フェブラリーS2021レース回顧!新ダート王にカフェファラオ!

【フェブラリーS2021レース回顧】東京ダート1600mで行われたGⅠフェブラリーS!今年は明け4歳のカフェファラオが好位追走から力強く抜け出して快勝!anatubeではイマイチ調教馬に挙げてたので赤っ恥!2着にはエアスピネル、3着にはワンダーリーデルが入ったが、人気のアルクトス・サンライズノヴァの敗因は馬場?

 

カフェファラオ、新ダート王に君臨!

 

 

くう。ルーメルの一本指がいやらしい!

 

・・・じゃなかった、憎らしい!

 

と、思った穴党は多かったと思う(笑)。

 

かくいう私も・・・anatube(穴チューブ)で、

「調教イマイチ馬は、カフェファラオ!」

とドヤ顔で言ってしまっており、

赤っ恥をかいた一戦となってしまった。

 

イマイチ馬にカフェファラオを挙げるなんて止めとけば良かった・・・

と思ったのは秘密だが、

 

 

と言ってくれる毒者が3人くらいはいると信じ、

今後も不安がある1番人気馬は

バシバシ蹴っ飛ばして行きたいと思う。

 

しかしもうほんとにルメールの野郎は巧過ぎだわー(笑)。

 

さて、フェブラリーSを振り返って見よう。

 

■フェブラリーS2021結果

カフェファラオが1着だったにしては・・・馬連も3連複も結構付いたなー。エアスピネルはオッズ以上に盲点だったか。

 

■フェブラリーS2021映像

 

■フェブラリーS2021回顧

スタート!サクセスエナジーとサンライズノヴァが出遅れ。それから展開の鍵を握る一頭と思われていたインティもダッシュ付かず・・・いや、初めから行く気が無かったのかもしれん。押す気配なく控える。

 

行ったのはエアアルマス。この馬は砂を被りたくないんだっけか。続いてヘリオス、ワイドファラオ。内にカフェファラオ、外にオーヴェルニュ。続いてアルクトス、スマートダンディーはここから控える。先団は固まって。

 

中団の塊の内からワンダーリーデル。私はこの馬から買ってたんだが・・・正直こんなポジションを取るとは思わなんだ。中団後方の外目だと思ってたからね。「おいおい!横典!なんで内にいるんだ!外に行ってくれ外に!」と呟いたのは秘密なんだが、横典は最初からイン突きを狙ってたんだろうね。続いてヤマニンアンプリメ、スマートダンディー。そしてこれまたインに張り付いてるのがエアスピネル!その外にレッドルゼル。

 

後方からソリストサンダー、インティ、サクセスエナジー。ミューチャリーとサンライズノヴァが最後方。

 

ラップタイムは・・・

 

600m34.7、1000m通過が58.5。

これ、ダート良馬場でのラップなんだけど(笑)。

もう芝並みのラップで・・・

さすがGⅠという感じの速いペースだったと思われる。

 

この速いペースを・・・カフェファラオは3番手のインで手応え十分。アルクトスはコーナーで外に持って行って前を追う。

 

残り400m!スッと外に出して進路を確保し、追い出しを開始するルメール。インを突いて伸びてくるワンダーリーデル!この時・・・ワンダーリーデルの後ろにいたエアスピネルは前のスペースが無く・・・内で若干詰まってしまうのだ。しかしココから鮫島克は・・・後方を確認しつつ冷静に外にスライドさせ・・・・カフェファラオの外まで持っていく!

 

粘る粘るエアアルマス!これを捕らえに行くカフェファラオ!そして内から伸びてくるワンダーリーデル!そして、追撃態勢に入ったエアスピネルが抜群の手応えで伸びてくる!アルクトスは・・・伸びない!その外からレッドルゼル!

 

残り200mを切ったところでカフェファラオが先頭!追うワンダーリーデルとエアスピネル!外差し勢は届きそうもない!

 

懸命に押し切りを計るカフェファラオ!追うエアスピネル!ワンダーリーデルは伸び脚止まって3着までっ!

