【宝塚記念2017レース回顧】稍重の阪神芝2200で行われたGⅠ宝塚記念を制したのはミルコ・デムーロ騎乗のサトノクラウン!単勝1.4倍の圧倒的な人気を集めたキタサンブラックは9着に敗れる大波乱。さて、キタサンブラックの敗因はなんだったのか?馬場?ペース?それとも精神面?凱旋門賞には行かないのか?今後のローテは?

 

サトノクラウン、宝塚記念制覇!

 

 

いやーサトノクラウン強かったねー。

 

そもそもこの馬、走り時が分かり辛いだけで、

実力は相当高いんだよね。

 

勝因として「ちょっと重い馬場」が上げられているが、

パンパンの軽い馬場でも強いから、

秋の「天皇賞秋」「ジャパンカップ」でも相当有力。

凱旋門賞に行ってくれると嬉しいけど、

サトノダイヤモンドが行くからなぁ・・・やっぱ国内?

 

しかしキタサンブラックの失速振りに驚いた諸兄も多かったと思う。

敗因は何だったんだろうね?

 

簡単に回顧する。

 

■宝塚記念2017結果、着順

 

■宝塚記念2017映像

 

■宝塚記念2017回顧

大きく出遅れる馬なく、揃ったスタート。

 

 

どの馬が行くのか注目して見てたが・・・

 

 

200m地点まで大きな動きなし。

 

キタサンブラックは好スタート。

逃げの手に出るかと思われたが・・・

 

イカず!

 

いや、

 

行けなかったのか?

 

気のせいかもしれんが、

外へ外へ行こうとしているように見える。

 

今回のキタサンブラックの敗因は、

武豊自身が「正直よく分からない」と言っており・・・

【宝塚記念】キタサンブラック9着惨敗 武豊「正直よく分からない」

なんか「敗因不明」「謎」って感じになっているが、

 

私に言わせれば、

「逃げなかったのが、第一の敗因」

である(個人的意見である)。

 

キタサンブラックは「番手での競馬も出来る」逃げ・先行馬であるが、2~3番手に控える場合は「大逃げ馬」を行かせた上での「離れた単騎の2~3番手」なのである。つまり、2~3番手に控えたとしてもペースの鍵を握るのはいつもこの馬だったのだ。

 

しかし今回はシュヴァルグランのペースに巻き込まれることになり、

だから道中ペースを落とすことが出来なかったのであり、

延々と併せる形で消耗させられたのだ。

 

外枠で無理をしたくなかったのは分かる。

しかし最初の直線で先頭に立っておけば・・・

いつも通りペースを握ることが出来たと思うのだ。

 

今回のレース、見ての通り前に行った馬は総崩れで、

かなり厳しいレースを強いられたのである。

 

 

まあ、続きを見てみよう。

 

 

先頭に立ったのはなんとシュヴァルグラン。

 

しかし、無理して先頭に立った感じではなく、

馬なりのまま・・・余力を持ってのハナ。

 

私は、この馬から単勝含め勝負馬券を買っていたのだが、この時、

「よしよし!キタサンの前なら可能性十分や!」

と密かにほくそ笑んでいたのである!

 

そのほくそ笑みは直線入り口までしか続かなかったけど(笑)。

 

2コーナー。先頭はシュヴァルグラン、2番手にシャケトラ。3番手集団にキタサンブラック、クラリティシチー、ミッキーロケット。

 

そしてこれが問題のシーン。2コーナー過ぎの700m~1000mの地点でミルコ騎乗のサトノクラウンが外からぐんぐんと上がって行くのである!

 

「すわ、掛かったんじゃね?」

「ミルコやってもーた?」

 

と思った毒者も多かったと思うが、そうではない。

 

ラップタイムはこうだ!

 

 

600~800mのラップを見ると13.1。つまり、1~2コーナーでガクンとペースが落ちているのであり、ミルコは「あれ?ペース遅くなったげな!」と感じ取ったのである。そして、絶好調だったサトノクラウンにとってもこのペースは遅かったのであろう。スルスルと外を上がって行って・・・

 

キタサンブラックの尻に・・・

 

カンチョーいっぱつ!

 

 

これで火がついたキタサンブラックは、前のシャケトラとシュヴァルグランにプレッシャーを掛けることになってしまい(想像込み)・・・全体ラップが上がってしまうのだ。

 

 

もう一度ラップタイムをご覧頂きたい。

1000m過ぎから延々と11秒台の鬼ラップである。

こういうのはちょっと珍しい・・・

つかパンパンの良馬場でも見たこと無いかも。

 

おそらく、

シュヴァルグラン福永も向こう正面で息を入れたかったに違いない。

しかし、真後ろにシャケトラとキタサンブラックが居て、

終始ケツを突つかれている状態。

 

 

この状況じゃペース落とせないわな(笑)。

 

・・・引いてしまえば楽だったかもしれない。

 

しかし、福永の頭の中には、

 

「キタサンを負かすにはキタサンの前で!」

 

というのが多少なりともあったと思う。

(レース後のコメントで「逃げるのもありかと思っていた」と言っている)

 

直後に居たのがルメールってのがまた愛しさと切なさと心強さとで、

 

「このペースでいいんだな!」

 

と思ってしまったのかもしれん。

シュヴァルグランが逃げ馬であったなら、

ここまでペース配分が狂うこともなかったろうが・・・

 

中団にゴールドアクター、スピリッツミノル、ミッキークイーン。後方にレインボーラインとヒットザターゲット。

 

3コーナーでの隊列がこう。キタサンブラックにカンチョー注射したサトノクラウンはいつの間にかポジションを下げて息を入れている。その差は多分3馬身くらいだと思うが、その差が大きいのだ。全速力で走るのと、ちょっとスピードを緩めて走るのは大違いだからだ。

 

 

1000~1400m地点、前の馬が11.7-11.6で行ったところを・・・

サトノクラウンは12.0-11.9くらいで行ったんじゃないかな。

 

 

4コーナーですでにシュヴァルグランの手応えが怪しい(笑)。

逃げるのは初めての上、ずっとカンチョーされてたけんな。

 

私の「ほくそ笑み」もココで終わり(笑)。

 

シャケトラが先頭に立ち、キタサンブラックがその後を追う!

 

 

ここでキタサンブラックが突き抜けるのを確信した諸兄も多かったと思うが、

 

ここから全く伸びない!

 

代わりにぶっ飛んできたのが、ミルコのサトノクラウン!

 

 

そして、4コーナーで馬場の良い外に馬群が向かう中、

内を突いたゴールドアクターが一気にワープ!

グイグイと伸びて来る!

 

 

しかし、サトノクラウンの勢いは衰えず豪快に突き抜けて1着!

ゴールドアクターは最後に力尽きて2着。

後方で脚を溜めていたミッキークインが離れた3着。

 

サトノクラウンの完勝劇!

 

稍重のタイムは2:11.4。

勝ち馬の上がり3Fは35.4。

宝塚記念らしいハイレベルな持久力戦であった。

 

 

 

 

宝塚記念2017各陣営レース後のコメント

 

サトノクラウンのオーナー里見氏は・・・呪いが解けてからこれでGⅠ5勝目か。まだ確変続行中であったな(笑)。秋の予定は未定だということだが、出来ることならサトノダイヤモンドと一緒に凱旋門賞にチャレンジしてもらいたい。馬場適性を考えると・・・もしかしたら凱旋門賞に適しているのはクラウンの方かもしれない。

さっきも書いたが、今回のサトノクラウンの勝因は「馬場」ではない。多分パンパンの良馬場でもこの馬が勝ったと思う(タイムを見れば分かる通り、そこまで重い馬場ではなかった)。それくらいデキが良かったし、馬も走る気満々だったな。パドックで入れ込んでいるように見えた人も多いと思うが、この馬はチャカついてるくらいの方がいいんだろうな。しかしこの馬は走るタイミングを見極めるのが難しいわ。パドックを見てから・・・の方がいいタイプ。

しかしこれでこの馬の前途は洋々だな。非サンデーどころかヘイルトゥリーズン系の血を持っておらず母方も良血。種牡馬としてかなり期待出来ると思う。

 

2着のゴールドアクターに驚いた方も多いと思う。私は◯がゴールドアクターだったため、「横典ゴラァ!控えてんじゃねー!行かんかー!」とスタート直後に叫んだものが、結果を見ればこれが幸い。前に行ってたら潰れていたと思う。今回100点満点の騎乗であったが、ちょっと勝ち馬が強すぎたな。しかし、この馬はやっぱグランプリで走るタイプ。次の狙い目は有馬記念?

 

3着ミッキークイーンは勝負とは関係ない離れた3着。外差し決め打ちが功を奏した形だが、やっぱりこの馬も能力高いね。秋はどうすんだろ?出来れば秋天→ジャパンカップのローテでお願いミッキー。

 

差し馬勢が上位を占める中、4着に粘ったのがシャケトラ。この馬・・・シュヴァルグランとキタサンブラックに挟まれる形で、終始リラックス出来る場面はなかったにも関わらず、直線入り口では突き抜けるかのような手応え。最後までバテずに走っており、秋が楽しみな一頭であるな。

 

レインボーラインはマクってどこまで行けるか?という競馬に徹して5着。もうちょっと馬場が悪ければ・・・と思わんでもないが、現状これが精一杯だろうね。秋にまた買いたいな。

 

さて、

 

改めて、

 

キタサンブラックの敗因であるが、文中でも述べた通り、

「逃げられなかった」のが第一。だから、

「自分のペースで行けなかった」のであり、

「11秒台の息が入らないラップに巻き込まれた」のである。

 

いかにキタサンブラックと言えど、11秒台のラップで延々走ることは出来ない。過去のレースを見ても「必ずどこかで息を入れている」のであり、息が入らなければバテる。これはどんな馬でも一緒。これが今回の最大の敗因であり、馬場のせいではない。

 

とは言え・・・である。

 

同じようなポジションにいたシャケトラが4着に粘っているのであるからして、もう少し格好を付けて貰っても良さそうなもの。バテたにせよ、

 

3着くらいはあって良かったんじゃないの?

いくらなんでも負け過ぎじゃないの?

 

とも思うわけ。しかし結果はズブズブの9着・・・。

 

その原因は・・・

 

分からん。

 

と武豊が言ってるのだから、私にも分からん。

 

一言で言えば「馬は生き物」だということか。調子なんてのはその日によっても変わるし、精神的な何かがあってレースをヤメちゃったのかもしれん。

 

ただ、私が推測するに・・・

今回「ゴチャついた」競馬になってしまったことがキタサンブラックの精神面に影響しちゃったのではないかと思う。いつも横に馬を置いて競馬をしている馬なら影響なかったかもしれない。いつも馬群の外目で競馬をしている馬なら影響なかったかもしれない。しかしキタサンブラックはココ最近ずっと「単騎」「内目」のスムーズな競馬をしていたのだ。

ハナを切る時はもちろん、2~3番手の競馬をする時も、キタサンブラックは大概「単騎」である。横に馬を置くケースは滅多になく、前後もある程度距離を取る場合がほとんど。しかし、今回はずっとシャケトラと併せる形の外。さらに後ろからカンチョーまで食らってしまった。

 

「横に馬がいると走りにくいなあ」

「前に行きたいなあ・・・」

「うへえ!後ろからカンチョーされちゃったよ!前に行かなきゃ!」

 

とキタサンブラックが思ったとしても不思議なく、知らず知らずの内に力んでいたのかもしれない。運動会などで真横に並走してるヤツがいると走りにくいのと同じ理屈である(違うか。笑)。元々キタサンブラックは勝負根性が半端ない馬である。横に馬がいることでその根性も消耗してしまったのかもしれんじゃないか。

 

ま、

 

キタサンブラックの本当の敗因なんて分からんが、

 

これだけは言えますな。

 

競馬に絶対はない。

 

今回のキタサンブラックは明らかに過剰人気、

典型的なハイリスク・ローリターン馬であった。

 

頭にして馬券を買った方や、

大金をぶっこんで目がカイジになった方もいると思うが、

 

 

もしまた同じように、

グリグリの1番人気から馬券を買おうとした時には、

是非この言葉を思い出して欲しい。

 

競馬に、絶対はない。

 

のである。馬は生き物だけんな。

 

武豊が言ってたように「全部勝つのは難しい」のである・・・

 

 

あ、そうそう。この記事を書いた後、

netkeibaの福永のコラムで「宝塚記念回顧」が掲載されたんだが、

【ユーイチの眼】宝塚記念回顧&帝王賞展望『レースのポイントは向正面でのミルコの動き』

ほぼ、私が書いた内容と合致するな。

やはり、ポイントはミルコの動きだったのだ。

 

さて。

 

これで春のGⅠシリーズもおしり。

じゃなかったおわり。

 

でも、これから夏競馬。

 

競馬は巡る。

 

夏競馬も楽しんで逝くぜ!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

キタサンブラック9着…海外遠征を断念/宝塚記念

なんだよー!一回負けたくらいで断念かよー!なんか判断早くね?深読みしたくはないが、この感じだと勝っても負けても・・・ってことだったんじゃなかろうか?本気で行くつもりなら宝塚記念は回避って選択もあっただろし・・・。まあ、チャレンジして欲しいファン目線と、お金と馬の無事を考えるオーナー目線は違うからなんとも言えんが(種牡馬入りした後のことも考えないといけない)、是非とも行って欲しかったなあ。残念。

 

【安田記念2017回顧】春のマイル王決定戦GⅠ安田記念を制したのは良血サトノアラジン!大外一気の末脚で粘るロゴタイプを差し切り!勝因は馬場?外枠?それとも展開?イスラボニータの敗因は?エアスピネル武豊は言い訳すんじゃねえ!香港勢は体重減が響いた?ステファノス、アンビシャスの敗因はなんだった?簡単にレース回顧する。

 

サトノアラジン、雄心の初GⅠ制覇!

 

 

なかなかGⅠを勝てなかった馬が勝つと、

 

「悲願のGⅠ制覇!」

 

なんて言葉がスポーツ新聞や競馬メディアに踊るが、

サトノアラジンが差し切り悲願のGI初制覇!/安田記念

 

腐ったチンコな表現だなと思う。

 

おまえらプロのライターじゃないの?と思うのである。「悲願の・・・」なんて言葉は、GⅠを勝てる力がありながら何度も何度も2~3着を繰り返し、長い期間に渡ってチャレンジを繰り返すもなかなか勝てない・・・なんて馬に使われるべきであり、簡単に使うべきじゃない。

 

例えば、サウンズオブアース(GⅠ成績【0.3.0.5】)とかハクサンムーン(GⅠ実績【0.2.1.5】)とかウインバリアシオン(GⅠ成績【0.4.1.5】)とかトゥザグローリー(GⅠ実績【0.0.2.12】)とかなら使っても良かろう。あとどんな馬がいるかな?

