桜花賞2016予想オッズ!メジャーエンブレムで堅いのか?

【桜花賞2016予想オッズ】阪神芝1600m外回りで行われる牝馬クラシック第一弾桜花賞。今年はメジャーエンブレム断然の人気になりそうだが、果たしてこの馬で堅いのだろうか?現時点での穴馬候補は・・・デンコウアンジュ。それからウインファビラス、ブランボヌール。チューリップ賞惨敗組を狙いたい。

 

さて、

 

いよいよクラシックですなー!

 

まず、桜花賞。

 

とりあえず登録馬を見ておこう。

 

■桜花賞2016netkeiba予想オッズ

桜花賞2016予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

もっとメジャーエンブレムの人気が抜けると思うけどな。

 

優先出走権

チューリップ賞1~3着
・シンハライト
・ジュエラー
・ラベンダーヴァレイ

フィリーズレビュー1~3着
・ソルヴェイグ
・アットザシーサイド
・キャンディバローズ

アネモネS1~2着
チェッキーノ(登録なし)
・アッラサルーテ

以下賞金順

・メジャーエンブレム
・ウインファビラス
・ビービーバーレル
・ブランボヌール
・デンコウアンジュ
・レッドアヴァンセ
・メイショウスイヅキ

ここまで14頭。500万下勝ち8頭は抽選ですな。
フルゲート18頭なので4/8の確率。

 

オッズを予想しておく。

 

■桜花賞2016予想オッズ

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※抽選対象の馬は含まず。現時点での予想オッズである。

 

オッズ的には、

 

メジャーエンブレムの一強。

シンハライト&ジュエラー

 

という構図であろう。おそらくメジャーエンブレムが単勝1倍台で、シンハライトとジュエラーが10倍以下。後は10倍以上。正直4番人気以下は、メディアの報道如何で大きく変わると思う。

 

さて、

 

「今回の桜花賞はメジャーエンブレムで仕方ねーべ?」

 

と思ってる方多数だと思うが、

 

仕方ねーべ

 

いや、私だって目の前にプリケツがあったらガン見するわ!

 

いや、私だってメジャーエンブレムで仕方なし!と思ってるのだが、

 

果たして、

本当にそうなのだろうか?

 

それは、

 

この写真の女の子がかわいい!

 

仕方ねーべ

 

というのと同じくらいの思い込みではなかろうか?

 

ケツはいい。

 

でも顔は写ってないから、可愛いかどうか分からんではないか。

 

虎ガールズだから、みんなかわいいとは限らんのである。

 

それと同じで(いや、あんた間違ってると思う笑)、

 

メジャーエンブレムが抜けて勝つ!

かどうかは、分からんのである。

 

いや、能力的にはこの馬が抜けていると思う。またまた圧勝しちゃうかもしれん。しかし競馬は何が起きるか分からんのであり、強いの弱いのと言ってもコンマ数秒差なのであり、展開や体調や気分などで着順が変わることなど日常茶飯事なのだ。

 

いつも言ってるのだが、オープン馬の実力差などほんの少しである。ウオッカだってジェンティルドンナだってブエナビスタだってアッサリ負けることがあるのであり、ダイワスカーレットみたいなパーフェクト牝馬はそうそういないのである。

 

メジャーエンブレムが歴史的な名牝であるかどうかは後になって判断されることであり、現時点では、競馬メディアが宣伝しているような完全無欠のムテキングではないのではなかろうか?少なくとも単勝1倍台になるようだと過剰人気なのではなかろうか?決して、私がこの馬を切りたいからそう言ってるわけではなく(笑)、この馬を疑う根拠が二つある。

 

・桜花賞はチューリップ賞組が強い!

・魔の桜花賞ペースで逃げる?

 

そう、桜花賞は圧倒的にチューリップ賞組が強いのだ。昨年の桜花賞を思い出して欲しい。

 

桜花賞2015年結果

 

単勝1.6倍と圧倒的な人気になったルージュバックは、きさらぎ賞を勝っての臨戦。戦前にこの馬が9着に惨敗すると・・・誰が予想出来たであろうか?多くの専門家やファンが「ルージュバックは別次元の馬」と言っていたのである。しかし、本当に競馬は何が起こるか分からん。結果はチューリップ賞3着のレッツゴードンキが1着。クルミナルは同11着。コンテッサトゥーレは同6着。チューリップ賞組の1~3着独占であった。

 

2014年の桜花賞はどうだったか?

