2023年9月16~18日の結果

オッス!浅次郎でっす!

 

今週は魔の3日間開催!

出走馬が分散してたのか少頭数のレースが多かった様に思う。

重賞は東西で3歳GⅠのトライアルが行なわれたが、

ローズSは7番人気のマスクトディーヴァが1着だったのものの1番人気のブレイディヴェーグが2着で馬連、3連複ともにあまりつかず。3連複はこれで万馬券にならんのか。

 

セントライト記念はカチンコチンコの結果でご覧の通り穴党の出る幕なし。

 

というわけで、

モッコリ的にもドモナラズだっただけだが、

しっかり反省しつつ、来週もまた穴を狙って行きたいと思う。

さて結果を振り返ろう。

 

9月16日

・モッコリ馬

中山3のクオレスはゴール前大混戦のクビ差悶絶2着。そして阪神10のリースタルがこれまた2頭のマッチレースでね。直線半ばで相手を競り落として勝った!と思ったら競り落とした馬が差し返して来て最後はクビの上げ下げ。もんもんもん絶の2着だった。うそーん涙。

 

・モッコリ調教馬

4~5着まで。

 

・朝モッコリ馬

惨敗。

 

・キンタ馬

かなりイマイチな成績。

 

・ボッキレース

3着は外さんだろ!と思っていた◎アーティットだが・・・競馬は色んなことが起きる。なんと1番人気のマテンロウスカイがぶっ飛ばして大逃げカマしたのだ!阪神2000mで前半57.1の超ハイペース。いくらなんでもこれは速い。見た目には楽そうな手応えだったんでね・・・離れた3番手だったアーティットは3~4コーナーから早めに動いて前を捕まえに行ったわけよ。しかしこれが敗因。仕掛けが早すぎたんだよね。

結局前の2頭は直線に入ると苦しくなり・・・残り200mのところで捕まえて先頭!

だけんどもしかし!早仕掛けが祟たり・・・アーティットもここで一杯となってしまう。ラップを見れば分かる通り(ラスト2Fは12.4-12.3)、バテたのはこの馬だけじゃないのだが、仕掛けを遅らせた馬たちにズンズンと差されてしまったのだ。

あう・・・。結局、差し・追い込み勢の上位独占の結果。展開の読み間違いだったわけだが、ノリさんが玉砕逃げをカマすとは思わんもんなあ・・・ちくしょー!ノリさんのアホー!今度フォーチュンコードに乗ってくれー!

 

・土曜日の1~3着馬

そこそこ荒れた一日。

 

9月17日

・モッコリ馬

阪神6の貫太騎乗のヘヴンズタイムはいい脚で追い込んできたんだが・・・クビ差届かずの2着、これは惜しかったなあ。土曜日から続けてこんなんばっかり。

 

・モッコリ調教馬

中山12のグランプレジールも勝ったと思ったんだけどねー。ゴール前差されて2着。惜しかった。

 

・朝モッコリ馬

惨敗。

 

・キンタ馬

好成績。

 

・ボッキレース

◎カランドゥーラの追い込みに賭けたんだが・・・スタートで出遅れた上に出脚がつかず・・・4~5馬身のビハインド。離れた最後方の位置取り。お、オワタ・・・と思ったわけだが、4コーナーの手応えはかなり良くてね。一か八かの最内を突いたわけだが、これがドンヅマリ。まあ、レースはスローのチョイ差し前残りだったんでね。仮にスペースがあったとしても全然届かなかったと思うが・・・善戦して6~7着くらいには来れてたかもしんない。でも結果は15頭立ての14着。

田辺のアホー!と言ってしまうのは簡単だが、こうやってレースを分析しておくと次走のヒントになりますな。まず、今回は出遅れが超痛かったこと。前走も出遅れてるが、以前は前で競馬していたように元来スタートが下手な馬ではないんだよね。そして、今回は直線どん詰まりでほとんど追ってないんでね。あまり疲れてないだろうということ。今回の惨敗で次走は相当人気薄になりそうなんでね。狙って面白いと思う。中1週で最終週の中山でもいいが、末脚を活かすべく来月の東京・新潟でも面白そう。

 

