ジャパンカップ2019データ分析!穴馬を探せ!

【ジャパンカップ2019データ分析】東京芝2400mで行われる国際GⅠジャパンカップ!今年は外国馬不在、主役不在の一戦。ワグネリアン、レイデオロ、スワーヴリチャードあたりが人気?データ分析では、内枠絶対有利!先行馬強しも穴は差し!年齢・馬体重・騎手・種牡馬・生産者は?穴馬候補はマカヒキ、ダンビュライト、エタリオウ!

 

来週はちょっと忙しそうなので、

先にジャパンカップのデータ分析をやっておく。

 

■ジャパンカップ2019予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

ジャパンカップなのに・・・

 

外国馬不在。

 

JRA!ちゃんと仕事しろ!

 

って話なんだが・・・

すでに数年前から名ばかりの国際GⅠとなっているジャパンカップ。

 

外国馬は来ても来なくても馬券的には変わらんのだが、

イチ競馬ファンとしてとても残念である。

 

問題点は色々とあるわけだが、

JRAはちょっと香港を見習って頂きたい。

 

さらに、

 

最強馬不在。

 

どころか、今年GⅠを勝った馬はゼロ。

 

現役最強馬アーモンドアイは香港カップ。

天皇賞2着のダノンプレミアムはマイルCS。

毎日王冠を快勝したダノンキングリーもマイルCS。

宝塚記念を勝ったリスグラシューは有馬記念?香港?

天皇賞春を勝ったフィエールマンは有馬記念?香港?

去年の有馬記念馬ブラストワンピースは有馬記念?

去年のJC2着馬キセキは有馬記念。

皐月賞馬サートゥルナーリアは有馬記念。

ダービー馬ロジャーバローズは引退。

菊花賞馬ワールドプレミアは有馬記念。

海外GⅠ勝ちをしたメールドグラース(屈腱炎発症)、やディアドラ(香港ヴァーズ)も不在。

 

で、予想オッズでは

3歳牝馬のラヴズオンリーユーが人気の一角になってるのだが、

この馬は香港ヴァーズに出走することが決定した模様。

 

1番人気予想はワグネリアン。

2番人気予想はユーキャンスマイル。

3番人気予想はレイデオロ。

 

もちろんこれらの馬とて強い馬たちであるが、

最強馬決定戦とは言い難いレースになったのは

間違いないだろう。

 

なんか・・・

GⅠというよりスーパーGⅡみたいな?

 

しかし逆に言うと、

GⅠのタイトルが欲しい陣営にとっては千載一遇のチャンス。

また、馬券的にもかなり面白い一戦になるよな。

 

げっへっへ。

 

 

ええケツが並んどるがな!

 

データ見てみよう。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、人気別成績

ぐあっ!イヤらしい笑みを浮かべた途端にビンタ食らった気分だぜー!1番人気激強じゃん!過去10年6番人気以下が勝ったことなく、2着も7番人気まで。これは3着ヒモ荒れを狙うしかないレースである。

しかしそれは例年の話!

今回は天下分け目の決戦じゃないからねー。やっぱりイヤラシイ笑みを浮かべたいと思う。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、枠番別成績

ウヒィィィ!1枠強すぎじゃね?東京芝2400の内枠有利は周知の事実であるが、それにしても偏ってるなあ。2枠・3枠も平均人気より平均着順が大きく上回っており、とにかく内枠に入った馬は要注意である!

 

■ジャパンカップ2019データ分析、馬体重成績

意外と馬格は必要ないレース。最も強いのは460~479kgのゾーンで、500kg以上になると成績が落ちる。とは言えある程度の馬格は必要だろうけどね。馬体の増減は出来るだけ少ない方が良く、増減は互角。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、年齢別成績

3歳が強い・・・んだが、今年は有力3歳牡馬の参戦ナシ。3歳牝馬で登録があるのはカレンブーケドールだけ。あとは4歳と5歳。データから6歳以上は大幅割引。私は気にしないが、このデータは多くの人が重視するからねー(年齢だけで即切りする人が大勢いる)。6歳のマカヒキ、ルックトゥワイス、ウインテンダネス、それから7歳のシュヴァルグランは人気を落とす要因になると思う。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、騎手成績

外人と武豊と岩田と池添。あとは川田。馬券になる騎手は決まってる感じだねー。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、種牡馬成績

ディープインパクトを筆頭にハーツクライとキングカメハメハ。ステイゴールドはこのレースとは相性悪いね。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、間隔別成績

4週(中3週)の多くは天皇賞秋。あとは1~2ヶ月間隔の馬。休み明けブッツケで馬券になった馬はいない。秋2戦目がベスト。3戦目でもOK。それ以上は大幅割引。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、前走成績

注目前走は・・・天皇賞秋(17頭)、京都大賞典(3頭)、秋華賞(3頭)、凱旋門賞(3頭)。馬券の半分以上を占める天皇賞秋組は好走している方がもちろん良いわけだが、惨敗からの巻き返しも有り。京都大賞典は4着以内。秋華賞は1着のみ。凱旋門賞は着順不問。

【激熱ローテ馬】
・ユーキャンスマイル(天皇賞秋4着)
・ワグネリアン(天皇賞秋5着)
・スワーヴリチャード(天皇賞秋7頭)
・マカヒキ(天皇賞秋10着)
・ダンビュライト(京都大賞典2着)

該当馬は5頭のみ。ユーキャンスマイルは人気になっちゃうのか・・・。面白いのはスワーヴリチャード、マカヒキ、ダンビュライトだねー。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、脚質別成績

