【皐月賞2017回顧】混戦皐月賞を制したのは毎日杯勝ちの伏兵アルアイン!レースレコードのおまけ付きで牡馬戦線に新星が誕生した!断トツ人気を集めたファンディーナの敗因は?高速馬場が原因?展開?次はオークス?ダービー?他、牡馬のカデナ、スワーヴリチャードはなんで負けた?恐ろしい能力を秘めているのはペルシアンナイト。

 

アルアイン、皐月賞制覇!

 



 

いやー・・・いいレースだったねえ。

 

簡単に回顧する。

 

■皐月賞2017結果、着順





netkeibaより抜粋

 

■皐月賞2017レース映像

 

■皐月賞2017回顧



直前の8R鹿野山特別(2000m)で1:58.7、10R春雷S(1200m)で1:07.5が出ていたように、パンパンの良馬場でかなり時計が出やすい高速馬場。

 



揃ったスタート。大きく出遅れる馬はいなかったが、ウインブライト、アメリカズカップあたりがちょいと出遅れ。ちょっと不利があったのはサトノアレス。アメリカズカップとキングズラッシュに挟まれるような形で接触し、最後方からの競馬を余儀なくされた。

 



好スタートを切ったのはスワーヴリチャード、ファンディーナ、ダンビュライト、トラスト。ハナを主張したのは15番のアダムバローズ。この馬はもう行くしかないけんな。そして意識的にポジションを取りに行ったのが11番のアルアイン。ここで控えて中団からの競馬をしていたら結果は違っていたかもしれない・・・松山ナイス判断であった。

 



1コーナーでの隊列がこう。ハナに立ったのがアダムバローズ、続いて2番手のトラスト、クリンチャーが3番手で、その後ろにアルアイン。並んでファンディーナ。その直後にダンビュライト。ここまでが先団。

中団前目にプラチナヴォイス、マイスタイル、ウインブライト。

中団後方にスワーヴリチャード、コマノインパルス、アメリカズカップ。

後方にペルシアンナイト、アウトライアーズ、レイデオロ、カデナ、キングズラッシュ。最後方にサトノアレス。

といった隊列。

 

レースが動いたのは1000m過ぎ。

 



後方にいたペルシアンナイトがスルスルと内を突いて上昇して行ったのである。掛かってる感じも押さえている感じもない。それに釣られたのか、付いて行ったのかはわからんが、カデナも内を突いてススーッとポジションを上げる。

 

ラップタイムはこうだ。

 



 

スタートしてからずっと12秒前後の一貫したラップ。1000m通過は59.0であったが、この日の馬場が超高速馬場だったのを鑑みると・・・実はそこまで速いラップじゃなかったのかもしれない。

 

じゃないとペルシアンナイトのポジションアップが説明出来ないのである。

 



後方4~5番手にいたペルシアンナイトは、一気にアルアイン、ファンディーナの真後ろまで進出。

 

1000~1200m地点のラップは12.4。多少緩んではいるが、この時ペルシアンナイトは6~7馬身ほどポジションを上げているのである。つまり、最低でもペルシアンナイトはこの時11.4前後の脚を使っており、普通に考えたら道中11.4の脚を使ってる時点で即アウツなんだけどもしかし、ご存知の通りペルシアンナイトは最後の最後まで伸びてあわやの2着に好走するのである。

 

つまり・・・今日の馬場は1Fにつき0.1~0.3秒ほど時計が出やすく、見た目の数字より速くなかったのだろうと思う。「ペルシアンナイトはラップが12.6~12.7に緩んだスキにポジションを上げた」というのならまあまあ納得出来る話だからだ。

 

競走馬が全力で走れるのは600mが限界と言われている。よく「一瞬の脚」と表現される馬が全力で走れるのは「200~300m」(その代わりキレる)。普通の馬で「300~400m」くらいであり、持久力型の馬でも「400~600m」程度である。たまに・・・超持久力型の馬が「800m」くらい長く脚を使うこともあるが、これはマレ。馬によって全力で走れる距離はだいたい決まっており・・・

 

早く挿れると逝ってしまう!

 

じゃなかった(笑)、

 

仕掛けが早ければバテる。

 

これが競馬の常識である。

 

この時、ペルシアンナイトが動いたのは1000m地点からであり、いくらなんでもこのままで最後まで持つわけもない。そこでミルコは一旦ポジションを上げておきながら、3コーナー手前で息を入れ、ゆっくりとコーナーを回ることを選択。これでまた息を吹き返すのである。

 

と言っても・・・同じような動きをしたカデナが全く伸びなかったように、ペルシアンナイトの潜在能力(スタミナ)は凄まじいものがあると思う。一旦脚を使う→息を入れる→もう一回脚を使う・・・という芸当が出来る馬は限りなく少ない。

 

勝ち馬に目を移そう。

 

アルアインは序盤で4~5番手のポジションを取ると、ファンディーナと並走する形で折り合いに専念。無駄な動きを一切せずにジッと脚を溜める。

 



勝負どころ・・・残り600mの隊列がこう。ファンディーナは絶好の手応え。しかし、アルアインは対照的にゴイゴイと手が動いており、なんかもう怪しい手応えでズルズル下がって行きそうに見えたが、これは私の目が節穴であった(笑)。

 



実際・・・アルアインは3~4コーナーで一ポジションを下げるような格好になったが、4コーナー出口では唸るような力強さで馬群を割って抜け出してくるのである。

 



そして・・・天もアルアインに味方したのか、直線に向いた途端、前がポッカリと開いたのである。内のペルシアンナイトはインへ。寄れたクリンチャーと外のファンディーナに挟まれそうになるが、蓋をされる前に馬体をねじ込む。

 



残り200mでトラストの脚色が鈍り、懸命に粘るクリンチャーを捉えてファンディーナが先頭に立つも・・・ファンディーナの見せ場はココまで。力尽きてズルズルと下がって行く。

 



混戦を抜け出したのはインを突いたペルシアンナイトとアルアイン。徹頭徹尾ファンディーナをマークしていたダンビュライトもしぶとく伸びてくる!

 



しかし、中山の急坂をアルアインが力強く駆け上ってくる!

 



ペルシアンナイトをクビ差捉えた所がゴール。

 

タイムは1:57.8。

 

勝ち馬の上がりは34.2。

 

皐月賞レコードである。

 

アルアイン強し!

 



 



 



松山嬉しそうやな。

 



初GⅠおめでとう!

 



なんか見たことあると思ったら、このデカイオッサン山本昌やんけ!(1口馬主らしい)

 

強さとタイムはイコールではない。馬場が違えば走破タイムが変わって当たり前だからである。展開や風にも影響されるし、一緒に走る馬のメンバーによっても変わる。

 

今回のレコードタイムは展開面より「高速馬場」の影響が大きかった。結果を見ればそれは一目瞭然で、

 

今回の皐月賞は「前残り」

 

後ろの馬は全滅である。

 



 

この一貫した流れのラップで勝ち馬の上がりが34.2である。後ろの馬が届くには33秒5くらいの脚が必要であるが、中山でこのラップで33秒台を出すのはちょっと不可能であろう。後ろの馬はもうお手上げ状態で上位は前に行った馬ばかり。

 

しかも残り800m地点から11秒台に突入しているのであるからして、マクリを掛けても届くような状況ではなかった。

 

また、今回、直線で外に行った馬はほとんど伸びていない。

上位に来た馬はほとんど「真ん中より内を突いた馬」である。

 

つまり今回は「高速馬場の前残り」「内が伸びる馬場」という・・・よく「開幕の絶好馬場」で出現するような馬場コンディションだったのではなかろうか?(中山は最終週であるのに、こんなに良い馬場が維持出来たのは2011年の馬場改修、エアレーション効果、馬場造園課の努力の賜物だろう。週中の芝刈りの影響もあるだろうね)。

 

ただ、中山らしい「持久力」を求められたのも確かで、

速い時計で走破出来るのは能力があってこそ。

 

特にアルアインとペルシアンナイトは相当強い競馬をしたと思う。

 

1着アルアインは、毎日杯からの異ローテ、中2週という間隔の狭さ・・・もあって9番人気の低評価。私も「強い調教1本だけ」「馬体重減(結局-2kgで済んでたけど)」ということもあってガン無視していたが、我が相場眼を呪うばかりである。いや、邪スカウターのせいにしておこう(笑)。このハイラップを4~5番手で追走し、馬場の真ん中を力強く抜け出したんだから強いの一言。高速馬場も合ってたんだろうし、展開もバッチリだったな。「今年の牡馬は低レベル」とか言われているけど・・・言われるほど低レベルじゃないと思うけどな。

 

今回特に注意したいのが、2着のペルシアンナイトである。文中でも述べたが、かなり異質の競馬をしており、普通の馬なら完全にジ・エンドの競馬を・・・最後までバテることなく伸び切ってあわやのシーン。「さすがミルコ」と言うのは簡単であるが、これはミルコもビックリしたんじゃないかな~。池江師は「体型からみてマイラーだと思っていた。勘違いだった」的なコメントしているが、間違いなくこの馬は更に距離が伸びていいタイプ。ダービーで距離不安説が出てくれると買いやすいんだが・・・(笑)。

 

3着のダンビュライトには驚いたなー。鞍上武豊の好騎乗もあったが(ファンディーナを徹底してマークしていたが、これが功を奏した)、高速馬場にも助けられたかな。速い上がりは使えないけど、今回みたいに一貫したラップであれば強敵相手でもしぶとく伸びるタイプ。ダービーでもまた3着だったりしてね(笑)。

 

4着にクリンチャーに驚いた人も多いと思うが(私も驚いた)、この馬の好走もダンビュライトと同じような理由だと思う。位置取りと高速馬場を大いに味方につけて、最後まで粘りに粘ったみせた。こういう馬が残るから競馬は面白いよね。ダービーのキレ勝負になるとちょっと微妙だが、菊花賞では面白い存在になるかも。

 

5着はレイデオロ。ペルシアンナイトやカデナが上がっていった時もどこ吹く風で後方待機。おそらく最初からインを狙っていたのだろう。4コーナーで思い切ってインを突くと直線もグイグイと伸びて来た。ただ、今回は前が止まらなかったし、デキもメイチではなかったはず。次のダービーが楽しみな一頭であるな。

 

さて、人気馬の敗因を分析しておこう。

 

ファンディーナの敗因は、巷で言われている通り「力不足」であろう(【皐月賞】ファンディーナ夢散7着…69年ぶり快挙ならず「総合的に力負け」)。馬場・展開的に「前残り」の競馬だった今回。絶好の手応えで4コーナーを回り、一旦先頭に立ってからズブズブになったのは・・・能力が足りなかったからに他ならない。もちろん、体調面のマイナスもあったかもしれん(軽い調教、連続輸送、馬体減)が、馬場・展開・時計的なものは言い訳にならんと思う。テレビに出ている坂口元調教師は「レコード決着が厳しかったのかも」なんてワケの分からんことを言っていたが、あの人頭大丈夫かな?重馬場が得意な馬とかパワー型の牡馬ならまだしも、ファンディーナは軽いスピードが売りのキレ系だろうに。何の言い訳にもなってないわ。

次はダービーかオークスか?・・・まだ決まってないみたいだが、ぜひオークスに出てきて欲しいな。なぜなら、オークスに出てくれば間違いなくまた人気になるからだ(笑)。ダービーだと「牡馬相手はムリだった」ということで人気にならないだろうけどね。

しかし、今回「ファンディーナは別次元」なんつって◎を打ってた競馬評論家が多かったこと多かったこと・・・競馬のプロとか言ってもこの程度である。いや、もちろん、ファンディーナに◎を打ってもよろしい。その可能性に賭けるのも一つであろう。しかし、グリグリの1番人気である。相手は買っても2~3頭まで。ファンディーナに◎を打って、印を5頭も6頭も回しているような予想家は、今後一切信用しない方がいいと思うぞ。

 

次に2番人気だったスワーヴリチャード。この馬、好スタートから控えて・・・向こう正面では中団のイン。ポジションを取りに行くようなことはせず、終始折り合いに専念する感じであったが、4コーナーでは絶好の手応えで大外ブン回し。そこからジワジワと伸びるものの・・・勝負には全く関係なし。敗因は、道中ポジションを下げてしまったことと、直線大外に行ったこと。

もちろんこんなもんは結果論であるが、1コーナーである程度のポジションを取って、ファンディーナの内側に付けて周回していれば・・・もしかして勝ち負けまであったかもしれない。今回は高速馬場にやられた感じなのであまり悲観する必要はないと思う。狙いはダービー。人気落ちるだろ(笑)。

 

問題なのが3番人気のカデナである。1000m過ぎ、ペルシアンナイトを追い掛けてポジションをアップしたのは福永の指示だったのか?それとも馬が行ってしまったのか?私にはわからんが、映像を見る限り、掛かったようには見えない。おそらくは福永の意図だったと思うが、ではどういう意図だったのか?ペースが遅いと思ったのか?このポジションでは届かないと思ったのか?ミルコに付いて行こうと思ったのか?

