新潟2歳S2020データ分析!大穴馬の傾向は?

【新潟2歳S2020データ分析】新潟芝1600m外回りで行われるGⅢ新潟2歳S。人気はシュヴァリエローズ、フラーズダルム、ブルーシンフォニーだが、当然大穴狙いで逝く。データ分析では外枠有利?脚質は差し・追い込みが圧倒的優勢!騎手・馬体重・血統・前走ローテは?穴馬候補にロードマックス、ファルヴォーレ、セイウンダイモス。

 

今週、来週と、

 

夏の2歳重賞ですなあ。

 

■新潟2歳S2020予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

今年の新潟2歳Sは頭数少ないねー。

 

今開催の新潟で勝ち上がった馬と、

6月の東京・阪神で勝ち上がった素質馬が激突。

人気はどうやら6月デビューの東京・阪神組になりそうだが・・・さて。

 

データ見てみよう。

 

■新潟2歳S2020データ分析、人気別成績

むう。傾向としては堅め。特に亀頭は堅い傾向。ただ、2着には大穴が突っ込んでくることもあり、3着は逆に人気薄の方が買い。1~3番人気→1~6番人気or大穴→人気薄というフォーメーションが面白いかもね。

 

■新潟2歳S2020データ分析、馬体重別成績

夏の2歳戦。あまり馬格は気にしなくていいんだろうけど439kg以下の成績はイマイチ。500kg以上もイマイチ。馬体の増減に関しては「馬体増」の方が優勢ですな。穴は同体重?

 

■新潟2歳S2020データ分析、枠番別成績

新潟マイルはワンターンの外回り戦。スタート後の直線が長く、キツいコーナーを回り、最後の直線が659m・・・というコース形態なわけだが、ご覧の通り外枠がかなり優勢。これは開催後半にこのレースが行われること、内は揉まれやすいことが関係しているのかもしれん。今年は10頭前後になりそうだが・・・やはり外めの枠を狙いたいね。

 

■新潟2歳S2020データ分析、騎手成績

関東の騎手が優勢だが・・・関西の上位騎手が「わざわざ乗りに来た」場合は注意が必要。今年で言うと・・・福永のフラーズダルム、岩田のファルヴォーレ。

 

■新潟2歳S2020データ分析、種牡馬成績

バラバラだねー。ダイワメジャーは馬券にこそなるが分母も大きいから相性としてはイマイチ。人気のディープインパクトは信頼度高そう。面白いのは・・・アドマイヤマックス、マツリダゴッホ、ホワイトマズル、ローエングリン、テレグノシス・・・といったマイナー種牡馬が勝っていること。あまり父にはこだわらなくていいかも。

 

■新潟2歳S2020データ分析、間隔別成績

これは興味深いデータだねー。間隔が詰まってる馬=ほぼ新潟組だと思われるわけだが、70頭以上が出走して【3.1.0.68】。逆に、6~7月出走馬は【7.9.10.66】。ってことは・・・新潟組が勝つこともあるが、馬券の多くは6~7月の他開催組ってことかな?下で詳しく見てみよう。

 

■新潟2歳S2020データ分析、前走成績

いや、ちょっと違いますな。以前は夏の新潟開催は2か月近くあったんだが、番組改編により最近は6週間開催なんだよね。詳しくは調べてみないと分からんが・・・2012年までは6~7週間隔の新潟組がかなり馬券になっているんだが、2013年以降パッタリ。まあ、2013年以降でも新潟組は3勝してるので軽視は出来んが、馬券の中心はやはり他開催組と見ていいだろう。

注目前走は・・・新馬戦(21頭)、未勝利戦(7頭)。その中でも目立つのは、早期デビューの東京新馬戦組(6頭)、中京新馬戦組(5頭)、新潟新馬戦(6頭※ただし馬券になるのは中2週以上)距離はほとんどが1400~1600m。大穴を狙うなら福島組。

【激熱ローテ馬】
・ブルーシンフォニー(東京新馬戦1600m)
・ロードマックス(東京新馬戦1600m)
・ハヴァス(新潟新馬戦1600m)

今年はオリンピックの影響で番組編成が結構変わっており・・・夏の中京は開催なかったんだよねー。それと今年の例外はダリア賞を勝って2戦2勝のブルーバード。この馬をどう扱っていいものやら・・・。

 

■新潟2歳S2020データ分析、脚質別成績

うひー・・・これは強烈。差し・追い込み馬が圧倒的に優勢!それもそのはず・・・上がり1~2位の馬で連対馬のほとんどを占めちゃってるよ。1~5位に広げると3着以内の馬ほぼ全てに該当だね。とにかく速い上がりを使える馬が狙い目。

 

■新潟2歳S2020データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは「差し(追い込み)→差し」が圧倒的に多く、次いで「差し→先行」。例外は2017年のみ。とにかく速い上がりを使える差し馬を狙うべし。ただし・・・

穴馬の脚質は先行!

