有馬記念2016回顧!ダイヤモンド極上の輝き!

【有馬記念2016回顧】2016年の競馬を締めくくり、有馬記念を制したのは菊花賞馬のサトノダイヤモンド。キタサンブラック、ゴールドアクターとの追い比べを制し、人気に応えてみせた。サトノダイヤモンドの勝因はなんだったのか?サウンズオブアース、シュヴァルグランの敗因は?来年は凱旋門賞に挑戦するのか?簡単に回顧する。

 

サトノダイヤモンド、

極上の輝きで有馬制す!

 

 

サトノダイヤモンドは、2億4150万円の超高馬である。

 

これで・・・有馬記念の優勝賞金3億円を加え、

獲得賞金は6億7000万円余。

このまま来年、再来年も活躍出来れば10億円突破も夢じゃなし。

 

しかし実際に活躍する超高額馬というのは意外なほど少ない。

 

■3億円以上の歴代高額馬

ディナシー(6億3000万円) 0戦0勝

ザサンデーフサイチ(5億1450万円) 41戦3勝。獲得賞金7000万円

ラストグルーヴ(3億7800万円) 1戦1勝。獲得賞金600万円

トーセンダンス(3億5175万円) 1戦0勝。

フサイチジャンク(3億4650万円) 16戦4勝。獲得賞金8900万円

カーム(3億3600万円) 30戦14勝(地方)。獲得賞金757万円

フレンチブルー(3億1500万円) 海外0勝。

アドマイヤハーレ(3億1500万円) 2戦1勝。獲得賞金690万円

 

意外なほど少ない・・・というより、ほとんどいない。

 

サトノダイヤモンドは、

2億円以上の高馬で初めて走ったケースと言えるかもしれん。

(他にいるっけ?)

 

そういえば・・・

同じく2億超えの馬で話題となったロイカバードはどうなった?

お、準オープンを勝つ所まで来てるじゃないの!

オープンまで行けば競走馬としては大成功の部類だが・・・

 

それにしても差がついたもんだ。

 

サトノダイヤモンドはすでに種牡馬入りも確定的。

来年秋は凱旋門賞への遠征プランが上がっているという。

 

楽しみである。

 

さて、

 

簡単に有馬記念を回顧しよう。

 

■有馬記念2016結果、着順

netkeibaより抜粋

 

う、馬連440円か・・・どうにもドモナラズやな。

 

■有馬記念2016映像

 

■有馬記念2016回顧

注目のスタート。

3番ムスカテールが出遅れ。他の馬は五分で揃ったスタート。

 

さてどの馬が行くのか・・・

 

 

行ったのは予想通り、マルターズアポジー。

キタサンブラックは最内枠を利して自然と2番手へ。

 

1周目の4コーナー。

 

マルターズアポジーがぶっ飛ばして逃げる構え・・・

 

離れた2番手にキタサンブラック。

さらに離れてゴールドアクターが3番手。

 

あれ?私の◎ヤマカツエースがいない・・・(笑)。

予定ではゴールドアクターと同じような位置取りのはずだったんだが。

 

続いてアドマイヤデウス、サムソンズプライド、マリアライト。ココまでが好位の一角。

中団の前にミッキークイーン、ヤマカツエース、そして外にサトノダイヤモンド。

中団の後ろにサウンズオブアース、シュヴァルグラン、サトノノブレス、アルバート。

後方にデニムアンドルビー、ムスカテール。最後方にヒットザターゲット。

 

ハナを行くマルターズアポジーは軽快に飛ばして

ハロン12秒の平均やや速めのペース。

 

しかし900mを過ぎたあたりで

ガクンとペースが落ちる。

 

ラップタイムはこんな感じ。

 

 

700~900mと900~1100mは1秒以上もラップが違うのだ。

 

1000m通過は1:01.0。

 

テレビで解説していた某元調教師は、

「平均よりやや遅めのペースですね」

なんていつも通り訳の分からんことを言っていたが、

 

力が要る重い馬場の2500m戦ですぞ?

中山の直線はゴール前から1コーナーまでずっと上りですぞ?