結果的には後方で我慢してても届かなかったろうし、ポジションを押し上げた判断が間違っていたわけではないと思う(実際、ペルシアンナイトは2着に入線している)。ただ、4コーナーから外に出して行ったのはマズかったかもしれん。ペルシアンナイトの後ろをついてインに行ってれば・・・もしかしたら5着くらいあったかもしれん。5着じゃ意味ないけどな(笑)。

結局、カデナも「前残りの高速馬場」にやられた口で、道中の位置取りが後ろ過ぎたのが敗因。もしくは、こういう一貫したラップは向いていないのかもしれない。弥生賞で完勝しているダンビュライトが3着だったわけだから、能力で負けたわけではないぞ。スローの瞬発力勝負になれば、この馬は上位だと思う。そもそも、この馬の目標はダービーである。ダービーで人気を落とすようなら面白いと思うぞ。

 

今回私が◎を打ったのはウインブライト。3コーナー過ぎから外を捲って行った時は大興奮したのだが、こういう高速馬場は苦手なんだろうね。外が伸びない馬場ってのもあったと思うが、直線は全く伸びなかった。でも、ま、この競馬で負けたら仕方なし!の潔い騎乗であったと思う。悔い無しスガパー。次は・・・上がりが35~36秒掛かるようなタフな馬場の時に買いたいな。ダービーは厳しいだろうから(どうせ瞬発力勝負になるだろうから)・・・次に買いたいのはラジオNIKKEI賞かセントライト記念かな?まあ、続けて応援したいと思う。

 

さーてと。

 

来週から東京と京都に開催代わりですな。

(GⅠはお休みか)

 

ハズレてもハズレても競馬は続く。

 

懲りずにケツ馬券を買い続けて行くぜ!

 



 

【浅次郎のひとりごと】

上田桃子涙、勝負の一打で池ポチャ「熊本の人に…」

年に一度の熊本開催のプロトーナメント(昨年は直前に地震が発生して中止)。私も現地に行って応援していたのだが・・・最終ホール2打差を追いつかれ、プレイオフで池ポチャ。勝負のパットがことごとくハズれてしまったなあ。大丈夫だぜ桃子。想いは届いてるぞ(イ・ボミのオッパイをガン見していたのは秘密)。

 

 

【桜花賞2017回顧】今年の桜花賞を勝利したのは伏兵扱い池添騎乗の8番人気のレーヌミノル!ハイラップ早め抜け出しの横綱競馬で強い内容であった。勝因は調教?デキにあり?2着には鬼脚を繰り出したリスグラシュー。断然人気に押されたソウルスターリングは直線伸びずに3着・・・敗因は馬場?簡単に今年の桜花賞を回顧したいと思う。

 

桜満開!レーヌミノル!

 



 

いやー・・・競馬に絶対はない!

 

と常々言っておるが、

 

今回もその言葉がピッタリのレースになったな!

 

そもそもGⅠに出て来るような馬に

そんなに大きな能力差はないのである。

(ディープインパクトとかオルフェーヴルとか別格の馬は除く)

 

馬場とか展開とか調子とか・・・

ちょっとしたことで着順が入れ替わるのが競馬であり、

今回のソウルスターリングは明らかに過剰人気であったな。

 

「ソウルスターリング断然」と言っていた多くの競馬専門家の目は、

 

節穴である!

 



 

ってことが分かったと思う。

 

ま、私の目も節穴だけどな(笑)。

 

さて、

 

簡単に回顧しよう。

 

■桜花賞2017結果、着順





netkeibaより抜粋

 

■桜花賞2017映像

 

■桜花賞2017レース回顧

馬場コンディションはちょっと回復して「稍重」。



大きく出遅れる馬もなく揃ったスタート。さて、どの馬が出て行くか・・・

 



ハナに立ったのはベルカプリ。続いてショーウェイ。外からヴゼットジョリー、カワキタエンカ。内からミスエルテ、ジューヌエコール、レーヌミノルらが好位を形成。

 



その後ろに控えたのがリスグラシュー。外にソウルスターリング・・・もうちょっと前のポジションに付けると思ったが、おそらく付けたくても付けられなかったのだろう。行きっぷりもイマイチに映る。中団のインにライジングリーズン。その後ろにゴールドケープ、アロンザモナ、ミスパンテール。

離れた後方にアエロリット、カラクレナイ、アドマイヤミヤビ、ディアドラ。

 



600m通過は34.7。しかしこれは途中で引っ掛かり気味に先頭にたったカワキタエンカの通過タイムであり、5馬身ほど後方のヴゼットジョリーは35.5くらいのペースだったと思う。後続にとっては・・・馬場を考慮しても、

 

平均ペースだったか?

 



 

いや・・・そうではない。問題は600m過ぎてからである。400~600のラップ11.1はカワキタエンカのラップだったとしても、その後もずっと11秒台のラップが続くのだ。つまり、カワキタエンカが飛び出したせいで、全体のラップが締まり・・・

 

全く息が入らない一貫して速いラップ

 

になったのである。1000m通過は58.3。後続は59.0前後。馬場を考慮すればかなり厳しい流れだったと思う。

 

ズバリ・・・ソウルスターリングの敗因はこの一貫したハイラップにあったのではなかろうか?確かに阪神JFもチューリップ賞も速めのペースを前受して完勝しており、「ペースは速くても遅くてもどっちでもいい。ソウルスターリングに弱点はない」などと言われていた。しかし、阪神JFもチューリップ賞も600~800~1000地点で一旦12秒台のラップ(良馬場)に緩んでおり、息が入リやすかったのである。わかりやすく書くと、

 

桜花賞 急→急→急

チューリップ賞(阪神JF) 急→→急

 

だったわけ。世間では「重い馬場」がソウルスターリングの敗因だと言われているが、今回の桜花賞の勝ちタイムは1:34.5である。確かに良馬場に比べ1秒ほど掛かったかもしれんが、そこまで重い馬場ではなかったし、「重馬場が得意な馬」が上位に来たわけでもない。レーヌミノルもリスグラシューも良馬場で好走して来た馬である。

 

つまり、世の中が言う所の「ソウルスターリングの敗因は重い馬場」というのは信じない方がいい(→ソウルスターリングは重馬場が苦手?)。もちろんそれも一因ではあるだろうが、あまり説得力がある話じゃないと思う。それよりも「緩急の効いた瞬発力勝負が得意だから、一貫した速い流れは苦手だった」・・・あるいはもっと単純に「今回はメイチ仕上げじゃなかった」・・・これらの方が説得力あると思うけどな。

 

逆に言えば、それでも3着に来たあたり・・・

やっぱりソウルスターリングは強い馬だと思う。

 

戻ろう。

 



レースはカワキタエンカがハイラップで引っ張る流れ。後方のアドマイヤミヤビは全く手応えがなく、3コーナー手前でもう手が動いている。

 



4コーナーを抜群の手応えで回っているのが、レーヌミノル、カラクレナイ、アエロリット。ソウルスターリングはこの位置なら4角回りながらポジション上げるぐらいじゃないと・・・と思うがイマイチ反応が悪い。リスグラシューも手応え良く見えない。もうGOサイン出してるもんね。

 



残り400m。カワキタエンカのリードがなくなり、ヴゼットジョリー、ショーウェイら先行馬が沈んで行く中、ギリギリまで追い出しを我慢したレーヌミノルがここでスパート開始。力強く抜け出していく!外からソウルスターリングが追い縋るも・・・逆に突き放す勢い。

 



残り200m。レーヌミノルが先頭に立つ。後ろのソウルスターリングはイマイチ伸びない!外からカラクレナイとアエロリットが追い込んで来る!そして、一旦突き放されてもうダメかと思ったリスグラシューが・・・坂を登りつつもう一回伸びてくる!

 



粘る粘るレーヌミノルにリスグラシューとカラクレナイが襲いかかるが・・・

 



半馬身残したところがゴール!最後はレーヌミノルもバテバテであったが、前半の貯金が活きた。いやしかし、このハイラップを4~5番手で追走し、早めに抜け出して完封したのであるから・・・

 

レーヌミノル強し!

 

である。実際前に行った馬はこの馬以外全滅だけんな。

 



 



 

レーヌミノルは、父ダイワメジャーで母父はタイキシャトル。もしかしたら2000mくらいまではなんとかなるかもしれんが、2400のオークスはちょっと長いかも。現在の選択肢としては「オークスorNHKマイルC」ってことらしいが、多分NHKマイルCに行くのだろう。個人的にはオークスに出てきて欲しいが(笑)。今回の勝因は何と言っても「デキ」であろうな。調教チェックでも書いたが過去最高のメイチ仕上げであった。これが道中の行きっぷりの良さや最後の粘りに繋がったんだと思う。後は鞍上池添の好騎乗もさすがの一言。ソウルスターリングの前で競馬するとは思わんかったわ・・・もし、ソウルスターリングの後ろからなら結果は変わってたろうね。ほんと池添は大舞台に強い。

 

2着リスグラシューは4コーナーの手応えが怪しく、直線も一旦引き離されており惨敗してもおかしくないレースであった。しかし、最後の坂に掛かって他馬がバテてからもう一回猛然と伸びた。この馬も前走かガラッと変わってたな!図太く長くいい脚を使うのがこの馬の長所。東京の直線はピッタリだし、血統的にも桜花賞よりオークス向け。次は主役になれるかもよー。

 

3着のソウルスターリングについては先程書いた。今後のレース選択をどうするのか・・・是非オークスに出てきて欲しいなあ~。

 

カラクレナイは惜しい4着。厳しいペースが得意な持久力型で、今回の桜花賞は展開的にもピッタリだったが・・・前を捉えるまでには至らなかった。しかし、冒頭でも書いたが、GⅠに出て来る馬の能力差なんて殆どないのである。オークスで人気を落とすようなら面白い一頭になると思うぞ!

 

5着アエロリットは驚きの後方待機策。スタートから前に行かせる気が全然なかったので・・・おそらく作戦だったのだろう。ソウルスターリングの前で競馬しても勝てないと踏んだのだろうか?最後はカラクレナイと同じような脚を使って際どい5着。この馬の場合、おそらく道悪がプラスに働いたと思うがそれにしてもいい脚で突っ込できたな。この馬も上位とはほとんど差がないと思うぞ。

 

2番人気に押されていたアドマイヤミヤビは見せ場なく12着。馬場が合わなかったと見る向きもあるが、血統的にはむしろ「道悪はプラス」のはず。今回位置取りも後ろ過ぎたし、道中の行きっぷりも悪かった。他に何か敗因があると思うなあ・・・この馬の目標は最初からオークス・・・だと思う。

 

ミスエルテも「道悪」に敗因を求める向きが多いが、やはりぶっつけでの桜花賞は厳しいわ。次はどうすんのかな?

