東海S2021データ分析!重馬場適性!大穴馬を探せ!

【東海S2021データ分析】中京ダート1800mで行われる別定GⅡ東海ステークス!今年はインティ、ダノンスプレンダー、アナザートゥルースが人気だが、今年は雨?道悪になる?各馬の重馬場適性は?データ分析では逃げ先行有利?枠順は?騎手・馬体重・血統・前走ローテ・上がり最速馬は?穴馬候補はタイキフェルヴール、ハナズレジェンド!

 

む?今週末の中京は雨?

 

しかも金曜日からガッツリ降る予報!

 

これは道悪適正が結構重要になりそうですなー。

 

■東海S2021予想オッズ

※netkeibaより抜粋

 

あれ?

 

インティが人気になるのは分かるんだが・・・

なんで57kgなんだ?

去年は58kgだったんだが・・・

なんで減る?

ああ、直近1年のGⅠの成績が関係してるのか・・・

 

しかしJRAは・・・

別定戦の負担重量をファンに分かるように明記すべきだと思う。

(JRAのHPのどっかに書いてあるのかもしれんが探せない)

ファンに知らせる必要はない!

ってことなんだろうけど、

ファンが「?」と思う斤量はいかんと思う。

そしてファンがオカシイと思うような別定があれば、

ちゃんとその声を聞いて改善するべきだろう。

 

ちなみに、東海Sの別定重量は、

2kg増:直近1年以内のGⅠ馬

1kg増:直近1年以前のGⅠ馬、直近1年以内のGⅡ1着馬(牝馬限定除く)

ということらしい(wikipediaに書いてあった。笑)。

 

しかし、よくよく考えてみれば・・・

JRAのダートGⅡ戦ってのは、

東海Sしかないのである(ええ!)!

 

地方を見ればGⅡ戦は結構あるわけだが、

その多くは出走の半分以上が地方馬であり、

中央のGⅡと地方のGⅡでは正直かなりのレベルの差があるだろう。

レベル的には中央のGⅢよりちょっと下ではないか。

 

この地方のGⅡ勝ちがあると・・・

東海Sでは1kg増となるわけ。

(今回で言えばアナザートゥルースが該当)

 

中央でのGⅡ戦1kg増該当は・・・

当然1年前の東海Sのみ。

 

おかしくね?

 

 

JRAのCMは相当頭オカシイ奴が作ってると思われるが(俳優サンたちが可愛そう)、

東海Sの別定もかなりおかしい・・・。

 

2kg増:GⅠ勝ち馬
1kg増:GⅡ~GⅢ勝ち馬、GⅠ2着馬

 

これでいいんじゃねえ?

これなら・・・まだ重賞勝ちがない上がり馬との差別化も図れて

馬券も面白くなると思う。

直近1年とかって条件要らねえし。

それより7歳以上は-1kgとかして減量すればいい。

 

細かいなー!と思われるかもしれんが、

斤量1kgどころか0.5kgで結果が変わるのが競馬である。

浅次郎は乙牌や生足には寛容だが、

ハンデには厳しいのだ!

 

JRAにはこういう細かいことをちゃんと考えるヤツはおらんのかな?

 

しかし・・・

 

インティが57kgだと買わざるを得ない・・・か?

 

データ見てみよう。

※2011~2012年は京都ダ1900mにて5月開催。2020年は京都ダ1800で開催。

 

■東海S2021データ分析、人気別成績

むぎー!1番人気強いなあ・・・複勝率8割か。そんで1着は全て4番人気以内・・・基本的に堅いレースだねー。ただ、ヒモ荒れの可能性はあるレースだね。2~3着には結構穴馬が来る。

 

■東海S2021データ分析、年齢別成績

5歳が圧倒的!これはしかし極端だなー!人気のインティやアナザートゥルースは明け7歳だ。

 

■東海S2021データ分析、斤量別成績

別定戦だがハンデも覗いておこう。58kgは直近1年以内のGⅠ馬なわけだが、それを考えるとイマイチな成績だね。で、57kgは馬券率はいいものの・・・そこまで信頼はおけない感じ(別定条件は今と同じかどうか分からん)。ほとんどの馬は56kgとなるわけだが、数的には最も多い。穴馬はココから見つけるべきか。

 

■東海S2021データ分析、馬体重別成績

ダートのGⅡ戦・・・というわけでそもそも馬格が小さい馬の出走は少ない。最低ライン460kgだねー。520kg以上の大型馬はプラスポイント。馬体の増減は・・・時期的なものもあってか馬体増が多いねー。

 