1000m61秒はむしろ速いペースだったと思う。

 

そして、

900m過ぎから・・・

 

 

13.4→12.8→12.9・・・

激的にペースは落ちるのである。

 

しかし、

マルターズアポジーとキタサンブラックの差はそのまま。

 

ってことはだよ?

 

キタサンブラック武豊も、

しれっとペースダウンしているのである。

 

つまり、前半のマルターズアポジーのペースは若干オーバーペース気味。

それについていったキタサンブラックもオーバーペース気味。

しかし、ココで息を入れてスローに出来れば・・・

得意なスローの瞬発力勝負に持ち込めるのである。

(キタサンブラックはどちらかといえば前受タイプの瞬発力型)

 

これぞ豊マジック。

 

だけんどもしかし!

 

 

このマジックに騙されない男がいた。

 

そう、クリストフ・ルメールである。

 

ペースがガクンと落ちた1コーナー過ぎで・・・

じわじわと前に取り付いて行くのである。

 

 

そしていつの間にか、

 

キタサンブラックの背後に忍び寄るのだ。

 

 

この間、サトノダイヤモンドは

無理をして前に行ったわけではない。

キタサンブラックが13.4で行った所を12.7~12.8くらいで行っただけの話だ。

 

テレビの解説では

「サトノダイヤモンドが掛かり気味に・・・」

なんて言ってたが、

どこをどう見たら掛かってるように見えるのだろう?

 

ルメールの手綱はリラックスしたまんまだし、

ムキになって掛かってるようには見えない。

 

全体のペースがガクンと落ちただけの話なのだ。

 

同じように上がっていったのは同じ勝負服のサトノノブレス。

それからミッキークイーン。

 

他の馬は金縛りにあったように動けない。

 

私の軸馬ヤマカツエースは

逆にポジションを下げていく・・・

 

この時点でもう

 

「池添下げんじゃねえぇゴラァ!

・・・有馬オワタ」

 

 

と頭が真っ白になった浅次郎だが、

 

実はまだ終わっていなかった(笑)。

 

なぜなら・・・残り1000mを過ぎてから、

流れが一気に激流となったからだ。

 

 

ハナを行くマルターズアポジーがまずこの激流に耐えきれず・・・

一気に差が失くなる!

 

そして、3コーナー手前で、

 

サミー水鳥拳発動!

 

 

ダイヤモンドから司令を受けたノブレスが

 

南斗水鳥拳をキタサンブラックに見舞う!

 

 

シャウ!

 

 

キタサンブラック武豊からすれば・・・

残り500mくらいまで12秒ちょいのラップでいく算段だったはず。

 

「えーい!こざかしいわ!」

 

 

サトノノブレスはあっという間に返り討ちになるが(笑)、

 

この犠牲が・・・

最後の最後でキタサンブラックの野望を砕く楔となったのだ。

 

サトノノブレスの特攻のせいで・・・

残り1000mから11秒台に突入!

 

 

底力が問われる

超ロングスパートの総合力戦となった。

 

 

4コーナーにかけて、

シュヴァルグラン・サウンズオブアース・デニムアンドルビーらが外から捲って行く。

 

しかし・・・前述した通り、

このレースは残り1000mからすでに11秒台のラップに突入しているのだ。

 

にもかかわらず4コーナーで仕掛けて行くってことは・・・この時シュヴァルグラン、サウンズオブアースは11秒台前半の脚を使っていることになるわけで、それで最後まで持つはずはない。今回人気の一角となっていたシュヴァルグランやサウンズオブアースの敗因はズバリ・・・

 

・豊マジックにしてやられた!

・最後の仕掛けが早過ぎた!