 

馬券的には◎に推したゴールドケープが全く見せ場なしのズブズブでドモナラズ(涙)。道中いい位置に居たと思うんだけどなあ~。あそこから伸びないのは実力不足であろう。ま、馬券に悔いなし。スガパー。

 

しかし・・・

 

コメント欄でも温かい指摘を受けているのであるが、

 

我ながら「浅次郎の調教チェック」恐るべし。

 

今回も特A評価に挙げている馬を買えば当たりではないか・・・。

馬連17,000円かよぉぉぉぉ。

 

もう・・・調教派に転身しようかなマジで(笑)。

(浅次郎は裏データ派である)

 

さて、

 

今週はいよいよ皐月賞ですな。

 

ファンディーナの参戦がどういう結果になるか・・・

 

楽しみィィィ!

 



 

【浅次郎のひとりごと】

予算はいくら? Dr.コパさんが語る“GI祝勝会”の舞台裏

いつか百万馬券を当てて、

どんぶり毒者を集めて、

どんぶり会をしたいと思っている。その時は来てね~。

(当ててから言え!)

 

 

【大阪杯2017回顧】阪神芝2000m内回りで行われた新設GⅠ大阪杯を制したのはキタサンブラック!他馬を寄せ付けない圧倒的な勝ちっぷりで初代王者に。2着に7番人気のステファノス、3着にヤマカツエースが入線。4着マカヒキの敗因は何?6着サトノクラウンは馬体減が響いた?展開を含めて簡単に大阪杯を回顧したいと思う。

 

キタサンブラック、あんた強いよ!

(ちびまる子ちゃん調)

 



 

簡単に大阪杯を回顧する。

 

■大阪杯2017結果、着順





netkeibaより抜粋

 

■大阪杯2017映像

 

■大阪杯2017回顧



大きく出遅れる馬もなく揃ったスタート。注目の先頭争いは・・・

 



押して押してロードヴァンドールが主張するも・・・その外からマルターズアポジーが馬なりのまま交わしていく。内からは馬なりのキタサンブラック。

 



1コーナーですでに隊列は縦長。先頭はマルターズアポジー、2番手にロードヴァンドール、3番手にキタサンブラックとサクラアンプルール。

 



キタサンブラックをマークするようにステファノスとサトノクラウン。ココまでが先団。その後ろにディサイファ、スズカデヴィアス、モンドインテロ。

 



中団後ろにヤマカツエース、ミッキーロケット、マカヒキ、アンビシャス。最後方にアングライフェン(入らなかったゴメン。笑)。

 



1000m通過は59.6。これは離して逃げてるマルターズアポジーの通過タイムであり、6~7馬身後ろのキタサンブラックの通過は60.8~61.0くらいのペースだったと思われる。レースラップは「平均ペース」であったが、キタサンブラックにとっては理想的な・・・

 

理想スロー。

 

あんまり遅すぎると困るが(超スローだと究極の瞬発力系の馬が33秒で突っ込んで来る)、このくらいのスローがキタサンブラックにとって最高のペースですな。

 

しかしマルターズアポジーはもっと飛ばして逃げるかと思ったが、落ち着いたペースになったな。もちろん前走の小倉大賞典とは距離も違うしコース形態も違うし馬場も違うから一概に言えんが・・・今回はこのペースで簡単に潰れてしまった。なんでだろ?

 

ラップタイムはこんな感じ。

 



 

前半は一貫して12秒台前半。

そして残り800mから徐々にペースが上がり・・・

 



残り800m地点ではまだ大分差がある。

 



残り600mでも隊列は変わらず。ここからマカヒキ、ヤマカツエースが動き出す。しかしキタサンブラック、ステファノスは余裕の手応えでまだ馬なりのまま。

 



残り400mを切ってから追い出されたキタサンブラックのムチが一発入ると、グイン!と伸びてあっという間にマルターズアポジーを捉え、徹底マークしていたステファノスも引き剥がす!

 

ステファノスが懸命に追いすがるもなかなか差が縮まらない!

 



 

4コーナー前から力強い末脚で脚を伸ばしてきたヤマカツエース、ジリジリと伸びてきたサトノクラウン、なんかイマイチ反応が悪いマカヒキ、大外からアンビシャス・・・が伸びてくるが、前との差はなかなか縮まらない・・・。

 



 

最後は余裕の3/4馬身差で完勝。

 

キタサンブラック、あんた強すぎよ!

(マツコ・デラックス風)

 



 



 

キタサンブラックの勝因は何と言ってもペース配分だったと思う。理想的な流れで、先行のアドバンテージをしっかりと活かしたいつもの競馬であった。そんで、この馬にとって1000m通過60.8前後のスローになったのも良かったが、残り800mからラップが上がるロングスパート戦になったのも良かった。上がり33秒台前半の究極の瞬発力勝負だと・・・もしかして分が悪かったかも。しかし、おそらくは100%のデキじゃなかったはず・・・。次は春天だろうけど、サトノダイヤモンドとの再戦が楽しみであるな。

 

2着のステファノスは最初から最後まで徹底してキタサンブラックをマーク。調教チェックでも述べたがデキは最高に良かったし、騎乗も完璧。これで負けたのだからもうどうしようもない。GⅠのタイトルが遠い馬であるが頑張って欲しい。次は香港?宝塚記念?

 

3着のヤマカツエースは本当に強くなっている。動き出したのはマカヒキと同じくらいだったと思うが、GOサインを出してからスバッと伸びて最後までジワジワと1・2着馬を追い詰めた。宝塚記念はもう一回チャンスだと思うな。

 

4着マカヒキの敗因はなんだったのだろうか?4着と言っても勝負に全く関係のない4着だけんなあ。デキはとても良く見えたし、スローの瞬発力勝負はむしろ願ったりだったと思う。気になったのが、上でも述べたがヤマカツエースとの比較だ。これだけスローで後方のポジションだったから脚は存分に溜まっていたはず。しかし残り800mでペースが上がった時にも上がっていけず・・・勝負どころ(残り600m地点)で大外に出して上がって行くもイマイチ反応が悪い。4コーナーを回る時の手応えを見ると、ヤマカツエースの方が良く見えるのである。

 

「ポジションが後ろ過ぎたのでは?」

 

という意見が最も多そうであるが、ルメールとて本当は中団真ん中くらいのポジションが欲しかったはず。欲しかったのにあのポジションになったということは「取りたくても取れなかった・・・」ということだ(理由は色々とあるのだろう)。当たり前であるが「いいポジションを取れるか?」というのも競走馬の重要な能力の1つであり、キタサンブラックが最も優れているのがこの能力である。

 

で、マカヒキの敗因は・・・?

 

特にない・・・というのが現時点での回答である。強いて挙げるなら内回りの阪神コースはあんまり向かないのかな?という程度。今後、キタサンブラックやサトノダイヤモンドなどと渡り合うためには「成長」が不可欠でありますな。しかし、巷で言われているほど悲観する必要はないと思う。このくらいの差は何かの拍子ですぐ変わるのが競馬。今回はメンバーが強かったとも取れるし、まだ4歳馬。これからの馬である(キズナみたいになってしまう可能性もあるけど)。

 

5着にアンビシャス。末脚に賭けたが、マカヒキ、サトノクラウンら並んで入線するのが精一杯。この馬の場合、これで良いような気がするな。天皇賞秋を狙いたい。

 

6着サトノクラウン・・・この馬の敗因はなんだったのだろうか?馬体減(-12kg)もその理由の1つだと思うが、「距離不足」「瞬発力勝負は向いてない」「パンパンの良馬場も向いてない」という感じで、マカヒキと違って色々考えられるんよね。私は、「それでも好走するだけの能力ある!」と思っていたが、想像以上に走る環境に左右される馬なんだと思う。この馬の好走パターンは「時計が掛かる2200~2400の大箱」。宝塚記念は内回りであるが、道悪になったら面白い存在。

 

私が◎に推したディサイファは全く伸びずに10着(ズコー)、

もう一頭マルターズアポジーは12着(ズコズコー)。

 

しかし、私は真性のケツ馬券師であるからして、

 

全く問題ない。

 

懲りずに、大穴伝説馬券を狙い続けるのみである。

 

さて、

 

今週は桜花賞であるな!

 

ソウルスターリング無傷の戴冠なるか?

それを阻止するのはアドマイヤミヤビ?リスグラシュー?

それとも意外な伏兵が?

 

楽しみであるな!

 



 

【浅次郎のひとりごと】

サブちゃんええ笑顔やな。長いこと馬主やってて、きっとツライことも、辞めようかと思ったことも何度もあったろうけど、最後にこんな馬に出会えたんやもん。良かったなあ。

 

 

 

 

【高松宮記念2017レース回顧】大混戦と見られていた今年の高松宮記念は新星セイウンコウセイが力強く抜け出して圧勝!初GⅠタイトルをゲットした。2着には内をついたレッツゴードンキ、3着にレッドファルクス。馬場に恵まれた?展開が向いた?コース取りが良かった?メラグラーナの敗因は馬場?ティーハーフ激走の原因は?

 

セイウンコウセイ、高松宮記念で初GⅠ!

 



 

いやー・・・

 

セイウンコウセイ完勝。強かったねえ。

 

この馬の調教見た時に、

 

震えるぞハート!

 



 

と思ったが、

 

その上昇度は私の想像以上であった。

 

テレビ見てたら、メラグラーナ推しの解説者が、

 

「馬場がこの馬向きだった」

「この馬が一番運が良かった(馬場の良い外に出せた)」

 

などと言ってたけど、

 

普通に強かったと思うけどな。

 

あいつら、自分の推した馬とか人気馬が来ないと

「他の何かのせい」にするんだよ。

 

馬場とか展開とかね。

 

「予想は予想」で「結果は結果」だろ?

もう少し勝った馬を讃えなさいよ。

 

簡単に回顧しよう。

 

■高松宮記念2017着順、結果





 

■高松宮記念2017レース映像

 

■高松宮記念2017回顧



キレイに揃ったスタート。絶好のスタートを切ったのは黄色い帽子のシュウジ。内から黒い帽子のラインスピリットが押して押して。赤い帽子のセイウンコウセイはさして押すこともなく馬なりのままシュウジに並んでいく。

 



外から、行くしかないトウショウピストが押し寄せ、18番のワンスインナムーンも前へ。ここでセイウンコウセイはちょっと控える。

 



先団を見る形で、内にレッドファルクス、クリスマス、ソルヴェイグ、外にナックビーナス。

 



中団にティーハーフ、スノードラゴン、トーキングドラム。

 



後方にメラグラーナ、レッツゴードンキ、バクシンテイオー、フィエロ、ヒルノデイバロー、最後方がレッドアリオン。

 



600m地点の隊列はこんな感じ。トウショウピスト、ラインスピリットはもう一杯一杯。馬場を考慮するとかなり速いペースだったのだ。

 



 

前半の600m33.8。後半の600mが34.9。

 

だけんどもしかし!

 

セイウンコウセイは持ったままで、

ものすごい手応え!

 



直線に向き、残り400mの地点でもまだ持ったまま!じわーっと外に持ち出しつつも馬なりのまま先頭のシュウジに並びかける。

 



残り200m地点でもう勝負有り。手応えが違い過ぎる!