■東海S2021データ分析、枠番別成績

神枠があるなあ・・・4枠が過去6勝してる。

 

■東海S2021データ分析、騎手成績

武豊注意。それから幸の2~3着注意(笑)。あとはやっぱり関西の上位~中位騎手。

 

■東海S2021データ分析、種牡馬成績

キングカメハメハの数が多いが分母も多いからなー。全体的にはやっぱりダートの中距離っぽい種牡馬が並んでいるよね。

 

■東海S2021データ分析、間隔別成績

4週(中3週)は激熱ですなー。1~2ヶ月間隔の馬もかなり馬券になる。休み明けでもOK。

 

■東海S2021データ分析、前走成績

注目前走は・・・チャンピオンズC(8頭)、師走S(4頭)、東京大賞典(3頭)。前走距離は1800~2000mがほとんど。1600からの臨戦は3頭のみ。チャンピオンズC組は着順不問、師走Sは4着以内。東京大賞典は4着以内とする。

【激熱ローテ馬】
・インティ(チャンピオンズC3着)
・アナザートゥルース(チャンピオンズC13着)
・タイキフェルべール(師走S1着)
・デュードヴァン(師走S5着)
・ハナズレジェンド(東京大賞典7着)

劇的に面白そうなのは師走S組のタイキフェルベール。斤量の恩恵がありそうなデュードヴァン。ハナズレジェンドはおまけで挙げたんだが、東京大賞典は上がり最速の0.3秒差だからねー。結構面白いと思う。

 

■東海S2021データ分析、脚質別成績

中京ダ1800はコース的に前有利。このレースでも逃げ・先行が強い。ただ、ペース次第で差しが来ないわけではない。

 

■東海S2021データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは・・・「逃げ→先行」「先行→差し」「差し→先行」。注意したいのは「差し馬決着」ってパターンが過去10年一回もないこと。少なくとも一頭は前の馬が絡む感じ何でね。軸は先行馬から選ぶのが吉。

穴馬の脚質は、先行・差し。

堅いレースではあるが・・・時々とんでもない大穴が2~3着に来ているね。コスモカナディアンとかモルトベーネとかメイショウウタゲとかねー。

 

■東海S2021上がり最速候補

上がり最速候補は・・・

・タイキフェルヴール
・ハヤヤッコ
・デュードヴァン
・ハナズレジェンド
・ケイアイパープル
・オーヴェルニュ
・グレートタイム

タイキフェルヴール、ハヤヤッコ、デュードヴァン、ハナズレジェンドあたり面白そうですな。

 

■東海S2021重馬場適性

週末はガッツリ雨予報・・・というわけで重馬場適性も見ておこう!【カッコ内】の数字は重・不良馬場での成績。

【重馬場適性が高い馬】

アナザートゥルース【1.1.0.2】
ケイムホーム産駒。重馬場のダイオライト記念勝ち、浦和記念2着がある。稍重での好走も多く、パサパサのダートより足抜きのいいダートの方がいい馬。

オーベルニュ【1.2.0.0】
スマートファルコン産駒。過去の重馬場実績はパーフェクト。

グレートタイム【2.2.1.1】
キングカメハメハ産駒。足抜きのいいダートだと高い確率で上がり上位を使う馬。道悪は大きくプラス!

メモリーコウ【1.2.1.1】
エスポワールシチー産駒。道悪ダートだと崩れず走っているねー。

苦手そうなのはロードアクシス、ダイシンインディー。記述がない馬は、道悪実績が少ない、あるいは道悪適正が不明な馬。注目のインティは・・・どちらかと言えば良馬場の方がいいタイプ。昨年のこのレースも重馬場だったのだが・・・1番人気で3着だった。

 

■東海S2021データ分析、厩舎・生産者・血統

関西馬が強い。そして・・・社台系激弱!!社台系は思い切って軽視しちゃっていいかもしれん。血統的には・・・ミスタープロスペクター系の血がかなり重要ですな。父系はサンデーサイレンス系でもいいのだが、その場合母系はミスプロ系が望ましい。

 

■東海S2021データ結論。

・道悪適正
・逃げ、先行有利
・ミスプロ系の血

 

1番人気確定のインティはチャンピオンズC3着からのローテ。浦河の個人牧場生産のケイムホーム産駒。2019年のフェブラリーS勝ち馬であり、実績的には亀頭2つほど抜けてる印象。ただ、明け7歳で衰えが気になるところ。そして1800mは微妙に長い印象で、仮にベストのレースをしたとしても何かに差される可能性は無きにしもあらず。それから、負ける時はアッサリの馬でもある。目標は当然次だろうしねー。57kgは反則って気がしないわけでもないわけだが、ガリガリの1番人気なら・・・買ってもヒモまでだねー。

