オッス!浅次郎でっす!
前開催で好評だったモッコリ企画・・・
「モッコリコース狙い馬」
であるが、今開催も引き続きやって行くぞ!
今回のモッコリコースは・・・
中山ダート1800mだ!
理由はいくつかあって、
・1日に何度か施行される。
・枠の有利不利が大きい。
・東京ダート1600mと比較出来る。
といった点を考慮した。
阪神も考えたんだが、関西はデムルメが邪魔でね。
それから芝だと極端なデータが出にくく、
やっぱりダートの方が絞りやすいのである。
それから、
東京ダート1600m→中山ダート1800m
というローテを組む関東馬が多いわけで、
ココに狙いを絞るというのも面白いと思うわけ。
(どういう馬が買いか?どういう馬は買っちゃいけないのか?)
というわけで、
今後また変更あるかもしれんが、
とりあえず今開催は中山ダート1800mを研究して行こうと思う。
みんなも一緒にレベルアップして行こうぜ!
中山のダートコースをぐるっと一周するコース。中山の急坂を2回登るタフなコースである。1800mという字面以上にスタミナが必要。以下のデータは過去5年のものである。騎手データや種牡馬データなんかは古すぎると役に勃たないからね。
■中山ダート1800m、枠番別成績
小回り中山、コーナー4回のダート戦・・・さぞかし内枠が有利だろうと思いきや、
圧倒的に外枠が有利なのである!
1枠と8枠では勝率・連対率で約2倍の開きがあり、内→外に行くに従って成績が良くなることが明白である。私は「時に枠順は能力より重要」と考えていて、こういう極端な傾向が出るコースを見つけるとなんだかウキウキするのである。ただ、外枠だけ買ってもプラスになるわけじゃないからね。以下のデータを「掛け算」して考えて行きたい。
■中山ダート1800m、騎手成績
早速、中山ダート1800mで成績の良い騎手(勝率・連対率・複勝率が高い騎手)、回収率が高い騎手に色を塗ってみたわけだが、1位は田辺。馬券率はもちろん回収率も文句なしで(リーディング上位で単勝回収率が100%を超えるのは驚異的である)、中山ダート1800で田辺を見つけたら必ず買うべし!である。あと、戸崎や内田はもちろん、横山典・蛯名のベテラン勢も健在。この5人は高い確率で馬券になるので要注意である。あと遠征してきた時の岩田とルメール。
モッコリ騎手は、田辺・吉田・大野・田中勝・石川裕紀人・勝浦。
特に、吉田・大野・田中勝は成績の割に人気にならないことが多く狙い目である。
■中山ダート1800m、調教師成績
東京ダート1600mとはガラッと変わったのがお分かり頂けるだろうか?まず断トツ1位だった藤沢厩舎がランク外(36位。5年で7勝しか挙げておらず単勝回収率は41%)。しかし巷のファンはどう考える?「藤沢厩舎だから買っとくかー!」となるのである。東京ダート1600mでそれは大正解だったが、中山ダート1800mでは不正解。2位だった萩原厩舎、3位だった堀厩舎も大きく順位を落としているな。堀厩舎はさすがの馬券率であるが、かなり過剰人気になってしまうわけで・・・東京ダート1600mに比べて馬券的妙味は少ないぞ。
で、中山ダート1800mのTOP3は、田村・久保田・高柳。いずれも素晴らしい成績で、人気になりにくく、単勝回収率は100%超え。明らかにこのコースが得意なのであり、見つけたら積極的に買い。この記事はこれだけでも役に立つんじゃないかと(笑)。
モッコリ厩舎は、田村・久保田・高柳・二ノ宮・古賀・相沢・牧・畠山・小西・小島・上原・池上。
■中山ダート1800m、調教師×騎手
これらのモッコリタッグはさらに強力である。見つけたら積極的に買うべし。
■中山ダート1800m、種牡馬成績
さて。面白いのが「種牡馬」の傾向である。まあ、上位にゴールドアリュール・クロフネ・シンボリクリスエスといった「ダート巨根」が列んでいるのは東京ダート1600と同じなのだが・・・ちょっと違うのは、他のダート系種牡馬の成績がイマイチで、芝の中距離が得意な「サンデーサイレンス系種牡馬」の成績が良いことである。
ダイワメジャー・ハーツクライ・マンハッタンカフェ・ディープインパクト・・・。ディープインパクトの例が分かりやすいな。この大種牡馬はダートでは2流種牡馬なのだが、こと中山ダート1800mでは成績が良いのである。そして、この条件ではあまり人気にならないから(この条件が得意ってことをみんな知らない)・・・特に「東京ダート1600mで惨敗」→「中山ダート1800mに出走」なんてパターンは買いだべ!