・ローズS

行ったのはユリーシャ。コンクシェルが行くかと思ってたが、押してもあまり進んでいかず・・・ペースはユリーシャの菱田が握ることに。先団はごった返していたが、先頭に競りかけて行くような馬はおらず、菱田もマイペースで行ってたように見えたが・・・1000m通過は57.3!スローが基本の阪神1800でこれはとんでもなく速い!例年のローズSは大体59~60秒くらい。速くても58秒台なんでねー。今年はとんでもなく速いペースだったのだ。これは「超高速馬場」+「前が有利」という馬場コンディションと騎手心理が交錯した結果でね。こういう時によく「前総崩れ」が起きるのである。ちょっと今回前に行った馬はノーチャンスだったね。

勝ったのはマスクトディーヴァ。中団外目から差脚一閃で突き抜けV!相当強い競馬をしたわけだが、この馬ねー。データ分析で大穴候補の1番手に挙げていた通り私も十分マークしていたのである。ただ、調教が馬なりメインで勝負気配を感じなかったし、鞍上が望来だったんで切っちゃったんだよねー。いや、見た目の動きは良かったんだけどねー。時計は出てなかったからなー。うーん。しかし望来は重賞でも乗れるようになって来たな。落ち着いてたし仕掛けのタイミングも完璧。重賞はこれで今年4勝目。そしてこの馬・・・上でも書いた通り、まだメイチ仕上げじゃなかったんでね。本番での上がり目十分だと思う。直行組とブレイディヴェーグ、それから紫苑S勝ち馬のモリアーナも人気になるだろうから・・・本番では5~6番人気かな?

2着はブレイディヴェーグ。やっぱり出遅れたねー。しかし慌ててポジションを取りに行ったりはせず・・・後方で脚を溜めたのはさすがルメール。ここで出遅れた分を取り返しに動いていたら・・・着もなかったかもしれない。直線入り口ではゴチャ付いて進路が取れず。しかしここでもルメール慌てず騒がず、馬群を縫って縫って捌き、進路が開けてから加速装置発動!素晴らしい伸びを見せた。なにもかもスムーズだった勝ち馬とは対象的でね。最初から目一杯追っていれば際どい勝負だったと思う。ムチは一発しか使っておらず、最後はあえて流した印象。負けて強しの内容でね。ルメールの「秋華賞にむけてちょうどいいと思います」というコメントが全てを物語っているね。あ、でも本番ではハーパーに乗るのかな?あ、いや、ブレイディヴェーグはサンデーRか。どっちもノーザンF生産馬だが・・・コッチに乗るような気がするねえ。そうなるとこの馬が2番人気?

3着はマラキナイア。中団後方から外に出し、直線はブレイディヴェーグに蓋をしつつ、大外をジリジリと伸びた。一瞬の脚はないが、いい脚を長く使うタイプでね。今回展開が向いたのは否めないが、馬体重は14kg増えていたし、調教もかなり強化していたし、成長力という点では今回この馬が一番だったのかも。切れずバテずジリジリ伸びて2~3着というのは兄のステイフーリッシュを思い浮かべるが、こういうタイプに京都の2000mは合うぞー。本番では全く人気ない(川田はリバティアイランドに騎乗するからね)だろうけどかなり面白そうな一頭だね。

アンリーロードは展開が向いたとはいえ・・・4角最後方から上がり3位をマークし、馬群の間から抜けて来てあわやたわわの4着。全く侮れない馬でしたな。しかしあと一歩で権利取れず・・・次は自己条件かな?それから、実は相当強い競馬をしたのが5着のココナッツブラウン。直線あわやのシーンがあったし、比較的前で競馬した馬で上位に残ったのはこの馬だけ。例年通りのペースなら・・・と思わずにいられない。

人気のラヴェルは直線インに持っていったが全く伸びずバタバタとなった。展開が合わなかったのもあるが調子がイマイチだったのではないか。これは本番では人気落としそうだねー。それから人気の一角だったソーダズリングは前半かなり行きたがって力んでいたように見えた。直線途中でパタっと止まったのはこれが影響したのだと思われる。この馬も折り合い次第で次走巻き返し可能と見る。

期待した◎フォーチュンコードは6着まで。掲示板を見ると「いい夢見れた」「良く頑張った」「上手く乗った」といった建設的なコメントが多いが・・・私はそうは思わない。14番人気110.3倍でも・・・上位争い出来る!と思っていたからだ。そしてこの馬向きの絶好の展開だった。つまりこれは「好騎乗」ではなく「ミス騎乗」だったと個人的には思っている。だからこの場で言わせて頂きたい。

なにしとんじゃ秋山ー!アホー!アホー!

