デイリー杯2歳S2019データ分析!大穴馬を探せ!

【デイリー杯2歳S2019データ分析】京都芝1600mで行われる2歳GⅡデイリー杯2歳S。今年はサクセッション、レッドベルジュール、ペールエールあたりが人気だが死角は?枠順の有利不利は?脚質は?馬体重、騎手、種牡馬、前走ローテは?関東馬は全滅?穴馬候補はゼンノジャスタ、アジャストザルート、コルテジア。小木曽さんラブ。

 

私が唯一「ラブ」と思う競馬解説者は、

日刊競馬の小木曽大祐氏である。

 

 

「いきなり、おっさんずラブかい!」

「いつもの工口画像はどうした浅次郎?」

 

という毒者の声が聞こえてくるわけだが、

浅次郎はおぎそさんずラブなのである。

 

いつもハイテンションの小木曽さん。

いつも自分のハズレ馬券を嘆く小木曽さん(似)。

 

当たる当たらないは置いておいて(笑)、

このおっさんの競馬知識・展開読み・馬場読みはピカイチだと思う。

タイム比較・ペース判断なんかもね。

その日のレースやクラス別のタイムを基準にしていて、

非常に分かりやすいんだよね。

 

パドック解説もヒジョーに良い(BSイレブン)。

常に、その馬の過去のパドックと比較していて、

人気馬をバッサリと斬ることもあれば、

超人気薄を推奨することもある。

人気馬を順番に並べるだけの忖度解説者とは大違いである。

知らない馬のことは正直に「わからない」と言うのも好感。

 

多くの競馬解説者は

「近走強かった馬」「素質馬」「騎手」「厩舎」「生産者」

・・・何ぞを重視して印を打ってると思われるが(それはそれで大事だが)、

 

小木曽ラブはそれより

「展開」や「馬場」や「馬の状態」を重視してるんですな。

 

「出来る限り穴を探す」「穴から行く」

という予想のスタイルも私と似ているんだよね(理論派の穴党)。

 

そして何より競馬が好きなのが

伝わってくるんだよねこのおっさん。

 

世の中、糞の役にも勃たん競馬解説者ばっかりなわけだが、

小木曽さんの解説はプレイボーイの袋とじより微妙に役に立つと思うんでね。

特に穴党はアンテナを傾けてみるといいかもしれない。

 

ちなみに、この小木曽さん。

みやこSではハイペースによる・・・

インティの撃沈を予想していてね。

「ああ、私と同じ見解だな」

と思ったわけである。

このときの小木曽さんの本命はウェスタールンドであった。

 

おぎそさんずラブ要注意。

 

さて、今日はデイリー杯2歳Sのデータ分析。

 

■デイリー杯2歳S2019予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

人気はサクセションですなあ。

 

多くの競馬解説者が、

「近走強かった馬」「素質馬」「騎手」「厩舎」「生産者」

を重視してこの馬に◎を打つと思う。

 

小木曽さんがどの馬に◎を打つのか分からんが、

(浅次郎は小木曽さんラブだが印などは一切見ていない。つか競馬新聞も買ってないし、他のNET媒体の予想家の印も一切見ていない。見るとどうしても影響されちゃうから見ないようにしている)

 

当然、サクセションはぶった斬りだ。

(良い子はマネしないように。笑)

 

理由は下で。

 

データみてみよう。

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、人気別成績

ぬう。1~2番人気強いな。そんで馬券のほとんどは6番人気まで。少頭数になることも多いわけだが、まあまあ堅めのレース。

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、枠番別成績

数の問題もあるが、比較的外枠の方が馬券になりやすいか。特に8枠要注意。

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、馬体重別成績

この時期の2歳戦ではあるが・・・最低でも440kgは欲しいところ。増減で言えば馬体増の方が優勢。

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、騎手成績

ふぁっ?コマーキー無双?しかし今年は騎乗馬なしか。あとは福永、池添、岩田注意。

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、種牡馬成績

あら、意外なことにディープインパクトはこの10年勝ってないのね。しかし基本的にサンデーサイレンス系のキレ型マイラーが強い。ダイワメジャーも相性いいね。

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、間隔別成績

休み明けでも問題ないが、使ってる馬の方に分がありそう。間隔詰め過ぎだと割引か。

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、前走成績

注目前走は・・・新馬戦(8頭)、未勝利戦(8頭)、小倉2歳S(4頭)、野路菊S(3頭)。前走距離は1200~1800m。意外と距離延長組も来てるよね。前走着順はもう全て「1着縛り」でいいだろう。連対馬20頭中18頭が該当。おまけするとしても重賞2着まで。あとは実績馬を狙うか?未知の魅力ある新馬・未勝利馬を狙うか?

【激アツローテ馬】
・インザムード(新馬1着)
・アジャストザルート(未勝利1着)
・ウイングレイテスト(未勝利1着)
・コルテジア(未勝利1着)
・ジャストナウ(新馬1着)
・ライティア(新馬1着)
・レッドベルジュール(新馬1着)
・トリプルエース(小倉2歳S1着)

人気のサクセッションはアスター賞からのローテ。過去10年500万条件から馬券になった馬はいない。関東の素質馬でクラシックを目指すのであれば東スポ杯2歳Sが王道であるが(京都マイルを使うメリットがあんまりない)・・・朝日杯を目指すのかな?それなら京王杯2歳Sの方がいいような気がするが。ノーザンFの使い分け?

