【大阪杯2021データ分析】阪神芝2000mで行われるGⅠ大阪杯。今年はコントレイル、グランアレグリア、サリオスに人気が集中しそうだが、穴馬が入る余地はあるのか?データ分析では、差し・追い込み優勢?枠順・馬体重・騎手・血統・前走ローテ・上がり3Fは?穴馬候補はギベオン、ペルシアンナイト、ワグネリアン!
先週の高松宮記念は堅い結果であったが、
さて大阪杯はどうかな?
■大阪杯2021予想オッズ
※netkeibaより抜粋
注目の三冠馬コントレイルが大阪杯から始動。
この後は宝塚記念という話。春は2走。
秋は天皇賞→JC→有馬記念の予定らしい。
とりあえず今年は国内に専念し、
海外チャレンジは来年ってことらしいですな。
前田さんならすぐに夢を追うかと思ったが・・・
取り敢えず国内で史上最強の称号を目指すというワケか。
まあそれもアリですな。
そのコントレイルに立ち塞がるのが
爆NEW女王グランアレグリア。
昨年の最優秀短距離馬でマイル以下のGⅠ4勝の怪物牝馬。
今回初めての2000m戦となるわけだが・・・
さて、この爆NEWが2000mでも揺れるのかどうか?
が最大のポイントだよなあ。
データ見てみよう。
※2011~2016年(GⅡ時代)の成績も含む。
■大阪杯2021データ分析、人気別成績
うへー。1番人気強えなあおい。。。2番人気も強いじゃんか。しかも馬券のほぼ全てが6番人気以内。大荒れすることは殆どない・・・本命党向けのレースですな。狙いとしたら小穴の2~3着か。
■大阪杯2021データ分析、年齢別成績
データからは4歳と5歳だけ買っておけば良い。6歳以上は大きく割り引きですな。ま、私は気にしないけど、こういうデータは世間一般的には重要視されることが多いからね。
■大阪杯2021データ分析、馬体重別成績
ハッキリと馬格が必要な一戦。最低ラインは460kgで、500kg以上あるとプラス材料。ちなみに、ジャパンカップ時456kgだったコントレイルはデビュー時からあまり馬体重が増えておらず、父に似てあまり大きくない馬だが・・・今回帰厩した時の馬体重は+40kgだったらしい。ってことは、490kg超えてたってこと???
※netkeibaのフォトパドックより。
まあ、調教である程度は絞ったんだろうけど・・・見た限り太い感じは全くないなー。身長も伸びたって話だが、全部成長分か?ディープインパクトの良血馬(特にノーザンF)は3歳のダービーを目標に馬を作られることが多いため・・・古馬になって成長が止まってしまう馬も多くいるわけだが、この馬の場合は成長力もハンパなし?
馬体の増減は互角。
■大阪杯2021データ分析、枠番別成績
阪神芝2000mはコーナー4回の内回り戦。距離ロスを考えると内枠が有利っぽく思えるが実際は内外フラット。そしてこのレースでは1~2枠が死兆星枠。特に1枠は過去10年で一度も馬券になっていない・・・。
■大阪杯2021データ分析、騎手成績
関西の上位騎手が強いねー。最近はあまり人気にならないが、大レースに強いミルコ注意・・・って、え?サリオスはミルコじゃなくて松山???堀さんがミルコを切ったのかな?・・・ふむう。
■大阪杯2021データ分析、調教師成績
調教師のデータはいつもサラッとしか見ないんだが・・・ご覧の通り、関西厩舎が圧倒的に強い。関東馬で馬券になったのは過去10年で3頭のみである。しかも1着なし。今回関東馬が人気なわけだが・・・さて。要注意は池江厩舎、角居厩舎(辻野厩舎)、藤原英厩舎。
■大阪杯2021データ分析、種牡馬成績
ディープインパクトが強い。分母も大きいが、高確率で馬券になる。以下、サンデーサイレンス系主要種牡馬が並んでるわけだが、注目はキングカメハメハ。過去16頭が出走して【0.0.1.15】。これはもう相性が悪いとしか言いようがない。今年はブラヴァスが該当。
■大阪杯2021データ分析、間隔別成績
GⅡ時代は「春の天皇賞の前哨戦」というポジションだったし、GⅠに昇格してからも「ブッツケ」で臨む馬が多く、休み明けは全く問題ない。半年以上の休み明けのケースも要注意。あと要注意は3週(中2週)。それから、理想のローテは休み明け2戦目!
■大阪杯2021データ分析、前走成績
注目前走は・・・有馬記念(7頭)、中山記念(5頭)、京都記念(5頭)、金鯱賞(4頭)。連対馬の多くはこの4ローテ。例外はジャパンカップや凱旋門賞といったGⅠ組だ。いずれも好走条件で、GⅡなら3着以内。有馬記念でも7着以内が目安。穴を開けるのは金鯱賞の5~6着馬。
【激アツローテ馬】
・ギベオン(金鯱賞1着)
・キセキ(金鯱賞5着)
・クレッシェンドラブ(有馬記念8着)
該当馬少ないなあ。激アツなのはビックリギベオン!それから人気ガタ落ちとなりそうなキセキ!超爆穴となりそうなクレッシェンドラブ。
■大阪杯2021データ分析、脚質別成績
前後は互角だが・・・注目は「追い込み・マクリ」。こんだけ後方一気が決まるレースも珍しい。上がり上位馬は相当に強い。先行タイプでもある程度速い上がりを要求されるレースだ。
■大阪杯2021データ分析、位置取り・上がり3F
馬券パターンは、「先行→先行」「差し(追い込み)→差し」。あ、GⅠになってからは先行決着の競馬が多くなってますな。
穴馬の脚質は、先行・差し。
アルアイン、ペルシアンナイト、ステファノスみたいな穴馬を探したいねー。
■大阪杯2021上がり最速候補
上がり最速候補は・・・
・キセキ
・コントレイル
・サリオス
・グランアレグリア
・ペルシアンナイト
・アーデントリー
・ブラヴァス
・アドマイヤビルゴ
・レイパパレ
といったところか。まあ、レースレベルを考慮すれば・・・コントレイル、グランアレグリア、サリオスくらいに絞られるわけだが、侮れないのが有馬記念で上がり2位のペルシアンナイト。前走金鯱賞で上がり1位のキセキ。あ、この馬は回避かな?
