日本ダービー2020調教チェック（1週前追い切り）

【日本ダービー2020調教チェック（1週前追い切り）】東京芝2400mで行われる日本ダービー（東京優駿）！今回は1週前追い切りの調教チェックをやるぞ！コントレイル・サリオス・サトノフラッグ・ワーケア・ヴェルトライゼンデらの仕上がりはいかに？調教特A評価候補は？穴馬で注目はウインカーネリアン、ガロアクリーク！

 

祝！緊急事態宣言解除！

 

かと言ってすぐ無観客競馬が解除されるわけではなかろうが・・・

とりあえず「競馬の存続」は確保されたと思っていいだろう。

一時はほんとに「競馬の存続そのもの」が危うい状況だったからねー。

 

良かった良かった！

 

 

今日はダービーの

1週前追い切りチェックをやるぜー！

 

■日本ダービー2020登録馬

※netkeibaより抜粋

 

ええと、JRAレーシングビュアーで

1週前追い切りが見れるのは・・・この18頭。

 

 

中には除外確定？抽選待ち？の馬もいるみたいだが、

 

とりあえず順番に見て行こう。

 

■日本ダービー2020調教チェック（1週前）

・アルジャンナ
坂路併せ52.9-24.9-12.5強め。パートナーの馬がナニモノなのかは分からんが、仕掛けて反応薄く・・・1馬身ほど遅れてしまった。これまでの1週前追い切りではきっちり先着して来ただけに、ちょっと不安が残る調整過程。皐月賞はおろかダービートライアルもパスした理由はなんだったのか。状態次第で面白い穴馬であるが・・・最終追い切り待ち。

・ヴァルコス
CW3頭併せ37.5-12.2一杯。かなりズブイタイプの馬らしくムチを入れてやっと反応。ちょっとずつ加速して先着したが、僚馬2頭は完全馬なりだったからなあ。見た目はパッとしない。ただ、時計はシッカリ出ているし、一瞬のキレより追ってバテない持久力で勝負するタイプだからこれでいいのだろう。内枠引いて前に行ってくれないかなー。

・ウインカーネリアン　調教爆穴候補
南W40.1-12.8馬なり。目立った時計を出しているわけではないが、時計的には皐月賞時の1週前追い切りとほぼ同じ。いい意味で変わりなく順調。調教爆穴候補。

・ヴェルトライゼンデ
CW併せ37.0-12.1一杯。追い掛ける形だったがコーナーで追いつき、直線はビッシリ馬体を併せて一杯追い。1週前にこれだけやれるのは元気な証拠だろう。ただ、皐月賞時から大きな上積みがあるかといえばあまり変わらないような気がする。というかスプリングSの時のデキが一番だったような？最終追い切りで変わって来るか注目。

・ガロアクリーク　調教爆穴候補
南W併せ38.2-11.8強め。むう。。。ゆったり入って終い重点ではあったが、仕掛けられての伸び鋭く先着。終い11.8が本当かどうか怪しいが、時計自体はほぼ皐月賞時の1週前と同じ。引き続き絶好調キープと見る。最終も好時計出してくれい！

・キメラヴェリテ
坂路54.3-25.6-12.9仕掛け。うーん。仕掛けられたんだがほとんど反応せず・・・動きにも鋭さがない。しっかり追えば時計が出るタイプなんだけどなあ。あ、今のところ除外対象？是非出て来て欲しいなあ。

・コルテジア
CW3頭併せ38.0-11.9強め。重心の低いフォームで鋭い伸び。皐月賞時の1週前も同じような感じであった。引き続き調子良さそう。最終ビシっと追い切って来ると面白い。

・コントレイル
CW併せ37.4-12.4馬なり。手綱は緩めたまま。クビをグイグイと使って手応え良く先着フィニッシュ。皐月賞の時も強い追い切りは行っていなかったが、今回も「状態維持で十分」という感じだろう。引き続き好調キープ。最終もサラッとかな・・・？

・サトノフラッグ
南Ｗ併せ39.1-12.3馬なり。素軽いフットワークで先着。キビキビした動きで良い動きに見えるが・・・皐月賞時の1週前は36.2-11.9強め・・・これと比べるとかなり軽い印象。さて最終追い切りはどうするのかな？

・サリオス　特A評価候補
南W併せ38.3-12.0仕掛け強め。大外を回して先行。パートナーが来るのを待って直線仕掛けて併入。大外を回してこの時計は優秀。追われてからの伸びも良かったし、強めの調教をやってるのも好感。状態良さそうだねー。特A評価候補。

