6回ぶつかっている。かなり迷惑を掛けたはず。吉田豊怒ってないかな?さらにぶつかった余波でスターズオンアースにも迷惑を掛けている)。
さらに・・・せっかく強引に進路をこじ開けたところで・・・
前が壁。一瞬の出来事であったが、この肝心なところでブレーキ踏むことになり、半馬身ほど遅れてしまったのだ。これはウォーターナビレラが悪いわけじゃなく、ナムラクレアが左に寄って行ったのが原因。しかしこれはピンハイをブロックする意図ではなく、ウォーターナビレラに馬体を併せに行った結果だと思われる(多分)。
とにもかくにも・・・手応え的にはナムラクレアやウォーターナビレアと互角以上だっただけに(ひいき目込み)・・・悔やまれるブレーキだった。高倉は内でジッと進路が開くのを待ってれば・・・
ポッカリ開いたのになあ。残念。
坂を駆け上がって残り50!粘るウォーターナビレラに・・・馬群を切り裂いて伸びてきたスターズオンアースが急襲!インではナムラクレアの抵抗!そして大外からやっとこさサークルオブライフが飛んできたが・・・これは届かない!
最後にグイッと伸びてきっちり差し切ったところがゴール!以下1~2馬身の間に10頭がひしめく大激戦だった!
スターズオンアース、
耐え忍び地上に星の花咲かす!
勝ちタイムは1:32.9。
勝馬の上がり33.5。
正直・・・
良くて掲示板かなあ・・・
と思っちゃってたゴメンナサイ。
勝ったスターズオンアースは社台F生産のドゥラメンテ産駒。祖母はスタセリタ。つまり、叔母にソウルスターリングがいる良血だ。これまでの成績が【1.3.1.0】という堅実派。重賞も連続2着だし、ワンチンコ足りない善戦タイプかと思ってたんだけど、今回は素晴らしいレースをしたね。あの狭いところから良く切り裂いて伸びてきたし、鞍上の好騎乗も光った一戦だった。距離が伸びても何ら問題なさそうな血統だし、オークスでも当然有力だろうねー。
2着のウォーターナビレラはシルバーステート×キングヘイロー。今回積極的に前に行き、その粘りを存分に発揮してあわやの2着。100点満点の競馬だったし、馬もそれによく応えたね。実は今回2番手で全体のペースを操っていたのはこの馬・・・武豊だったと思う。確かに追う力は衰えてるかもだが・・・天才未だここに有り。このあとどうするんだろう・・・1600がピッタリというタイプに見えるが・・・オークス行っちゃう?NHKマイルC?
3着のナムラクレアも最高の競馬をしたと思う。調教抜群に良かったので馬券に入れるかどうか迷ったのだが・・・最内枠+内伸び馬場という恩恵もあり、最後までよく食らいついての3着。しかし1600がギリギリと言う感じでベストは1200~1400って気がするねー。この後はNHKマイルCに行った方がいいと思う。
差し損ねた感じの4着にサークルオブライフ。ゴール前の伸びは際立っていたが、あと1馬身ほど足りなかった。外枠だっただけにずっと外々を回して4コーナーも大外ブン回し。内伸び馬場だっただけに馬場差に泣いた格好だね。ただ、この日の7Rのマイル戦は差し決着、10Rの大阪ハンブルグCではディアマンミノルが最後方から大外ブン回しで追い込み決めていたからね。力があれば外差しも可能だったのである。まあ、しかしこの競馬で僅差4着。上位との差は全くない。
5着の我が◎のピンハイ。レース内容は上で書いた通りである。直線はインを突いて猛然と伸びたが、他馬に迷惑を掛けつつ、進路が狭くなってしまい、結果スムーズな競馬が出来なかった。あくまで私個人の感想であるが、ポッカリ開いたインを突けていたら・・・少なくとも3着以内はあったと思う。ミッキーアイル産駒で2400はかなり不安だが・・・出てくるのなら◎候補だ!もちろん色々見てからだけど。
さて、ナミュールの敗因だが・・・まあ巷では色々と言われておるわけだが、私が思うにやはりスタートが原因だったのではないかと思う。五分に出た前走と違い、今回は1~2馬身の出遅れ。出遅れた時点で腹を括れば良かったんだろうけど、ちょっと慌てた感じで小脚を使っちゃったんだよね。大外枠なので慌てる必要なかったのだが・・・このちょっとした「慌て」が最後の脚に影響したんじゃないかと思う。これが川田とか横典とか岩田康とかなら・・・最後方で溜めに溜める競馬をしたんじゃないかと思う。そして・・・直線は思い切ってイン突きとかね。馬場的にはインがいいんだからさ。結果論だが、ポッカリ開いたわけだし。
まあ、一番人気背負ってそれやるのは難しいか。イン突きはイチカバチカだもんね。しかし、オークスでこの馬をどうするか・・・悩むところだねえ。
しかし、今回の桜花賞は10着くらい迄ほとんど差がなかったからね。
どの馬が逆襲してもおかしくないぞー!
