京都芝3000～3200mコースデータ

どもども。浅次郎でっす！

今週は菊花賞。

京都芝3000mのコースデータを出そうと思ったんだが、

京都3000mってのは菊花賞と万葉ステークスの専用コースで、

年に2回しか開催されないんだよね。

つまりデータを出しても分母が少なくて

再現性が少ないってこと。

なので、

今回、京都芝3200mのデータを足して（これは天皇賞春の専用コース）、

過去20年のデータを出してみたぞ。

※今回のデータは参考までに留め置かれたし。

■京都芝3000～3200mの枠番成績（過去20年）

過去20年でも数はこんなもんか・・・ま、しょうがないね。枠順を見ると、明らかに内枠有利な傾向。特に1～3枠が強く、回収率を見ても内枠が圧倒的である。長距離だから枠の有利不利は関係ないように考えてしまうかもしれんが、長距離だからこそ「外枠の馬は延々と外を走らされる」わけで。京都のコーナーを6回回ればその距離損も大きくなるんだと思われる。

特に京都3000の場合、スタートしてからすぐに淀の坂超え。そして200mも行けばすぐ3コーナー。外に入った先行馬は非常に辛いのである。・・・というわけで、外枠に入った先行馬は割引、内枠に入った先行馬はプラス・・・と考えてもいいかもしれない。後ろから行く馬であれば、あまり枠は気にしなくていいかもね。

■京都芝3000～3200mの騎手成績（過去20年）

過去20年のデータなんで想像はしていたが・・・武豊がダントツ。複勝率は50％を超える。人気になっちゃうんで回収率はひどいけど（笑）。あと蛯名・横典あたりのベテラン勢も強いね。しかしまあ、過去20年だと引退した騎手も多くて懐かしくなるねー。川田、浜中あたりの成績が異常に悪いのも気になるところ。

■京都芝3000～3200mの調教師成績（過去20年）

うん。ここまで分母が減ると、特定の馬の成績が大きく寄与しちゃうんだよね。例えば清水厩舎の3勝は全部キタサンブラックのもの。須貝厩舎の2勝はゴールドシップのもの。しかしまあ・・・今年で言うと音無厩舎のダンビュライト、池江厩舎のアルアイン・サトノアーサー・サトノクロニクルあたりはやっぱり怖い。

■京都芝3000～3200mの馬体重成績（過去20年）

菊花賞のデータだと馬体重が軽いタイプは厳しかったが、このデータだとそうでもないね。

■京都芝3000～3200mの種牡馬成績（過去20年）

予想通り、現役種牡馬ではダンスインザダーク、ステイゴールドが上位。オペラハウス、マンハッタンカフェ、ジャングルポケットにも注意が必要。

注目はディープインパクト。短距離～中距離までダントツの成績を叩き出すスーパー種牡馬だが、超長距離のこのカテゴリーだと【1.3.3.31】。イマイチと言わざるを得ない。かなりの数の産駒を出走させてるが、未だ1勝（昨年の菊花賞サトノダイヤモンド）しかしていないのだ。

そしてこれはキングカメハメハにも言えることで、こちらは【0.3.1.23】。レイデオロが菊花賞をパスしたのは、ある意味必然なのかもしれない。

あと上図に居ないがハーツクライは【0.5.3.18】で複勝率は30.8％。決して苦手ではないぞ。

■京都芝3000～3200mの脚質成績（過去20年）

京都の外回りの長距離戦は、過去何度も「イッタイッタ」の大逃げがハマったことがあり、逃げ馬の回収率はとんでもないことになってるな。ただ、菊花賞はスローの瞬発力勝負になることが多く、逃げ馬の成績は芳しくない。最も馬券になりやすいのは「先行勢」。差し馬も飛んでくるが、最も熱いのは「マクリ馬」である。

■京都芝3000～3200mの生産者成績（過去20年）

ノーザンFと社台Fが毎度の如くワンツー。ただ、他のカテゴリーに比べれば他の牧場も頑張ってる感じあるよね。ディープインパクトやキングカメハメハの成績が奮わないことも関係してるのかも。

以上、参考までー。