・ダーリントンホール
南W併せ40.4-12.8馬なり。サリオスの調教を見たばかりなので余計にユルく見えちゃうわけだが・・・馬場の内目を通してかなりユッタリしたペース。パートナーと馬体が合うと自らハミを取ってグイグイ伸びたんだが、鞍上はずっと手綱を引っ張ってるんだよね。折り合い重視？やり過ぎ防止？いずれにせよ1週前追い切りとしてはヌルい。

・ディープボンド
坂路57.3-27.0-13.4馬なり・・・うん？これは意図的に軽めですな。鐙も長いし、屋根の腰も落ちてるし。中2週なので軽めということだろう。それとも木曜日に追い切ってるのかな？最終追い切り待ち。

・ブラックホール
南W3頭併せ38.4-12.4ラスト一杯。馬場の真ん中を通して力強いフットワーク。最後に（ゴール板を過ぎてから？）目一杯追われ負荷も十分。追われてからの反応はイマイチだったがいつもこんな感じだし問題ないだろう。

・マイラプソディ
CW3頭併せ39.6-11.8馬なり。ゆったり入ってラストを伸ばす内容。伸びのあるストライドで引き続き好調。最終はビッシリ追って来れば面白い。

・マンオブスピリット
CW併せ39.8-13.2完全馬なり。中2週と間隔が詰まってるからか、終始完全馬なりの軽め調教。最終追い切り待ち。

・レクセランス
CW3頭併せ37.2-12.2一杯。手応え良く直線に向いたのだが・・・追われても伸びず・・・馬なりのパートナーに突き放されてしまった。これはちょっと見た目が悪い。ただ、時計はまあまあ出ているのでパートナーの方を褒めるべきなのかもしれない。

・ワーケア
南W3頭併せ38.2-11.8一杯。3頭でビッシリ併せたんだけど・・・ほぼ馬なりのパートナー相手に、ワーケアは一杯に追われて付いて行くのが精一杯（最後はちょっと遅れた感じ）。かなり終いの時計が出ているんだが、見た目からしてこんなに出てないのではないか（笑）。最終追い切りでも一杯に追って来るか？

余談だが東西ウッドコースの時計はいまだに「手動」であり、計る人によって大きく変わる（競馬メディアによって調教時計が微妙に違うのはそのため）。なので時計は「目安」程度に留めおき、動きを重視した方がいい。

それから、ビターエンダー、サトノインプレッサの映像がないのだが、1週前追い切りやってないのか？あるいは木曜追いなのかもしれんね。

 

というわけで・・・

 

「1週前追い切り抜群！」

 

という馬はいない。

（まあ2400m戦というのも関係しているわけだが）

 

なんとなくだが・・・・

「皐月賞がメイチ」

「トライアルがメイチ」

という馬が多いような気がする。

 

何と言っても今年はコントレイルとサリオスの存在が大きく、

「本番（ダービー）では勝てない」

「紛れがあるなら皐月賞」

という風に考えた陣営が多かったのではないか。

 

 

そして、そのコントレイルとサリオスの2頭だけが、

休み明け皐月賞→ダービー

のローテなのである。

 

能力はもちろん、疲労や活力を考えても・・・

この2頭が有利だよねえ。

 

だけんどもしかし！

 

 

この「有利だよねえ」というのは

我々の思い込みに過ぎない。

 

ユキタンのパンツはエロエロな深紅の透けパンじゃね？

というのが私の思い込みなのと同じである(ﾁｶﾞｳ）。

 

思い返せば、

昨年圧倒的人気に推されたサートゥルナーリアだって、

休み明け皐月賞→ダービー

のローテだったではないか（結果は4着）。

そして勝ったのは中2週のローテだった大穴ロジャーバローズ。

 

競馬も人生も、

何が起きるか分からないんだぜぇ！

少なくともレースが終わるまでは18頭全頭にその可能性はあるのだ！

 

この時期の3歳馬は

何かをキッカケにして急成長することもあるしね！

 

最終追い切りチェックは金曜日の予定。

 

お楽しみに！

 

 

【浅次郎のひとりごと】

→【日本ダービー】馬体診断18頭から選ばれたイチオシ＆特注馬は!?

競馬ラボの馬体フォーカスをチェック・・・馬体を見てもさっぱり分からんのだが、ダーリントンホール・ウインカーネリアン・サリオスが良く見えるなあ。アルジャンナはもう一つ後躯の成長が欲しい感じ。しかしコントレイルはいかにも瞬発力に特化した馬体だなあ。

 

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