 

この時、私の視線は・・・内に進路を取ったスノードラゴンであったが、後200mの所で伸びが止まったなあ~~~~。

 

セイウンコウセイ完勝。

 



 

馬場とか、展開とか、コース取りとか、

まったく関係ないレベルでの完勝だったと思う。

 

確かに渋った馬場が苦手だった馬も居ただろう。

しかし、稍重馬場で、1分8秒台の決着である。

1分10秒以上掛かるような重馬場ならともかく、それは言い訳に過ぎない。

 

展開面で言えば、

上位に来たのは勝ち馬以外全て中団より後方に居た馬。

逃げ・先行勢は全滅している中での完勝劇である。

 

また、

勝ち馬以外はほとんど「内」を通った馬が上位に来ているのだ。

 

2着レッツゴードンキ、3着レッドファルクス、4着ティーハーフ・・・

この3頭はずっと内ラチ沿いを走って最後まで伸びている。

(ティーハーフは最後力尽きたけど、爆穴☆惜しかったねー)

 

フィエロは直線で内から外に持ち出したが・・・

「最初から内を狙ってれば馬券圏内あったかもよ?」

と思わずにはいられんなー。

 

外を突いて伸びてきたのは

トーキングドラム(6着)、ナックビーナス(8着)くらいだもんね。

 

セイウンコウセイは「セイウン」「ニシノ」で有名な西山茂行氏の持ち馬。セレクトセールで1404円だった馬がGⅠを勝ったのだから喜びもひとしおだろう。まだ4歳だし、1200では全く底を見せていないから今後が非常に楽しみである。しかし、馬券的に美味しいのは今回が最後だったかもしれん(笑)。

 

2着のレッツゴードンキは、後方追走から4コーナーでぽっかり開いたインを突いて凄まじい伸び。岩田は一瞬外に出そうか迷ったと思うが、結局インを突いたのが正解だったと思う。多分外に出していたらフィエロと同じような末路であったろう。上がり最速33.9を繰り出してレッドファルクスに先着したが、前にもっと強い馬がいた。次はヴィクトリアマイルらしい。人気になるなこりゃ。

 

3着のレッドファルクスは地力でここまで来たんだろうね。メイチ仕上げではなかったと思うが、それでもここまで走るのだからたいしたもの。

 

4着には爆穴に挙げていた16番人気のティーハーフ。最後は競り負けたが、レッドファルクス・レッツゴードンキを相手に堂々の競馬。今回究極仕上げでの爆走であったが、次回はある程度人気になるだろうね。

 

5着のフィエロも直線の手応えはめっちゃ良かったけどな。前が開くのに時間が掛かったし、スパートした時にはもう手遅れであった。インを突いていればあるいは2~3着はあったかもしれない。

 

私の本命スノードラゴンは正直・・・内を突いてラッキーの7着だったと思う。もうちょっと馬場が悪くなれば可能性あったかもしれんが、さすがに現状これが精一杯なのかも。ま、出てきたらまた買うんだろうけど(笑)。

 

3番人気に押されていたメラグラーナは見せ場なく10着。多分渋った馬場はあんまり良くないんだろうね。それから思ったより「外が伸びなかった」のだろう。

 

さて、

 

春のGⅠシリーズは始まったばかり。

 

ハズレてもいい。

 

トリガミでもいい。

 

全然当たらなくてもいい!

 

人生、楽しんで逝こうぜ!

 



 

【浅次郎のひとりごと】

 

き、

 

き、

 

稀勢の里ー!(号泣)

 

 

 

 

【有馬記念2016回顧】2016年の競馬を締めくくり、有馬記念を制したのは菊花賞馬のサトノダイヤモンド。キタサンブラック、ゴールドアクターとの追い比べを制し、人気に応えてみせた。サトノダイヤモンドの勝因はなんだったのか?サウンズオブアース、シュヴァルグランの敗因は?来年は凱旋門賞に挑戦するのか?簡単に回顧する。

 

サトノダイヤモンド、

極上の輝きで有馬制す!

 



 

サトノダイヤモンドは、2億4150万円の超高馬である。

 

これで・・・有馬記念の優勝賞金3億円を加え、

獲得賞金は6億7000万円余。

このまま来年、再来年も活躍出来れば10億円突破も夢じゃなし。

 

しかし実際に活躍する超高額馬というのは意外なほど少ない。

 

■3億円以上の歴代高額馬

ディナシー(6億3000万円) 0戦0勝

ザサンデーフサイチ(5億1450万円) 41戦3勝。獲得賞金7000万円

ラストグルーヴ(3億7800万円) 1戦1勝。獲得賞金600万円

トーセンダンス(3億5175万円) 1戦0勝。

フサイチジャンク(3億4650万円) 16戦4勝。獲得賞金8900万円

カーム(3億3600万円) 30戦14勝(地方)。獲得賞金757万円

フレンチブルー(3億1500万円) 海外0勝。

アドマイヤハーレ(3億1500万円) 2戦1勝。獲得賞金690万円

 

意外なほど少ない・・・というより、ほとんどいない。

 

サトノダイヤモンドは、

2億円以上の高馬で初めて走ったケースと言えるかもしれん。

(他にいるっけ?)

 

そういえば・・・

同じく2億超えの馬で話題となったロイカバードはどうなった?

お、準オープンを勝つ所まで来てるじゃないの!

オープンまで行けば競走馬としては大成功の部類だが・・・

 

それにしても差がついたもんだ。

 

サトノダイヤモンドはすでに種牡馬入りも確定的。

来年秋は凱旋門賞への遠征プランが上がっているという。

 

楽しみである。

 

さて、

 

簡単に有馬記念を回顧しよう。

 

■有馬記念2016結果、着順





netkeibaより抜粋

 

う、馬連440円か・・・どうにもドモナラズやな。

 

■有馬記念2016映像

 

■有馬記念2016回顧

注目のスタート。



3番ムスカテールが出遅れ。他の馬は五分で揃ったスタート。

 

さてどの馬が行くのか・・・

 



 

行ったのは予想通り、マルターズアポジー。

キタサンブラックは最内枠を利して自然と2番手へ。

 



1周目の4コーナー。

 

マルターズアポジーがぶっ飛ばして逃げる構え・・・

 

離れた2番手にキタサンブラック。

さらに離れてゴールドアクターが3番手。

 

あれ?私の◎ヤマカツエースがいない・・・(笑)。

予定ではゴールドアクターと同じような位置取りのはずだったんだが。

 

続いてアドマイヤデウス、サムソンズプライド、マリアライト。ココまでが好位の一角。

中団の前にミッキークイーン、ヤマカツエース、そして外にサトノダイヤモンド。

中団の後ろにサウンズオブアース、シュヴァルグラン、サトノノブレス、アルバート。

後方にデニムアンドルビー、ムスカテール。最後方にヒットザターゲット。

 

ハナを行くマルターズアポジーは軽快に飛ばして

ハロン12秒の平均やや速めのペース。

 

しかし900mを過ぎたあたりで

ガクンとペースが落ちる。

 

ラップタイムはこんな感じ。

 



 

700~900mと900~1100mは1秒以上もラップが違うのだ。

 

1000m通過は1:01.0。

 

テレビで解説していた某元調教師は、

「平均よりやや遅めのペースですね」

なんていつも通り訳の分からんことを言っていたが、

 

力が要る重い馬場の2500m戦ですぞ?

中山の直線はゴール前から1コーナーまでずっと上りですぞ?

1000m61秒はむしろ速いペースだったと思う。

 

そして、

900m過ぎから・・・

 



 

13.4→12.8→12.9・・・

激的にペースは落ちるのである。

 

しかし、

マルターズアポジーとキタサンブラックの差はそのまま。

 

ってことはだよ?

 

キタサンブラック武豊も、

しれっとペースダウンしているのである。

 

つまり、前半のマルターズアポジーのペースは若干オーバーペース気味。

それについていったキタサンブラックもオーバーペース気味。

しかし、ココで息を入れてスローに出来れば・・・

得意なスローの瞬発力勝負に持ち込めるのである。

(キタサンブラックはどちらかといえば前受タイプの瞬発力型)

 

これぞ豊マジック。

 

だけんどもしかし!

 



 

このマジックに騙されない男がいた。

 

そう、クリストフ・ルメールである。

 

ペースがガクンと落ちた1コーナー過ぎで・・・

じわじわと前に取り付いて行くのである。

 



 

そしていつの間にか、

 

キタサンブラックの背後に忍び寄るのだ。

 



 

この間、サトノダイヤモンドは

無理をして前に行ったわけではない。

キタサンブラックが13.4で行った所を12.7~12.8くらいで行っただけの話だ。

 

テレビの解説では

「サトノダイヤモンドが掛かり気味に・・・」

なんて言ってたが、

どこをどう見たら掛かってるように見えるのだろう?

 

ルメールの手綱はリラックスしたまんまだし、

ムキになって掛かってるようには見えない。

 

全体のペースがガクンと落ちただけの話なのだ。

 

同じように上がっていったのは同じ勝負服のサトノノブレス。

それからミッキークイーン。

 

他の馬は金縛りにあったように動けない。

 

私の軸馬ヤマカツエースは

逆にポジションを下げていく・・・

 

この時点でもう

 

「池添下げんじゃねえぇゴラァ!

・・・有馬オワタ」

 



 

と頭が真っ白になった浅次郎だが、

 

実はまだ終わっていなかった(笑)。

 

なぜなら・・・残り1000mを過ぎてから、

流れが一気に激流となったからだ。

 



 

ハナを行くマルターズアポジーがまずこの激流に耐えきれず・・・

一気に差が失くなる!

 

そして、3コーナー手前で、

 

サミー水鳥拳発動!

 



 

ダイヤモンドから司令を受けたノブレスが

 

南斗水鳥拳をキタサンブラックに見舞う!

 



 

シャウ!

 



 

キタサンブラック武豊からすれば・・・

残り500mくらいまで12秒ちょいのラップでいく算段だったはず。

 

「えーい!こざかしいわ!」

 



 

サトノノブレスはあっという間に返り討ちになるが(笑)、

 

この犠牲が・・・

最後の最後でキタサンブラックの野望を砕く楔となったのだ。

 

サトノノブレスの特攻のせいで・・・

残り1000mから11秒台に突入!

 



 

底力が問われる

超ロングスパートの総合力戦となった。

 



 

4コーナーにかけて、

シュヴァルグラン・サウンズオブアース・デニムアンドルビーらが外から捲って行く。

 

しかし・・・前述した通り、

このレースは残り1000mからすでに11秒台のラップに突入しているのだ。

 

にもかかわらず4コーナーで仕掛けて行くってことは・・・この時シュヴァルグラン、サウンズオブアースは11秒台前半の脚を使っていることになるわけで、それで最後まで持つはずはない。今回人気の一角となっていたシュヴァルグランやサウンズオブアースの敗因はズバリ・・・

 

・豊マジックにしてやられた!

・最後の仕掛けが早過ぎた!

 

この2点である。ペースがガクンと落ちた1コーナー過ぎでポジションを上げられなかったこと、それから最後の仕掛けが早かったこと(競走馬が全力で走ることが出来るのは3F程度である)・・・これが敗因だ。もちろん、仕掛けを遅らせたからといって前の3頭には敵わなかったと思う。しかし少なくとも直線ズブズブにはならなかっただろうし、掲示板くらいはあったかもしれん。

 

その証拠はヤマカツエースである。

 

仕掛けを最後まで遅らせたヤマカツエースは・・・

直線、一頭だけ違う脚で伸びてきたではないか。

(今回の上がり最速はヤマカツエースの35.1)

 



 

ここからサウンズオブアースに進路塞がれて、内に切れ込んでいくが・・・全く惜しい競馬であった。仮に、真っ直ぐ走れていたら、着順は変わらないまでも・・・もっと僅差だったろう。

 

最後は3頭のマッチレース。

 



 

残り100mではキタサンブラックが優勢であったが・・・

 



 

最後の50mからグイグイと伸びたサトノダイヤモンドが

測ったような差し切り勝ち!

 

強い!