いや、この馬が人気馬ならこの乗り方で致し方なかったかもしれない。あるいは中団真ん中あたりから器用に差す競馬が持ち味ならコレで良かっただろう。しかし、この馬の持ち味は、後方待機で脚を溜めてからの大外ブン回しの大マクリ一閃である。そうやって勝ってきたわけで、今回もそういう競馬をするものだと思っていた。ところがである。

スタートから促して・・・積極的に中団前目のポジションを取りに行ったのである。いやいやいやいや!なんでそんな中途半端なことするねーーーん!後方待機でええねーーーーん!

直線内を捌いて伸びては来た時はちょっとドキドキしたが・・・中途半端な伸びしか見られず6着まで。後方で脚を溜め、大外に持って行っていたらたられば・・・いい勝負が出来たんじゃないかと今でも思っている。実際、後方組のアンリーロードが4着、マラキナイアが3着に来てるわけでね。これらの馬とは最低でも互角以上にやれたと思う。くそー!次走は・・・

ノリさんにお願いしたい!(ノリポツンキボウ)

いやでも次の自己条件はもう人気になるよなー。秋華賞出てほしかったなあ~。ああ、残念っ!

 

・日曜日の1~3着馬

日曜日は荒れるか堅いか・・・というレースが多かった。

 

9月18日

・モッコリ馬

阪神6Rで貫太のクリノクリスタルを狙ったのだが・・・クビ差届かずの2着。ぐおー。貫太ぁぁぁ。

 

・モッコリ調教馬

イマイチな成績。

 

・朝モッコリ馬

イマイチな成績。

 

・キンタ馬

好成績。

 

・ボッキレース

これはちょっと申し訳なかった。走れる態勢にあると思った◎リリーブライトだが、走りっぷりを見るにやはりまだデキイマイチ(暑さに弱いとこのこと)だったのだろう。後方のまま見せ場もなく惨敗だった。づがん。

しかしフレーヴァードは着差以上の完勝だったねー。これはぜひ菊花賞に出てきて欲しい一頭。

 

・セントライト記念

行ったのはドゥラエレーデ。2番手にウィズユアドリーム。逆の並びになるかと思ったが・・・ウィズユアドリームはあまり行く気がなかったみたいだね。で、600m通過は35.2と結構速いペースだったのだが、道中はゆったり流れて12.5前後のラップが延々と続いたんだよね。コレは馬場レベルを考えるとかなり緩いペースだったか。残り800から若干速くなったもののレースは上がり3Fの瞬発力勝負となった。ちょっと中山2200では珍しいラップ構成。特異だったのがラストの11.0。最後に急坂がある中山でこのラップは珍しい。これは相当脚が溜まっていたということだと思う。

勝ったレーベンスティールは中団のインに構え、直線だけスッーーーっと外に出す100点満点の競馬。全てがスムーズだったし、追われてからの加速も素晴らしく、後続に付け入るスキを与えなかった。上でも書いた通り、ラスト200が11.0。これではソールオリエンスとてどうしようもないわな。スローとはいえ中山2200で繰り出した上がりは33.9。相当強い競馬をしたと思う。問題は・・・おそらく今回がメイチ仕上げだった点。馬体重が-4kgだったのも気になる所で、調子を維持したまま本番に行くことが出来るのかどうか?だね。あ・・・菊花賞には行かないかもしれない?距離が問題?秋天に行くかも?いやいや菊花賞に行ったほうがいいと思うぞー。距離は持つだろ。多分。

2着のソールオリエンスは中団後方の外に構え、3~4コーナーから上昇して大外一閃!普通なら楽勝していたはずのレースだが、今回は強い馬が一頭いた感じだね。ただ、今回明らかに叩きの一戦であったし、それでも直線しっかり伸びたからね。前哨戦としては問題ない内容だったと思う。気になったのは馬体重が増えてなかった点。

3着はシャザーン。この馬もいい競馬したけどねー。上位2頭には並ぶ間もなく交わされており、ちょっと現状差がある感じ。しかしやっぱりダービー組が強かったね。

ドゥラエレーデはスローに落として逃げたが・・・残り200mで捕まって8着。敗因は瞬発力勝負になったことだろう。ハロン12.0くらいのラップで逃げるべきだったと思う。切れ味勝負だと分が悪いね。それ以前の問題だったかもだけど。しかしこれで次走は相当人気落ちそうだね(ぇ)。

 

・月曜日の1~3着馬

たまに大穴が来ていたが基本的にカチンコDAY。

 