 

ステイゴールド(GⅠ実績【1.4.2.13】)は、GⅠ20戦目で初めてGⅠを勝った(香港ヴァーズ)のであるから、これこそ「悲願のGⅠ初制覇」であろう(最後のGⅠを勝っていなければ種牡馬として成功してなかったかもしれない)。

 

サトノアラジンは今までGⅠは4着が最高である。「悲願」というより「宿願」であり、欲望の・・・いや、欲棒のGⅠ制覇であろう。姉にラキシスがいる良血。父はディープインパクト。まだ父の後継種牡馬でこれといった成績を出してる馬はおらず・・・これで種牡馬入りは出来るだろうからな。

 

前置きが長くなった。

 

簡単に安田記念を回顧しよう。

 

■安田記念2017結果、着順

netkeibaより抜粋

 

■安田記念2017映像

 

■安田記念2017レース回顧

ほぼ揃ったスタート。

グレーターロンドンとアンビシャスがちょっと出遅れたが、元々後ろから行く馬だし、許容範囲内だろう。

 

想定外だったのは、先行争いが激しくなったこと。その原因となったのは内から激しく押して前に行った・・・ディサイファ(私の本命。笑)!最内のトーキングドラムもダッシュかまして前へ、一つ外のサンライズメジャーも前に行った。そして、外からロゴタイプも譲らない!馬群を見れば分かる通り、かなり前掛かりで激しい先行争いになったのだ。

 

これらを交わしてロゴタイプがハナ。外枠発走ということもあり、かなり脚を使わされたと思うが、ハナに立ってからもペースを緩めずに引っ張る!2番手にサンライズメジャー、ブラックスピネル、外からヤングマンパワー、内にディサイファ。

 

コンテントメント、イスラボニータ、クラレント、トーキングドラム、ステファノス・・・この辺が中団の前。速いペースであったし、折り合いに苦労してる馬はほとんどいなかったが、クラレントは多少折り合いを欠いていたように見える。

 

中団後方にビューティーオンリー、ロジチャリス、レッドファルクス、サトノアラジン。

 

後方にエアスピネル、アンビシャス、ロンギングダンサー。

 

ラップは、

 

600m通過が33.9。

 

 

特に2ハロン目と3ハロン目が速く、

GⅠらしい一貫した厳しい流れとなった。

 

やっぱGⅠはこうじゃないとね!

 

そのまま3~4コーナーでもあまりペースは緩まず、

後ろの馬もなし崩しに脚を使わされる展開。

瞬発力+「いい脚を長く使えるか?」のガチンコ持久力勝負へ。

 

4コーナー。ロゴタイプは手応えを残したまま先頭。

 

直線、川田サトノアラジンは迷うことなく大外へ。手応えは抜群だが果たしてココから届くのか?

 

ロゴタイプが追い出したのは残り400mを切ってから!坂の登りで他の先行馬が脱落して行く中、力強い脚を繰り出してリードを広げる!ここで私の◎ディサイファは力尽きてズブズブ(笑)。位置取りは最高だったんだけど、このペースで序盤に脚を使ったのが最後に応えたか。。。多分、四位はスローになると決め打ちして出して行ったんじゃないかな。

 

くああああ!ロゴタイプ強え!残り200mで3~4馬身差!

 

だけんどもしかし・・・

 

最後の1ハロンで脚色が鈍る!

 

 

最後の200mは12.1。

 

 

サトノアラジンの猛追!届くか?届かないか?

 

 

寸前、クビ差捉えた所がゴール。

 

サトノアラジン、鮮か差し切り勝ち!

 

勝ちタイムは1:31.5。

上がり3Fは33.5。

 

 

 

 

 

 

 

 

各陣営レース後のコメント

 

勝ったサトノアラジンは1億3000万円の高馬。ある意味「活躍しなければならない馬」であったが・・・どんなに高馬であろうと、こうやってGⅠ勝ちまで辿り着く馬は少ない。里見オーナーはまだ確変中なのかもねー。この馬の勝因について、川田も「良馬場」「外枠」を挙げており、なんか「ハマった感」が強調されているが、私はなにより「速いペース」がこの馬に向いたのだと思う。

つまりこの馬は息が入りにくい厳しいペースで長く脚を使うのが得意なのである。もちろん瞬発力も半端ないのであるが、緩いペースだと前を捉えきれずに勝ち切れないことが多いわけだ。タイトな流れになりやすい1400mで結果が出ているのも納得である。今後は欧州遠征も視野に入れるとのことだが、スプリンターズS→マイルCSのローテでも面白いと思うけどな。あ、1200は良くても中山は合わないか・・・いずれにせよ、GⅠタイトルはもう一つ二つ欲しい所。違う距離の勲章があると種牡馬としての価値も上がるだろうしな。

しかしまあ、今回は見事な勝利であった。もうこんなオッズで買えることはないだろうね。今回がラストアラチャンだったと思う。

 

 

2着のロゴタイプは一番強い競馬をしたが、最後の最後で差されちゃったな。外枠から押して行ってハナ。内枠各馬が飛ばしたこともあって厳しいペースに。さらに3~4コーナーでもスピードを落とさず、そのまま直線でも後続を豪快に突き放す競馬。前に行った馬が尽く潰れる展開の中、残ったのはこの馬のみ。去年は展開に恵まれた勝利だなんて言われたけど、これで東京マイルなら最強レベルなのを証明したな。

 

3着はレッドファルクス。この馬、道中の位置取りはサトノアラジンと同じ中団後方。しかし4コーナーでは内を回り、馬群の中へ。しかし、前が壁で進路が開かない・・・。このまま終わるかと思いきや、ミルコの判断は早かった。馬群の間を割るのを早々に諦め、グイッと外へ持って行ったのだ。サトノアラジンが通った後を追い掛け、猛然とスパート。しかし、やはり仕掛けが遅かったか・・・サトノアラジンを半馬身まで追い詰めた所がゴール。この馬・・・実はマイラーなんじゃねえの?(笑)

 

4着にグレーターロンドン。4コーナーの位置取りはサトノアラジンの一つ前の列。実はこの馬、冒頭でも書いたがチョイと出遅れており、そこから徐々にポジションを上げて中団後方まで進出しているのである。おそらく、福永的には予定の位置取りだったと思う。直線では馬群に突っ込み、前が開くのをジッと我慢して待つ。ミルコとは全く逆で、「開かなかったら終わり」の覚悟の騎乗である。そして前が開いた瞬間に追い出してシュピーン!と伸びた。が、突き抜けるまでには至らず。現時点ではこれが精一杯だったかな。しかし、ツメに不安を抱えながらの好走。秋に期待。

 

5着にエアスピネル。見た目以上に惜しかったのがこの馬である。4コーナーでインを回し、イン突きを狙ったのだが・・・前、開かず。ようやく進路が開いて馬を追ったのは残り200mから。それまでは前が開かずにずっとウロウロしていたのだ。

 

 

武豊のレース後コメントには、

 

武豊「4コーナーで前にレッドファルクスに入られたのが痛かったです。勢いがあっただけにあのワンプレーが無ければ、勝てていたかもしれないです」

 

とある。ほえ?不利でもあったんか?と思ってパトロールビデオを確認してみたが・・・私の目には「一切不利なし」に見える。別に邪魔にもなってないし、強引に前をカットされているわけでもない。レッドファルクスは確かに4コーナーでインベタを回っているが、エアスピネルとは距離もあったし、ほんの一瞬のことである。

 

私は別にアンチ武でもなんでもないが、「負けた言い訳をする騎手」「敗因を他馬のせいにする騎手」は嫌いである。確かに、今回エアスピネルは直線で進路が開いていれば勝ち負けだったかもしれない。しかしレッドファルクスはその件に全く関係ないし、敗因は誰がどう見ても「前が開かなかったこと」だろう。直線で内に進路を取ったのは武豊の判断である。つまり敗因は自分自身にあるのであり、他馬のせいにするのは以ての外だと思う。

 

「馬の調子も良かったし、馬も頑張ってくれたのですが、自分の進路取りが甘かったせいで勝てませんでした。応援してくれた皆様に申し訳ないです」

 

と潔く言えば、ファンも関係者も納得すると思うけどな。

 

前が開かない時だってある。

全くミスをしない騎手などおらん。

 

懸命に騎手批判をしている人が沢山いるが、

「運」も含め、なんもかんもで競馬である。

 

馬券を買うのであれば、

まずこの言葉を胸に刻んでおきたいものである。

 

しかしエアスピネルはGⅠでは4~5着ってキャラが根付きそうな(笑)。

 

さて、

 

1番人気だったイスラボニータの敗因を見てみよう。位置取りは中団前目の外。折り合いは付いていたと思う。問題は巷でも言われている通り・・・4コーナーから直線に掛けてのチンポジである。そ、そのポジションで勃ったら痛い!みたいな(笑)。

 

 

パトロールビデオでも確認したが、ブラックスピネルとヤングマンパワーの間は「一頭分あるかないか」。外に出そうにもヤングマンパワーが邪魔だし、内はごちゃ付いている(エアスピネルも前が開かずに詰まっている)。いっそヤングマンパワーが伸びてくれるか、タレてくれるかしてくれればいいのだが、中途半端に頑張っているのである(笑)。

こうなるともう「前が開くのを待つ」か「ブレーキを掛けてヤングマンパワーの外に出すか」の二者択一。しかしブレーキを掛けて勝負になるほど甘いレースではない。ルメールは「前が開くのを待つ」を選択するのだが、結局前は開かず。追い出すことが出来たのは残り300mからで、加速したのは残り200mから。しかし、それにしても・・・エアスピネルと比較しても、最後の伸びがなかったように思うな。

この馬の戦績を見るに・・・「前半3F34.5~35.0前後」の平均、あるいはややスローの展開で力を発揮する馬。もしかしたら、今回のペースは速すぎたのかもしれない。実際、前に行った馬はロゴタイプ以外全滅だしな。

しかし、イスラボニータを最後まで苦しめたブラックスピネルとヤングマンパワーはノーザンファームの生産馬。で、イスラボニータは社台ファーム。裏で「お前ら出来る限りイスラボニータをブロックするんだぞ!」なんて指示が飛んでいた・・・なんて陰謀説があったらオモシロイね。

 

大阪杯組で人気になってたステファノスアンビシャスについても触れておこう。今回、これらの馬から逝った諸兄も多かったろうと思うが、ステファノスは2年半ぶりのマイル戦、アンビシャスは新馬戦以来のマイル戦。予想の時にも書いたが、近年の安田記念はマイラーが強く、中距離馬が馬券になるのは難しい。むしろ短距離系のスピード馬の方が馬券になりやすい傾向にあるのだ。特に今回は厳しいハイペースとなってしまい、道中で息が入る中距離戦とは全く異なるレースとなった。

そんな中ステファノスは良く頑張ったと思うが、最後伸びなかったのはやはりマイラー適正の差だろう。アンビシャスは道中脚を使わされて全く手応えないままレース終了。ちょっと今回は厳しかったな。

 

香港馬ビューティーオンリーは-18kg、コンテントメントは-16kg。馬体減がレースに響いたかどうかは分からんが・・・今回は状態面がイマイチだったのかもしれんな。

 

浅次郎の◎ディサイファは直線ズブズブの13着(笑)。

ちょっと展開的に厳しかったな。

 

ま、微塵も気にすることなく、

 

 

来週もモッコリ大穴狙いで逝く。

 

さて、

 

これで春のGⅠは宝塚記念を残すのみ。

 

その間に浅次郎POGの募集をするぞー!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

<北斗の拳>34年で初の舞台化 まさかの雑魚キャラ“主役”で

ざ、雑魚キャラが主役?マジか・・・?

 

 

 

【日本ダービー2017レース回顧】2014年生まれのサラブレッド7015頭の頂点に立ったのはレイデオロ!ルメールの騎乗も素晴らしかったが、それに応えたレイデオロも素晴らしかった。一番人気だったアドミラブルの敗因は?超スロー?ポジション取り?大外枠?アルアイン・ペルシアンナイトの敗因は?カデナ、サトノアーサーは?

 

レイデオロ、ダービー制覇!

 

 

いやー藤沢さん嬉しそうだったねえ。

 

開業30年で初のダービーか。

 

昨日はチンコビンビン物語だったろうな~。

 

さ、簡単にレース回顧しよう。

 

■日本ダービー2017結果、着順

netkeibaより抜粋

 

■日本ダービー2017映像

 

■日本ダービー2017回顧

ほぼ揃ったスタート。

僅かにアメリカズカップ、スワーヴリチャード、サトノアーサー、アドミラブルあたりがダッシュつかず後手。ただ、ほとんど問題ないレベル。スタートが良かったのは内のダンビュライト、マイスタイル。それから中枠のアルアイン、トラストも好スタートから先団へ。

赤い帽子のクリンチャーは押して押して前に行こうとするが・・・行き脚が悪く、行こうにも行けない。クリンチャーが行かなかったことで、劇的にレースが変わることになる。

 

行ったのはマイスタイル(単勝188倍)、続いてトラスト(単勝219倍)。実は、この2頭が今回のダービーの鍵を握ることになる。なぜなら、2頭ともに超人気薄。直後のアルアイン、ダンビュライトにとって都合のいい馬たちだったからだ(後で泣くことになるんだが。笑)。この2頭の間にクリンチャーがいれば展開は大きく変わったと思うが、そのクリンチャーはいない・・・。そして、ハナに立ったマイスタイルの鞍上は妖怪横典。スローに落とす技術は天下一品である。

 

好位勢にアルアイン、ダンビュライト、ダイワキャグニー、クリンチャー。映像を良く見て頂けると分かると思うが、ダンビュライトもアルアインもクリンチャーも行きたがっているのである。ダンビュライト武なんぞは、上の画像を見てもハッキリ分かるくらい、かなり重心が後ろになってますな。

しかし、前にいるのは人気薄のマイスタイルとトラスト。このままのペースで行くのが理想・・・。前を突付くのはNG。まして東京2400だから・・・そう松山も武も藤岡も思ったんだと思う。この駆け引きが、今回の「超スローペース」を助長してしまったのだ。ダイワキャグニーは折り合いついてそうだったけどな。

 

中団前目にスワーヴリチャード、ウインブライト、ベストアプローチ。その後ろにサトノアーサー、アメリカズカップ。そして1コーナーからずっと行きたがっているペルシアンナイト(笑)。

スワーヴリチャードはこのペースでも折り合いバッチリ。サトノアーサーはちょいと折り合いに苦労しているように見えたな。それとも行きっぷりが悪かったか?サトノアーサーはこれからポジションをズルズルと下げることになる・・・。アメリカズカップはもう行きたがってしょうがない感じでジョッキーが手綱を引きながらの追走。

ペルシアンナイトは1コーナー地点ですでに掛かり気味。この時もう行ってしまえば良かったのに・・・と素人目には思ってしまうが、戸崎は押さえることを優先。手綱を何度も引いてケンカしながら向こう正面へ。そして、ちょっと落ち着いたように見えたその瞬間・・・!