 

勝ちタイムは2:32.6。

サトノダイヤモンドの上がりは35.5。

 

騎手同士の駆け引きもさることながら、

スピード、スタミナ、底力全てが必要な「総合力戦」になった今回の有馬記念は、

2016年ラストにふさわしい名レースだったと思う。

 



 



 



 



 



 



 



 

1着サトノダイヤモンドのオーナーはセガサミーの里見氏。これで今年GⅠ4勝となったが、呪いが解けてからの勢いは凄まじいものがあったな。来年春は国内専念・・・おそらくは春の天皇賞→宝塚記念を目指すことになろう。そんで秋は欧州遠征を宣言。当然狙いは凱旋門賞だろう。資金力は豊富だろうし、バックはノーザンファームだし、厩舎はオルフェーヴルで2回チャレンジした池江厩舎。是非ともチャレンジして頂きたい。

 

2着キタサンブラックは本当に負けて強しの内容。途中でスローに落としたアドバンテージはあったものの、残り1000mからのロングスパート合戦をあの位置で凌ぎ、最後の最後まで踏ん張ったのだから強い!の一言である。敗因を挙げるとしたら、1コーナー過ぎでペースを落としすぎたことか・・・いや、それは勝負のアヤ。しかしなんとも総合力の高い馬である。

 

3着ゴールドアクターは徹頭徹尾キタサンブラックをマーク。絶好の位置であったし、4コーナーの手応えは「突き抜けるか!」と思わせるものであった・・・しかし、この内容でキタサンブラックを交わせなかったとなると・・・この一年で立つ位置が変わったと見なければならんだろう。しかしまあ、この馬も強いわ。春天より宝塚記念を目指した方がいいかも。

 

4着ヤマカツエース・・・惜しむらくはスタート後に前々のポジションを取れなかったこと、それからペースがガクンと落ちた1コーナー過ぎから向こう正面に掛けてポジションを下げてしまったことである。末脚の破壊力はご覧の通り。もうちょい前で競馬が出来ていたら・・・まあ、そうなったら脚が貯まらなかったかもしれんけどな(笑)。

 

5着ミッキークイーンは、サトノダイヤモンドと同じく、ペースがガクンと落ちた時にポジションを上げた組。直線もギリギリまで追い出しを待ってから点火。直線ちょっとだけ詰まるシーンもあったが、勝負には影響無かったと思う。とてもいい競馬をしたが、正直上位の牡馬とは差があったように思う。

 

私の馬券は、

ヤマカツエースとゴールドアクター狙い(とマルターズアポジー狙い)。

 

惜しかったのかどうかよく分からんが、ドモナラズであった。

 

さて、

 

2016年の競馬もこれで終わり。

 

ハズレてばっかりの当ブログであったが(笑)、

何故かアクセスは増え続け、

有馬記念当日はなかなかアクセス出来ないような状況であった。

 

嬉しい限りである。

 

今年の馬券収支は

私のチンコ収支(笑)より酷いことになっているが、

本人は全く気にしていない。

 

競馬は、

楽しむことが一番の目的だからだ。

 

さて、

 

来年は1月5日(水)の金杯からのスタートとなるが、

あいも変わらず、

大穴モッコリケツ馬券狙いの浅次郎話を続けて行きたいと思っている。

 

また来年も宜しくお願い申す。

 

良いお年を。

 



 

【浅次郎のひとりごと】

年末年始は多忙であるが、時間があったら記事をアップしたいと思う。こんな話をしてほしい!というリクエストがあったらコメント欄に書いておいて欲しい。書くかは分からんけどな(笑)。

 

【阪神JF2016回顧】2歳女王決定戦阪神JFを勝ったのは怪物フランケルの娘ソウルスターリング!性能が違う!といった勝ち方で来年の桜花賞候補に名乗り。ミスエルテとの対決が楽しみやな。2着に追い込んだリスグラシュー。3着にレーヌミノルと人気通りの決着。ジューヌエコールの敗因は?馬券的には大穴狙いでどうにもドモナラズ!

 

ソウルスターリング、2歳女王。

 



 

いやー、ソウルスターリング強かったな!

 

相手も2番人気のリスグラシュー、3番人気のレーヌミノル・・・と

 

穴党にとっては、

 

どうにもこうにも、

 



 

ドモナラズ!

 

・・・な一戦であった。

 

もちろん我がケツ馬券はカスリもせずに、

 

大外れ(笑)。

(◎ショーウェイである)

 

しかし、全くもって悔いなし。

 

さて、簡単に回顧しよう。

 

■阪神JF2016着順、結果





netkeibaより抜粋

 

■阪神JF2016映像

 

■阪神JF2016回顧

注目のスタートは・・・



3番エムオービーナスと18番リスグラシューが出遅れ。ジャストザマリン、フェルトベルク、ヴゼットジョリー、サトノアリシア、あたりもダッシュつかず。

 



行ったのはアリンナ。ショーウェイ、ゴールドケイプと続き、好位のインにソウルスターリング。マークするようにレーヌミノル。

 

掛かり気味のジューヌエコール、ディーパワンサが中団の前。スズカゼ、ブラックオニキス、クインズサリナ、ジャストザマリン、シグルーンが中団の後ろ。

 

後方からポンポン、ヴゼットジョリー、リスグラシュー、エムオービーナス。最後方にサトノアリシアとフェルトベルク。

 

600m通過は34.7。速め。

 

その後も緩む無くこと流れ・・・

 



 

1000m通過は58.8。

 

馬場状態を考えれば、やや速めのペースだったと思う。

 

さすが田辺(アリンナ)。

 

この馬で勝つにはスローの瞬発力勝負じゃムリだと見たのだろう。ハナに立ってからもペースを落とすことなく一貫したペースで逃げた。結果的には捕まってしまったが、この馬の馬券を買っていた人は満足だろうと思う。

 

締まった流れで前にも後ろにもチャンス有り。

 

スピードだけではなく、持久力やスタミナも問われるタフな流れとなった。

 



 

絶好位のインで静かに脚を溜めるソウルスターリング。

同じく好位から直線外に出したレーヌミノル。

抜群の手応えで大外をぶん回すリスグラシュー。

 

ソウルスターリングは、ほぼ馬なりのまま楽々先頭。

 



 

ルメールがGOサインを出したのは残り200mの地点で、

あっと言う間に抜け出してセーフティリード。

一杯に追われたのは最後の1Fのみの楽勝であった。

 

ソウルスターリング、強し!

 



 



 



 



 

勝ちタイムは1:34.0。

上がり3Fは34.8。

 

前日の古馬1000万条件(1600m)のタイムが1:34.8。

チャレンジC(1800m)のタイムが1:46.5。

 

土日ともに時計の掛かる馬場であったことを鑑みても、

かなり優秀な時計だったのではなかろうか。

 

ソウルスターリングはこれで3戦3勝。皐月賞にもダービーにもすでに登録済だそうだが、今回の完勝劇を目の当たりにした藤沢師は「マイル路線」にも含みを持たせている(→藤沢師「1600mもいいなと思っちゃったよ」)。調教チェックの時も書いたが、まだビシバシと調教している状態ではないし、レースでも本気で走ってないと思われる。父フランケルは14戦14勝、GⅠ10勝無敗のまま引退したバケモノであるが、この馬にも大きな期待が掛かるな。しかしこれで・・・フランケル産駒の輸入が増えるだろうなあ。

 

2着リスグラシューの敗因は「出遅れ」と「外枠」・・・と言ってる人が多いけど(スターターに文句言ってるバカもいるな)、阪神マイルではむしろ外枠の方が有利であるぞ(笑)。逆にこの馬が内枠だったら・・・外に出すのに苦労したかもしれん。出遅れは確かに痛かったと思うが、出遅れなくても着順は変わらなかったと思う。展開的には勝ち馬よりこの馬の方が向いてるしな。ただ、この馬は血統的にも距離が伸びて良さそう。桜花賞よりもオークス向きのような気がするな。

 

3着レーヌミノルは完全に力負け。ソウルスターリングをマークする形で進め、直線もスムーズに外へ出したが、勝ち馬に簡単に突き放された上、リスグラシューにもアッサリ交わされてしまった。調教メイチで抜群のデキだっただけに、能力的にこの辺が精一杯か。ちょっと上の2頭が強すぎた。今後のポジションが難しいが・・・りあえず鬼のいないフィリーズレビュー辺りを目指そうかな!

 

4着ディーパワンサも良く頑張ったけど力負けやな。5着ヴゼットジョリーも思い切ってインを突いたが掲示板が精一杯。上位とはちょっと力の差がある感じであった。

 

ジューヌエコールは3戦無敗の重賞勝ち馬というのに4番人気まで人気を落としていた。その理由が「イマイチな調教」だったのか「鞍上バルザローナ」だったのかは分からんが、レースではスタートしてから向こう正面ずっと掛かりっぱなし。

 

「こりゃ、トンダローナ・・・」

 

と多くのファンが思ったに違いない(笑)。

 

ま、あんだけ掛かれば直線パッタリになるのも当然。敗因は明らかであり、ちょっとバルザローナ騎手は下手打ったとしか言い様がない。至る所で叩かれてるが・・・しょうがなし。

 

私が◎を打ったショーウェイは果敢に番手の競馬をしたが、直線ズブズブでドモナラズ。こりゃマイルは長そうだな(笑)。

 

さて、

 

今週の朝日杯FSには(浅次郎の予想オッズはこちら)、

もう一頭の怪物の娘ミスエルテがスタンバイ。

人気になること間違い無しであるが・・・

 

楽しみであるな!

 



 

【浅次郎のひとりごと】

香港国際競走の回顧も後でアップするけん読んでくれなー。

香港国際競争2016回顧

 

 

 

【チャンピオンズC2016回顧】中京ダート1800mで行われたダート頂上決戦チャンピオンズCは、アスカノロマンを交わして抜け出したアウォーディーを並ぶ間もなく交わしたサウンドトゥルーの追い込み炸裂!嬉しい中央GⅠ初制覇となった。アウォーディーの敗因はソラを使ったこと?ゴールドドリーム、コパノリッキーの敗因は?ペースはどうだったの?

 

善戦マン返上!

サウンドトゥルー豪脚一閃!

 

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いやー、サウンドトゥルー凄い脚だったなー!

 

簡単に回顧する。

 

■チャンピオンズC2016結果、着順

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■チャンピオンズC2016映像

 

■チャンピオンズC2016回顧

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レース後のコメント

 

注目のスタート。

 

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ゴールドドリームが出遅れて後方から。

カフジテイクは予定通り後方から。

ラニは気合をつけても進んでいかずに後方から(笑)。

 

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行ったのはやはりモンドクラッセ。内からアスカノロマンとブライトライン。外からコパノリッキー。さらに大外からモーニン。

 

アウォーディーは好位勢の後ろ、中団前目のイン。並んでゴールドドリーム。メイショウスミトモ、ブライトアイディアが中団を形成。

 

中団後方にアポロケンタッキー、ロワジャルダン、ノンコノユメ、ラニ。

 

後方待機がサウンドトゥルーとかフジテイク。

 

1コーナーで掛かっていたのはアスカノロマン。

ゴールドドリームも掛かり気味で前へ。

それからよく分からんかったのがアウォーディー武豊。

 

向こう正面で手綱を動かして馬を叱咤しているのだ。

 

多くの馬券持ったファンが、

 

「え?え?なんで?」

 

と思ったことだろう。私も思った。

ペースが遅い(前に行きたい)のなら分からんでもない。

しかし・・・今回は・・・

 

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1000m通過が1:00.5。

 

芝並のハイペースである。

 

いつもは長手綱で道中動くことは滅多にない男だが・・・

 

そしてこれはアウォーディー武豊だけじゃない。アポロケンタッキー松若、ノンコノユメのムーア、ラニ内田も道中ペースを上げて前を追っているのだ。

 

武豊は「道中3回気難しい面を見せた」とコメントしている。素人の私にはどういうことかサッパリ分からんが、果たして「気難しい所を見せた」から手綱を動かしていたのだろうか?

 

なんか違うよな気がするぜ豊!

 

コパノリッキー(ルメール)、ゴールドドリーム(デムーロ)が前にいたことで、このままだと前残りになってしまう!と思ったとか?(二人のペース感覚を信じた?)

 

アウォーディーはかなり長く脚を使える馬であるからして(前走も外々をマクッて圧勝)、多少道中で脚を使っても大丈夫と見たとか?

 

本当の理由はなんだったのか?

 

ラップタイムを見れば・・・違和感アリアリである。

 

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ダート戦で800~1000m、1000~1200mのラップが11.8である。

ちょうどアウォーディーが動いていった時と重なっている。

 

そう。実はこの時、

先頭のモンドクラッセは・・・

コパノリッキーのプレッシャーに負けたのか、

ペースを鬼のように上げて玉砕逃げを敢行していたのである!