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、脚質成績

逃げ・先行が優勢。上がり1~2位が滅法強いんでね・・・「いいポジションに付けて上がり1~2位」っていうそもそも能力が高い馬が強いレースなんだろう。

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは「先行→先行」「先行→差し」が多いね。この中に逃げ馬が絡む感じ。上で書いた通り、先行して上がり上位って馬がかなり多い。差し馬も「6~7番手」くらいまでで、それ以上後ろになると3着が精一杯。

穴馬の脚質は、逃げ!

あるいは番手。もう穴を狙うならココしかない感じ。

 

■デイリー杯2歳S2019データ分析、厩舎・生産者・血統

ご覧の通り30/30で全て関西馬。関東馬は全滅。さっきも書いたが、関東の素質馬は東スポ杯か京王杯2歳Sに行くわけで、まずココに使われることが少ないのである。それにしても・・・過去10年関東馬全滅はインパクトあるデータだね。そしてノーザンFの不振。不振というより・・・この日本最強の生産牧場は「クラシック優先」で馬作りをしており、大物はココに使われることが少ないのである。使われるとしたら「マイラー確定馬」か「牝馬」。去年のアドマイヤマーズもマイラー確定でここを使われたんだろう。血統的にもマイラー色が強いね。

 

■デイリー杯2歳S2019ケツデータ論

・前走1着馬
・逃げ、番手
・マイラー血統

1番人気確定のサクッセッションは、ノーザンF生産の関東馬。全兄のクルーガーはマイラーズCの勝ち馬であるが、2000mの香港GⅠで2着がある通りマイラー確定という血統ではない。母系は重厚なドイツ血統だしねー。で、前走は中山マイルを鮮やかに逃げ切ったわけだが、この日は9月中山の開催初日。超高速馬場の前残りだったんでね。時計や上がりを鵜呑みのするのは大変危険である。あと前走鞍上のルメールがこの馬に乗らないのも疑問(この日のルメールは東京)。というわけで危険な人気馬認定。アッサリ勝っちゃうかもしれんがぶった斬りで。

レッドベルジュールは6月の阪神新馬戦以来の休み明け。ノーザンF生産のディープインパクト産駒でマイラーっぽい血統。しかしこの人気は鞍上デットーリの影響が大きいと思う。ペールエールはノーザンF生産のダイワメジャー産駒。前走は勝ち馬のキレに屈したが・・・この馬はマイラー確定馬だろう。新潟2歳S組はあまり馬券になってないが要注意である。

穴馬候補を挙げておこう。

まず、前走1勝クラスを快勝したゼンノジャスタ。データ的に「前走500万クラス組は過去10年一度も馬券になっていない」わけだが、人気薄なら話は全然別である(笑)。新冠の個人牧場×浅見厩舎×田中健とか穴党痺れる組み合わせ。重馬場だった小倉2歳Sは外々を回して届かなかったが、良馬場の東京芝1400mで一変。直線フラフラしながらも圧倒的人気だったモーベットを寄せ付けずに突き抜けて快勝。距離が伸びて追走が楽になった感じでね。ジャスタウェイ産駒で1600mへの距離延長も歓迎だと思う。こういうコンビが重賞で活躍してくれると嬉しいよね。頭にパンツかぶって応援したい。

次に、同じジャスタウェイ産駒のアジャストザルート。前走の未勝利せんは京都1800の重馬場。ポンと好スタートから好位に控え、直線は早目先頭から楽々押し切って快勝。重い馬場だったのでタイムはさほどではないが実はなかなかの好時計。一戦一戦強くなっている感じでね。上昇気流に乗って来れば大パンチ昇龍拳も可能ではないかと思っている。

それから、油断ならぬのがコルテジア。ノースヒル軍団のシンボリクリスエス産駒。前走軽快に逃げて快勝。今回はそう楽に逃げられんと思うが、それでもやっぱり逃げ馬は要注意である。

 

あとは人気サイドをどうするかやねえ。

 

悩ましい。

 

うーん。悩ましい。

 

 

付き合うならどのタイプ?

 

結婚するならどのタイプ?

 

結論は土曜日!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

名馬マヤノトップガン死す 坂口正大・元調教師「さみしい」

私が最初に馬券を買ったのが・・・マヤノトップガンが勝った有馬記念であった。あの時は右も左もチンコのポジションも分からず、イブキタモンヤグラを軸に馬券を買ったのを覚えている(最初から穴党だったようだ。笑)。何と言っても思い出深いのはラストランになった天皇賞春。いつも前で競馬をしていた馬であったが、後方待機から直線鬼脚を繰り出し、サクラローレル以下をゴボウ抜きにして1着。あれにはホントにたまげたなあ・・・。安らかに眠れ、トップガン。

 

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