種牡馬リーディング2017の詳細データと考察

【種牡馬リーディング2017】ディープインパクトの天下である現在の種牡馬界。2017の各種牡馬の勝率、連対率、複勝率、単勝回収率、複勝回収率、単勝適性回収値、平均着順、平均人気、平均オッズはどうだったのか?注目種牡馬は?回収率の高いモッコリ種牡馬は?2017年デビューの新種牡馬の成績は?2018年の馬券に活かすべし!

 

2018年になってあっと言う間に1ヶ月が過ぎたが、

忘れない内に

「2017年の種牡馬成績」

を分析しておこうと思う。

 

netkeibaなどの種牡馬リーディング情報は、獲得賞金順に列んでいることが多く、勝率・連対率・複勝率・回収率・平均着順・平均人気・平均オッズ・・・といった馬券に必要なデータは分からん。しかしTARGETで出力すれば一発じゃー。便利な世の中だねえ。

 

今後の馬券の参考になれば嬉しい。

 

■種牡馬リーディング2017(1年間の全成績)

リーディング1位は6年連続でディープインパクト。出走数からして圧倒的なのだが、勝率・連対率・複勝率ともに断トツで。2018年もディープインパクトの天下が続きそうな感じだ。ただ、2017年は重賞勝鞍が激減。デビュー以来、8勝→18勝→19勝→37勝→23勝→38勝・・・と来て2017年は16勝。GⅠ勝ちもアルアインの皐月賞、サトノアラジンの安田記念、ダノンプレミアムの朝日杯とわずか3つであった。まあ、2018年は3歳の大物がいるし挽回するかもしれんけどな。あと、平均人気、平均着順、回収率を見て頂ければわかるように、馬券的には決して美味しい種牡馬ではない。

 

2位はキングカメハメハ。このワンツーも6年連続である。ただ、2017年のキングカメハメハは大幅に出走数を減らしている(前年2069回→1447回)。これは2014年から行われた種付け制限の影響によるもので(ヘルペスに感染したことが原因らしい)、以降キングカメハメハ産駒は最盛期の1/3ほどしか誕生していない。ただ、産駒の質は確保されているので・・・むしろEI値や回収率は上がる傾向にあると思われる。2017年もリーディング上位の中では際立った回収率を誇り・・・数少ない産駒からレイデオロがダービーを制した。2018年もキンカメ産駒に注目だ。

 

3位はステイゴールド。2017年はキングカメハメハから僅差の3着。これはオルフェーヴル、ゴールドシップの活躍で飛躍的に産駒数が増えた影響が大きかったわけだが、2015年2月種付けシーズン途中に急死。つまり現3歳世代がラストクロップとなる。ホープフルSで僅差3着だったステイフーリッシュに期待したい。

 

4位はダイワメジャー。2017年のGⅠ勝ちはレーヌミノルの桜花賞だけで、重賞も4つだけだったんだが、平均以上に走る産駒が多いんだろうね。しかしダイワメジャーも馬券的には稼げない種牡馬だなあ。回収率低め。

 

5位はハーツクライ。ジャスタウェイ、ヌーヴォレコルト、ワンアンドオンリーらが活躍した2014年以降GⅠ勝ちがなかったんだが、2017年はシュヴァルグランがジャパンカップを勝ち、ホープフルSをタイムフライヤーが勝った。2018年は再び飛躍出来るか?ハーツクライも回収率的には買いづらい種牡馬である。

 

・・・トップ5はこんな感じ。

 

以下、2018年に注目している種牡馬を挙げておこう。

 

まずもってルーラーシップである。父キングカメハメハの後継として十分の需要があり、産駒の質も高い。2016年デビューなので実質まだ2世代しか産駒がいないわけだが、もうTOP10に顔を出している。ファーストクロップからキセキがでて菊花賞を勝ったのも好材料で・・・これからもっと成績を伸ばしてくるだろう。晩成型が多いと思われるので古馬になってからが楽しみな種牡馬だ。

 

そして、2017年最もブレイクしたのがハービンジャーだろう。秋にディドラが秋華賞を、モズカッチャンがエリザベス女王杯を、そしてペルシアンナイトがマイルCSを勝ってGⅠ3勝。こちらもまだ4世代しか産駒が居ないわけだが、堂々TOP10に入ってきたね。今後さらに配合牝馬の質が上がって来ると思われる。2018年も要注意だ。

 

マンハッタンカフェはどうなんだろう・・・クイーンズリングやルージュバックが引退した今、思い浮かぶ馬が居ない・・・シャケトラくらいか。3歳にも目立った馬はいないし・・・ちょっと2018年は厳しいかも?