 

レイデオロが外を通ってスーーーーッと上がって行くのである。動いたのは57秒過ぎ。前から数えて14番手に居たレイデオロは、映像を見る限り掛かったような感じではなく、ジョッキーの指示に従う感じでポジションを上げて行ったのだ!

 

もう、巷の回顧でも言われている通り、

今回のダービーはココがポイント。

 

ラップタイムを見てみよう。

 

 

1000m通過が63.2!

 

み、み、未勝利戦か!と見間違うような

 

超スロー。

 

ちなみに、8Rの青嵐賞(1000万下)は、1000m通過61.0の平均ペース。その後も締まったペースが続き、タイムは2:23.8。タービーより3秒速い決着であった。タイムでレースレベルを測るわけではないが・・・

 

それにしても、

あまりにも遅い流れだったと思う。

 

特に遅いのが1~2コーナーの12.9、12.8、

そして向こう正面入り口の13.3。

 

レイデオロがポジションを上げたのは57秒地点だから、

この13.3の所でポジションを上げ始めるのである。

見た目的には6~7馬身ほどポジションをアップしているから、

他馬より1.0~1.2秒ほど速い脚を使ったはず。

 

しかし、そもそものラップがめっちゃ遅いのである。

13.3のラップの所を12.5。

12.5のラップの所を12.2。

くらいで行ったと思うが・・・全く問題ない楽なラップ。

 

それでいて、

マイスタイルの後ろでピタリと折り合い、

また、スローの流れに乗っかるのである。

 

 

マイスタイルは、レイデオロにくっつかれて一瞬ペースを上げる。

(1200~1400は12.1)

 

しかし、その後は12.6、12.7とめっちゃ楽なペース。

(レイデオロも楽)

 

結果、上がり3Fだけの・・・

超瞬発力勝負となったのである。

 

巷で言われている通り、

今回のレイデオロの勝因はルメールの神騎乗による所が大きい。

もちろん、その指示に応えたレイデオロの能力も讃えられるべきであるが、

果たして後方のままだったら

馬券圏内まで来ていたかどうか・・・?

 

戻ろう。

 

行きたがるペルシアンナイトを、何度も何度も手綱を引いて強引に押さえ込んでいた戸崎であったが、外からレイデオロが行くともう我慢できずに射精。後を追うように外目をついて上がっていく。レイデオロと違うのは「自分から行った」のではなく、「我慢出来ずに釣られて行った」という点。今回テン乗りだった戸崎は、ペルシアンナイトとのコンタクトが上手く取れていなかったと思う。しかし、不思議と、行ったあとは折り合っていたな。

 

この時、アドミラブルも多少ポジションを上げているのだが、それでも中団後方まで。ミルコは「レイデオロが行ったからペースは速くなる」「このポジションで勝負になる」と踏んでいたんだと思うが・・・その後も遅いペースになってしまうのだ・・・。

 

後方にジョーストリクトリ、マイネルスフェーン、カデナ、キョウヘイ。サトノアーサーはなんか知らんが・・・ズンズンとポジションを下げていく。

 

勝負は、直線へ。

 

途中、レイデオロに突付かれるという事態はあったものの、理想以上の流れに持ち込んだマイスタイルが先頭!レイデオロは直線じわじわと外目に持ち出して行く!4コーナーでスムーズに外に出したスワーヴリチャードがエンジン点火!アドミラブルは大外ブン回しで末脚に賭ける!

 

残り400mの坂下からレイデオロが余力たっぷりに追い出しに掛かる!

その外からペルシアンナイトが襲いかかるもイマイチ伸びない!

さらにその外からスワーヴリチャードが猛然と伸びてくる!

 

残り300m!粘る粘るマイスタイル!坂を登った後も脚色は衰えない!

 

残り200m!ようやくレイデオロがマイスタイルを捉え、その外からスワーヴリチャード!ペルシアンナイトはここで力尽きる。アルアインとアドミラブルがさらに外から急襲!

 

残り100m!スワーヴリチャードがレイデオロに追い縋るが・・・あと1馬身差が縮まらない!3着争いも熾烈!アドミラブルは届くのか?

 

その差、詰まらず・・・リードを守りきったレイデオロが1着!最高の競馬をしたスワーヴリチャードが2着!大外ブン回し上がり最速で追い込んだアドミラブルが3着。

 

レイデオロ、完勝!

 

タイムは2:26.9。

勝ち馬の上がりは33.8。

ルメールはやっぱすげえわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【日本ダービーレース後コメント】レイデオロ ルメール騎手ら

 

勝ったレイデオロは、皐月賞5着からの巻き返し。ちょっと過剰人気気味だと思って嫌ったが、この競馬で勝ってしまったのであるから脱髪である。じゃなかった(笑)、脱帽である。鞍上ルメールの好騎乗が光ったレースであったが、それはもちろん馬の能力があってこそ。向こう正面でポジションを上げるのは見た目ほど簡単ではない。今回ペース的には楽に上がって行けたわけであるが、それでも「道中に脚を使った」のは間違いないし、そのままペースが速くなってしまうリスク、掛かってしまうリスクだってあるのだ。スタミナや折り合いに自信がないと出来ない騎乗である。

それらを全て乗り越え・・・直線は、追い縋るスワーヴリチャードを寄せ付けずにゴール。これはひとえに馬の力である。しかし、今回のレースは「超・超スローの瞬発力勝負」。ルメールの騎乗が「ハマった」感があるのも確か。ダービーは「運がいい馬が勝つ」とかつて言われたが、まさしく今回はこの馬に「運」があったと思う。世代ナンバーワンを賭けた真の戦いを、もう一度見たい(菊花賞でもう一勝負!秋天は来年でいいだろ!)。

 

2着のスワーヴリチャードは、今回のメンバーで最も理想的な競馬をしたと思う。内枠から道中は中団前目のイン。なにより、このスローでもバッチリ折り合いが付いたのが大きく、4コーナーでスムーズに外へ。四位はこの時に「勝った!」と思ったのではなかろうか?直線ではペルシアンナイトを捻じ伏せ、上がり33.5を繰り出してレイデオロに襲いかかったが・・・相手が一枚上であった。さらに距離が伸びて良さそうな馬だけに、菊花賞が非常に楽しみであるな。

 

3着アドミラブルは上がり最速33.3を繰り出してなんとか馬券圏内に。4角2番手のレイデオロの上がりが33.8であるからして、これはちょっともう・・・どうやっても届かんかったな。「青葉賞はダービーで勝てない」のジンクスは守られたわけだが、この馬の能力は十分発揮出来たと思う。中には「大外枠でなければ」という意見あるだろうが、今回のダービーに限り、それは言い訳にはならんと思う。今週は外も伸びる馬場だったけんな。また、「レイデオロが上がって行った時に付いていけば・・・」という意見もあるかと思う。しかし、先程も書いたが、道中で大きくポジションを上げるのは大きなリスクが伴うのである。一緒に行きたかったのは山々だったろうが、末脚勝負がこの馬のストロングポイント。行ってたら3着もなかったかもしれない。

 

4着のマイスタイルには驚いた諸兄も多いと思う。私も驚いた(笑)。内枠で横典だからまさか・・・とちょっとは思ったが、驚異の粘り腰であった。勝つためにはこれしかない!という騎乗。まさか1000通過63.2の超スローに落とすとは思わなんだ。2番手がトラストだったのもこの馬に幸いした。直後がクリンチャーやアルアインやダンビュライトだったらプレッシャーも変わっていただろうと思う。色々と意見はあるだろうけれども、「超スロー」も競馬の一つ。また面白いレースを見せて欲しい。

 

5着に皐月賞馬のアルアイン。勿体無い・・・そんな印象を残したのがこの馬。スタートよく絶好のポジションをゲット。しかし、マイスタイルの作った流れは超が付くスロー。この馬も多くの馬と同じく行きたがってしまったが、松山はガッチリ手綱を引いて折り合いに専念。当然松山も「ペースは遅い」と感じていたはずだが、それと同時に「ベストポジションなんだからココでいい」とも思っていたはず。誤算だったのはペースがあまりにも遅すぎて究極の瞬発力勝負になってしまったこと。この馬は皐月賞や毎日杯を見る限り、ある程度締まった流れで力を発揮する持久力型である。この馬も最後33.7の末脚を繰り出しているが、せめてレイデオロと同じ位置に居ないと勝ち負け出来ない流れであった。結果論であるが・・・もっと積極的に乗って良かった。ルメールと比べるのは酷であるけどな。

 

6着にダンビュライト。この馬も最高のポジションを取れたのであるが・・・道中めちゃくちゃ掛かっていたのである。向こう正面では落ち着いたんだが、これだけ掛かっていたにも関わらず、最後はきっちりと伸びてきた。アルアインと同様、見た目以上に惜しい内容だったと思う。もっとスムーズなら3着はあったかもしれない。

 

7着に我が◎のペルシアンナイト。「道中、レイデオロに付いていったのが失敗」「動かずに負けた騎手よりマシ」「やっぱり距離が長かった」といった意見が掲示板に多くあったが、この馬の場合、1コーナーに入る前にもうすでに掛かっていたのである(というより、レースが始まる前から入れ込んでいたのかもしれない)。

 

これはスタート後200m地点の画像だが、もうすでに戸崎は手綱を絞っている。

 

その後、ペースは歴史的な超スロー。そのせいもあってか、ペルシアンナイトはずっと行きたがり、手綱を押さえる戸崎に対し、クビをブルブルと振って何度も抵抗する。まるで、

 

「も、もうイってもいい?」

 

と頼み込む浅次郎のように。

(変な話混ぜるな!)

 

「馬とケンカするくらいなら、行ってしまえばいいじゃないか」

 

と我々素人は思ってしまうが、競馬はそう単純ではない。もちろんそうした方がいい馬もいるんだが(逃げ馬や短距離馬にそういうタイプが多い)、一度それを許してしまうと「折り合い」が出来ない馬になってしまう可能性があるのだ。折り合いがつかなくなった馬の末路は悲惨である(いくら能力があっても好走出来ない馬になってしまう)。だから、皆、馴致や調教で必死に「折り合い」を馬に教え込むのであり、時にはレースを捨ててでも「折り合い」を取るのである。

 

そういった訳かどうかは知らんが(中団後方で脚を溜めるという指示・作戦だったのかもしれん)、戸崎はギリギリの所でペルシアンナイトを我慢させていたのである。・・・そこにレイデオロがスーーーーッと上がっていく。

 

プツン。

 

と何かが切れる音。

 

戸崎が「もうこれ以上我慢出来ない」「このスローだと前に行った方がいい」「ルメールも行ったし!」と思ったかどうかは知らんが(笑)、レイデオロを追い掛けてポジションを上げるのである。この判断は間違っていなかったと私は思う。というのも、前に行ってから・・・それまで苦労していた折り合いがスッと取れ、手応え良く4コーナーを回ってくるではないか。

 

もしかしてだけど、

 

もしかしてだけど、

 

皐月賞も「我慢出来ずに上がって行った」のかも?

 

結局、残り200mまで善戦するも、

 

その後は脚が止まり・・・後続に飲み込まれる形で7着。

 

この原因が「前半掛かったせい」なのか、

「距離のせい」なのか、

「究極の瞬発力勝負のせい」なのは私には分からん。

 

しかし、

着差以上に紙一重の内容だったと思う。

 

秋は神戸新聞杯で会いたいなあ~。

 

他、カデナサトノアーサーは大外ブン回しでアドミラブルの更に外から追い込み。33.5、33.4という究極に近い上がりを使った追い込んだが、レースには全く関係なく10着、11着。完全に「超スロー」の展開に殺されてしまったな。

 

今回のダービーは

「展開が変われば着順も大幅に変わる」

と思わせるレースであった。

 

もちろん、そんなもんはタラレバであり、

言っても詮無いことであるが、

秋の戦いを予測する上で重要になってくると思う。

 

しかし、

 

今回のダービーは2:26.9。

先週のオークスが2:24.1。

 

時計だけでレベルが測れるわけではないが・・・

こうも違うとねぇ・・・

 

もしかして今年の3歳では、

ソウルスターリングが一番強いんじゃね?

と思ってしまった諸兄も多いと思う。

(私もちょっとそう思っている)

 

 

ま、馬券はハズレたが、

 

今日も明日も明後日も、

スガパー(清々しいパー馬券)の精神である。

 

安田記念も懲りずに

モッコリケツ馬券で逝くぜー!

 

 

※これは福永祐一のダービー回顧

ダービー回顧『攻めたクリストフと攻めなかった自分』

非常に参考になるので、読んでおくことをオススメする。

 

 

 

【浅次郎のひとりごと】

浅次郎POGの結果発表!

netkeibaより

 

優勝は、RINAさん!

 

わー!ぱちぱちぱちぱち!

 

RINAさんの指名馬で活躍したのはソウルスターリング一頭のみ!だけんどもしかし!その一頭が阪神JF、オークスを含め重賞3勝を挙げる大活躍!ほぼ一頭のみでポイントを稼いでしまった!そして、TETSUさんやasajiroの猛追を退けて優勝!RINAさんには優勝賞品としてamazonギフトカードを贈っておく(金額は心ばかりである。お買い物の足しにでもしてくれい笑)。あ、メールアドレス宛に贈るので受取り宜しくー!

 

いやあ・・・しかし、アドミラブルがダービーを勝てば浅次郎の大逆転勝利だったんだが・・・そう上手くいかんよなー(笑)。

 

それから「変態指名で賞」。これは浅次郎の毒断と変見にて決めさせて頂くが、スクリーンヒーロー産駒のトラストで札幌2歳Sを制し、マツリダゴッホ産駒のディヴァインコードで3勝を挙げたSMスナイパーさんに決定。SMスナイパーさんにもamazonギフトカードを贈らせて頂く。

 

さて、

 

来季の浅次郎POGに参加したい!

って毒者の皆は今のうちに準備をしておいてくれ。

 

・参加資格:浅次郎ブログ毒者

・10頭指名(牡馬牝馬問わず)

・ドラフトなし

・縛りなし

・母の名前だけでOK(全角カタカナ、箇条書きで準備しておいてね)

 

賞品はamazonギフト券。「優勝」と「変態指名で賞」のみ。

賞品の出処は浅次郎のポケットマネーである(笑)。

 

1年間、浅次郎と一緒に競馬を楽しみたい!って方は是非ご参加を!