 

どの競馬メディアを見ても、関係者のコメントを見ても

 

「ペースが速かった」

 

とだけ言っているが、実際はちょっと違う。

800~1200mの2Fだけ鬼のように速かったのである。

 

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今回サウンドトゥルーの上がり3Fは35.8。最後はめちゃくちゃキレたが、

それでも推定は11.8-11.8-12.2くらいだろう。

この2Fのラップはそれと同じくらい速かったのである。

 

つまり、武豊以下多くのジョッキーが、

「あれ?なんか自分の馬がついて行けてない?置いてかれてる?」

勘違いをしてしまったのではないか?

 

モンドクラッセのペースならスロー・・・私もそう思っていたが、

各ジョッキーもそう想定したいたとしても不思議なし。

 

この仮説が正しければ、

色んなことが納得行くわな。

 

結果・・・釣られた前の馬は、

アスカノロマン以外全滅することになるのだが・・・

 

最後方にいた・・・

 

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サウンドトゥルー大野とカフジテイク津村は動かない。

 

勝負どころを迎えてペースが落ち、

 

逆に追走が楽になったアウォーディーは外に出して上がっていく。

 

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あれだけ道中に脚を使ったのに・・・

 

手応えはまだまだ残っている!

 

残り200mで先頭を射程圏内に入れ、

 

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粘るアスカノロマンを捉え、

 

残り100では勝ったかに思えたが、

 

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最後方からぶっ飛んできたのがサウンドトゥルー!

 

並ぶ間もなくアウォーディーを交わしてゴール!

 

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いや~しかし気持ちのいい追い込みだったわ!

 

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はわわわわ。佐々木希ちゃんがプレゼンターだったのね。・・・大野騎手も思わずモッコリ♪・・・じゃなかったニッコリ♪

 

タイムは1:50.1。

サウンドトゥルーの上がりは35.8。

レースの上がりが37.7であるからめちゃくちゃタフなレースだったわけだ。

 

しかし、サウンドトゥルー大野は肝が座っているわ。最後方待機で道中ペースが上がっても慌てず騒がずジッと我慢。3~4コーナーもインを回し、直線に向いてからじわじわと外へ。そこから伸びは凄まじく、並ぶ間もなくアウォーディーを交わし去った。展開が向いたのは事実だが、それを味方に付けた鞍上大野の好騎乗。今後は暮れの東京大賞典に向かうようだが、アウォーディーとの再戦が楽しみであるな。

 

アウォーディーの敗因・・・・「抜け出して気を抜く癖があることは知っていましたが、想定以上のブレーキでした。」という武豊のコメントが多くのメディアで取り上げられているが、全然違うと思う。だって、何回映像を見ても、「抜け出して気を抜いている」「ブレーキ掛かってる」ようには見えないもんよ。抜け出す前からサウンドトゥルーとの脚色の差は明白だったと思うが、みんなはどう思う?

 

今回のアウォーディーの敗因は、向こう正面で脚を使ってしまったからだと思う。もちろん、そんなもんは結果論であるし、まさか11.8-11.8のペースになってるとは思わんだろうし、サウンドトゥルーが鬼脚でぶっ飛んで来なければナイス騎乗と讃えられていただろう。激的にペースアップした向こう正面で惑わされずに脚を溜めていたら・・・直線はもっと鋭かったんじゃないかなー。それでも着順が変わったかどうかは分からんけどな。ま、逆に言えば、こういう流れでも僅差の2着に来るあたり、この馬の能力は抜けているんだと思う。

 

ビックリしたのがアスカノロマンである。前走の止まり方も酷かった上に、調教はイマイチだったので一変はないだろうと思っていたが・・・まさに一変。この流れで3着に粘り切るのは並大抵ではない。実際上位に来たのは中団から後ろの馬ばかりである。しかも、この馬1コーナーでは掛かり気味であったけんな~。和田のコメントにもあったが、とにかく調子が良かったのだろう。次は人気になるだろうな~。

 

4着に3歳のカフジテイク。無欲の追い込みがハマったかに見えるが・・・実は3歳のダート一番手はこの馬かもしれんぞ?それくらい最後の脚は際立っていた。この馬も次は人気になるわ~。

 

5着アポロケンタッキーもアウォーディーとともに道中脚を使ってしまった組である。追走で相当脚を使わされたがそれでも最後に猛然と伸びてきた。まだ4歳だし次が楽しみであるな。

 

人気の一角に押されていたノンコノユメは6着。この馬から馬券を買っていた人も大勢いると思うが、こりゃ金玉取って失敗のパターンじゃね?道中からかなり手応えが悪く、ムーアは3コーナーからずっと追い通し。それでも6着に来たあたりは地力かもしれんが、この流れでこの位置取りなら・・・勝ち負けになっておかしくないところ。昨年のノンコノユメなら・・・と思ってしまう。ユメはタマとともに消えたか・・・

 

フェブラリーS覇者のモーニンは、大外枠からポジションを取りに行き、好位のポジションを取ったが・・・展開的にこれが致命傷であった。3コーナーで大きく後退し、そのままズブズブか・・・と思いきや直線はしっかりと伸びてきた。やっぱ実力あるな。

 

それから、

 

今回の激ペースを作った犯人・・・

 

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モンドクラッセをつついたコパノリッキー、それから掛かり気味に行って全体のラップを押し上げたゴールドドリームは人気を背負って撃沈。ほんと競馬は何が起きるか分からんわ。

 

それから、今回も惨敗したラニだが・・・実は最後の直線、アポロケンタッキーと何度もぶつかり、さらに外からきたカフジテイクに挟まれ、最後は満足に追えなかった。これが無ければ5着はあったかも・・・という内容だっただけに次も人気を落とすようなら狙って面白いと思う。距離はもうちょい欲しいところだけど。

 

今回、馬券は◎ロワジャルダンで大外れ(笑)。最後インを突いて伸びてきた時は変態仮面に変身して絶叫したが、最後の100mで伸びなかったな。ドモナラズ。

 

さて、

 

来週は阪神JFもあるが・・・・

 

香港祭りだぜ~!

 

今年は昨年以上に凄いメンバー!

 

私も今から無想転ケツモードに入る!

 

しゅわっち!

 

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【浅次郎のひとりごと】

振り子、映画になるんやな~。観に行こかな。

 

 

【ジャパンカップ2016回顧】2016年のジャパンカップを制したのはキタサンブラック!道中スローに落として楽々の逃げ切り。なんでスローなのに前が潰れた?これぞ豊マジック!2着にサウンズオブアース、3着にシュヴァルグラン。ゴールドアクターの敗因は?リアルスティールは何故前に?軸馬レインボーラインは上がり最速もドモナラズ。

 

キタサンブラック、圧逃でJC制覇!

 

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いやーキタサンブラック強かったわー。

 

簡単に回顧する。

 

■ジャパンカップ2016レース結果

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netkeibaより抜粋

 

■ジャパンカップ2016映像

 

■ジャパンカップ2016回顧

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レース後のジョッキーコメント

レース後のジョッキーコメントその2

 

注目のスタート。

 

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最内のキタサンブラックが絶好のスタート。この枠でこのスタートだと何もする必要がなく、二の脚を使って馬なりのままハナへ。ゴールドアクターはキタサンブラックを見る形・・・だが後ろから突付くようなことはせずに好位に収まる。

 

勝負を賭けて前に行ったのはワンアンドオンリー田辺。曰く「着順を拾いにいく形ではなく、勝ちに行きました・・・」。いや、結果は出なかったが田辺は男前やなー。特に人気薄に乗ってるジョッキーは・・・この姿勢を見習って欲しいわ。

 

驚いたのがリアルスティール。この枠なら中団後方の外で脚を溜めるだろうと思っていたが、積極的にポジションを取りに行って好位へ。馬が行きたがったのか?ジョッキーの作戦か?は分からんが、ムーア曰く「いい騎乗、勝つための騎乗はできた。結果は残念です」ということなので作戦だったのだろう。キタサンブラックが単騎ハナならスローになると読んでのポジション取りか。結果的には仇になったが(控えていたら2~3着はあったかもしれない)、確かに勝ちに行った騎乗だったと思う。

 

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1コーナーの隊列はこんな感じ。

 

結局、積極的な競馬をしたのは田辺とムーアだけ。

 

と言っても・・・もともとのスピードが違うのか、ワンアンドオンリーがキタサンブラックに絡んでいけたのはコーナーまで。向こう正面では3~4馬身離されて楽な単騎逃げに。

 

だ、誰か追いかけろー!

 

と後ろの馬達は思っていたろうな。

(私も思っていた)

 

しかし・・・金縛りにあったように、

どの馬も行かない。いや、行けない。

 

武豊のペースにまんまとハマってしまう。

 

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1000m通貨が61.7。これは国内最高峰のGⅠとしては超スローと言ってもいいだろう。私の展開予想では、「キタサンを楽に逃したらダメだと分かってるゴールドアクターが突付いてペースが締まる」と書いたが、全然見当違いであった(笑)。

 

その後も12秒中盤の淡々としたラップ。

 

キタサンブラックは基本的にスローが得意な瞬発力型である。ただし、スタミナ・持久力もハイレベルであるため、序盤に脚を使っても終いがシッカリしてる。操作性・気性・根性・・・総合力がめちゃくちゃ高い馬なのだ。この馬をスローで逃したら捕まらない・・・。しかも速い上がりが出る馬場ではない・・・。

 

向こう正面の隊列はこんな感じ。

 

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このペースで後続に3~4馬身差。これは楽だわ。

 

一応隊列を見ておこう。

 

ハナにキタサンブラック、2番手にワンアンドオンリー、ゴールドアクターとリアルスティールがその後ろ。イラプト、ラストインパクトが好位の一角。

 

中団の前に、ルージュバックとサウンズオブアース。ビッシュ、トーセンバジル、フェイムゲーム、シュヴァルグランが中団後方。

 

イキートス、レインボーラインがその後ろ。後方待機組がディーマジェスティ、ヒットザターゲット、ナイトフラワー。

 

見事だったのは3コーナーの引きつけ。

 

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東京コースは向こう正面から3コーナーにかけて下りなんだが・・・

 

このままキタサンブラックを逃したら捕まらない!

追いかけねば!

 

と考えた好位・中団の馬たちが差を詰めるのだ!

3~4馬身あった差があっという間に失くなる。

 

しかしこれは実はソーロー。

イクタイミングが早すぎた(オコラレルヨー)。

 

この時のキタサンブラックのラップは12.3程度であるからして

後続は11秒台後半のラップを刻んだはず。

 

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つまり、キタサンブラック以外の馬(特に直後の先行勢)は、

残り1000m地点から11秒台のラップに突入する・・・

超ロングスパートを強いられたわけだ。

 

(全力スパートではないが、息が入らない厳しい流れ)

 

しかしキタサンブラック自身は1600m通過が1分39秒2のペース。

1000~1600は12秒中盤のラップで息は十分に入っている。

 

簡単に言えば、

キタサンブラック・・・残り600mからスパート!

他の馬・・・残り1000mからスパート!

 

となったのである。

 

多くの競馬メディアは

「スローに落として逃げ切り完勝」みたいな感じで回顧しているが、

このレースはそんなに単純なもんではない。

(お前ら本当に競馬記者か!)

 

これぞ豊マジック!

 

※キタサンブラック武豊が追い出したのは残り400mを過ぎてからであるが、ラップタイムを見れば分かる通り、一番速いのは残り600~400のラップである。多くの競馬ファンは「追い出したらスピードが上がる!」と勘違いしているが、むしろ追い出すのは「スピードを落とさないため」であり、ヘバッて来る馬を我慢させるため叱咤激励する意味合いの方が強いのだ。その証拠に、猛烈に追っているはずのラスト1ハロンのタイムは・・・どんなレースであれ大概落ちる。ゴール前「伸びている」ように見えるのは目の錯覚で、殆どの場合は「止まっていない」のである。

 

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直線向いても余裕の手応えのキタサンブラック。

 

どの馬も猛烈にアタックしているが、

 

武豊はどこ吹く風である。

 

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残り200m手前でもうセーフティリード。

 

この馬場、このペースで逃げ馬に34.7で上がられたらドモナラン。

 

勝ちタイムは2:25.8。

 

タイムは例年と較べてイマイチであるが(馬場の差もある)、

自分でペースを作れる強み。

逃げてのジャパンカップ制覇はギャランドゥ!の一言。

 

キタサンブラック、強し!