 

この2点である。ペースがガクンと落ちた1コーナー過ぎでポジションを上げられなかったこと、それから最後の仕掛けが早かったこと(競走馬が全力で走ることが出来るのは3F程度である)・・・これが敗因だ。もちろん、仕掛けを遅らせたからといって前の3頭には敵わなかったと思う。しかし少なくとも直線ズブズブにはならなかっただろうし、掲示板くらいはあったかもしれん。

 

その証拠はヤマカツエースである。

 

仕掛けを最後まで遅らせたヤマカツエースは・・・

直線、一頭だけ違う脚で伸びてきたではないか。

(今回の上がり最速はヤマカツエースの35.1)

 

 

ここからサウンズオブアースに進路塞がれて、内に切れ込んでいくが・・・全く惜しい競馬であった。仮に、真っ直ぐ走れていたら、着順は変わらないまでも・・・もっと僅差だったろう。

 

最後は3頭のマッチレース。

 

 

残り100mではキタサンブラックが優勢であったが・・・

 

 

最後の50mからグイグイと伸びたサトノダイヤモンドが

測ったような差し切り勝ち!

 

強い!

 

勝ちタイムは2:32.6。

サトノダイヤモンドの上がりは35.5。

 

騎手同士の駆け引きもさることながら、

スピード、スタミナ、底力全てが必要な「総合力戦」になった今回の有馬記念は、

2016年ラストにふさわしい名レースだったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

1着サトノダイヤモンドのオーナーはセガサミーの里見氏。これで今年GⅠ4勝となったが、呪いが解けてからの勢いは凄まじいものがあったな。来年春は国内専念・・・おそらくは春の天皇賞→宝塚記念を目指すことになろう。そんで秋は欧州遠征を宣言。当然狙いは凱旋門賞だろう。資金力は豊富だろうし、バックはノーザンファームだし、厩舎はオルフェーヴルで2回チャレンジした池江厩舎。是非ともチャレンジして頂きたい。

 

2着キタサンブラックは本当に負けて強しの内容。途中でスローに落としたアドバンテージはあったものの、残り1000mからのロングスパート合戦をあの位置で凌ぎ、最後の最後まで踏ん張ったのだから強い!の一言である。敗因を挙げるとしたら、1コーナー過ぎでペースを落としすぎたことか・・・いや、それは勝負のアヤ。しかしなんとも総合力の高い馬である。

 

3着ゴールドアクターは徹頭徹尾キタサンブラックをマーク。絶好の位置であったし、4コーナーの手応えは「突き抜けるか!」と思わせるものであった・・・しかし、この内容でキタサンブラックを交わせなかったとなると・・・この一年で立つ位置が変わったと見なければならんだろう。しかしまあ、この馬も強いわ。春天より宝塚記念を目指した方がいいかも。

 

4着ヤマカツエース・・・惜しむらくはスタート後に前々のポジションを取れなかったこと、それからペースがガクンと落ちた1コーナー過ぎから向こう正面に掛けてポジションを下げてしまったことである。末脚の破壊力はご覧の通り。もうちょい前で競馬が出来ていたら・・・まあ、そうなったら脚が貯まらなかったかもしれんけどな(笑)。

 

5着ミッキークイーンは、サトノダイヤモンドと同じく、ペースがガクンと落ちた時にポジションを上げた組。直線もギリギリまで追い出しを待ってから点火。直線ちょっとだけ詰まるシーンもあったが、勝負には影響無かったと思う。とてもいい競馬をしたが、正直上位の牡馬とは差があったように思う。

 

私の馬券は、

ヤマカツエースとゴールドアクター狙い(とマルターズアポジー狙い)。

 

惜しかったのかどうかよく分からんが、ドモナラズであった。

 

さて、

 

2016年の競馬もこれで終わり。

 

ハズレてばっかりの当ブログであったが(笑)、

何故かアクセスは増え続け、

有馬記念当日はなかなかアクセス出来ないような状況であった。

 

嬉しい限りである。

 

今年の馬券収支は

私のチンコ収支(笑)より酷いことになっているが、

本人は全く気にしていない。

 

競馬は、

楽しむことが一番の目的だからだ。

 

さて、

 

来年は1月5日(水)の金杯からのスタートとなるが、

あいも変わらず、

大穴モッコリケツ馬券狙いの浅次郎話を続けて行きたいと思っている。

 

また来年も宜しくお願い申す。

 

良いお年を。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

年末年始は多忙であるが、時間があったら記事をアップしたいと思う。こんな話をしてほしい!というリクエストがあったらコメント欄に書いておいて欲しい。書くかは分からんけどな(笑)。