何故こうなるのか?確かなことは分からんが、おそらくはこのコースが「スタミナ」を要するからではないか?ダート系種牡馬は「短距離・マイル志向のスピード型」であることが多く、急坂を2回登る中山ダート1800mだとバテてしまうのではないだろうか?
で、1位に君臨するのがキングカメハメハ。芝でもダートでも走る万能種牡馬であるが、この「中距離のスタミナとパワーが必要」という条件がピッタリなのだろう。見つけたら迷わず買い!の素晴らしい成績になっている。1位で単勝回収率123%だから、ベタ買いでも十分儲かる数字だ。
モッコリ種牡馬は、キングカメハメハ・ダイワメジャー・ハーツクライ・アグネスデジタル・ロージズインメイ・ディープインパクト・ウォーエンブレム・シニスターミニスター。
東京ダート1600mではエンパイアメーカーやTapitなどを狙っていったが・・・中山ダート1800mではキングカメハメハやダイワメジャーやディープインパクトを狙って行きたいね。
あ、ちなみに・・・
東京ダート1600無双だったエンパイアメーカーは、中山ダート1800mではサッパリである。つまり「東京ダート1600mで好走!」→「中山ダート1800mで人気になる!」→「凡走」というシナリオが描けるわけ。面白いよね。
■中山ダート1800m、脚質別成績
逃げ・先行馬を狙うのはダート戦のセオリー。これはこのコースでも同じですな。ただし、「マクリ馬」は別で。このコースのマクリ馬は逃げ馬以上に強い。これだけマクリが発生するコースも珍しいよね。
■中山ダート1800m、牧場成績
驚くべきなのが社台ファームの成績である。社台グループの馬は「人気になりやすい」という宿命を負うわけであるが、何故かこの条件だと単勝回収率がメチャクチャ高いのである。これはもしかしたら「種牡馬」の件とリンクする話なのかもしれない。この中山ダート1600mは社台グループを狙え!である。
他、社台グループ以外のモッコリ牧場は、ケイアイファーム・服部牧場・日高大洋牧場・隆栄牧場・信岡牧場など。
参考まで!
シュワッチ!
浅次郎さん、おはようございます!
東京ダート1600からの流れで、モッコリコース選択、ありがとうございます。
外枠有利は同じだが、モッコリ種牡馬、モッコリ厩舎は異なる。巷のファン心理。勉強になります!
敵(?)は、隣の競馬ファン。
オッズに惑わされず、中山ダート激走と凡走を見抜け!ですね。
今日も、よろしくお願いします!
東京ダート1600→中山ダート1800のローテを組む馬はとても多いです!
しかしこれ・・・200mしか距離が違わないのですが、全く傾向が変わるんですよ。
東京ダート1600はスピード志向でしたが、
中山ダート1800はスタミナ志向に変わる感じですね。
このスキを突くのは馬券術として成り立つと思います~!
今日も頑張って行きましょう!
浅次郎さんおはようございます!
待ってました!モッコリコース!!
今回は中山1800ですかー、各項目大変勉強になります☆
こんなに外枠有利とは…ビックリですね!
コーナー4回、芝スタートでもないのになぜこんなに…??
このデータがなければ絶対内から買いますよ、自分なら笑
やっぱ内でしょ!・・・と私も思っちゃいますねー(笑)。
東京ダート1600が外枠有利なのは多くの人が知ってますが、
中山ダート1800が外枠有利なのはあんまり知られてませんよねー。
こういうデータこそがお宝。どういう結果になるのか楽しみです!