 

定員は20人の予定。

締め切りは来週か再来週くらい(気分による笑)。

 

【オークス2017回顧】3歳牝馬女王決定戦、クラシック第2弾オークスを制したのは怪物の娘ソウルスターリング。圧巻の競馬で3歳女王に!レース分析、ラップ分析よりこの馬の強さを測る!今回のオークスは厳しいラップの総合力勝負だった!アドマイヤミヤビ、リスグラシュー、レーヌミノルの敗因は?モズカッチャンの好走要因は?

 

ソウルスターリング圧勝!

 

3歳牝馬の頂点、

 

樫の女王に!

 

 

いやー、ソウルスターリングは強かったなー。

 

簡単に回顧する。

 

■オークス2017結果、着順

netkeibaより抜粋

 

■オークス2017映像

 

■オークス2017レース回顧

スタート。

レッドコルディスがスタートで立ち上がって出遅れ。ディーパワンサ、リスグラシュー、アドマイヤミヤビ、マナローラもちょっと遅れるが、許容範囲内。好スタートはフローレスマジックとソウルスターリング。

 

行くかと思っていたヤマカツグレースはやはり外枠が祟ったか・・・ジワジワと前に取り付くが、内枠各馬の前には行けない。ミスパンテール、モズカッチャンあたりは馬なりのまま絶好位を確保。

 

ゆったりした流れで1コーナーへ。

 

先頭はフローレスマジック、続いてミスパンテールとソウルスターリング。その外にヤマカツグレースとブラックオニキス。

 

その後ろにカリビアンゴールド、内にモズカッチャン、外にレーヌミノル。ここまでが先団。1馬身切れてリスグラシュー、ホウオウパヒューム、モーブサファイア、ブラックスビーチこの辺が中団前目。

 

中団後方にディーパワンサ、アドマイヤミヤビ、ラチ沿いにディアドラ。マナローラ、レッドコルディス、ハローユニコーンが最後方。

 

1000m通過は61.7。

 

遅い!こりゃスローだ!

 

と思った毒者も多かったと思う。

 

確かに前半はゆったりした流れだった。

 

しかしラップタイムを見てみると・・・

 

 

緩かったのは最初の800m。つまりスタートから2コーナーまでで、向こう正面に入ってからは12秒チョイの厳しいラップが並んでいるのである。

 

言うまでもないが、2400mをハロン12秒で走ったら2:24.0である。歴代のオークスの勝ちタイムを見れば2:25.0~2:27.0位であり、今回のオークスの1000m過ぎからのラップがかなり厳しいものであることは・・・私のパンツのシミが「止まったと思ってパンツにチンコを入れた瞬間に漏れたオシッコ」であるのと同じくらい明々白々。

 

今回のレースで

 

「1000m61.7の超スローだから前が有利だった(キリッ)」

 

と言ってる半勃ちチンコの未熟者がいるが、

 

全然違う。

 

800m過ぎからは12秒台前半の厳しい流れだったのであり、

 

さらに、残り800mからのラップは全て11秒台。つまり、

 

厳しいラップ+ロングスパート勝負

 

だったのであり、

持久力と瞬発力と底力が求められる

GⅠにふさわしい総合力勝負

だったのだ。

 

ただし!

 

・前半のペースが緩かった分、多少は楽出来た(全馬)。

・時計の出やすい高速馬場だった。

・特に、内が止まらない馬場だった。

 

というのも確かである。

 

内外の馬場差については色んな議論があると思うが、

これは土曜日の傾向から

ジョッキーみんなが分かっていたことであり、

 

それも含めて競馬。

それも含めて馬券である。

 

そもそも「全馬平等に」という概念が間違っており、

競馬も人生も「不平等」なのが当たり前である。

 

(いや、これはいくらなんでも合成だろ笑)

 

「平等に」なんて言い出したら、

競馬の全てを直線にして、

屋内にして、

人工芝にしなければならんぜよ。

 

「不平等」だから面白いのであり、

「不平等」だから人気薄が飛んで来るのではないか。

 

レースに戻ろう。

 

残り800を切ったところで、ソウルスターリングが先頭に並びかけて行く。抜群の手応えだ。理想的な位置取りのモズカッチャンがフローレスマジックの後ろで静かにツメを研ぐ。その外にいるレーヌミノルもいい手応えに見えたが・・・ね。差を詰めたい後続各馬であるが、残り800m~600mの全体ラップは11.6。差が詰まるはずもなし。

 

4コーナーを回って直線へ!残り500m!ソウルスターリングは馬なりのまま先頭に立ち、残り400mでスパート!フローレスマジックはここで一杯に!そして、満を持して追い出したモズカッチャンがソウルスターリングに襲いかかる!

 

私は、この時点で自分の馬券(◎モズカッチャン)が的中したことを確信。後はモズカッチャンが頭に来てくれれば!

 

残り200m!モズカッチャンがソウルスターリングの前に出る!・・・

 

行けい!

 

そのまま行ってまえ!

 

南、ホントはカッチャンのことが好きー!

 

 

しかし・・・

ルメールの右ムチが2発飛ぶ!

 

すると・・・

ソウルスターリングは手前を変えて急加速!

 

この馬、もう一つ上のギアを持っていたのだ・・・

 

カッチャン、あっという間に置き去り(笑)。

 

うおおおお!カッちゃーん!

 

浅次郎の雄叫びも虚しく、

 

最後は約2馬身差をつけられ、

 

 

ソウルスターリング圧勝!

 

タイムはオークス歴代2位の2:24.1。

 

ソウルスターリングの上がりは34.1。

 

この厳しいペースの中、

番手の馬に34.1で上がられたら

後ろの馬はもうどうにもならん。

 

やっぱりこの馬強かったよ・・・。

 

つか・・・

 

ダービーに出たとしても勝ち負けなんじゃね?(笑)

(多分、ダービーより時計速いだろ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オークス2017のレース後のコメント

 

勝ったソウルスターリングは、桜花賞3着の雪辱を果たし、6戦5勝の堂々たる成績で3歳女王に。これで父フランケルの名声はさらに高まり、多くのフランケル産駒が輸入されることになると思う。いっそのことフランケルを日本に・・・なんてのはさすがに無理か(笑)。先にもちょっと書いたが、今回のレースはスローの瞬発力勝負ではない。前半は多少楽だったものの、向こう正面からは緩いラップは一度もなく、延々と厳しいラップ。そんな中を2~3番手の早め先頭で押し切ってしまうのだから、「たいぎゃなつええ!」の一言。ゴール前もう一回伸びたあの感じはちょっとエンジンの性能が違うのかもしれん。秋はどうするのか分からんが・・・天皇賞秋への出走も考えているとか。古馬との対戦が今から楽しみであるな!

 

2着のモズカッチャンは、最内枠を利し、理想通りの競馬をし、あるいは勝ったか!と思わせる競馬をしたが、今回ばかりは相手が悪かった。しかし、自分で言うのもなんだが、私が予想で書いた通りになった(→浅次郎のオークス予想)。予想通りのポジション取りで、4コーナーでチョイワープして、坂を登ってからズキューン!と伸びる・・・までは良かったんだけどね。ま、しかしこの春はモズカッチャンと出会えて良かった。もう・・・君が強いのはバレちゃったけど、秋には人気になっちゃうだろうけど、また君に逢うのを楽しみにしているよ。

 

3着にアドマイヤミヤビ。掲示板を覗いてみると「内外の馬場差有り過ぎ」「外々を回らされて不利だった」と言った論調が多いな。まあ、内が伸びる(止まらない)馬場だったのは確かだし、ごもっともな意見ではあるが、では・・・アドマイヤミヤビが内枠だったらどうだっただろうか?ミルコはインで脚を溜め、直線イン突きをしただろうか?この馬は鋭い差し脚が武器である。人気薄ならまだしも2番人気の身である。やはり外に出して外差しを狙ったんじゃなかろうか?仮に、仮に内枠からイン突きしたとしても、今回2着争いが精一杯だったと思うがどうだろう。

尚、ソウルスターリングもモズカッチャンも、直線はインを避け、馬場の真ん中に出している。これはインより馬場の真ん中の方が「馬場がいい」ということだろう(やっぱり内3頭分くらいは馬場が荒れている)。加えてこの厳しいラップである。前を行く馬も決して楽では無かったのだ。アドマイヤミヤビの敗因は、内外の馬場差というより、ポジション取りの差だろう。前の2頭は楽にベストのポジションが取れたわけで、ロングスパート合戦になると、このポジション取りが生きるのだ(勝負どころで差が詰まらない)。直線だけの瞬発力勝負ならあるいは・・・だったかもしれん。

もう一つ、この日の東京の馬場は速い上がりが出る馬場で、9Rの調布特別ではミルコが乗ったゼウスバローズが、上がり33.0を繰り出し、最後方から大外ぶん回しで差し切っている。もちろん距離も違うし、展開も違うから一概に言えることではないが、ミルコはこのイメージでアドマイヤミヤビに乗ったんじゃないかなーと思う。外からでも差せる・・・そう思ったんじゃないかな。

 

4着のディアドラは逆に人気薄の身。スタート後、岩田はさっさと馬をインに入れて中団後方でジッと脚を溜めたのである。

アドマイヤミヤビと比較すれば分かりやすいな。コレだけ内と外で走る距離が違うのだ。しかし、内に入れると相応のリスクも発生する。ごちゃつく可能性もあるし、他馬と接触するかもしれんし、なんらかの不利を受けるかもしれんし、直線は包まれて進路がなくなってしまうかもしれない。多くのファンは「距離損」で内と外を測る事が多いが、内・・・特にインベタは常にリスクと隣合わせなのだ。

しかし、岩田は徹頭徹尾イン狙い。4コーナーもラチ沿いを回してワープ。ソウルスターリングやモズカッチャンがインを空けて真ん中に寄せて行ったため・・・ポッカリとインが開く。追い出すとものすごい勢いで伸びてきたが、前の2頭には突き放される。3着に粘ったか?と思われた所にアドマイヤミヤビの急襲に遭い・・・惜しくも4着。惜しい競馬であった。

 

5着に3番人気のリスグラシュー。敗けるにしても勝負とは関係のない5着。直線の伸びもイマイチだったし・・・この馬に期待していた人は「なんで負けたの?」「敗因は何?」と思っている方も多いだろう。

いつもの武豊の騎乗フォームと全然違いますな。これは「掛かっていた」んだと思う。この馬にしては前目の位置取りだったのは・・・馬が掛かってしまって押さえきれなかったんではなかろうか。これが「マイルを使ってきた代償」。マイルの速い流れであれば折り合いも問題なかったろうけど・・・今回は特に最初の800mは緩かったけんな。馬が行きたがってしまったのではなかろうか(よく見ると3コーナー手前でも武が立ち上がるほどに掛かっている)。

逆に言えば、これだけ掛かって5着に来たのであるから、スムーズだったら勝ち負けもあった・・・?と思ってしまう。タラレバを言っても仕方ないけどな。個人的には、次も武豊が乗るようなら消し。乗り替わりなら買いですな。ジョッキーの腕云々じゃなく相性が悪い可能性あり。それから、調教チェックの時も書いたが、やはり今回は調整が上手く行ってなかったのかもしれん。桜花賞の時がピークだったか。

巷で言われている直線の不利は、ブリーフの黄色い染みレベル。むしろこの馬からぶつかって行ってるように見えるけどな。

 

期待したレーヌミノルは直線見せ場なく13着。折り合いもバッチリだったし、4コーナーの手応えは良さそうに見えたが、直線向いてからさっぱり伸びず。これは・・・さすがに距離かもね(笑)。

 

もう一頭期待したヤマカツグレースは直線半ばで全く手応えがなくなり流すだけの競馬。敗因は色々とあるだろうが、今回はまず外枠だったのが辛かったな。それから1コーナーでのポジション取りが中途半端だったこと。にも関わらず、向こう正面でポジションを上げてしまったこと(向こう正面に入ってから全体のペースが上がる)。この馬はフローラSのようにスローの流れで粘り込むタイプ。今回のように厳しいラップが続くレースはダメなんだと思う。しかし見限るのは早い。秋に期待したい。

 

さて、

 

馬券は△-◎の馬連がチンマリと的中。

 

モズカッチャンとソウルスターリングの馬連1点買い!

 

なんて馬券を買えたらカッコ良かったのであるが、

 

小資金で勝負する

ケツ馬券師としてはこれが精一杯である。

 

いよいよ来週はダービー。

 

この春、絶好調の浅次郎であるが、

 

もうヒト穴咲かせたいところだ。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

いよいよ来週はダービー!浅次郎POGもついに決着の時!

浅次郎POG

トップはソウルスターリングでオークスを制したRINAさん!しかしRINAさんはダービー出走馬をもっておらず、ダービーの結果次第で逆転も可能!可能性があるのはアルアイン、サトノアーサーを持ってるTETSUさん!そして、1着条件ではありますが、アドミラブルを持ってる浅次郎とくるパパさん(くるパパさんはサトノクロニクルの入着が条件)!

 

TETSUさんが圧倒的に有利であるが、何が起きるか分からんのが競馬。また、勝敗は関係なく、最後まで自分のPOG馬を応援しよう!ちなみに、浅次郎の場合、POG馬の応援はするが・・・・馬券は別である(笑)。ダービーもモッコリケツ馬券で逝く!

 

尚、浅次郎POGで1位を取られた方と、レアな馬を指名して上位に入った方には、気持ちばかりの賞品を用意している。今年(2017~2018シーズン)もやるので、興味がある人は参加してな!

 

 

【ヴィクトリアマイル2017レース回顧】古馬牝馬マイル女王決定戦ヴィクトリアマイルはまさかの人気馬総崩れ!伏兵のアドマイヤリードが勝ち、大穴デンコウアンジュが大外強襲で2着!浅次郎の大穴モッコリ馬券が大的中!断然の人気を集めたミッキークイーンの敗因は?ルージュバック、レッツゴードンキは?簡単にレース回顧する。

 

祝!

 

モッコリケツ馬券的中!

 

ヴィクトリアマイル2017浅次郎の的中予想はこちら

 

いや~~~~!

沢山のお祝いコメントありがとーう!

 

それから、私のモッコリ予想を信じ、

馬券的中された方、本当におめでとーう!

 

簡単にレース回顧しよう!

 

■ヴィクトリアマイル2017結果、着順

 

■ヴィクトリアマイル2017映像

 

■ヴィクトリアマイル2017回顧

こんなに揃ったスタートも珍しい!