★今週の穴騎手・穴種牡馬

 

今週のモッコリ騎手は・・・

中山:勝浦、原、岩田望、丸山、岩部、小林勝、三浦、北村宏、永野猛、西村太
阪神:鮫克田口貫、団野、松若、角田河、古川奈、酒井、石川、浜中、和田竜、亀田、富田暁

岩田望来は、ローズS以外にも今週何本も穴を開けてたんだよね。もともと勝ち星の多いリーディング上位騎手ではあるが、あまり穴を開ける印象はなかったんだよねー。しかし最近はよく穴も持って来ている。重賞でも堂々と乗っているし、覚醒したのかもしれん。あと、新人では小林勝太田口貫太の二人に注意。最近はしょっちゅう穴を開けているぞ!30勝到達までは積極的に狙っていいと思う!あと角田大河はほんと意味不明の大穴を時々持ってくるので注意。

 

今週のモッコリ種牡馬は、

エピファネイア!

あまり穴を開ける種牡馬ではないのでこのコーナーでも挙げたことはないのだが、この3日間開催では結構馬券に絡んでいたし、最近よく小穴~中穴を開けるんだよね。というのも初年度産駒からエフフォーリア、デアリングタクトと超大物を出して人気も爆上がりだったわけだが、最近は目立った活躍馬が出ておらず・・・人気も落ち気味なんだよね。ただ、今現在の種付け料を見ると・・・

1800万円!これは堂々の1位である。2021年から肌馬の質もかなり上がってるはずなので、来年の2歳から逆襲が始まりそうな予感。ちなみに現在の種付け料ランキングは・・・

こんな感じ。コントレイルはまだ産駒がデビューしてもいないのに1200万円だって。すごいね。あとキタサンブラック、モーリスの株が爆上がり中。キタサンブラックはソールオリエンスの今後次第だが来年さらにジャンプアップするだろうね。

で、エピファネイアだが・・・イメージ的には芝の中距離って感じだけど実際この馬はどの条件の時が買いなのか?詳しく見てみよう。※2019年からの全産駒が対象。

まずは芝とダートのデータ。これを見ると・・・圧倒的に芝向きだねー。父のシンボリクリスエスはダートの活躍馬も出したが、エピファネイアは完全に芝向きの種牡馬だと言えそう。母シーザリオの血が濃いのかもしれん。

芝の距離別で見てみよう。やはり2000m以上で強く、これはイメージ通り。特に2500mでは無類の強さを誇る。回収率で見ると2400m、2000m、そして1600mの根幹距離がいいね。1400m以下だとかなりパフォーマンス落ちる。

競馬上別で見ると・・・東京・中京の成績がいいね。新潟もいいか。うん?左回りが実は得意なのかも。そこまで極端じゃないけどその可能性あるな。イマイチなのは函館、福島、京都、小倉。京都はオープンしたばかりでまだ分母が少ないわけだが、基本的には直線の長いコースが得意でローカルは苦手と言っていいかも。回収率ベースで見ると中京が狙い目か。

■エピファネイアまとめ。
・芝>ダート
・2000m以上で強い。
・東京、中京、新潟が得意

今週中穴を開けたエピファネイアはいずれも芝2000m。というわけで、来週も注意!東京・新潟開催が行なわれる来月の方が注意かな。

 

以上結果報告終わり。

 

来週は・・・

オールカマーと神戸新聞杯だねー。

 

 

神戸新聞杯はダービー組が強そうだが・・・

オールカマーはかなりメンバー揃った感あるねー。

上位人気が強いのかもしれんが、

今週だって結局ダントツ人気の馬が2着に負けたわけでね。

競馬は何があるかわからんぜー!

というわけで来週も懲りずに大穴狙って逝く!

股来週!

 

※月曜日のWIN5予想は・・・WIN4まで行くも最後で撃沈。最後のセントライト記念はソールオリエンスとドゥラエレーデにしてしまったw。noteには「気に入ったらサポート」という投げ銭機能があるので、大穴馬券が的中した時には・・・端数だけでも投げ銭してもらえるとほんとに嬉しい!

 

浅次郎 について

モッコリ万馬券倶楽部部長。くまモン会所属。競馬歴25年。いつも穴馬×穴馬を狙っている超大穴党。モッコリ倶楽部では、モッコリ馬、モッコリ調教馬、コースデータ、重賞の調教チェックなどを担当。