 

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きっと多くの人が疑問に思ったと思う。

 

「なんでスローなのに、前にいたゴールドアクターやリアルスティール、ワンアンドオンリーやラストインパクト辺りは伸びなかったのか?」

 

理由はさっきも述べた通り、残り1000mの地点で動いてしまったからだ。競走馬が全力で走れる距離は大体400~600m(馬によって違う)。800~1000m地点から動いて止まらないのはゴールドシップとかオルフェーヴルとかそういう変態チックな馬だけである。

 

なので今回は、キタサンブラック以外、

ロングスパートの持久力勝負になったわけ。

 

2着に来たサウンズオブアースや3着のシュヴァルグランは、基本的にスタミナを要する持久力勝負が得意な馬だよね。スローの瞬発力勝負になっていたら・・・リアルスティールやゴールドアクターとは着順が逆であったかもしれない。しかしシュヴァルグランは大外枠の不利を跳ね返して3着。底力があるな~。サウンズオブアースは有馬記念でも非常に有力(中山2500向き)。

 

リアルスティールは瞬発力勝負に強い馬。序盤で脚を使ったのも痛かったけど、それより超ロングスパートになってしまったのが痛恨であった。地力で掲示板には載ったが、最後の坂を登ってから止まってしまった。スローの天皇賞秋で上がり33.5を使った馬が、今回は上がり35.1である。仮に、中団で脚を溜めていても今回のキタサンブラックには届かったろうけど・・・2~3着はあったかも。

 

ゴールドアクターの敗因はちょっと違うかもしれん。この馬はどちらかと言えば持久力型であり、本来ロングスパートの持久力戦は得意だと思う。それでも多少タイミングが早かったが、それにしてもキタサンブラックに追いすがることさえもできなかったのはちょっと残念である。調教チェックでも不安視していたが・・・+8kgが示す通りちょっと余裕残しの仕上げだったのかも。最初から狙いは有馬記念連覇だろう。

 

馬券の軸にしたレインボーラインは、後方から上がり最速の脚を使って6着。馬群を縫うように伸びて上位陣とは差のないところまで詰めたが現状これが精一杯。持久力勝負には向くが、ちょっと序盤のペースが遅すぎたな。馬場ももうちょっと悪くなって欲しかった・・・。ま、しかし悔い無しスガパー(清々しいパー馬券)。有馬記念に出てこないかなー。

 

謎の敗戦だったディーマジェスティも・・・実はこの展開面(ロングスパート)が敗因だったのかもしれん。使える脚が短いタイプなのかな?よく分からんけど。

 

さて、

 

今週も馬券はズブズブでパフパフし損ねたが、

(京阪杯のアースソニックは3着に来たけどハズレ)

 

懲りずに来週もケツプリ馬券で逝く。

 

どうにもどもならんので、

 

最後に、ケツンボーラインを拝見しつつ、

 

ブルマ復活を祈願しておく。

 

 

フォォォオォ!

 

ブルマが復活しますように。

 

しゅわっち!

 

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【浅次郎のひとりごと】

ジャパンC制覇のキタサンブラック、来年の海外挑戦「前向きに考えたい」清水トレーナー

フォォォォ!それはテンション上がるわ~!確かに春天連覇よりドバイのGⅠ狙って欲しい!そして秋は当然、凱旋門賞だわな。こりゃ楽しみだわい。

 

【マイルチャンピオンシップ2016回顧】混戦のマイルCSはミッキーアイルの逃げ切り勝ち!しかし直線の斜行で後続馬(ネオリアリズム、サトノアラジン、ディサイファ、ダノンシャーク)が大きな不利を受け・・・後味の悪い結末となった。不利が無ければ勝てたのか?不利が敗因だったのか?浜中騎手への制裁は妥当なのか?

 

ミッキーアイル、新マイル王に!

 

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いや~しかし、今回は納得行かん人むっちゃ多いやろな~。

 

簡単に回顧する。

 

■マイルCS2016結果、着順

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■マイルCS2016映像

 

■マイルCS2016パトロールビデオ

※リンク切れの場合はJRAのHPへ。

 

うおお。パトロールビデオで見ると・・・サトノアラジン、ディサイファの受けた不利は尋常じゃねーわ。ネオリアリズムは不利を受けながらも何とか凌いでる感じ(ムーアうめえ)。ダノンシャークも相当な不利を受けてるがイスラボニータの外までふっ飛ばされて逆に助かった感じか。

 

これで着順通りってんだから、納得出来ない人も多いと思う。

 

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浜中、開催8日間の騎乗停止処分「申し訳ない」降着なしもJRAは「悪質」判断

 

特に、

 

不利を受けたサトノアラジン、ディサイファ、ネオリアリズム、ダノンシャークの馬券を持ってた人は・・・ケンシロウ怒りモードになっているのではなかろうか?

勝ち馬ミッキーアイル斜行で審議10分も降着なし…武豊「転倒しなくてよかった」

 

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掲示板等を見てると・・・

 

・JRAの裁決には納得できない!(降着にしろ!)

・JRAのルール通りだから問題ない。

 

という2つの意見で真っ二つである。

 

もちろん批判的な意見の方が圧倒的に多いわけだが・・・

(サトノアラジンの馬券持ってた人多いだろうしね)

 

じゃあ・・・どうしたらいいのか?

 

私には、分からん。

 

ただ、こう思っている。

 

・不利がなければ着順が入れ替わったのか?なんて、誰にも分からん。

・騎手が意図的に斜行したのかどうか?なんて、誰にも分からん。

・いずれにせよ危険な騎乗は厳罰にするべき。

 

今回の件に限らず、大きな不利が発生した時に、全てのファンが納得する着順にすることなど出来ない。例えば、ミッキーアイルを降着にするとしても、じゃあ全く不利が無かったイスラボータが1着になるのか?大きな不利を受けたネオリアリズムが実は1着だったんじゃないか?いやいや、サトノアラジンはあそこからスパッ!と伸びたはず!ディサイファやダノンシャークだって勝つ可能性はあったかもしれない。勝たないまでも2~3着はあったかもしれない。

 

不利がなければどういう着順になっていたのか?なんて誰にも分からないのである。・・・であれば、「(極悪騎乗じゃなければ)とりあえず着順通りに」という現行のJRAの裁決ルールも分からんでもない(世界基準らしい)。

 

しかしそれでは「やったもん勝ち」という事態を招くこともあるだろう。危険な進路妨害は落馬や転倒といった大惨事になる可能性がある。だから、危険な騎乗には厳罰が必要であり、危険騎乗に対するジョッキーの意識が必要不可欠であろう。

 

一方、ジョッキーには多少のリスクを犯してでも勝ちに行くような貪欲さが必要なのも事実。危険騎乗と好騎乗は紙一重であり、馬券を買う方からすれば、やっぱり貪欲なジョッキーの方が頼りになるし、買いやすいわな。今回の浜中の騎乗も迫りくるネオリアリズムをブロックしたい一心だったのだと思う(結果的にネオリアリズムの後ろから来ていた馬に多大な影響を与えてしまった)。

 

もちろん今回の浜中の騎乗は批判されるべき危険騎乗である。寄せて行くにせよやり過ぎである。しかし、私が見ている限り、直線で「馬を寄せて行く騎乗」は多かれ少なかれ行われているし、テクニックの一つだとも言える(もちろん明確な進路妨害にならない範囲の話だ)。今回も、被害がネオリアリズムだけであったら、審議にはなったにせよ・・・こんな大騒ぎにならなかったと思う。人気のサトノアラジン、中穴馬のディサイファ、大穴のダノンシャークがその外から伸びて来ているところで・・・さらに外からイスラボニータが被せて来ていたのである。悪いタイミングが重なってしまったのだ。

 

そして、もう一つ。今回の浜中の騎乗は「意図的」「悪質」であったと思うが(右ムチ連発してネオリアリズムに寄せて行ってるように見える)、馬は騎手の意図に反して「斜行」してしまうこともある。極限状態で馬がヨレてしまうのだ。これを「真っ直ぐ走らせるのがジョッキーの仕事だ」などと言ってしまうと酷なケースもあると思う。こういったケースでも降着や処罰が必要なのか・・・私には分からない。

 

私が一つ言えるのは、

 

「不利も有利も競馬の内」

 

ということだ。

 

JRAの裁決も競馬の内。

競馬をやって行くためには・・・全てを受け入れる他ないのである。

 

意見があったら下のコメント欄に書き込んで欲しい。

 

さて、前置きが長くなったが、回顧に移ろう。

 

■マイルCS2016回顧

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ミッキーアイルが抜群のスタート。テイエムタイホー、ディサイファも好スタート。出遅れたのはロードクエスト、サトノアラジン、ダコール。

 

ハナに立ったのはミッキーアイル。外からネオリアリズム・サンライズメジャーが追いかけ、ウインプリメーラ、スノードラゴン、ディサイファが好位。

 

その後ろにイスラボニータ、クラレント。中団にフィエロ、ヤングマンパワー、サトノルパン。内にサトノアラジン、テイエムタイホー、ダノンシャーク。

 

後方待機がロードクエスト、ガリバルディ、マジックタイム、最後方からダコール。

 

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600m通過は34.4。

ここまでは速くもないし遅くもない平均ペースだが、

 

ここから緩むことなく速いラップが並ぶ。

 

ラップタイムはこんな感じ。

 

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600~800mが11.7。

800~1000mが11.4。

1000m通過が57.5。これは締まった厳しいペースになった。

 

テレビ中継では「平均ペース」なんて言ってたが、

重目が残った芝でこのラップはかなり厳しい流れだったと思う。

 

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4コーナー手前の隊列はこんな感じ。

 

先頭のミッキーアイルは一貫した厳しいペースでも手応え十分。

直後のネオリアリズムも手応え良し!

私の◎スノードラゴンは手応え悪し!(4角でオワタ)

 

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前の2頭が抜け出すも・・・

 

内からはインを猛然と突いたサトノアラジン、ディサイファが追いかけ、

外からはイスラボニータがじわじわと詰め寄る!

 

問題のシーンは残り100m。

 

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ミッキーアイルが外に寄ったことでネオリアリズムも外に振られ・・・大外からイスラボニータが内に切れ込んて来ていたため、サトノアラジンとディサイファが挟まれてジ・エンド。ダノンシャークも大きく外に振られて脚が止まってしまった。

 

以下、私の邪眼による推測であるが、サトノアラジン、ディサイファ、ダノンシャークは不利を受ける直前、外から詰め寄るイスラボニータと同じような脚色であり・・・最も体勢が良かったイスラボニータがミッキーアイルを交わせなかったのであるから、結局不利がなくてもミッキーアイルが1着だった可能性が高い・・・とするJRAの裁決は一応筋が通っていると思う。

 

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声を挙げる川田と武。

 

ただ、併せ馬になって脚を伸ばす馬だっているし、残り100mの地点でもう一つギアが上がる馬だっている。サトノアラジン、ディサイファなどは伸びそうな予感がするところで不利を受けており、もしかしたらミッキーアイルを交わしていたかもしれん。少なくとも・・・ネオリアリズムとは着順が入れ替わっていた可能性は高いと思う(ネオリアズムも不利を受けたが、後ろの馬に比べると脚色に影響はなかった)。

 

ま、全てタラレバの話。

 

勝ったのはミッキーアイルである。

 

勝ちタイムは1:33.1。

上がり3Fは35.6。

ハイペースの消耗戦を堂々と乗り切ってみせた。

 

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ミッキーアイルはこの厳しいペースで粘りきった。強いの一言である。私は・・・この馬がマイルでスローに落とすなら決め手のある馬に差され、ある程度流れるなら距離は持たぬと予想していた。が、予想に反し、このハイペースでの逃げ切り。私が思う以上に強い競馬をしたと思う。あるいは、坂の下りで加速出来る「京都」という舞台設定がぴったりだったのかもしれん。今回後味の悪い結果となったが、馬には関係なし。香港には行かないみたいだが・・・来年の活躍に期待したい。あ、この馬がディープインパクト産駒初のJRA複数GⅠ勝ち馬となったな!また一つ呪いが解けた。

 

2着イスラボニータは絶好の位置取りで最高の騎乗。これで勝てなかったのであればミッキーアイルを褒めるしかあるまい。あと一歩届かない・・・これがこの馬の宿命か。暮れはどうすんのかな?香港行ったらアッサリ勝ったりして。

 

ネオリアリズムはあわやの3着。この馬も相当な不利を受けつつよく頑張った。さすがに、札幌記念経由でいきなりマイルGⅠは・・・と思って買わなかったが、札幌記念でモーリスを完封したのは伊達じゃなかったな。堀厩舎おそるべし。この馬、間隔を開けた方がいいって話だが・・・次はどうすんのかな?