出遅れる馬なし。キレイに揃ったスタートから先行争いに入る。

 

行ったのはやはりソルヴェイグ。しかし、押してハナに立ったわけではなく、ちょっとだけ促した程度。2番手にアスカビレン、内からスマートレイアー。外からリーサルウェポンが上がって行き、レッツゴードンキも前へ。

 

私はずっとデンコウアンジュを見てたから気付いたんだが・・・この時はヒヤッとしたな!蛯名が尻もちを付くくらい手綱を引いている。おそらく進路が狭くなったんだと思うのだが、まあ大事なくて良かった。しかし、この時の不利が無ければな~ゴール前もっと際どかったかもなー(馬単が表ならなー。笑)。

 

200m地点からレッツゴードンキが掛かってしまう。もう、レッツゴードンキの敗因はこれに付きますな。おそらく陣営の狙いは短距離戦線で磨いてきた中団からの差しだったと思うが、掛かった時点でもうジ・エンドである。

 

中団の前にオートクレール、ジュールポレール、そしてミッキークイーン。中団チョイ前の外。絶好の位置に見える。そして折り合いもバッチリ。ミッキークイーンの馬券を持ってた人は「よしよし!ベストチンポジや!」と思っていたことだろう。私もそう思っていた。・・・が、競馬は本当に何が起きるか分からんな・・・。

 

中団後ろにクイーンズリング、デンコウアンジュ、クリノラホール。そしてその後ろにアドマイヤリード。中団のインで虎視眈々と脚を溜める。

 

後方にウキヨノカゼ、アットザシーサイド、ルージュバック、フロンテアクイーン、最後方がヒルノマテーラ。

 

600m通過が35.6。

 

ある程度力を要する馬場になっていたのは間違いないが、

 

それにしても遅い!

 

なんだか、今回のレースは「馬場が緩かったから・・・」という解説(言い訳)をしている専門家や関係者が多かったが・・・

 

レースの上がり3Fは33.8である。

 

 

勝ったアドマイヤリードの上がりが33.4で、

大外をブン回したデンコウアンジュの上がりが33.2。

 

本当に馬場が重かったのか?

 

確かに、3~4コーナーの馬場は重く、

直線の馬場は軽そうであったが、

それにしても上がり33秒台前半が出る馬場である。

 

 

実は、このレース、

超スローの瞬発力勝負だったのである。

 

特に、

 

600~800mの12.3。

800~1000mの12.2。

 

この400mのラップが緩く、

ここで、全馬、楽をしているのだ。

 

そして残り600mからが超激流。

 

 

私の予想通り、スロー。

 

そして予想ではこうも書いた。

 

「ミッキークイーンを負かすとすれば、前の馬ではなく、後ろの馬だと思う」

 

「スロー=前が有利」と思っている諸兄にはチンプンカンプンな話だろうけれども、団子スローの瞬発力戦の場合、上手く脚を溜めた差し馬の方が有利だったりするのだ(コースや馬場にもよるが)。

 

そして、実際に、

 

後ろの馬が突っ込んで来る!

 

 

直線入り口!

 

多くの馬が荒れたインを避けて馬場の良い外へ!

 

アドマイヤリードは

コーナリングで開いたインを付いて一気にワープ!

先団に取り付く!

 

デンコウアンジュはミッキークイーンの直後の外!

 

浅次郎、絶叫!

 

 

あんじゅー!

 

逝けーー!

 

 

残り400m!

 

この地点で私は

デンコウアンジュが突っ込んで来ることを確信!

手応え抜群だし、前も開いてるし、

この馬はエンジンの掛かりは遅いが、

掛かったら止まらない!

 

後は・・・

 

ミッキークイーンと一騎打ちや!

 

と思ったのである。

 

 

残り200m!

 

しかしミッキークイーンは伸びず、

デンコウアンジュとレッツゴードンキに挟まれるような形で

怯んでしまう。

 

「ミッキークイーン不利受けたんちゃうの?」

 

と言ってる競馬ファンも多くいるようだが、これは前が開いていたにもかかわらず伸びなかったミッキークイーンが悪い。仮に挟まれることがなくても着順にはほとんど影響しなかったと思う。完全にデンコウアンジュの方が脚色良かったもんね。

 

そして・・・

 

エビダンス炸裂!

 

 

世の中にはオッパイとポテチと批判が好きな人達が一杯いて・・・蛯名の追い方が気に入らない競馬ファンが沢山いるのであるが(競走馬に乗ったこともない素人がよく批判出来るもんだ)、エビダンスはハマればエゲツない破壊力を発揮する高等騎乗法である(馬の走りに合わせて自分の体重を振り子のように移動させねばならない)。

 

デンコウアンジュは

エビダンスの振り子に合わせてグイグイと伸びる!

 

一方、

 

我慢して我慢して、

 

狭い所を割ってきたアドマイヤリードが、

 

一瞬の脚を繰り出してズピョーンと抜け出す!

 

大外から、

 

踊るデンコウアンジュが襲いかかるも、

 

1馬身1/4届かなかった所がゴール。

 

 

アドマイヤリード、完勝!

 

勝ちタイムは1:33.9。

 

勝ち馬の上がりは33.4。

 

初重賞制覇が嬉しいGⅠ勝利となった!

 

 

 

 

 

あれ?左端にいるのは大魔神佐々木?馬主は近藤利一さんでしょ?

 

勝ったアドマイヤリードは強かったし、上手かった。重めの馬場も良かったし、なによりコース取りが最高だったな。それから、調教チェックの時にも書いたが(特A評価)、中4週で13本の時計という・・・普通有り得んような猛特訓を課してここへ出走して来たのである。それでいて馬体重はあまり減っておらず、前走からさらにパワーアップしていたのだと思う。秋はエリザベス女王杯を目指すとのことだが・・・今から楽しみであるな!

 

2着に我が◎のデンコウアンジュ。東京は走る!と信じていたが、その通りになって本当に嬉しい。このブログでも何度も書いてきたが、オークスだって不利がなければ・・・であったし、再三再四書くが、アルテミスSの時の脚は本当に半端なかった。一瞬のキレはないが、ナタのように切れる。エンジンが掛かれば止まらない!今回の好走でこの馬が走るってことがバレてしまったが・・・最後まで追い掛けたいと思う。

 

3着にジュールポレール。勝ったか?と思わせるあわやの3着。この馬も成長著しかったな。やや重めの馬場も良かったし、スローの瞬発力戦も良かった。阪神マイルや東京マイルがとても合うな。秋はどうすんのやろ。是非GⅠにチャレンジして欲しいが賞金取らんといかんなあ。

 

4着にスマートレイアー。軽視していたが、やっぱり能力あるわ。スローの瞬発力戦はこの馬の十八番。展開向いたと思うが・・・ちょっとズブくなってんのかな?やっぱ今は中距離の方がいいか?エリザベス女王杯が楽しみやな。

 

僅差の5着に逃げたソルヴェイグ。スローのマイルなら十分こなせることを証明。重めの馬場も良かったんだと思う。秋はスプリント路線かな?

 

クイーンズリングはやっぱり「非根幹」専用機なのかな(笑)。今回最高の騎乗をしたと思うが、アドマイヤリードの露払いみたいになってしまったな。

 

さて、

 

7着に負けたミッキークイーン敗因はなんだったのだろう?直線、全く伸びなかったもんなあ。浜中は「ちょっと分かりません」と言っている(→レース後の各ジョッキーコメント)。位置取りも理想的、折り合いもついた、東京は得意、マイルも問題なし、重めの馬場も問題なし、後ろからデンコウアンジュに差されたのだから、展開面も言い訳にならぬ。

 

じゃあ、なんで?

 

うん。

 

好きな人が出来た時と同じ。

 

理由なんて探さなくていい。

 

馬は生き物。

 

競馬なんてそんなもんである。

 

強いて挙げるとすれば、前走からの見えない疲れがあった(2走ボケ)のかもしれん。あるいは、精神的なもの・・・かもしれん。

 

気をつけねばならんのは、ミッキークイーンの次走である。

 

必ず、人気になる。

 

しかし、今回の負けが精神的なものであった場合、次も惨敗するかもしれんぞ?牝馬は一度理由不明の惨敗を喫すると・・・立て直すのが難しいけんな。

 

今回ルージュバックの敗因も良く分からんが、私は調教の時点で怪しいな~と思っていた(詳しくは調教チェック参照)。もちろん、次は快走するのかもしれんが、また惨敗してしまうかもしれん。

 

今回人気になって負けた馬は要注意である。

 

さて、

 

レース回顧は以上。

 

馬券的中の余韻に浸る間もなく、

 

今週はオークスであるな。

 

また、当ブログをチェックして貰えると嬉しい。

 

デンコウアンジュ、本当によく頑張ったな。

 

お疲れ様。有難う。

 

また狙うけんな!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

ソウルスターリング、女王の座奪還なるか/オークスの見どころ

あなたの狙い馬は・・・?

 

 

 

 

【NHKマイルC2017レース回顧】今年のNHKマイルCを制したのは牝馬のアエロリット!1:32.3の好時計で先行早め抜け出しから圧巻の完封勝利。今年の牝馬はやはりレベルが高いのか?それともアエロリットが強いのか?カラクレナイの敗因は?モンドキャンノの敗因は距離?リエノテソーロは次も走るのか?簡単にレース回顧する。

 

アエロリットが3歳マイル王に!

 

 

簡単に回顧する。

 

■NHKマイルC2017結果、着順

 

■NHKマイルC2017映像

 

■NHKマイルCレース回顧

16番のアエロリットが抜群のスタート。他、ディバインコード、タイムトリップ、トラスト、リエノテソーロなども好スタートを決めて前へ。

出遅れたのはナイトバナレット、タイセイスターリー、キョウヘイ、ジョーストリクトリ、アウトライアーズなど。もしかしたら、ジョーストリクトリ、アウトライアーズは前に行く予定だったかもしれず、この出遅れは痛かったかもしれない。

 

行ったのはボンセルヴィーソ。二の脚を使って前へ。1番のモンドキャンノが2番手。直後にディバインコード。プラチナヴォイス、アエロリット、トラストが先行集団を形成。

 

続いてタイムトリップ、内からカラクレナイ、リエノテソーロ、ガンサリュートが中団の前。

 

中団後方にオールザゴー、レッドアンシェル、ジョーストリクトリ、ミスエルテ。4番のカレクレナイは・・・この地点でもう手応え悪くズルズルと後退しとるな。

 

後方にアウトライアーズ、タイセイスターリー、キョウヘイ。離れた最後方にナイトバナレット。

 

ペースは、

 

600m通過34.5。

800m通過が46.1。

1000m通過が57.9。

 

 

今の東京の馬場を考えるとメチャクチャ速いというわけではないが、平均より速めのペースであったか?

 

ちなみに9Rの湘南S(古馬準オープン)は1000m通過が60.3で勝ちタイムは1:33.8。

 

もちろん単純比較は出来ないが、今回のNHKマイルCは最後まで一貫して11秒台のラップ。息が入らない厳しいラップだったのは間違いない。

 

私は「スローの瞬発力勝負」になるんじゃないかと思っていたが、逃げ馬不在でも速いペースになる時も多々あるわけで、今回は各ジョッキーの意識が前になっていたのかも。特にハナに行った松山はこういう淀みない流れを作ることが多いので注意が必要やな。

 

 

アエロリットは向こう正面もずっと外を走らせ、4コーナーでも大きく外を回して早くも先頭に並びかける勢い。対照的にボンセルヴィーソはずっと内ラチ沿いを進めて脚を溜める。この2頭・・・走った距離の差は10~20m以上あるかもしれん。

 

抜群の手応えで4コーナーを回るアエロリット!しかし、このペースで、この位置取りで、この手応えってことは・・・我々が思ってるより厳しいペースじゃなかったのかも?あるいは、アエロリットの能力が突出しているか。まあ、こういう厳しいペースが得意な持久力タイプのマイラーかもね。

 

そして・・・残り500mで早くもスパート開始!普通、これだけポジショニングのアドバンテージがあれば仕掛けを遅らせるもんだけどな。インタビューで横典も言ってたが、よっぽどデキに自信があったんだろうね。ボンセルヴィーソは残り400mを切ってからスパート。

 

残り300m。粘る粘るボンセルヴィーソを交わす勢いでアエロリットが伸びる!そして、中団前目の外に居たリエノテソーロが猛然と差し脚を伸ばしてくる!

 

残り200mでボンセルヴィーソを交わす。外から迫るリエノテソーロに詰め寄られるも・・・横典の激に応えてもうひと伸び。

 

最後は豪快に突き放してゴール!

 

タイムは1:32.3。

 

アエロリットの上がりは34.3。

 

これだけ一貫したラップの中、前の馬に34.3で上がられたら、

後ろの馬は出すチンコなし。

 

アエロリット、圧巻!

 

 

 

 

 

 

 

勝ったアエロリットはクロフネ産駒。そういえば、2年前に勝ったクラリティスカイもクロフネ産駒で鞍上は横典であったな。クロフネは最近ダート寄りの種牡馬になりつつあるが、時々こういった東京で切れる馬を出すんだよね。しかし、今回のレース内容は圧巻の一言。多分他の馬より相当長い距離走ってるけど、それでこの着差。ラップ的にも淀みない一貫したハイラップ。おそらく、後ろの瞬発力系の馬は、道中なし崩しに脚を使わされてしまったのだろうと思う。桜花賞より状態が上がっていたんだろうけど、それにしてもここまで強いとはね。2000mはちょいと長いような気もするが、秋華賞を目指すのかな?

 

2着のリエノテソーロには正直びっくらこいた。中団の外から豪快に脚を伸ばして上がり最速。アエロリットには届かなかったが、この馬もかなり強い競馬をしている。前残りぽい馬場で差してきたのはこの馬とレッドアンシェルのみ。○外なんで血統的には良く分からんが、次も走ってくると思う。人気になるだろうけど。今回こういう馬を狙えなかったのはケツ馬券師として懺悔キック。

 

3着のボンセルヴィーソは本当にしぶとい。今回も仕掛けを出来る限り遅らせてから目一杯の走りをして3着。次はもう人気になるかな?(笑)

 

4着のレッドアンシェルは4コーナーでものすごい手応え。怒涛の追い込みを見せるかと思ったが、思ったより伸びず・・・。前が止まらなかったのか?それともこの馬の伸びが甘かったのかは分からんが、折り合いも付いていたし位置取りも悪くなかった。現状精一杯の競馬だったと思う。

 

5着はタイムトリップと並んで入線したオールザゴー。しぶとく最後まで伸びていたのが印象的。この馬はマイルは短いんじゃないかな・・・なんとなく去年のレインボーラインを思い出させる。

 

1番人気だったカラクレナイの敗因はなんだったのだろうか?

NHKマイルCレース後コメント

 

能力的にアエロリットと互角なのは桜花賞の成績が示す通り。じゃあ、何故こんなに差がついたのか?もちろんこんな問いに答えなんぞないが、考えられる可能性は「初めての輸送」「スタート良く前に行ってしまったこと」「目に見えない疲れ」「当日の体調がイマイチだった」などであろうか。

 

ま、競走馬は生き物であるからして、こういうことは良く起こるのである。

 

能力は互角でも1着と17着。

 

これが競馬の怖いところであり、面白いところだ。

 

では、

 

3番人気のモンドキャンノの敗因はなんだったのであろうか?