 

結局カフェファラオの押し切り勝ち!エアスピネルは3/4馬身まで追い詰めるも届かず!3着にワンダーリーデル。4着にレッドルゼル。5着に逃げ粘ったエアアルマス。

 

勝ちタイムは1:34.4。上がりは35.6。

かなり厳しいラップから先行しての押し切り勝ち。

タイムも文句なしでね。

カフェファラオ、強し。

であった。

 

 

 

 

勝ったカフェファラオはマル外のアメリカンファラオ産駒。チャンピオンズCでは2番人気に押されつつ6着に敗れていたが・・・ココで見事に中央GⅠ制覇となった。これで東京マイルは3戦3勝。一応1900mのシリウスSを勝ってはいるが、今回のレースっぷりからもうこれで適正は明らかだろう。この馬は高速ダート向けのマイラーなのだ。つまり・・・中央の速いダートが向くタイプで、距離も1600がベスト。むしろ1400でもいいかもしれん。となると・・・今後のローテが難しくなるわなー。距離を伸ばすのか・・・それともマイル路線で行くのか。いずれにせよ今後のダート界を担う存在になるのは間違いないだろう。イマイチとか言ってゴメンチャイ。

2着エアスピネルは社台F生産のキングカメハメハ産駒。ダート転向後、これが5戦目だったが、間違いなくベストパフォーマンスだった。インで詰まり・・・ワンテンポ追い出しが遅れてしまったわけだが、スムーズに捌けていたらもっと僅差だったかもしれない。差が差だけにカツマも悔しかったに違いない。しかし惜しい競馬だった。

3着のワンダーリーデルは最初からインを狙っての騎乗。横典の作戦だったと思う。振り返って見てみると・・・1~3着は全てインベタを通って来た馬達。そして超高速決着。外差し馬は全滅。この日のダートコースはもしかしてだけど・・・「インベタしか伸びない馬場」だった?・・・かどうかは分からんが、この馬の能力を出し切った素晴らしい騎乗だったと思う。やはり東京マイルは走るね。来年も出てこい!

ちなみに・・・この日行われた9RのヒヤシンスSの1着はルメール騎乗のラペルーズ。出遅れて後方からの競馬であったが、インベタをスルスルと伸びて1着。2着は逃げた馬だから当然インを通った馬。6Rの1400m戦は前に行った馬のワンツースリー。12Rの大島特別では2枠4番のケイアイビリジアンが中団前目から突き抜けて1着だったのだが・・・2着に来たのは出遅れて後方からになるもインベタをスルスルと追い込んできた超大穴15番人気のインウィクトスだった。

この日は「インベタが異常に伸びる馬場だった」というのは浅次郎が勝手に描いた一つの仮説であるが、案外正しいかもしんない。少なくとも・・・外からの追い込みは全くと言っていいほど来ない日であった。ダートにもそういうバイアスが発生することがあるのだ。

そんな中、馬場の真ん中を通して差してきたのがレッドルゼル。私は距離適性を見てこの馬を軽視していたが・・・東京マイルも問題なかったね。上の「インベタが異常に伸びる馬場だった」「外は伸びない馬場だった」という仮設が正しければ・・・一番強い競馬をしたのは実はこの馬だったかもしれない。

そう考えると・・・逃げたエアアルマスの好走や、外に行ったアルクトスの失速や、原因不明だったサンライズノヴァの凡走も説明が付くねー。サンライズノヴァなんてのは仮に負けるにせよ必ず上がり上位の鬼脚で上がってくる馬。しかし今回は上がり5位にも入ってないからね。状態面が敗因じゃないのであれば、馬場が問題だったのかもしれない。

 

以上、レース回顧終わり。

 

股来週!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

【次走】サウジで海外初Vのコパノキッキングはドバイへ転戦

いやあ・・・届かない!と思ったところからよく届いたよなあ。個人的にはマテラスカイの方を応援してたんだけど(笑)。さてドバイだが・・・今年はどうなってるんだ???

 

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