 

桜花賞2014年結果

 

これは人気馬同士の決着であったが、ハープスターはチューリップ賞1着、レッドリヴェールは阪神JFからブッツケ。ヌーヴォレコルトはチューリップ賞2着からの臨戦であった。

 

この傾向は延々と続いており、

 

2013年 1~3着をチューリップ賞組が独占
2012年 1着チューリップ賞組 2~3着は他路線
2011年 1~3着全て他路線
2010年 1~3着をチューリップ賞組が独占
2009年 1着、3着がチューリップ賞
2008年 1~3着全て他路線
2007年 1着、2着がチューリップ賞組。
2006年 2着がチューリップ賞組。1着、3着は他路線

 

ここ10年でも勝ち馬の7/10がチューリップ賞組。2着も6/10がチューリップ賞組。3着は5/10である。もうチューリップ賞組を買っとけば当たるんじゃね?というレベルであり、その際、チューリップ賞の着順は問わない。チューリップ賞で惨敗してても結構馬券になるのである。

 

もちろん、チューリップ賞組が奮わない年だってある。特に2008年の桜花賞なんてのは12番人気→15番人気→5番人気の組み合わせで馬連は19万馬券。三連単は700万馬券であった。

 

何が言いたいかというと、メジャーエンブレムは王道のチューリップ賞組ではないってことだ。過去にもクイーンCからの好走はあるにはある。約2ヶ月の間隔があくが、外厩が整備された今、間隔はあまり気にしなくていいのかもしれん。しかし、この点が不安材料なのは間違いない。

 

それから脚質である。

 

「魔の桜花賞ペース」という言葉がある通り、桜花賞は快速自慢の短距離馬も出走してくるため速いペースになることが多い。メジャーエンブレムは逃げに近い先行馬であり、今回は他にアッラサルーテ、キャンディバローズ、ビービーバーレルといった逃げ馬候補がいる。コレばっかりはスタートしてみないと分からんが・・・鬼のハイペースになるかもしれん。

 

とりあえずペースがどうなるかは置いておいて、客観的に桜花賞で有利な脚質を見てみれば・・・圧倒的に差し・追込み有利なのである。阪神マイルは典型的な瞬発力コース。この点は後日「脚質データ分析」を行うが・・・他のコースと違い、先行勢にとっては厳しいのだ。逃げ馬で馬券になったのは昨年のレッツゴードンキとオウケンサクラくらい。ダイワスカーレットでさえ3番手の競馬。勝ち馬の殆どが4角10番手より後ろで、最後方からの追込みもバンバン飛んでくるレースなのだ。

 

もちろん、メジャーエンブレムにとってそんなデータは関係ないかもしれん。実際に、同コースの阪神JFを圧勝しているしな!・・・しかし今回は関係あるかもしれんじゃないか。

 

ここまで読んで誤解して欲しくないのだが、

私はアンチ・メジャーエンブレムではない。

 

私はこのメジャーエンブレムに対し、

 

「ダイワスカーレットの再来じゃああ!」

 

という評価と期待をしているのである。

 

しかし、

 

馬券は別である。

 

常穴馬券術を提唱する私浅次郎は、小銭を握りしめつつ超ローリスクハイリターンの夢馬券を毎週買っているのであり、間違っても単勝1倍台の馬を軸には出来んのである。まあ、押さえはするだろうけど・・・

 

当然、軸は違う馬から行く。

 

管理人の狙いはチューリップ賞惨敗組。

 

ちょっとチューリップ賞を見ておくか。

 

 

現時点での穴馬候補は・・・まずデンコウアンジュ。チューリップ賞でも◎にしたが、唯一メジャーエンブレムに土をつけてるのがこの馬である。アルテミスSの脚は本当に素晴らしかった。チューリップ賞は出遅れてしまったし、直線窮屈になってしまったが、休み明け上々であろう。もっと溜めた方が切れると思うのだが・・・もう一回田辺を乗せてみない?

 

それから阪神JF2着のウインファビラス、3着のブランボヌール。ともにチューリップ賞惨敗組だが、休み明けを叩いてココが本番。出来次第、成長次第であるが、ココでも十分通用すると思う。

 

さて、データ分析や調教診断などは後日。

 

楽しみであるな!

 

デンコウアンジュ画像3

 

【浅次郎のひとりごと】

ドバイWCが終わったばかりであるが、4月9日はオーストラリアのクイーンエリザベスSにトーセンスターダムが出走予定。そして、4月24日の香港のクイーンエリザベス2世Cに、ラブリーデイ、サトノクラウン、ヌーヴォレコルトが登録しているようだ。大阪杯の結果如何であろうけど、この3頭が行くのならヒジョーに面白いな!オッズがどうなるのか気になるわぁ。しかし・・・どの馬も春天はガン無視であるな(笑)。だからといって大阪杯をGⅠにするのもどうかと思うが・・・。