 

ルメールは敗戦コメントで「折り合いもついていたし、息も入ったのに全然反応してくれなかった」と言っている。ボンセルヴィーソの真後ろのポジションでじっくり脚が溜まっていたように見える。しかし、いざムチを揮っても全然伸びず、最後の200mはもうズブズブ・・・。ズバリこの馬の場合は「距離」が敗因だと思うな。血統を見ても「キンシャサノキセキ×サクラバクシンオー」。朝日杯の2着があるから騙されやすいが(スプリンターが若かりし頃にマイルでも走るのは良くあることである)、この馬は1200~1400の馬だろうと思う。

 

アウトライアーズは元気なく13着・・・なんだろうな。調教パターンを変えてきたので怪しいと思っていたが、やっぱり皐月賞がMAXで、多少の疲れがあったのかもしれない。ミスエルテは最後にいい脚を使って追い込んだが、勝負とは全く関係のない7着。今回も馬体が減ってパドックでは寂しく映った。充電して秋に期待かな?

 

私のモッコリケツ馬券は、

◎タイセイスターリーでカスリもせず大外れ(笑)。

期待した▲キョウヘイも後方のままでドモナラズ。

 

だけんどもしかし。

 

 

ま~~~ったく問題なし。

 

懲りずに、これらの馬を次走で狙うのが浅次郎流である。

 

能力があっても「惨敗すると人気が落ちる」のが競馬の面白いところ。

 

そう考えると、今回「的外れだった考察」も後で必ず活きて来る(はず)。

 

そう信じつつ、

 

今週もモッコリケツ馬券で逝く。

 

的中率なんざクソ食らえー!

 

 

私はオッパイが好きだー!

 

菊沢調教師と横典は義理の兄弟なんだってー。そんで菊沢調教師は騎手時代も含めて初のGⅠ制覇。・・・にしては表情堅いな(笑)。

 

【浅次郎のひとりごと】

GW明けに増加する五月病、症状や対処法は?

「競馬」をやればよろしい。競馬をやってれば五月病なんぞ掛かってる暇はない。

 

【天皇賞春2017レース回顧】パンパンの良馬場で行われた今年の天皇賞春はキタサンブラックが超レコード勝ち!この馬はスローもハイペースもこなせるオールラウンダーだった!サトノダイヤモンドに敗因はなく完敗。シュヴァルグランも最高の競馬をしたが、キタサンブラックが強すぎた!アドマイヤデウス・・・惜しかったなあ!

 

キタサンブラック、

あんた強すぎだよ!

(ちびまる子ちゃん風)

 

 

簡単に回顧する。

 

■天皇賞春2017結果、着順

 

■天皇賞春2017映像

 

■天皇賞春2017回顧

波乱液の匂いが立ち込めるスタート。

人気の一角シャケトラ、ゴールドアクター、逃げ候補の一頭ラブラドライトが出遅れ。対象的にキタサンブラックは好スタートから馬なりのまま前へ。そして行くしか無い大外のヤマカツライデンが押してハナへ。

 

チンポジが絶妙だったのは10番のアドマイヤデウスと6番のシュヴァルグラン。キタサンブラックの直後に馬を入れて徹底マークの構え。アドマイヤデウス岩田は予想(希望)通りであったが、シュヴァルグラン福永は差す競馬になるかと思っていたがな~。結果的にこのポジション取りが最後に活きる。

 

200~300m地点で出遅れたシャケトラが掛かってしまう。すぐに落ち着いたが、200~400m(約4mの急な上り)の全体のラップは11.5。シャケトラはこの時11.0くらいの脚を使ったはずで、GⅠでこれはもう致命傷である。田辺痛恨あべし。

 

1周目の4コーナーの隊列。ヤマカツライデンがぶっ飛ばして逃げ、キタサンブラックが10馬身くらい離れた2番手。続いてアドマイヤデウス、シャケトラ、ワンアンドオンリー、シュヴァルグラン、ファタモルガーナ。ここまでが先団。

 

その直後にサトノダイヤモンドが居て、タマモベストプレイ、アルバート、ラブラドライト、トーセンバジル。中団後方にゴールドアクターとディーマジェスティ。

 

後方にスピリッツミノル、プロレタリアト。最後方にレインボーライン。

 

1000m通過は驚きの58.3!いやいや!ヤマカツライデンよ!いくらなんでも飛ばし過ぎだろ!マイル戦じゃないんだから!ショートデリヘルじゃないんだから!と突っ込みたくなるようなハイペース。しかし、後続とは10馬身近くの差があったから、おそらくキタサンブラック以下は60秒前後のペースだったと思う。それでも十分速いんだけどね。

 

ラップタイムはこんな感じ。

 

 

春天はスタートしてすぐ淀の坂超えとなるため、200~400mはそんなに速くならんのだが・・・ここがまず11.5!そんで坂はゆっくり降りるのがセオリーなんだが、400~600mが11.2!そのままスピードが落ちず3コーナーから4コーナーが11.3!4コーナーを回ったところ11.4!で1000mが58.3である。

 

キタサンブラック以下は各ハロンのラップが0.3~0.4秒ほど遅いペースだったと思うが、それでも11秒台のラップ。

 

ハッキリ言って、

 

私のソーローチンコがこのまま持つ訳がないのと同じように、

全馬このままで持つ訳がない。

 

ヤマカツライデンはそのまま一周目の直線もペースを落とさずに行くのだが、

 

1コーナーに入ってから・・・ガクンとペースが落ちる。

 

 

1400~1600が13.0。

1600~1800が12.5。

 

しかし、ヤマカツライデンとキタサンブラックの差は縮まっていない。

 

 

これは2コーナーの画像だが、13~15馬身差あるように見える。

(むしろ差が広がっているように見える)

 

つまり、キタサンブラックも!

ココでガクンとペースを落としているのである。

(出たよ豊マジック。ラップ分析しないと分からんし)

 

ここで全馬・・・やっと息が入ったのだ。

 

しかしその後・・・

 

ゆるくなったとはいえ、

 

12秒台のラップが続く。

 

13秒台のラップが2~3箇所あれば、

もうちょっと全馬楽出来たと思うけどね。

 

・・・2000mあたりから

ヤマカツライデンとの差がみるみる縮まって行く。

 

つまり、キタサンブラックはここから

ペースをちょっとずつ上げていくのである。

 

2度目の淀の坂超え。

 

ラップは2000~2200が12.6、

2200~2400が12.5。

 

前半かなり厳しいラップだっただけに、

どの馬も苦しかったと思う。

 

坂の下り。2400~2600(残り800)のラップが12.2。

ここでヤマカツライデンとの差が殆どなくなる。

 

つまり、キタサンブラック以下は

11.5~11.9位のラップ。

 

 

このラップタイム表には表れていないが、

 

今回の天皇賞春は、

残り800mからのロングスパート合戦だったのだ。

 

き、きびしー!

 

しかし、それでも後続はここで仕掛ける他なく、

(かなりの馬がここで脚を削られてしまった)

 

4コーナーは団子状態に。

 

 

4コーナーを回りながら、

抜群の手応えでキタサンブラックが堂々先頭に立つ!

 

外を回してサトノダイヤモンドが上がっていく!

 

虎視眈々と王座を伺うシュヴァルグランの手応えもいい!

 

我が◎のアドマイヤデウスは・・・

 

イマイチの手応え(笑)!

 

 

来るなら来い!のキタサンブラックに、

アドマイヤデウスとシュヴァルグランが併せ馬で襲いかかるも、

なかなか差が縮まらない!

 

外から来たサトノダイヤモンドも懸命に脚を伸ばすが、

苦しい!伸びてはいるが・・・届かない!

 

 

残り200m!

 

ここで!

 

アドマイヤデウスからの馬連・馬単(相手は3頭とも買っている)を

持っていた浅次郎、

キタサンブラックがタレるのを祈りつつ、

 

絶叫!

 

「来いィィィ!岩田ァァァ!」

 

だけんどもしかし。

 

キタサンブラックはタレず、

 

 

最後に逝ったのはアドマイヤデウスであった(笑)。

 

キタサンブラックはあのペースで最後までバテることなく、

 

驚異の完封勝利。

 

勝ちタイムは従来のレコードを0.9秒短縮する驚異のモッコリレコード。

 

3:12.5。

 

キタサンブラック・・・あんた強すぎだよ。

(ちびまる子ちゃん風)

 

 

 

 

 

 

 

驚異のレコードタイムだからキタサンブラックは強かった!と言うつもりはない。時計は「馬場状態」や「展開」に大きく左右されるからだ(馬場の造園技術は日進月歩で進歩している。今回5着のアルバートだって今までのレコードを更新するタイムで走っている)。

 

しかし、今回のレースは凄まじい持久力戦であり、

それを前受けの横綱競馬で押し切った!

だから強かった!と言わねばならんと思うのである。

 

推定だが、キタサンブラックは延々と12.0秒前後のラップを刻んで3200mを走り抜けている。緩んだのは1~2コーナーくらいで、ほとんどずっと平均ラップだったわけだ。それでいて最後の3Fは35.3(残り800mからスパート)。中距離ならそれが可能な馬もいるが、3200でこれが出来る馬はそういない。

 

私はずっとキタサンブラックを「スローが得意な前受け系瞬発力型」だと思っていた。しかし、今回のレースで認識を改めねばならん。ハイペースの持久力戦もこなせるオールラウンダーだったのだ。いや、最初からそうだったわけではなく、鍛えに鍛えて強くなった結果なのかもしれんな。

 

強い・・・の一言。

 

こりゃ秋の凱旋門賞が楽しみであるな。

 

2着のシュヴァルグランは最高の競馬だったと思う。枠も良かったし、作戦も良かった。もしかしたら福永は4コーナーで勝った!と思ったかもしれない。運良くアドマイヤデウスと併せ馬の形にもなった。しかしそれでもキタサンブラックには届かなかった。今回は相手が強かったの一言だろう。

 

3着のサトノダイヤモンドは最後に力尽きたアドマイヤデウスを交わすのが精一杯。上がり最速の35.0で迫ったが、キタサンブラックには全く届かなかった。ワンテンポ仕掛けを遅らせれば・・・なんてことを思わんでもないが、まあ今回はどうやっても届かなかったろうね。この馬はもしかしたら2000~2400の中距離馬かもね。

 

4着のアドマイヤデウスは本当に惜しい競馬だった。単勝オッズ100倍の大穴扱いであったが、この馬は京都ならこのくらい走って不思議無い馬なのである。4コーナーで手応えが怪しくなって・・・もうダメかと思ったが、本当に最後までよく頑張った。もうちょい内枠だったら2~3着はあったかもしれないよ?馬券は外れたがスガパー。

 

今回5着以下は3馬身離されてしまったが、

 

コレだけ厳しいペースだったのに、

 

前残りの決着。

 

瞬発力系の差し馬達はハイペースで脚を削られてしまったな。

 

いや、むしろ今回の2~4着馬は

キタサンブラックに引っ張られて好走したのかもしれん。

 

 

しかし、素晴らしいレースであったわ。

 

秋はぜひ凱旋門賞へ。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

一夜明け、キタサンブラック清水師「凱旋門賞の可能性は、宝塚で無事ならばかなり濃厚に」

凱旋門賞を逃げ切ったら、そりゃ爽快だろうなあ。しかし、問題は、凱旋門賞の馬場・・・重い馬場は多分苦手なんじゃないかな・・・。

 

【QE2世Cレース後コメント】ネオリアリズム ジョアン・モレイラ騎手ら

ネオリアリズムおめでとう!いや~十分勝負になると思ってたが、勝っちゃうとはね~!しかし、モレイラはとんでもない乗り方するな!スローと見て行ったんだろうけど・・・あれで粘り切るんだから馬もスゴイ!忙しすぎて馬券買えなかったんだけど、こういう時に勝つんだもんなあ~。あべし。

 

【皐月賞2017回顧】混戦皐月賞を制したのは毎日杯勝ちの伏兵アルアイン!レースレコードのおまけ付きで牡馬戦線に新星が誕生した!断トツ人気を集めたファンディーナの敗因は?高速馬場が原因?展開?次はオークス?ダービー?他、牡馬のカデナ、スワーヴリチャードはなんで負けた?恐ろしい能力を秘めているのはペルシアンナイト。

 

アルアイン、皐月賞制覇!

 

 

いやー・・・いいレースだったねえ。

 

簡単に回顧する。

 

■皐月賞2017結果、着順

netkeibaより抜粋

 

■皐月賞2017レース映像

 

■皐月賞2017回顧

直前の8R鹿野山特別(2000m)で1:58.7、10R春雷S(1200m)で1:07.5が出ていたように、パンパンの良馬場でかなり時計が出やすい高速馬場。

 

揃ったスタート。大きく出遅れる馬はいなかったが、ウインブライト、アメリカズカップあたりがちょいと出遅れ。ちょっと不利があったのはサトノアレス。アメリカズカップとキングズラッシュに挟まれるような形で接触し、最後方からの競馬を余儀なくされた。

 

好スタートを切ったのはスワーヴリチャード、ファンディーナ、ダンビュライト、トラスト。ハナを主張したのは15番のアダムバローズ。この馬はもう行くしかないけんな。そして意識的にポジションを取りに行ったのが11番のアルアイン。ここで控えて中団からの競馬をしていたら結果は違っていたかもしれない・・・松山ナイス判断であった。

 

1コーナーでの隊列がこう。ハナに立ったのがアダムバローズ、続いて2番手のトラスト、クリンチャーが3番手で、その後ろにアルアイン。並んでファンディーナ。その直後にダンビュライト。ここまでが先団。

中団前目にプラチナヴォイス、マイスタイル、ウインブライト。

中団後方にスワーヴリチャード、コマノインパルス、アメリカズカップ。

後方にペルシアンナイト、アウトライアーズ、レイデオロ、カデナ、キングズラッシュ。最後方にサトノアレス。

といった隊列。

 

レースが動いたのは1000m過ぎ。

 

後方にいたペルシアンナイトがスルスルと内を突いて上昇して行ったのである。掛かってる感じも押さえている感じもない。それに釣られたのか、付いて行ったのかはわからんが、カデナも内を突いてススーッとポジションを上げる。

 

ラップタイムはこうだ。

 

 

スタートしてからずっと12秒前後の一貫したラップ。1000m通過は59.0であったが、この日の馬場が超高速馬場だったのを鑑みると・・・実はそこまで速いラップじゃなかったのかもしれない。

 

じゃないとペルシアンナイトのポジションアップが説明出来ないのである。

 

後方4~5番手にいたペルシアンナイトは、一気にアルアイン、ファンディーナの真後ろまで進出。

 

1000~1200m地点のラップは12.4。多少緩んではいるが、この時ペルシアンナイトは6~7馬身ほどポジションを上げているのである。つまり、最低でもペルシアンナイトはこの時11.4前後の脚を使っており、普通に考えたら道中11.4の脚を使ってる時点で即アウツなんだけどもしかし、ご存知の通りペルシアンナイトは最後の最後まで伸びてあわやの2着に好走するのである。

 

つまり・・・今日の馬場は1Fにつき0.1~0.3秒ほど時計が出やすく、見た目の数字より速くなかったのだろうと思う。「ペルシアンナイトはラップが12.6~12.7に緩んだスキにポジションを上げた」というのならまあまあ納得出来る話だからだ。

 

競走馬が全力で走れるのは600mが限界と言われている。よく「一瞬の脚」と表現される馬が全力で走れるのは「200~300m」(その代わりキレる)。普通の馬で「300~400m」くらいであり、持久力型の馬でも「400~600m」程度である。たまに・・・超持久力型の馬が「800m」くらい長く脚を使うこともあるが、これはマレ。馬によって全力で走れる距離はだいたい決まっており・・・

 

早く挿れると逝ってしまう!

