高松宮記念2018レース回顧。レッドファルクスの敗因は。

【高松宮記念2018レース回顧】スプリント王決定戦、高松宮記念GⅠを制したのはファインニードル!2着にはまたもレッツゴードンキ。3着には10番人気のナックビーナスが入った。1番人気に支持されたレッドファルクスは上がり最速で追い込むも惨敗の8着。敗因はなんだったのか?スノードラゴンはもう限界なのか(笑)。

 

ファインニードル、

新スプリント王に!

 

 

1番人気のレッドファルクスがぶっ飛ぶも、

2番人気ー3番人気の決着で、

ちょいと穴党には厳しかったかね。

 

簡単に回顧する。

 

■高松宮記念2018レース結果

 

■高松宮記念2018レース映像

最近はyoutubeの競馬映像もすぐ削除されちゃうね。

 

■高松宮記念2018回顧

スタート。

14番のラインミーティアが出遅れ、18番のラインスピリットは躓いたのか大きく態勢を崩してしまった。内枠の各馬が好スタート。

 

行ったのはセイウンコウセイ、続いてリエノテソーロ、ダイアナヘイローは控える感じで3~4番手。間から香港の3番ブリザード。7番ナックビーナスが好位の後ろ。

 

12番ネロがハナだと思ってたんだけどね。200m過ぎてからやっと行き脚が付いた感じで上がって行ったけどもう手遅れだよね。中断前目のインにレッツゴードンキ、岩田は最初からインを狙ってたねコレ。その外にいるのが9番ファインニードル。ここにいる3頭が1~3着。

 

中団後方のインにダンスディレクター、ジューヌエコール、レーヌミノル。その後ろに私の◎スノードラゴン(笑)。

 

後方に16番のシャイニングレイ、キングハート、ラインミーティア。

 

最後方にレッドファルクス(この後ろにノボバカラがいるけど)。

 

ペースは、

 

 

テンの3Fが33.3。

 

良馬場とはいえ、

時計の掛かる重めの馬場だったことを考えると、

結構なハイペースだったと思われる。

 

実際・・・後半3Fが35.2だからね。

前後半のタイム差が約2秒もあったわけよ。

 

こうなると、

テレビた新聞で言われている「一般的なペース理論」だと、

後ろ有利となるはず。

 

レッドファルクスにとっても

格好のハイペースだったはず。

 

しかしそうはならないのが、

競馬の面白いところで。

 

今回上位を占めたのは

前目に付けた馬たちばかりであった。

 

コレを見てるみんなも、

「ハイペースだから後ろ有利」

「スローペースだから前有利」

といった一般常識はあまり信用しない方がいいぞ。

 

もちろんそういう結果になる方が多いわけだが、

そうならないことだって多々あるわけで。

 

コース形態や馬のタイプによって

ペースの有利不利は大きく変わるけんな。

 

一つ基本的なことを言っておくと、

・瞬発力型はスローが好き。

・持久力型は一貫したペースが好き。

である。

 

息が入りにくいスプリント戦は一貫した持久力戦になることが多く、

上がり3Fの瞬発力よりスタートダッシュ力が大事なのは、

データ分析で書いた通りである。

 

話を戻そう。

 

3~4コーナーの隊列はこんな感じ。結構縦長。でも後ろの馬は全滅。

 

同じような位置にいた3頭だが、レッツゴードンキは迷うことなく内へ。ファインニードルも迷うこと無く外へ。挟まれていたナックビーナスは前が塞がれている・・・

 

コーナリングで一気に進出し、前を捕らえに掛かるレッツゴードンキ。外に出し、ワンテンポ遅れて追い出すファイニードル。ナックビーナスは前のブリザードが邪魔で一旦追うのを止めてしまう。レッドファルクスは外に出す余裕なく・・・・詰まるのを覚悟で馬群の中へ。

 

残り200m。一杯になったセイウンコウセイを交わしてレッツゴードンキが抜け出す!その後を追う様に伸びてきたダンスディレクターがインから迫る!そして立て直したナックビーナスとファインニードルが併せ馬の形で外から強襲!

