【騎手リーディング】たまには騎手リーディングを見て、調子の良い騎手や調子落ちの騎手をチェックしておくのも大事ですな。改めて知らされたのは川田将雅と岩田康誠の重賞での勝負強さ。それからデムーロとルメールは取り敢えず押さえとけ。2015年の穴騎手は北村、小牧、池添・・・そして江田照男！

 

私は、馬券的に「騎手買い」はしない。

 

そりゃ好みの騎手、嫌いな騎手はいるが、

まず馬を優先する。

 

プラスアルファで好みの騎手なら尚良し。

嫌いな騎手であっても消す要因にはあまりしない。

 

なのであまり騎手リーディングってのは気にしないのだが、

時々見てみると面白いな。

 

■騎手リーディング（2015年7月26日現在）

 

福永と戸崎が熾烈なリーディング争いをしているんだが、

福永の成績は抜群にいいな。

 

連対率で.300超え、複勝率で.400超えしてるのは

福永祐一（勝率.157、連対率.316、複勝率.429）

ルメール（勝率.187、連対率.319、複勝率.450）

この二人のみ。

「黙って騎手買い」していいレベルである。

（もちろん人気になりやすいけど）

 

それから、この二人に迫るのが、

川田将雅（勝率.163、連対率.297、複勝率.394）

デムーロ（勝率.164、連対率.298、複勝率.387）

川田はもちろん人気のある騎手だが、

デムーロと同じレベルの成績を挙げてるとは知らなんだ。

上位陣の中では圧倒的に出走数が少ないが・・・

重賞も7勝と非常に勝負強い。

これからはもっと注目したいと思う。

 

勝負強さで言えば、やっぱり岩田だろう。

岩田康誠（勝率.120、連対率.234、複勝率.346）

野球で言えば、ホームランをかっ飛ばす4番タイプ。

すでに重賞9勝。

ほとんど重賞しか買わない・・・

そんな馬券オヤジ向きのジョッキーですな。

 

逆に勝負弱い？のが浜中。

浜中俊（勝率.131、連対率.231、複勝率.346）

岩田とそう数字は変わらんのだが、重賞は1勝のみ。

うーむ。もっと乗れてるイメージだったが、

重賞で頭にはしにくいな。

 

武豊復活にも目を瞠るものがあるな！

武豊（勝率.144、連対率.257、複勝率.347）

ケガした後はヒドイ騎乗も多かったが、

今年は戸崎と同レベルの成績。すげーわ。

戸崎圭太（勝率.144、連対率.272、複勝率.367）

戸崎も頼りになるジョッキーではあるが・・・

数字的には6番手というところか。

 

蛯名、柴山も奮戦してるが、ちょっと上位とは離されてる感があるな。

（もちろんトップ10の中での高いレベルでの話だ）

 

結論。

 

浅次郎の買いたい上位騎手ランキング2015

 

1位、川田将雅（.212）

2位、岩田康誠（.219）

3位、デムーロ（.185）

4位、ルメール（.150）

5位、福永祐一（.142）

 

カッコ内の数字は（重賞勝利数/重賞出走数）である。

川田と岩田が飛び抜けてるのが分かるな。

 

安定度＋人気度で川田を上に取ったが、

（岩田の方が人気になりやすい）

両者とも重賞では是非押さえておきたい騎手である。

 

 

2015年のリーディングは・・・

 

 

ルメールかデムーロが取るんじゃね？

ルメールは4月から、デムーロは3月からの騎乗でこの成績だけんな～。

福永、戸崎あたりに頑張って貰いたいが。

 

 

と、まあ・・・

 

ここまではリーディング上位の話である。

必然的に人気になることが多い。

 

「浅次郎よ、

人気騎手の中で川田と岩田が美味しいのは分かった。

人気がない騎手の中で美味しい騎手はどいつだ？」

 

ふむ、それは私も知りたい。

 

しかしデータを洗うのは骨が折れる（笑）。

 

ので、

 

私の独断と偏見で（ぱぱぱっと成績を見て）、

美味しいジョッキーを挙げておく。

 

■人気薄で期待出来る騎手

 

まず北村宏司。先週は福島で6勝の固め打ち。その内訳は2、5、8、2、10、2番人気である。10番人気のサクラアルディートを持ってきたのも北村だ。ユニコーンSでは9番人気のノボバカラを2着に持ってきたし、天皇賞春でも7番人気のフェイムゲームを2着に持ってきたな。1番人気の時の成績はイマイチだが（笑）、人気薄の時は要注意のジョッキーだぞ。

 

それから小牧太。え？写真が違う？え、これ小牧太じゃない？（似てるけどー！）・・・あまり乗馬に恵まれてない印象だが非常に勝負強い騎手である。今年は11番人気のヒットザターゲットで目黒記念を勝利。負ける時はアッサリだが（何故か殿負けが多い）、よく人気薄を2～3着に持ってくるので要注意だ（写真そのままかい！）。

 

池添謙一も要注意。最近だと、宝塚記念で11番人気のショウナンパンドラを3着に持ってきたな。ニュージーランドTで7番人気のヤマカツエースで勝ったし、桜花賞2着のクルミナルは7番人気であった。今年は人気で勝ち切れないケースが多いが（2～3着が多い）、重賞で人気薄の場合注意が必要。

 

そしてそして！元祖穴男江田照男！是非この男の成績を見て欲しいのだが、人気馬に乗ることが非常に少ないのである。いっつも人気がないのである。ヴィクトリアマイルで18番人気のミナレットを3着に持ってきたのには驚愕した方も多いと思うが、他にも二桁人気馬をバンバン持ってきてるから驚き！ただし、重賞の出走は少ないし、そのほとんどは超人気薄である（笑）。

 

若手で要注目なのが小崎綾也。まだ2年目の若武者で勝利数も少ないが・・・なんと複勝率は.298。これはリーディング上位に匹敵する数字であり、とにかくなんでもかんでも3着に持ってくるのだ。まだ馬に恵まれてないし、重賞に出てくることもないが・・・これからの努力次第で上に来るかもね。しかし、19歳？かわいいな・・・

 

さてと、

 

こういうのはたまにやると自分の勉強にもなるな。

 

また気が向いたらやろうっと。