2017年9月26日時点のコースデータ(過去10年)。
瞬発力よりスピードの絶対値・持続力が問われるコース。前傾ラップの消耗戦が基本。
・中山芝1200m枠番別成績
比較的内枠有利である。ただし、ゴチャつかない外枠が有利なケースもあり。
・中山芝1200m騎手成績
横典の成績スゴいね!ただ、このデータがバレてるのかもしれんが・・・戸崎よりも人気になりやすい傾向に。柴田善、松岡あたりも注目騎手。内田は成績が悪いわけではないのだが、かなり過剰人気気味。ルメールの成績がこれまた半端ないんだけど、平均2.2番人気の4.8倍である。逆に見れば3着以内に来ない確率が55%ほどあるわけで、そっちに賭けた方が美味しい馬券にアリつけるのかも。デムーロの方がまだ買いやすいな。
モッコリ騎手は田中勝、吉田隼、勝浦・・・あと複勝回収率が高い、田辺、石橋、津村、柴山。この辺が人気薄に乗ってたら積極的にヒモに加えたいところだ。
・中山芝1200m調教師成績
鹿戸、斎藤、堀、古賀、鈴木康厩舎の複勝率が30%以上。特に掘厩舎の成績がずば抜けてよく、複勝率はなんと47.9%である。中山1200で堀厩舎を見かけたらとりあえず押さえるべし。ただし、人気になりやすいけどな(笑)。あと、面白いのが栗東の藤岡厩舎。わざわざ遠征させて複勝率は50.0%。単複の回収率ともに素晴らしいね。他、栗東の安田、森、鮫島、西園厩舎あたりの成績もいいんだけど、「短距離の安田」で有名な安田厩舎は過剰人気になりやすいな。
モッコリ厩舎は、鹿戸、斎藤、手塚、宗像、藤岡(栗東)、柴崎、伊藤、尾関。
・中山芝1200m騎手×調教師
騎手×調教師で見ると「勝負パターン」が分かって面白いよね。ただし、「横典×菊沢」みたいな組み合わせは皆知ってるからとても人気になりやすいので注意が必要。
中山芝1200m脚質
ご覧の通り、逃げ・先行が圧倒的である。上がり上位の差し馬も来ることは来るが、人気の差し馬より、人気薄の先行馬を狙いたいコースやね。
・中山芝1200m種牡馬成績
首位は2位にダブルスコア以上の差をつけてサクラバクシンオー。以下、短距離系の種牡馬の名前が並ぶが、面白いのがマンハッタンカフェ。長距離的なイメージが強い種牡馬だが、意外にも中山1200ではかなり美味しい種牡馬である。ディープインパクトは人気になりやすいが、この成績を見る限りこのコースは苦手やね。
モッコリ種牡馬は、マンハッタンカフェ、キングヘイロー、アドマイヤコジーン。この3頭は中山1200で見かけたらとりあえずヒモに入れておくべし。それからネオユニヴァース、サクラプレジデント、ジャングルポケット、メイショウボーラー、アドマイヤマックス。ラインミーティアは血統的にも面白いね。
中山芝1200m生産者成績
いつもノーザンファームがダントツ1位なんだが、ここは社台ファームが逆転。競馬を始めて間もない方の中には、「社台F」と「ノーザンF」の区別がつかない方もいると思う。「どっちも社台グループでしょ?」ってね。しかし、これが大違い。要は兄弟同士の勢力争い。社台Fの代表が長男・吉田照哉氏。ノーザンF代表が次男・吉田勝己氏。
わかりにくいな。図で見てみよう。
この長男と次男が、強烈なライバル関係なのである。もちろん同じ社台グループとして協力する点は協力するんだが、基本的には「ライバル」だと思っておいていい。ちなみに、社台Fは古馬になってから活躍する馬が多く、ノーザンFは仕上がり早でクラシックで活躍する馬が多い。
で、話は中山1200に戻るんだが、
このカテゴリーにおいては社台Fの方が優位ってわけ。
例えば2016年のスプリンターズSはこういう結果であった。
1着 レッドファルクス(社台F)
2着 ミッキーアイル(ノーザンF)
3着 ソルヴェイグ(社台F)
なんか兄弟喧嘩を見てるようで面白いよね(笑)。
ただ、ディープインパクトやキングカメハメハなどの高額種牡馬が席巻する中距離のカテゴリーとは違い、短距離は中小牧場でもどうにかなったりするけんな。マイナーな生産牧場に注目するのも面白いかもしれない。
以上、参考まで。
浅次郎さん、赤津さん、こんにちは。
( ; ゜Д゜)
衝撃の一族相関図!
わかりやすいです!ありがとうございますm(__)m勝負服まで…丁寧に…(T^T)
スプリンターズSは電撃の6F!とかは言わないんですか?
とにかく楽しみです。
伝説のあの馬の血統、ラインミーティアが爪痕を残すことを祈ってます!
伝説よ!再び!
西田Jの神騎乗を期待してます。
って、実よりもやっぱりロマンを求めてしまいます。
勝負服に関してましては、代表の個人所有、夫人所有、
系列のクラブによっても変わるので注意が必要です。
社台ファーム系・・・社台レースホース、グリーンファーム
ノーザンファーム系・・・サンデーレーシング、キャロットファーム、シルク
追分ファーム系・・・G1レーシングクラブ、セゾンレースホース
また、東京ホースレーシング(レッドの冠)のように社台F・ノーザンF両方扱うクラブもあります。
サトノ、アドマイヤのような個人の大馬主も社台グループと結託してますからね~。
まあ、社台のことは知っておいた方がいいです(笑)
ノリスケさん。共にラインミーティアにロマンを託しましょうぞ!(笑)
オグリキャップだけの血統とは言わせない!
もちろん、美少女ドンちゃんにも頑張ってもらいたい。
ゴールドシップだって、そのルーツを辿れば、黎明期の日本競馬を支えた星の牝馬に繋がりますからね。
星の牝馬なんて、ロマン派を刺激する名前でしょ。(笑)競馬はロマンに限りますよ。回収率はその後。
社台系の相関図ありがとうございます。
善哉さんの功績が計り知れないほど大きくて、苦労されたのは理解してるんです。
理解してるんですけどね……。
サンデーサイレンスがみんな悪いんや。
いや、馬のせいにしたらアカンな。
おっしゃる通り、競馬はロマンに限りますなぁ。
「その上で、出来ることなら毎年プラスに!」
というのがモッコリ倶楽部の役目だと思っとります!
GⅠ・・・やるか。