私の◎スノードラゴンもインから伸びそうな気配があってね。フルボッキで応援しとったが・・・イケズ(笑)。でも勝ち馬からわずか0.5秒差。レッドファルクスともわずか半馬身差の9着。単勝130倍だから良く善戦したと思う。これでまた人気落ちるだろうからね(え?)。出てきたら懲りずにフルボッキで買うよ。うん。

そのレッドファルクスはここで前が詰まってジ・エンド。外に出すロスがあったが、仮にスムーズでも掲示板くらいが精一杯だったのではなかろうか。

今回のレッドファルクスの敗因は位置取りが後ろ過ぎたことだが、何故そうなったかというと、やはり馬の調子がイマイチだったんじゃないかな。ミルコはレース後コメントで「スタートは出たけど進んでいかなかった」と言っている。調教がイマイチに見えた私の邪スカウターは故障じゃなかった・・・ということだろう。

 

最後、川田の鬼ムチに応えて良く伸びたファインニードルがハナ差前に出てゴール。レッツゴードンキはまたも悔しい2着。立て直すロスが痛かったナックビーナスが3着。あの僅かなロスがなければ・・・もっと際どい勝負だったかもしれない。

 

 

 

 

ファインニードルはゴドルフィンの持ち馬。生産はダーレー・ジャパン。ゴドルフィンとしては初のGⅠ制覇。シルクロードSもかなり強い勝ち方だったが、今回もサッと中団前に付けて直線外に出してねじ伏せる競馬で。完全に本格化した印象だね。今後は海外にもチャレンジするらしいが、是非秋のスプリンターズSでの勇姿もみたいね。

 

2着のレッツゴードンキはこれでスプリントGⅠで3戦連続2着。多分、岩田はセイウンコウセイを交わしたところで勝った!と思ったことだろうが、ほんのちょっとだけ運がなかったね。2歳時から休み無く走って今が全盛期かと思える内容。この後は是非ヴィクトリアマイルに出てきて欲しいなー。

 

3着のナックビーナスは今回ほんと運がなかったね。手応え的にはファインニードルに負けず劣らず良かっただけに・・・一瞬の差が最後に響いた感じ。調教チェックで「調教爆穴」に挙げていた通り・・・状態も良かったと思うが、能力そのものも十分GⅠで通用するものがあると思う。中山1200の方が得意なんでね。是非スプリンターズSに出てきて欲しい。

 

4着ダンスディレクターはさすがの内容だったが、最後の一伸びが足りなかったのは休み明けの分か。5着ブリザードは最後までしぶとく走って5着。勝ち負けには加われなかったけど・・・輸送・検疫・調教と不利な状況下で僅差の競馬。香港馬は侮ったらあかんな。

 

というわけで、

 

馬券の方は大ハズレだったわけだが、

 

1㍉たりとも悔いはなし。

 

当てようと思ってレッドファルクスから買ってハズレるのと、

大好きなスノードラゴンから買ってハズレるのは、

同じようでいて全然違うからね。

 

しかし、今年のミルコは・・・

人気馬飛ばしまくりじゃね?

 

とか言ってるとガシガシ勝ちだすのかもしれんけど(笑)。

 

とりあえず今週は

大阪杯&ドバイワールドカップ!

 

楽しみやね!

 

 

【浅次郎のひとりごと】

松井さん、正論ですな。忖度とは「相手を慮ること」「相手に気を使うこと」。世の中、忖度だらけで当たり前。政治家は国民の意見を忖度して政治を行っているわけだし、官僚が忖度するのも当たり前だろう。問題はそこに利益供与や金銭授受があったかどうかで。その点については明らかにせねばなるまい。マスコミだって忖度してるじゃないか。私なんて、毎日嫁さんに忖度しているよ(笑)。

 

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