 

じゃなかった(笑)、

 

仕掛けが早ければバテる。

 

これが競馬の常識である。

 

この時、ペルシアンナイトが動いたのは1000m地点からであり、いくらなんでもこのままで最後まで持つわけもない。そこでミルコは一旦ポジションを上げておきながら、3コーナー手前で息を入れ、ゆっくりとコーナーを回ることを選択。これでまた息を吹き返すのである。

 

と言っても・・・同じような動きをしたカデナが全く伸びなかったように、ペルシアンナイトの潜在能力(スタミナ)は凄まじいものがあると思う。一旦脚を使う→息を入れる→もう一回脚を使う・・・という芸当が出来る馬は限りなく少ない。

 

勝ち馬に目を移そう。

 

アルアインは序盤で4~5番手のポジションを取ると、ファンディーナと並走する形で折り合いに専念。無駄な動きを一切せずにジッと脚を溜める。

 

勝負どころ・・・残り600mの隊列がこう。ファンディーナは絶好の手応え。しかし、アルアインは対照的にゴイゴイと手が動いており、なんかもう怪しい手応えでズルズル下がって行きそうに見えたが、これは私の目が節穴であった(笑)。

 

実際・・・アルアインは3~4コーナーで一ポジションを下げるような格好になったが、4コーナー出口では唸るような力強さで馬群を割って抜け出してくるのである。

 

そして・・・天もアルアインに味方したのか、直線に向いた途端、前がポッカリと開いたのである。内のペルシアンナイトはインへ。寄れたクリンチャーと外のファンディーナに挟まれそうになるが、蓋をされる前に馬体をねじ込む。

 

残り200mでトラストの脚色が鈍り、懸命に粘るクリンチャーを捉えてファンディーナが先頭に立つも・・・ファンディーナの見せ場はココまで。力尽きてズルズルと下がって行く。

 

混戦を抜け出したのはインを突いたペルシアンナイトとアルアイン。徹頭徹尾ファンディーナをマークしていたダンビュライトもしぶとく伸びてくる!

 

しかし、中山の急坂をアルアインが力強く駆け上ってくる!

 

ペルシアンナイトをクビ差捉えた所がゴール。

 

タイムは1:57.8。

 

勝ち馬の上がりは34.2。

 

皐月賞レコードである。

 

アルアイン強し!

 

 

 

松山嬉しそうやな。

 

初GⅠおめでとう!

 

なんか見たことあると思ったら、このデカイオッサン山本昌やんけ!(1口馬主らしい)

 

強さとタイムはイコールではない。馬場が違えば走破タイムが変わって当たり前だからである。展開や風にも影響されるし、一緒に走る馬のメンバーによっても変わる。

 

今回のレコードタイムは展開面より「高速馬場」の影響が大きかった。結果を見ればそれは一目瞭然で、

 

今回の皐月賞は「前残り」

 

後ろの馬は全滅である。

 

 

この一貫した流れのラップで勝ち馬の上がりが34.2である。後ろの馬が届くには33秒5くらいの脚が必要であるが、中山でこのラップで33秒台を出すのはちょっと不可能であろう。後ろの馬はもうお手上げ状態で上位は前に行った馬ばかり。

 

しかも残り800m地点から11秒台に突入しているのであるからして、マクリを掛けても届くような状況ではなかった。

 

また、今回、直線で外に行った馬はほとんど伸びていない。

上位に来た馬はほとんど「真ん中より内を突いた馬」である。

 

つまり今回は「高速馬場の前残り」「内が伸びる馬場」という・・・よく「開幕の絶好馬場」で出現するような馬場コンディションだったのではなかろうか?(中山は最終週であるのに、こんなに良い馬場が維持出来たのは2011年の馬場改修、エアレーション効果、馬場造園課の努力の賜物だろう。週中の芝刈りの影響もあるだろうね)。

 

ただ、中山らしい「持久力」を求められたのも確かで、

速い時計で走破出来るのは能力があってこそ。

 

特にアルアインとペルシアンナイトは相当強い競馬をしたと思う。

 

1着アルアインは、毎日杯からの異ローテ、中2週という間隔の狭さ・・・もあって9番人気の低評価。私も「強い調教1本だけ」「馬体重減(結局-2kgで済んでたけど)」ということもあってガン無視していたが、我が相場眼を呪うばかりである。いや、邪スカウターのせいにしておこう(笑)。このハイラップを4~5番手で追走し、馬場の真ん中を力強く抜け出したんだから強いの一言。高速馬場も合ってたんだろうし、展開もバッチリだったな。「今年の牡馬は低レベル」とか言われているけど・・・言われるほど低レベルじゃないと思うけどな。

 

今回特に注意したいのが、2着のペルシアンナイトである。文中でも述べたが、かなり異質の競馬をしており、普通の馬なら完全にジ・エンドの競馬を・・・最後までバテることなく伸び切ってあわやのシーン。「さすがミルコ」と言うのは簡単であるが、これはミルコもビックリしたんじゃないかな~。池江師は「体型からみてマイラーだと思っていた。勘違いだった」的なコメントしているが、間違いなくこの馬は更に距離が伸びていいタイプ。ダービーで距離不安説が出てくれると買いやすいんだが・・・(笑)。

 

3着のダンビュライトには驚いたなー。鞍上武豊の好騎乗もあったが(ファンディーナを徹底してマークしていたが、これが功を奏した)、高速馬場にも助けられたかな。速い上がりは使えないけど、今回みたいに一貫したラップであれば強敵相手でもしぶとく伸びるタイプ。ダービーでもまた3着だったりしてね(笑)。

 

4着にクリンチャーに驚いた人も多いと思うが(私も驚いた)、この馬の好走もダンビュライトと同じような理由だと思う。位置取りと高速馬場を大いに味方につけて、最後まで粘りに粘ったみせた。こういう馬が残るから競馬は面白いよね。ダービーのキレ勝負になるとちょっと微妙だが、菊花賞では面白い存在になるかも。

 

5着はレイデオロ。ペルシアンナイトやカデナが上がっていった時もどこ吹く風で後方待機。おそらく最初からインを狙っていたのだろう。4コーナーで思い切ってインを突くと直線もグイグイと伸びて来た。ただ、今回は前が止まらなかったし、デキもメイチではなかったはず。次のダービーが楽しみな一頭であるな。

 

さて、人気馬の敗因を分析しておこう。

 

ファンディーナの敗因は、巷で言われている通り「力不足」であろう(【皐月賞】ファンディーナ夢散7着…69年ぶり快挙ならず「総合的に力負け」)。馬場・展開的に「前残り」の競馬だった今回。絶好の手応えで4コーナーを回り、一旦先頭に立ってからズブズブになったのは・・・能力が足りなかったからに他ならない。もちろん、体調面のマイナスもあったかもしれん(軽い調教、連続輸送、馬体減)が、馬場・展開・時計的なものは言い訳にならんと思う。テレビに出ている坂口元調教師は「レコード決着が厳しかったのかも」なんてワケの分からんことを言っていたが、あの人頭大丈夫かな?重馬場が得意な馬とかパワー型の牡馬ならまだしも、ファンディーナは軽いスピードが売りのキレ系だろうに。何の言い訳にもなってないわ。

次はダービーかオークスか?・・・まだ決まってないみたいだが、ぜひオークスに出てきて欲しいな。なぜなら、オークスに出てくれば間違いなくまた人気になるからだ(笑)。ダービーだと「牡馬相手はムリだった」ということで人気にならないだろうけどね。

しかし、今回「ファンディーナは別次元」なんつって◎を打ってた競馬評論家が多かったこと多かったこと・・・競馬のプロとか言ってもこの程度である。いや、もちろん、ファンディーナに◎を打ってもよろしい。その可能性に賭けるのも一つであろう。しかし、グリグリの1番人気である。相手は買っても2~3頭まで。ファンディーナに◎を打って、印を5頭も6頭も回しているような予想家は、今後一切信用しない方がいいと思うぞ。

 

次に2番人気だったスワーヴリチャード。この馬、好スタートから控えて・・・向こう正面では中団のイン。ポジションを取りに行くようなことはせず、終始折り合いに専念する感じであったが、4コーナーでは絶好の手応えで大外ブン回し。そこからジワジワと伸びるものの・・・勝負には全く関係なし。敗因は、道中ポジションを下げてしまったことと、直線大外に行ったこと。

もちろんこんなもんは結果論であるが、1コーナーである程度のポジションを取って、ファンディーナの内側に付けて周回していれば・・・もしかして勝ち負けまであったかもしれない。今回は高速馬場にやられた感じなのであまり悲観する必要はないと思う。狙いはダービー。人気落ちるだろ(笑)。

 

問題なのが3番人気のカデナである。1000m過ぎ、ペルシアンナイトを追い掛けてポジションをアップしたのは福永の指示だったのか?それとも馬が行ってしまったのか?私にはわからんが、映像を見る限り、掛かったようには見えない。おそらくは福永の意図だったと思うが、ではどういう意図だったのか?ペースが遅いと思ったのか?このポジションでは届かないと思ったのか?ミルコに付いて行こうと思ったのか?

結果的には後方で我慢してても届かなかったろうし、ポジションを押し上げた判断が間違っていたわけではないと思う(実際、ペルシアンナイトは2着に入線している)。ただ、4コーナーから外に出して行ったのはマズかったかもしれん。ペルシアンナイトの後ろをついてインに行ってれば・・・もしかしたら5着くらいあったかもしれん。5着じゃ意味ないけどな(笑)。

結局、カデナも「前残りの高速馬場」にやられた口で、道中の位置取りが後ろ過ぎたのが敗因。もしくは、こういう一貫したラップは向いていないのかもしれない。弥生賞で完勝しているダンビュライトが3着だったわけだから、能力で負けたわけではないぞ。スローの瞬発力勝負になれば、この馬は上位だと思う。そもそも、この馬の目標はダービーである。ダービーで人気を落とすようなら面白いと思うぞ。

 

今回私が◎を打ったのはウインブライト。3コーナー過ぎから外を捲って行った時は大興奮したのだが、こういう高速馬場は苦手なんだろうね。外が伸びない馬場ってのもあったと思うが、直線は全く伸びなかった。でも、ま、この競馬で負けたら仕方なし!の潔い騎乗であったと思う。悔い無しスガパー。次は・・・上がりが35~36秒掛かるようなタフな馬場の時に買いたいな。ダービーは厳しいだろうから(どうせ瞬発力勝負になるだろうから)・・・次に買いたいのはラジオNIKKEI賞かセントライト記念かな?まあ、続けて応援したいと思う。

 

さーてと。

 

来週から東京と京都に開催代わりですな。

(GⅠはお休みか)

 

ハズレてもハズレても競馬は続く。

 

懲りずにケツ馬券を買い続けて行くぜ!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

上田桃子涙、勝負の一打で池ポチャ「熊本の人に…」

年に一度の熊本開催のプロトーナメント(昨年は直前に地震が発生して中止)。私も現地に行って応援していたのだが・・・最終ホール2打差を追いつかれ、プレイオフで池ポチャ。勝負のパットがことごとくハズれてしまったなあ。大丈夫だぜ桃子。想いは届いてるぞ(イ・ボミのオッパイをガン見していたのは秘密)。

 

 

【桜花賞2017回顧】今年の桜花賞を勝利したのは伏兵扱い池添騎乗の8番人気のレーヌミノル!ハイラップ早め抜け出しの横綱競馬で強い内容であった。勝因は調教?デキにあり?2着には鬼脚を繰り出したリスグラシュー。断然人気に押されたソウルスターリングは直線伸びずに3着・・・敗因は馬場?簡単に今年の桜花賞を回顧したいと思う。

 

桜満開!レーヌミノル!

 

 

いやー・・・競馬に絶対はない!

 

と常々言っておるが、

 

今回もその言葉がピッタリのレースになったな!

 

そもそもGⅠに出て来るような馬に

そんなに大きな能力差はないのである。

(ディープインパクトとかオルフェーヴルとか別格の馬は除く)

 

馬場とか展開とか調子とか・・・

ちょっとしたことで着順が入れ替わるのが競馬であり、

今回のソウルスターリングは明らかに過剰人気であったな。

 

「ソウルスターリング断然」と言っていた多くの競馬専門家の目は、

 

節穴である!

 

 

ってことが分かったと思う。

 

ま、私の目も節穴だけどな(笑)。

 

さて、

 

簡単に回顧しよう。

 

■桜花賞2017結果、着順

netkeibaより抜粋

 

■桜花賞2017映像

 

■桜花賞2017レース回顧

馬場コンディションはちょっと回復して「稍重」。

大きく出遅れる馬もなく揃ったスタート。さて、どの馬が出て行くか・・・

 

ハナに立ったのはベルカプリ。続いてショーウェイ。外からヴゼットジョリー、カワキタエンカ。内からミスエルテ、ジューヌエコール、レーヌミノルらが好位を形成。

 

その後ろに控えたのがリスグラシュー。外にソウルスターリング・・・もうちょっと前のポジションに付けると思ったが、おそらく付けたくても付けられなかったのだろう。行きっぷりもイマイチに映る。中団のインにライジングリーズン。その後ろにゴールドケープ、アロンザモナ、ミスパンテール。

離れた後方にアエロリット、カラクレナイ、アドマイヤミヤビ、ディアドラ。

 

600m通過は34.7。しかしこれは途中で引っ掛かり気味に先頭にたったカワキタエンカの通過タイムであり、5馬身ほど後方のヴゼットジョリーは35.5くらいのペースだったと思う。後続にとっては・・・馬場を考慮しても、

 

平均ペースだったか?