■大阪杯2021データ分析、調教師・生産者・血統
上でも書いたが関西馬が圧倒的に強い。もう関東馬ってだけで切りたくなるレベル。社台系・・・特にノーザンFが強い。血統的にはディープインパクトを筆頭にサンデーサイレンス系主要種牡馬。母系はノーザンダンサー系特にストームキャットに注意。あと、リピーター注意。
■大阪杯2021データ結論。
・前走有馬記念、GⅠ、GⅡ。
・追い込み注意。
・サンデーサイレンス系
コントレイルはノースヒルズ生産のディープインパクト産駒。母父はアンブライドルズソング。有名なニックスですな。この馬の血統で面白いのは母母父に異系のティズナウが入ってるところ。血統的な爆発を感じるなー。この馬の実績についてはココで書くまでもないよね。問題は阪神2000適正だが、自在性・機動力を併せ持つ馬なんで全く問題ないだろう。問題は・・・雨?今んところ日曜は雨模様なんだよねー。
グランアレグリアはノーザンF生産のディープインパクト産駒。母父のTapitはアメリカのトップサイアー。圧倒的な強さで昨年は安田記念~スプリンターズS~マイルCS・・・とGⅠ3連勝。スプリント戦だと後方からになってしまうが、マイル戦ではある程度のポジションで競馬しており・・・この馬に前々で競馬されたらかなり怖いよね。パワー兼備で道悪もこなすタイプ。問題は距離2000の一点のみ。
サリオスはノーザンF生産のハーツクライ産駒。昨年は皐月賞・ダービーとコントレイルの後塵を拝する形となったが・・・秋は別路線と歩んで毎日王冠1着→マイルCS5着。陣営の思惑がどうだったのかは分からんが、個人的には謎な使われ方だったなーと思っていてね。血統的にも実績的にも2000前後の中距離が合ってるんじゃないかと思う。そして成長力のあるハーツクライ産駒。姉のサラキアも5歳になって急に強くなったしねー。この馬も成長次第で逆転あるんじゃないかと思う。コントレイルより前で競馬したいね。
杉浦さんの乙牌が揺れるかどうか凝視しながら大穴候補を挙げておく。
まずは・・・前走ビックリの激走を見せたギベオン。社台F生産のディープインパクト産駒。前走重馬場だった金鯱賞では最低人気単勝227倍での逃げ切り勝ち。負かしたのは昨年の牝馬3冠馬にしてジャパンカップ3着馬のデアリングタクト。もちろん今回は条件が変わるし、ある程度マークもされるだろうけど、前走がフロック視されて人気にならんのなら是非とも狙いたい馬だね。データ的にはほぼほぼパーフェクト。ただ、現在出走未定。まだ騎手欄が空欄なんだよねー。これは香港かな・・・?
次に、今回が絶好の狙い目となりそうなペルシアンナイト。追分F生産のハービンジャー産駒。ココ数年は不甲斐ない成績が続いてるように見えるが、大きく負けているわけではなく、昨年の札幌記念ではノームコアの2着だったし、暮れの有馬記念は上がり2位をマークしての7着。カレンブーケドールやワールドプレミアと僅差の競馬をしており、まだまだ一線級でやれる馬である。さらにこのレースのリピーター。要注意の池江厩舎。穴の資格十分!
それから、これまた絶好の狙い目となりそうなワグネリアン!ノーザンF生産のディープインパクト産駒。2018年のダービー馬で、2019年は大阪杯3着、ジャパンカップ3着に好走。昨年は色々あって活躍出来なかったが、前走の京都記念は7ヶ月半の休み明けで5着。着差を見ると完敗の内容だが、開幕馬場の前残り決着。休み明けで反応悪かったのを考えると上々の内容。叩き2戦目で状態大幅upが条件ではあるが、能力的には全然ヒケを取らない!このままじゃ終われない馬だし、メイチ仕上げで来るんじゃないかなー。データ的にもほぼ完璧だ!
というわけで、上位3頭は強いが、
伏兵陣だって能力は高いし、
競馬は何が起きるか分からんのである。
死角ゼロの超人気馬が・・・
謎の敗戦をしてしまうことがあるのが競馬。
特に今年の春は圧倒的1番人気馬がコロコロ負けてるよねー。
まあ、勝負するレースではないが、
穴馬の激走に金玉を膨らませつつ、
揺れる爆NEWを下から眺めたいと思う。
【浅次郎のひとりごと】
今年のドバイはいずれのレースも惜しかったねえ。クロノジェネシスなんてもう勝った!と思ったんだが、アレで負けるんだから世界は広い。レッドルゼル、ヴァンドギャルドもホントに良く頑張ったけど、一番驚いたのはドバイワールドCで2着に激走したチュウワウィザード。日本のダートのレベルはまだまだ世界には通用しない・・・と思ってたんだが、ちょっと意識を変えた方がいいかもしれんなー。馬券はWIN4もWIN3もWIN2もWIN1もダメだったが、十分楽しめたから良し。さて、次は香港チャンピオンDAY。大阪杯から向かう馬もいるかもしれんからね。楽しみ楽しみ。
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