これが悩ましいところですな。差し・追い込み馬が圧倒的に強いんだけど・・・穴を開けるのは前の馬なのだ。昨年のビッグクインバイオ、2018年のスティルネス、2015年のウインファビラス・・・こういった馬を見つけたい。

 

■新潟2歳S2020データ分析、厩舎・生産者・血統

若干関東馬優勢だが・・・勝負強いのはむしろ関西馬か。社台系強し。血統的にはバラバラな感じだが・・・トータルで見れば、やはりサンデーサイレンス系が優勢。

 

■新潟2歳S2020データケツ論

・6~7月の他開催組
・差し、追い込みが強いが、穴は先行!
・サンデーサイレンス系

 

1番人気になりそうなシュヴァリエローズはノーザンF生産のディープインパクト産駒。阪神マイルのデビュー戦では3番手に付けて脚を溜め、直線シッカリ伸びて快勝。先行チョイ差しの優等生タイプですなあ。当然有力な一頭だが、破壊力という点では未知。

人気を分けそうなフラーズダルムはノーザンF生産のキズナ産駒。阪神マイルのデビュー戦では楽な感じで2番手追走。4コーナーで先頭に並びかけ、追い出されるとバイーンと伸びて後続を突き離す4馬身差。力の要る馬場だったので時計は目立つものではないが、勝ちっぷりを見るとかなり能力が有りそうな感じするよね。

ブルーシンフォニーはダーレーJ生産のスクリーンヒーロ―産駒。現時点で最も注目しているのがこの馬。東京マイルの新馬戦は大きく出遅れ。後方からの競馬になったが掛かり気味に上がって行って中団で脚を溜め・・・抜群の手応えで直線を迎えるも・・・合法ブロックに遭いドン詰まり・・・行き場を失い万事休す・・・という所からブレーキを踏んで外へ!そこからの段違いの脚を繰り出して一気の差し切り勝ち。結果1馬身チョイの差だったが、まともなら5~6馬身突き抜けていたと思う。ちなみにこの時の2着馬はコスモス賞2着の超良血カランドゥーラ。調教や枠順を見ないと何とも言えんが、私が本命党ならこの馬と水鉄砲で戯れたいところだねー。

 

 

濡れ穴馬候補を挙げておこう。

まず、岩田望騎乗のロードマックス。ケイアイF生産のディープインパクト産駒。東京マイルの新馬戦は不良馬場だったんだが・・・出遅れ気味のスタートから押して押してハナへ。直線は馬場の真ん中に出し、多少フラ付きながらも最後にグイっと伸びて2馬身半差。新潟の芝が合うかどうかは分からんが、このタフな競馬を勝ち切ったのはパワーとスタミナがある証拠だろう。前残り警戒の一頭。

次に、新潟組からファルヴォーレ。日高産のドゥラメンテ産駒。すでに3戦のキャリアがある馬で、新馬の阪神1600mで6着→阪神1400mで4着→新潟1400mで1着。一戦毎に内容が良くなっており、前走は後方待機から直線大外に持ち出し、上がり断トツを繰り出しての差し切り勝ち。レースっぷりから距離延長は全く問題なさそうだし、外回りに変わるのも良さそう。こういうキャリアだと嫌われちゃうだけだが・・・オッズほどの差はないと思う。鞍上岩田父ってのも不気味。

それから・・・超ヌレヌレとなりそうなセイウンダイモス。前走は福島の未勝利戦。さらに1200m戦。血統的にもローエングリン×マーベラスサンデーとド地味。しかしそのレースっぷりがかなり謎なんだよね。新馬戦の時もそうだったんだが・・・序盤~中盤~コーナー・・・と、ずっと屋根の手が動いてて気合いの付け通し。見た目かなり手応えが悪く見えるわけだが、それでも前走は好位から直線突き抜けて圧勝。今回真逆のベクトルとなるレースであるが・・・ユキちゃんを誘ったらどうなるんだろう???・・・じゃなかった(笑)、この馬が楽に追走したらどうなるんだろう???という期待を抱いちゃう馬。

他、ジュラメント、ハヴァスあたりも気になるところだなー。

 

というわけで・・・

 

意外と荒れそうな気がしてるんだが、

 

あとは調教チェックしてからやねー。

 

ケツ論は週末!

 

 

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