 

あとダート専門だが、密かに成績が良いのがシニスターミニスターである。勝率・連対率・複勝率ともにTOP5種牡馬並み。特筆すべきはその回収率で、上位種牡馬では唯一単勝回収率が110%を超えている。単勝適性回収値も125%なので、一発大穴があっての数字ではなく、非常に狙い目である。ダートでシニスターミニスターを見つけたら要注意。

 

昨年デビューの新種牡馬はどう?

 

驚異的なのがロードカナロアだ。昨年デビューだから当然現3歳世代しかいないわけだが、それで37勝を挙げて勝率・連対率・複勝率ともにディープインパクト超え(全体の27位)。マイル以上に距離が伸びてどうか?という懸念はあるが、マイル以下のカテゴリーだと相当信頼出来る種牡馬だ。すでに「ロードカナロア産駒は走る」というのはバレているが、それでも単勝回収率は100%超え。2018年要チェックの種牡馬であるな。

 

オルフェーヴルはどうだったのか?以下に成績を挙げているが、現在10勝でまあぼちぼちの成績(全体の75位)。ただ、ロックディスタウン、ラッキーライラックとすでに重賞勝ち馬を2頭輩出しており、一発大物を出すタイプなのかもしれん。早いところ牡馬の大物が出現して欲しいね。

 

それからダート専門ではあるが、ヘニーヒューズの成績もかなり良い(39位)。すでに24勝を挙げ、馬券率もかなり高いのだ。2~3年後にはダート系の主力種牡馬になっているかもしれん。3歳ダート戦でヘニーヒューズを見かけたら取り敢えず注意するべし。

 

エイシンフラッシュノヴェリストはまあぼちぼち・・・といったところか。今後活躍馬が出ないと来年以降厳しいかな・・・。

 

以下、下位の種牡馬を載せておく。

 

 

というわけで、

 

2018年の要チェック種牡馬は、

ハービンジャー
ルーラーシップ
シニスターミニスター
ロードカナロア
ヘニーヒューズ

である。

 

もちろん、2017年に成績が良かったからと言って2018年も成績が良くなるとは限らん。しかし、例えば「ディープインパクト産駒が過剰人気になる」というのは2018年も変わらんだろうし、「ダートのシニスターミニスターの回収率が鬼高」なんてのは多くのファンは知らない事実である。

 

競馬は、競馬ファン同士のお金の奪い合いである。

そして実力でオッズが付くわけではなく、

人気投票でオッズが付くのである。

 

いやいやいや!

銀魂で一番面白いのは近藤さんでしょ!

(新八も捨てがたいけど)

 

と私がいくら言ってもダメなのである(笑)。

 

 

何事もそうだが盲点を付くのが大事で、

隣の美人のオネイサン(33歳、バツイチ)に

書くラブレターもこのくらい思い切って書きたいもの。

 

わっ!この人、変態だ!

 

と思われるかもしれんが、

 

オネイサンも変態ムラムラ系かもしれんじゃないか!

(良い子はマネしないように)

 

 

競馬も盲点を突くのが大事で。

多くの競馬ファンと同じ馬を買っていたら、

当たっても当たっても結局儲からんのである。

 

参考になれば幸いだ。

 

次は騎手編をやるかな~~~。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

→首相訪韓に異論噴出=「国民の支持離れる」―自民部会

まあ、感情論で言えば、行く必要は全くないんだけどね。多分安倍首相が考えてるのは対中国で。韓国が慰安婦問題を蒸し返す裏には中国の影があるわけよ(中国は慰安婦問題を使って日韓を分断したい)。で、このまままた日韓関係がギクシャクすると喜ぶのは臭菌ぺー。なので、日韓合意見直しは無視して、「オリンピック頑張ってネ!」と言って帰ってくればいいんじゃないかな。