以上回顧終わり。
あ、私の予想はこちら。
◎ピンハイでドモナラズ。
しかし仮にこの馬が激走していたとしても、
1~3着馬を買えていないから馬券的にはダメだったねー。
ちょっと今回上位馬は買いにくかった・・・
だけんどもしかし!
いつもいつも予想を買ってくれるみんな!
ほんとに有難う!
来週も懲りずに大穴狙いで逝くんで、
楽しみにしててくれーい!
さて、来週は皐月賞ですな。
弥生賞で2着に負けたドウデュースが一番人気?
あれ?ブッツケのキラーアビリティじゃないの?
いやいや長期休み明けのイクイノックス?
データ分析お楽しみに!
【浅次郎のひとりごと】
今年は10人の新人がデビューしたんだが・・・これで4人が初勝利!頑張れ!未来のダービージョッキー達!
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いゃ〜ピンハイ益々好きになっとるよ😁
わしもレース後何度もビデオ見てしまいにはわろーたわ😆
ブレーキ後も急加速しとってコリャ恐らくまともに内突いておったら1着も分からんかったよ!
4着のサークル以外は買っとったからナムラに踏ん張ってもろうて助かったわ😉
皐月賞も楽しみや
弥生賞組と枠が良ければビーアストニッシドを狙いたい😉
そうなんすよね。ブレーキ後も全然諦めてなくて・・・
ほんとスムーズだったら???と思います。
ただ、内を突くということはこういうことなのでしゃーないですな。
桜花賞は終わってみれば大接戦だったけど・・・
皐月賞もそんなに差ないんちゃうの~
ポタジェ、スターズオンアースと善戦マンが勝ち切ってる流れで皐月賞もそんな感じかと思いきや次は中山ですもんねぇ💦
それより武史くんには次こそがんばってほしい。
僕が武史くんならキャロットのトップの人に会うの怖いだろうな🤣
そうか・・・善戦マン・・・となれば、
ジオグリフ、ジャスティンパレス、ボーンティスウェイ、ダンテスビュー、ビーアストニッシド・・・
このあたりは盲点になりそうですねえ。
キラーアビリティは1番人気かと思ってましたが・・・武史効果で人気落ちる?
ナムラクレアが外にとか内が開くとか
そういう予想が出来るようになるとGⅠも勝てるのかなって感じですね。
今回はGⅠジョッキーとの差が大きく出たレースだったと思います。
内ではじけた時はよしって思ったんですけどねぇ
NHKもオークスも人気はしないと思うのでどちらかには同じコンビで挑戦してほしい
末脚はありますがただ直線が長い東京・中京より一瞬のキレがある感じなので阪神や京都くらいの直線がちょうどいいような
川田はさすがの騎乗でしたねー。
馬群の中で右往左往してたら勝てなかったかも。
高倉くんとは経験の差が大きく出たかなあ。
確かにあそでナムラクレアがどっちに行くのか予想出来たら違ってたのかも。
予想というより・・・直感か、経験則か。
まあしかし次も人気ないでしょうから狙いたいっす!
いや~馬券は全く惜しくもないけど、いや~。
馬場状態とかにもよるけど、競馬は物理的に内・前有利。川田あっぱれでござる。
さて、ナミュールはチューリップ賞とは対照的な結果になりましたが、
浅次郎さんから見て、桜花賞のラップはチューリップ賞と比較してどうですかね?
ナミュールはベストコンディションじゃなかっただろうし。
それでいて出遅れを挽回しようとして脚使ってスタミナなくなっちゃいましたかね。
ハービンジャーだし、道中動かずに溜めて溜めてズドンならサークルオブライフといい勝負だったかな。
しかし3歳牝馬は横綱不在の大混戦ですな。桜花賞でクラシックとはお別れの馬もいるだろうし。
それを踏まえると、オークスはスターズオンアースとサークルオブライフのどっちかかなって、気が早いですが思っています。
ナミュールは溜めて溜めてズドンならまた違う結果だったと思いますねー。
最後は脚が上がってたので仕掛けも早かったのではないかと。
そうか・・・ラップを比較するとチューリップ賞の方が若干速いのか・・・
馬場差があるから何とも言えんけど・・・うーん。
浅さん、こんにちは。
回顧あざす!!いやー、サークルオブライフもピンハイも惜しいところでしたが残念無念でしたね。前評判どおりにならない春G I、皐月もなにかがある。。。かもしれない(笑)素質馬多く出てきますが、意外とどこからでも入れる気がしています。ぜひ若いチラリを期待したい(笑)
押忍!ピンハイ惜しかったす。
しかしこのメンバーでも通用することがわかりましたので・・・
次、条件次第でまた狙いたいと思っとります!
皐月賞もチラリあるか?あって欲しい!