2番人気になりそうなダノンスプレンダーはレイクヴィラF生産のロードカナロア産駒。これまでの成績が【5.2.3.1】。圏外に飛んだのは出遅れたシリウスSだけ・・・と堅実な成績が売り。ただ、重賞実績は全く無い馬だし、前々走のカノープスSでハナズレジェンドに負けてるし、前走のポルックスSも辛勝だったし、ちょっとこのメンバーで2番人気は過剰気味だねー。人気薄なら狙って面白そうだけど。

アナザートゥルースは岡田スタッド生産のアイルハヴアナザー産駒。中央のGⅢ~地方のGⅡで好走を繰り返してる実力馬。当然有力な一頭だが、ここ2走は惨敗しているのが気になる所。そして・・・昨春GⅡのダイオライト記念を勝ったせいでインティと同じ57kg。この1kgは・・・イク寸前の微妙なところで影響するかもしれん。

 

穴馬候補を挙げておこう。

前に行く馬が人気なんでね・・・必然的に穴馬は後ろの馬。

まずもって、タイキフェルヴール。浦河のビクトリーホースランチ生産のフリオーソ産駒。母系はミスプロ系フォーティーナイナーの系譜。前走は5ヶ月ぶりの休み明けだったのだが・・・大きく出遅れ最後方からの競馬。徐々に差を詰め、4コーナーでは外に持ち出して末脚一閃!楽々差し切ってバレッティに1馬身半差を付けた。この時54kgとハンデに恵まれていたのは事実だが、上昇度は半端ないゾ!激熱ローテ馬。血統も◎。道悪適正は不明だが、一発期待出来ると思う。4歳~5歳時は屈腱炎で1年半の休養を余儀なくされた馬だが・・・完全復活に期待したい。

次に、東京大賞典組からハナズレジェンド。浦河のカナイシスタッド生産のハーツクライ産駒。ずっと芝の中距離を走っていたのだが・・・昨秋ダートを試すと、いきなりオープン特別のカノープスSを快勝。勢いに乗って東京大賞典にチャレンジするも7着だったわけけだが・・・後方追走から直線は馬群に突っ込み、進路がない所から外に出すロスがありながらの0.3秒差。かなりのダート適性を持った馬だと思う。前有利のこのコースでは・・・上がり最速を繰り出しても頭まで届かんかもだが、2~3着に来る可能性は十分。道悪適正は不明だが、差せる馬場になったら面白い。

それから、10ヶ月の休み明け&ダート変わりのムイトオブリガード。ノーザンF生産のルーラーシップ産駒。芝で出世し、重賞戦線で活躍。2019年の目黒記念を勝った重賞ウイナーであるが・・・何か脚元的な理由があるのか?ダートに適正アリと見ているのか?それとも単なる一叩き?理由は分からんがダートGⅡ戦のココに出走して来た。もともと未勝利・1勝クラスはダートで走っていた馬であるが・・・出世してからはダートで走っておらず正直言ってダート適性は不明。常識的には即斬りだが、モズアスコットみたいな例もあるしねー。人気なら買えぬが大穴扱いなら一考。

ほか、グレートタイムメモリーコウあたりの道悪巧者も面白そうだねー。

 

というわけで、

人気馬にも死角がありそうな一閃。

あるいはヒモ荒れ狙いは十分イケそうな一戦だからね。

 

いつも通り大穴モッコリ狙いと逝きたい。

 

ケツ論は週末。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

わざと落馬した? 仏競馬の疑惑シーンに海外から厳しい声「同情できない」「怪しい」

Yahooニュースにもなっていたので実際の映像を見たが・・・わざと落馬したかどうか?・・・は、私には全く分からない。上手く落馬したようには見えるが、それが故意であるかどうかはわからん。ただ言えるのは、八百長する気なら落馬する必要は全くないってこと。それから時速50~60kmで走っている馬上から落ちるのはめちゃくちゃ危険だってこと。批判してる人たちには「あんたさ、時速50~60kmで走ってるバイクから飛び降りられる?」と聞いてみたい。しかも後ろに馬がいる状態でわざと飛び降りるかなー?後ろの馬に巻き込まれたら大惨事だよね。まあ・・・このジョッキーが落馬の達人ってんなら話は別かもだけど(笑)、何か本人にしかわからないアクシデントがあったんじゃないの?いや、私が言ってることも正しいかわからんよ?しかし・・・兎にも角にも見た目だけで批判するのは止めた方がいい。何でも同じだ。

 

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