 

 

いや・・・そうではない。問題は600m過ぎてからである。400~600のラップ11.1はカワキタエンカのラップだったとしても、その後もずっと11秒台のラップが続くのだ。つまり、カワキタエンカが飛び出したせいで、全体のラップが締まり・・・

 

全く息が入らない一貫して速いラップ

 

になったのである。1000m通過は58.3。後続は59.0前後。馬場を考慮すればかなり厳しい流れだったと思う。

 

ズバリ・・・ソウルスターリングの敗因はこの一貫したハイラップにあったのではなかろうか?確かに阪神JFもチューリップ賞も速めのペースを前受して完勝しており、「ペースは速くても遅くてもどっちでもいい。ソウルスターリングに弱点はない」などと言われていた。しかし、阪神JFもチューリップ賞も600~800~1000地点で一旦12秒台のラップ(良馬場)に緩んでおり、息が入リやすかったのである。わかりやすく書くと、

 

桜花賞 急→急→急

チューリップ賞(阪神JF) 急→→急

 

だったわけ。世間では「重い馬場」がソウルスターリングの敗因だと言われているが、今回の桜花賞の勝ちタイムは1:34.5である。確かに良馬場に比べ1秒ほど掛かったかもしれんが、そこまで重い馬場ではなかったし、「重馬場が得意な馬」が上位に来たわけでもない。レーヌミノルもリスグラシューも良馬場で好走して来た馬である。

 

つまり、世の中が言う所の「ソウルスターリングの敗因は重い馬場」というのは信じない方がいい(→ソウルスターリングは重馬場が苦手?)。もちろんそれも一因ではあるだろうが、あまり説得力がある話じゃないと思う。それよりも「緩急の効いた瞬発力勝負が得意だから、一貫した速い流れは苦手だった」・・・あるいはもっと単純に「今回はメイチ仕上げじゃなかった」・・・これらの方が説得力あると思うけどな。

 

逆に言えば、それでも3着に来たあたり・・・

やっぱりソウルスターリングは強い馬だと思う。

 

戻ろう。

 

レースはカワキタエンカがハイラップで引っ張る流れ。後方のアドマイヤミヤビは全く手応えがなく、3コーナー手前でもう手が動いている。

 

4コーナーを抜群の手応えで回っているのが、レーヌミノル、カラクレナイ、アエロリット。ソウルスターリングはこの位置なら4角回りながらポジション上げるぐらいじゃないと・・・と思うがイマイチ反応が悪い。リスグラシューも手応え良く見えない。もうGOサイン出してるもんね。

 

残り400m。カワキタエンカのリードがなくなり、ヴゼットジョリー、ショーウェイら先行馬が沈んで行く中、ギリギリまで追い出しを我慢したレーヌミノルがここでスパート開始。力強く抜け出していく!外からソウルスターリングが追い縋るも・・・逆に突き放す勢い。

 

残り200m。レーヌミノルが先頭に立つ。後ろのソウルスターリングはイマイチ伸びない!外からカラクレナイとアエロリットが追い込んで来る!そして、一旦突き放されてもうダメかと思ったリスグラシューが・・・坂を登りつつもう一回伸びてくる!

 

粘る粘るレーヌミノルにリスグラシューとカラクレナイが襲いかかるが・・・

 

半馬身残したところがゴール!最後はレーヌミノルもバテバテであったが、前半の貯金が活きた。いやしかし、このハイラップを4~5番手で追走し、早めに抜け出して完封したのであるから・・・

 

レーヌミノル強し!

 

である。実際前に行った馬はこの馬以外全滅だけんな。

 

 

 

レーヌミノルは、父ダイワメジャーで母父はタイキシャトル。もしかしたら2000mくらいまではなんとかなるかもしれんが、2400のオークスはちょっと長いかも。現在の選択肢としては「オークスorNHKマイルC」ってことらしいが、多分NHKマイルCに行くのだろう。個人的にはオークスに出てきて欲しいが(笑)。今回の勝因は何と言っても「デキ」であろうな。調教チェックでも書いたが過去最高のメイチ仕上げであった。これが道中の行きっぷりの良さや最後の粘りに繋がったんだと思う。後は鞍上池添の好騎乗もさすがの一言。ソウルスターリングの前で競馬するとは思わんかったわ・・・もし、ソウルスターリングの後ろからなら結果は変わってたろうね。ほんと池添は大舞台に強い。

 

2着リスグラシューは4コーナーの手応えが怪しく、直線も一旦引き離されており惨敗してもおかしくないレースであった。しかし、最後の坂に掛かって他馬がバテてからもう一回猛然と伸びた。この馬も前走かガラッと変わってたな!図太く長くいい脚を使うのがこの馬の長所。東京の直線はピッタリだし、血統的にも桜花賞よりオークス向け。次は主役になれるかもよー。

 

3着のソウルスターリングについては先程書いた。今後のレース選択をどうするのか・・・是非オークスに出てきて欲しいなあ~。

 

カラクレナイは惜しい4着。厳しいペースが得意な持久力型で、今回の桜花賞は展開的にもピッタリだったが・・・前を捉えるまでには至らなかった。しかし、冒頭でも書いたが、GⅠに出て来る馬の能力差なんて殆どないのである。オークスで人気を落とすようなら面白い一頭になると思うぞ!

 

5着アエロリットは驚きの後方待機策。スタートから前に行かせる気が全然なかったので・・・おそらく作戦だったのだろう。ソウルスターリングの前で競馬しても勝てないと踏んだのだろうか?最後はカラクレナイと同じような脚を使って際どい5着。この馬の場合、おそらく道悪がプラスに働いたと思うがそれにしてもいい脚で突っ込できたな。この馬も上位とはほとんど差がないと思うぞ。

 

2番人気に押されていたアドマイヤミヤビは見せ場なく12着。馬場が合わなかったと見る向きもあるが、血統的にはむしろ「道悪はプラス」のはず。今回位置取りも後ろ過ぎたし、道中の行きっぷりも悪かった。他に何か敗因があると思うなあ・・・この馬の目標は最初からオークス・・・だと思う。

 

ミスエルテも「道悪」に敗因を求める向きが多いが、やはりぶっつけでの桜花賞は厳しいわ。次はどうすんのかな?

 

馬券的には◎に推したゴールドケープが全く見せ場なしのズブズブでドモナラズ(涙)。道中いい位置に居たと思うんだけどなあ~。あそこから伸びないのは実力不足であろう。ま、馬券に悔いなし。スガパー。

 

しかし・・・

 

コメント欄でも温かい指摘を受けているのであるが、

 

我ながら「浅次郎の調教チェック」恐るべし。

 

今回も特A評価に挙げている馬を買えば当たりではないか・・・。

馬連17,000円かよぉぉぉぉ。

 

もう・・・調教派に転身しようかなマジで(笑)。

(浅次郎は裏データ派である)

 

さて、

 

今週はいよいよ皐月賞ですな。

 

ファンディーナの参戦がどういう結果になるか・・・

 

楽しみィィィ!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

予算はいくら? Dr.コパさんが語る“GI祝勝会”の舞台裏

いつか百万馬券を当てて、

どんぶり毒者を集めて、

どんぶり会をしたいと思っている。その時は来てね~。

(当ててから言え!)

 

 

【大阪杯2017回顧】阪神芝2000m内回りで行われた新設GⅠ大阪杯を制したのはキタサンブラック!他馬を寄せ付けない圧倒的な勝ちっぷりで初代王者に。2着に7番人気のステファノス、3着にヤマカツエースが入線。4着マカヒキの敗因は何?6着サトノクラウンは馬体減が響いた?展開を含めて簡単に大阪杯を回顧したいと思う。

 

キタサンブラック、あんた強いよ!

(ちびまる子ちゃん調)

 

 

簡単に大阪杯を回顧する。

 

■大阪杯2017結果、着順

netkeibaより抜粋

 

■大阪杯2017映像

 

■大阪杯2017回顧

大きく出遅れる馬もなく揃ったスタート。注目の先頭争いは・・・

 

押して押してロードヴァンドールが主張するも・・・その外からマルターズアポジーが馬なりのまま交わしていく。内からは馬なりのキタサンブラック。

 

1コーナーですでに隊列は縦長。先頭はマルターズアポジー、2番手にロードヴァンドール、3番手にキタサンブラックとサクラアンプルール。

 

キタサンブラックをマークするようにステファノスとサトノクラウン。ココまでが先団。その後ろにディサイファ、スズカデヴィアス、モンドインテロ。

 

中団後ろにヤマカツエース、ミッキーロケット、マカヒキ、アンビシャス。最後方にアングライフェン(入らなかったゴメン。笑)。

 

1000m通過は59.6。これは離して逃げてるマルターズアポジーの通過タイムであり、6~7馬身後ろのキタサンブラックの通過は60.8~61.0くらいのペースだったと思われる。レースラップは「平均ペース」であったが、キタサンブラックにとっては理想的な・・・

 

理想スロー。

 

あんまり遅すぎると困るが(超スローだと究極の瞬発力系の馬が33秒で突っ込んで来る)、このくらいのスローがキタサンブラックにとって最高のペースですな。

 

しかしマルターズアポジーはもっと飛ばして逃げるかと思ったが、落ち着いたペースになったな。もちろん前走の小倉大賞典とは距離も違うしコース形態も違うし馬場も違うから一概に言えんが・・・今回はこのペースで簡単に潰れてしまった。なんでだろ?

 

ラップタイムはこんな感じ。

 

 

前半は一貫して12秒台前半。

そして残り800mから徐々にペースが上がり・・・

 

残り800m地点ではまだ大分差がある。

 

残り600mでも隊列は変わらず。ここからマカヒキ、ヤマカツエースが動き出す。しかしキタサンブラック、ステファノスは余裕の手応えでまだ馬なりのまま。

 

残り400mを切ってから追い出されたキタサンブラックのムチが一発入ると、グイン!と伸びてあっという間にマルターズアポジーを捉え、徹底マークしていたステファノスも引き剥がす!

 

ステファノスが懸命に追いすがるもなかなか差が縮まらない!

 

 

4コーナー前から力強い末脚で脚を伸ばしてきたヤマカツエース、ジリジリと伸びてきたサトノクラウン、なんかイマイチ反応が悪いマカヒキ、大外からアンビシャス・・・が伸びてくるが、前との差はなかなか縮まらない・・・。

 

 

最後は余裕の3/4馬身差で完勝。

 

キタサンブラック、あんた強すぎよ!

(マツコ・デラックス風)

 

 

 

キタサンブラックの勝因は何と言ってもペース配分だったと思う。理想的な流れで、先行のアドバンテージをしっかりと活かしたいつもの競馬であった。そんで、この馬にとって1000m通過60.8前後のスローになったのも良かったが、残り800mからラップが上がるロングスパート戦になったのも良かった。上がり33秒台前半の究極の瞬発力勝負だと・・・もしかして分が悪かったかも。しかし、おそらくは100%のデキじゃなかったはず・・・。次は春天だろうけど、サトノダイヤモンドとの再戦が楽しみであるな。

 

2着のステファノスは最初から最後まで徹底してキタサンブラックをマーク。調教チェックでも述べたがデキは最高に良かったし、騎乗も完璧。これで負けたのだからもうどうしようもない。GⅠのタイトルが遠い馬であるが頑張って欲しい。次は香港?宝塚記念?

 

3着のヤマカツエースは本当に強くなっている。動き出したのはマカヒキと同じくらいだったと思うが、GOサインを出してからスバッと伸びて最後までジワジワと1・2着馬を追い詰めた。宝塚記念はもう一回チャンスだと思うな。

 

4着マカヒキの敗因はなんだったのだろうか?4着と言っても勝負に全く関係のない4着だけんなあ。デキはとても良く見えたし、スローの瞬発力勝負はむしろ願ったりだったと思う。気になったのが、上でも述べたがヤマカツエースとの比較だ。これだけスローで後方のポジションだったから脚は存分に溜まっていたはず。しかし残り800mでペースが上がった時にも上がっていけず・・・勝負どころ(残り600m地点)で大外に出して上がって行くもイマイチ反応が悪い。4コーナーを回る時の手応えを見ると、ヤマカツエースの方が良く見えるのである。

 

「ポジションが後ろ過ぎたのでは?」

 

という意見が最も多そうであるが、ルメールとて本当は中団真ん中くらいのポジションが欲しかったはず。欲しかったのにあのポジションになったということは「取りたくても取れなかった・・・」ということだ(理由は色々とあるのだろう)。当たり前であるが「いいポジションを取れるか?」というのも競走馬の重要な能力の1つであり、キタサンブラックが最も優れているのがこの能力である。

 

で、マカヒキの敗因は・・・?

 

特にない・・・というのが現時点での回答である。強いて挙げるなら内回りの阪神コースはあんまり向かないのかな?という程度。今後、キタサンブラックやサトノダイヤモンドなどと渡り合うためには「成長」が不可欠でありますな。しかし、巷で言われているほど悲観する必要はないと思う。このくらいの差は何かの拍子ですぐ変わるのが競馬。今回はメンバーが強かったとも取れるし、まだ4歳馬。これからの馬である(キズナみたいになってしまう可能性もあるけど)。

 

5着にアンビシャス。末脚に賭けたが、マカヒキ、サトノクラウンら並んで入線するのが精一杯。この馬の場合、これで良いような気がするな。天皇賞秋を狙いたい。

 

6着サトノクラウン・・・この馬の敗因はなんだったのだろうか?馬体減(-12kg)もその理由の1つだと思うが、「距離不足」「瞬発力勝負は向いてない」「パンパンの良馬場も向いてない」という感じで、マカヒキと違って色々考えられるんよね。私は、「それでも好走するだけの能力ある!」と思っていたが、想像以上に走る環境に左右される馬なんだと思う。この馬の好走パターンは「時計が掛かる2200~2400の大箱」。宝塚記念は内回りであるが、道悪になったら面白い存在。

 

私が◎に推したディサイファは全く伸びずに10着(ズコー)、

もう一頭マルターズアポジーは12着(ズコズコー)。

 

しかし、私は真性のケツ馬券師であるからして、

 

全く問題ない。

 

懲りずに、大穴伝説馬券を狙い続けるのみである。

 

さて、

 

今週は桜花賞であるな!

 

ソウルスターリング無傷の戴冠なるか?

それを阻止するのはアドマイヤミヤビ?リスグラシュー?

それとも意外な伏兵が?

 

楽しみであるな!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

サブちゃんええ笑顔やな。長いこと馬主やってて、きっとツライことも、辞めようかと思ったことも何度もあったろうけど、最後にこんな馬に出会えたんやもん。良かったなあ。