 

4着ダノンシャークは14番人気の低評価ながらの大激走。不利が無ければ2~3着まであったかもしれん・・・と思わせる内容であった。最近の浅次郎の予想は◎より◯の方が信頼出来るわ~という噂がある。

 

5着サトノアラジン。この馬を買ってた人は多かったろう。勝負どころで致命的な不利を受けたが、これが内枠・イン突きのリスクである。インを突くとどうしても前を行く他馬の影響を受けるからね。しかし、川田は初めからインを狙う乗り方だったな。外を回すかと思っていたのだが・・・φ(..)メモメモ。

 

謎の敗戦だったのがヤングマンパワー。まあ、馬は生き物であるからしてこういうこともあるだろうけれども・・・ゲート出てからの行きっぷりも全然いつもと違ったもんなあ。フィエロはイスラボニータの後ろの位置取りで不利のない外回し。今回は力負けであるな。ちょっと衰えがあるのかもしれん。ロードクエストは後方待機からのイン突き。しかし爆発的な末脚は見られなかった。力が足りないのか京都が苦手なのかよく分からんが・・・出来ることなら外を回す所を見たかったなあ。

 

私の◎スノードラゴンは道中スムーズに好位追走。もしやもしや・・・と期待したが、4角では早々に手応えがなくなって終了。ドモナラズ(笑)。

 

我が馬券に一片の悔い無し。

 

さて、

来週はジャパンカップであるな!

ジャパンカップの予想オッズ・外国馬の評価はこちら)

 

懲りずに大穴狙いで逝く。

 

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【浅次郎のひとりごと】

吉田俊副代表、ミッキーアイルは「異色の後継」

ディープインパクトの後継も競争激しいやろなあ。あ、ダノンシャークはラストランだよな。種牡馬入りすんだよね?しかし野田みづき氏は運がいいなあ。

 

【エリザベス女王杯2016レース回顧】新女王の座についたのはGⅠ初勝利のクイーンズリング!2着には12番人気のシングウィズジョイが入って大波乱の結果となった。ミッキークイーン、マリアライトの敗因はなんだったのだろう?しかしクイーンズリングは化けた可能性あるぞ。ぜひ有馬記念に出てきて欲しいが・・・。

 

クイーンズリング、女王戴冠。

 

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いやー・・・クイーンズリング強かったな!

 

簡単にレースを回顧しよう。

 

■エリザベス女王杯2016レース結果・着順

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netkeibaより抜粋

 

■エリザベス女王杯2016映像

※動画のリンクが切れてる場合は、JRAやnetkeibaの動画をご覧あれ。

 

■エリザベス女王杯2016回顧

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スタートはバラバラっとした感じで、クイーンズリング、タッチングスピーチ、パールコード辺りが若干出遅れ。ミッキークイーン、マリアライトはいいスタート。そして絶好のスタートを切ったのはシングウィズジョイ!ここで、馬なりのまま好位につけられたが最後の粘りに繋がったんだと思うな~。

 

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スタンド前でこんな感じの隊列。行ったのはプリメラアスールで、2番手にメイショウマンボ(笑)。3番手にシングウィズジョイ。ミッキークイーンとマリアライトが並んで4~5番手。出遅れたクイーンズリングは後方から4番手のイン。ここから前に行きたい馬が外から上がって行くわけだが・・・

 

1コーナーで事件が起きる。

 

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14番シャルールが外を回りながら、7番マキシマムドパリに寄せて行く。そして寄せられたマキシマムドパリは内側に寄って行き・・・直後にいたマリアライトの進路が狭くなってしまったのだ。ゆったりとした1コーナーでの出来事であるから、シャルール福永が特別悪いってわけじゃないんだろうが・・・(コーナーでは外に膨れないように乗るのが当然であるしなー)。

 

なんともマリアライトは運が悪かった。

 

詳しいことは分からんが、馬が驚いたのか、蹄が接触したのか・・・大きく後退して2~3馬身の不利を受けている(マキシマムドパリは全く影響を受けておらず、馬体が接触したようには見えない)。蛯名曰く「1コーナーが全て。多大な影響を受けた」ということだが(痛恨不利に蛯名激高「死ぬかと思った」)、確かに痛い不利だったろうな。

 

これがあるから競馬は怖い。

 

出遅れや不利や接触や・・・

あってはならぬがレース中の不慮の事故も・・・

競馬の内なのである。

 

いつだって誰だって加害者にも被害者にもなる。

なんもかんもで競馬なのだ。

 

向こう正面に出たところでの隊列がこう。

 

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ハナにプリメラアスール。2番手にメイショウマンボ、続いてパールコードとシングウィズジョイ。シャルールとマキシマムドパリがその後ろ。ここまでが先団。

 

中団の前に、不利を受けた後に盛り返したマリアライト、それから位置を下げたミッキークイーン。その2頭を見る形のインにクイーンズリング。ヒルノマテーラ、プロレタリアトがつけてここまでが中団。

 

後方のインにタッチングスピーチ、外にシュンドルボン。最後方にアスカビレンとデンコウアンジュ。

 

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1000m通過は61.8・・・遅い!

 

私は60~61秒を想定して予想していたのであるが・・・

かなりゆったりとしたペースになった。

 

ラップタイムを見ると、

 

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1000m通過後も12.6、12.5・・・と緩んだラップが続く。

これは前を行く馬が楽したわ。

 

坂の下りで若干ペースが上がるも・・・

完全に上がり3Fの瞬発力勝負となった。

 

4コーナー出口の隊列がこう!

 

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ミッキークイーン(白い帽子)は絶好の位置から外に出して後は追い出すだけ!スローの瞬発力勝負なら願ったりの展開だったはずだが・・・イマイチ追い出してからの反応が悪い!

 

マリアライトは4コーナー手前から手応えが悪く・・・早めに追い出すもスピードに乗らない!1コーナーの不利が響いた部分も大きかったのかもしれんが・・・このマリアライト、実は上がり33秒台の瞬発力勝負に向いている馬ではない。力の要る馬場で上がりが36秒台となった宝塚記念のようなパワー勝負に向いている馬である。マリアライトの敗因は、不利よりも馬体減よりも「究極の瞬発力勝負」となった展開面の方が大きかったのではなかろうか。

 

それに引き換え・・・

 

引っ張りきりの抜群の手応えだったのが、クイーンズリングである!

 

4角でのミルコ(黒い帽子)の腕を見て欲しい。

 

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馬なりどころの話ではなく、

まるで引き絞った弓の弦のように手綱を絞っている。

 

押さえ切れないほどの手応え。

 

直線を向いて解き放たれたクイーンズリングは、

あっという間に突き抜けようとするが・・・

 

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前は壁。外に出そうとするもミッキークイーンが蓋。

 

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しかし・・・運がいいことに、

メイショウマンボ(笑)が早々に手応えがなくなって後退。

前がぽっかり空いたのだ。

 

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こうなるともう手応えが違う。

ミッキークイーンを突き放して前を行くシングウィズジョイに襲いかかり、

キッチリを差し切った所がゴール!

 

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クイーンズリングの完勝!

 

勝ちタイムは2:12.9。

なんとクイーンズリングの上がりは33.2であった。

 

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テレビ中継を見ていて、クイーンズリングは「距離不安があった」と初めて知った。なるほど、秋華賞の2着があるものの、1400の重賞を2つ勝っており、オークスや去年のエリザベス女王杯では惨敗しているからな。ベストは1400~1600くらい、2000m以上は長いと思われても不思議ないだろう。アンカツも2200は長いと思っていたようだし、ミルコも2200はギリギリだと言っていたし、吉村調教師も2200は不安だったという。

 

しかし、私の見立ては全然違って、2200はドントコイだと思っていた。この馬が1400で強いのは「厳しいペースの持久力戦」になりやすいからであり、決してスタミナの問題ではない。中距離が苦手なのではなく「軽い馬場のスローの瞬発力戦」が苦手だったのだ。その証拠に超ハイラップだった秋華賞で2着に好走しているではないか。去年のエリザベス女王杯はチャンスであったが直線の不利が響いた。

 

そして今回のエリザベス女王杯である。今回のレースは前述した通り「スローの瞬発力戦」であった。つまり、今まで苦手としていた展開だったのだ。それを「上がり33.2」の鬼脚で勝ったとなると・・・これは馬が変わった!完成した!のだと思う。この変化は前走の府中牝馬でも感じていたが・・・今回の調教を見ても今までとは別馬だったもんな。おそらく巷では「ミッキークイーンは休み明けで反応が鈍かったから」「マリアライトは不利があったから」という回顧・解説が多いと思うが、立場は逆転したんじゃないかな?と思う。

 

今後のローテをどうするのか・・・陣営は「有馬記念は長い」と言ってるようだが、ぜひ出てきて欲しいなあ。多分2500も全然問題ないと思うけど。香港も選択肢にあるのかな?

 

2着シングウィズジョイに驚いた諸兄も多いと思う。展開に恵まれた!と解説している専門家も多いし、フロック視する見方が多いと思う。しかし、そもそも重賞2勝の実力馬。今回、京都2200で好位から33.7を使ってあわやの2着である。実力が無いと出来ない芸当なのは間違いない!もちろん、今回の好走は鞍上のファインプレーが大きく、展開に恵まれた点もあったろう。坂の下りで加速出来たのも良かった。しかし現代競馬の多くがスローの瞬発力戦。次も人気が落ちるようならかなり面白い穴馬になると思う(有馬記念出てこないかなー)。この馬も・・・変わった可能性あるぞ。私自身、週中まで狙っていただけに・・・馬券に入れなかったのは痛恨である。ま、どっちにしろ◎デンコウアンジュなんでハズレだけど(笑)。

 

3着ミッキークイーンは、休み明けの割によく走った!という見方もあるし、反応悪かったんじゃね?という見方もあるだろう。絶好の位置取り、レース運びだっただけに・・・陣営は悔しいだろうね。この後どうするんだろう?

 

パールコードはやっぱり大外枠が辛かったな。直線見どころ満載で力あるところは見せたが、最後は力尽きて4着が精一杯であった。プリメラアスールは果敢に逃げて5着。絶妙なペース配分であったが、瞬発力勝負では分が悪いわな~。

 

今回、究極の瞬発力戦となり、後ろからの追い込み馬はヒジョーに辛かったな。シュンドルボン、タッチングスピーチ、アスカビレンあたりは位置取り的に絶望的であった。競馬は生き物であるからしてこうなるとドウニモドモナラズである。

 

私の◎デンコウアンジュも最後方からの競馬。不器用な馬であるからして末脚に賭けたわけだが・・・ま、しょうがねーわな。また今度狙いたいと思う(笑)。

 

さて、

 

今週はマイルCSであるな。

 

今週の予想は惜しいところを突いてたし、

なんだか荒れ模様になってきたし、

ケツ神様の降臨を期待しつつ、

 

懲りずに穴狙いで逝く。

 

今週のオッパイ画像もお楽しみに。

 

じゃなかった(笑)、

 

今週の穴予想もお楽しみに。

 

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