CBC賞2016予想!軽ハンデ不利?前有利?大穴候補は?

【CBC賞2016予想】中京芝1200mで行わるハンデGⅢのCBC賞。今年は少頭数の上に、実績馬が抜けてて堅そう?こりゃケンが正解かもしれんが、一応大穴候補を挙げておく。前有利、外枠有利のデータ。ハンデは54~56kgゾーンからメイショウライナー、ラインスピリット、ベルルミエール、ワキノブレイブ。

 

今週から中京、福島が開幕。

 

中京ではハンデ重賞のCBC賞が行われるが・・・

 

これはさすがにカチンコチンコか?

 

カチンコチンコ

こ、これは・・・?

 

■CBC賞2016予想オッズ

CBC賞2016予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

い、いや・・・カチンコチンコでもないか?

 

大本命のGⅠ馬スノードラゴンは58.5kg。

高松宮記念5着のエイシンブルズアイは57kgの上、休み明け。

ベルカントはドバイ帰りの休み明け。55.5kg。

 

穴馬を探そう(笑)。

 

■CBC賞2016過去10年馬番別成績
(1着→2着→3着馬の馬番)

2015年 6713(17頭立て)
2014年 11816(16頭立て)
2013年 14124(14頭立て)
2012年 161512(17頭立て)
2011年 11→3→1(※阪神16頭立て)
2010年 6158(※京都18頭立て)
2009年 12178(17頭立て)
2008年 2515(18頭立て)
2007年 5116(17頭立て)
2006年 16612(17頭立て)

白帽2/30、黒帽1/30、赤帽7/30、青帽4/30、黄色帽0/30、緑帽6/30、オレンジ帽4/30、ピンク帽6/30。ご覧の通り、外枠が猛烈に強い!特に大外ピンク帽!そして1~2枠は猛烈に弱い!かなりの格上馬じゃない限り「即切り」でいいレベル(ちなみに、2011年は阪神開催。2008年の勝ち馬はスリープレスナイト。つまりほぼ全滅)。ただし、赤・青帽は結構馬券になるので要注意。二桁馬番はプラス評価で。

 

「浅次郎さん、なんで外枠が有利になるんですか?」

 

ワンターンのスプリント戦やマイル戦によくある現象である。競馬のことをよく分かってない素人ファンは「外を回ると距離損だから不利」と思い込んでいるが、そうとも限らないのである。試しに、幼稚園や小学校のトラックを全力で走ってみるといい。インベタというのはとても走りにくく、減速しないととてもコーナーは回れない。小回りであればあるほど遠心力が働くけんな。運動会で子供にいいところを見せようとして

 

コケるお父さんが続出するのはそういうわけなのである。

(もちろん運動不足もその理由の一つである)

 

これは競馬でも同じで、コーナーをインベタで回ればそりゃ距離損はないが、加速するには不利なのである。逆に外はあまり減速せずにコーナーを回れるのである。で、ワンターンのコースであれば、距離損はほとんど関係ない上に、そのコーナーが勝負所・加速所なのである。FⅠなどのオートレースを見れば分かりやすいな。コーナーには必ず外から侵入し、外に向かって加速するだろ?

 

もちろん、馬によって「インベタを走るのが上手い馬」「小回りが得意な馬」もいるから一概には言えないぞ。ローカルの競馬場は中央よりコーナーがキツイので、こういう馬を狙うのがセオリーの一つである。

 

■CBC賞2016脚質データ
(1着→2着→3着馬の4コーナー通過順位)

2015年 12→9→12
2014年 7→2→7
2013年 3→1→11
2012年 2→15→9
2011年 7→1→2
2010年 1→9→7
2009年 14→3→11
2008年 2→7→7
2007年 336
2006年 3→3→6

10.0~29.9倍をオレンジ30~49.9倍を赤50倍以上をピンクで塗ってみたのだが、50倍以上のピンクはゼロ。30倍以上の赤も3着に3頭で、連対したのは1頭だけ。結論を言えば、このレースはかなり堅い!と言えますな。それでも荒れるとすれば・・・2007年の前残りパターンか、2009年の追い込み馬の一撃か。

ま、基本的には圧倒的に前有利ですな。2015年や2009年はかなり例外的で・・・4角10番手以下はかなり厳しいと言わざるを得ない。

 

CBC賞過去10年ハンデ別成績
(1着→2着→3着馬のハンデ。単位kg)

2015年 55.5→55→57
2014年 5355→54
2013年 58→57.5→56
2012年 57.5→54→59
2011年 58.5→57.5→56
2010年 56→52→54
2009年 55→52→55
2008年 55→55→55
2007年 55→54→54
2006年 57→56→58

赤く塗ったのは牝馬である。一口で言えば、斤量を背負った馬が強く、軽ハンデ馬は厳しい。牡馬で言えば55kg以上、牝馬なら54kg以上じゃないと馬券にならない感じ。つまり、軽ハンデ馬から穴馬を見つけるのではなく、54~56kgの馬から穴馬を見つける必要があるってことだ。

 

データケツ論。

・外枠が猛烈に強い

・前有利も一発狙うなら追い込みか

・重ハンデ馬が強い。穴なら54~56kg

 

まだ枠順が出てないので何とも言えんが、ケツ論から導かれる穴馬候補は・・・シンデレラボーイ、ベルルミエール、メイショウライナー、ラインスピリット、ワキノブレイブあたりか。あ、ワキノブレイブは結構人気になるか。

 

特に、メイショウライナーラインスピリットあたりは小回り適性も高そうだし、前走もそんなに負けてるわけじゃないし、人気は石田三成よりなさそーだし・・・面白そうであるな!外枠引いて調教が良ければ・・・積極的に狙って行きたい。

 

ケツ論は日曜日か土曜日。

 

ドゥラメンテ画像3

 

【浅次郎のひとりごと】

ドゥラメンテ電撃引退 種牡馬に

宝塚記念を走り終えた後、下馬するミルコを見て、最悪の結末を想像してしまった方も多いと思う。私もその一人であったのだが・・・結果は「靭帯損傷による競争能力喪失」。良かった!と言って良いのかわからんが、とりあえず命に別状がなくて良かった。正直なことを言えば、凱旋門賞で世界を制するところを見たかったし、もっと日本の競馬シーンを盛り上げて欲しかったが・・・こればっかりはしょうがないわな。

 

世界制覇の夢は、マカヒキに託そう。

 

凱旋門賞2016の馬券、もう買ったぜ!