東京2400は差し有利なイメージを持ってる方も多いと思うが、ご覧の通り前が残るぞ。下でも書いてるが、JRAが先行馬を差し馬にカウントしちゃってるケースがあるのだ。去年のジャパンカップをちょっと思い出して欲しいのだが、逃げたキセキが2着に残り、2番手を進んだアーモンドアイが1着。4~5番手を進んだスワーヴリチャードが3着の前残りで2:20.6のレコード決着。開催最終日となるが・・・以前と違って馬場はほとんど悪くならない。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、位置取り・上がり3F

馬券パターンは・・・「先行→差し」。2012年のジェンティルドンナや2009年のウオッカが「差し」扱いになってるが、誰がどう見ても「先行」だろう。つまり、鮮やかに差して勝ったのは2015年のショウナンパンドラ、2011年のブエナビスタくらいで。他は基本的に前に行った馬が勝っているのである。そして3年連続で1枠1番が勝利。過去10年で牝馬の勝利6回。

穴馬の脚質は・・・差し、追い込み

前の馬が強いんだが、穴を開けるのは後ろ。良く見ると逃げ馬で馬券になってるのはキタサンブラックとキセキだけであり、先行馬で馬券になってるのはほとんどが人気サイド。まれにトーセンジョーダンみたいな穴馬が紛れ込むが・・・穴を狙うならラストインパクト、デニムアンドルビー、ジャガーメイルのような差し馬だろう。

 

■ジャパンカップ2019データ分析、厩舎・生産者・血統

26/30で圧倒的に関西馬優勢。関東馬はめちゃくちゃ弱い。注意するのは藤沢厩舎くらい?関西では角居厩舎と池江厩舎が鬼。今年は出走馬ナシか。生産者的には社台FvsノーザンFの様相で。今年の登録馬もウインテンダネス以外は全て両牧場の生産馬。そして有力馬のほとんどはノーザンF

こうやってみると・・・「ノーザンFが勝たせたい馬はどの馬か?」みたいな視点で見ると面白いかもね。アーモンドアイが香港に行くのも大人の事情っぽいし。ジャパンカップをスキップして有馬記念に行く馬が多いのも大人の欲情な気がする。ヒントは今年天国へ旅立った2大巨根の後継チンコ争いか。

血統的に目立ったところはないなー。母系ノーザンダンサー系が有力だったが、最近はミスプロ系も増えてる。あとはリピーター注意だぜぇ!

 

■ジャパンカップ2019ケツデータ論

・内枠有利
・天皇賞秋、京都大賞典
・前優勢も穴馬は差し

というわけで、穴馬は内枠に入った馬から狙おうかと思っている。お願いだから人気馬は外枠でお願いしまっす!

押し出されるように1番人気になりそうなのが昨年のダービー馬ワグネリアン。ディープインパクト産駒の良血馬で東京向きの瞬発力を持った総合力の高い馬である。が、現状トップクラスで突き抜けるにはワンチンコ足りないのは成績が示す通り。しかし今回はその「トップクラスの馬たち」がごっそりいないからね。舞台的にも400mの距離延長は歓迎だし、自在性があるタイプだから馬場にも対応出来ると思う。福永が乗れないのは痛恨だが・・・誰が乗るんだ?ムーア?

現在netkeibaの予想オッズで2番人気になってるのがキングカメハメハ産駒のユーキャンスマイル。いや、さすがにレイデオロやスワーヴリチャードの方が人気になると思うけどどうだろう?この馬はまだGⅢ勝ちしかなく実績不足は否めない。ただ、前走の天皇賞秋ではアーモンドアイを上回る上がり最速33.7を繰り出し、後方から馬群を縫いつつ4着に押し上げて見せた。距離延長は大歓迎だし、東京コースの瞬発力勝負も望むところ。しかしこの人気だと穴党は買いにくいねえ。前残り馬場だとまた4~5着ってことにもなりそうだし。

3番人気候補にレイデオロ。1昨年前のダービー馬で、昨年天皇賞秋を勝っているからね。すでに種牡馬入りは確定してるだろうし、あとはGⅠをもう一つ勝ってハクを付けたいところ?というわけで、ノーザンFが勝たせたいのはこの馬か?って気もするんだが、宝塚記念は完敗の5着、オールカマーでも格下相手に4着。2kg背負っていたとはいえ・・・不甲斐ない内容だったのは確か。もうピークを過ぎたという可能性も無きにしもあらず。前走はしょうがないにしてもルメールが乗らないのも気になる。やはりノーザンFはワグネリアンの方を勝たせたいのか?

穴馬候補を挙げておこう!

まず、天皇賞秋10着のマカヒキ。前走は見せ場なく馬群に沈んだが、休み明け初戦だったし、過去のデータを見ても天皇賞秋惨敗からの巻き返しあるからね。この人気なら一発期待したい。国内では3歳のダービー以来3年間勝ち星なしだが、GⅠでの4~5着多数。今年の大阪杯でも上がり最速を繰り出し3着のワグネリアンとは0.1秒差の4着。確かにこの馬もワンチンコ足りないわけだが、このメンバーならドングリのチンコ比べだろう。実力差はそんなにないぜぇ!

次に、京都大賞典2着のダンビュライト。GⅡレベルの馬でね。GⅠレベルだとツーチンコ足りない馬。だけんどもしかし、今回のジャパンカップはワンチンコ足りない馬達ばかりなのであり、展開や馬場を味方につければ一発あって不思議なし。馬柱を見渡すと・・・逃げ馬候補不在!後ろが牽制し合って仕掛けが遅れるようなことになれば・・・スタコラサッサの脱走逃げあるかもよ?空気を読まないルーラーシップ産駒なのも怪しいところ。

それから、ガチで狙ってるのが忘れた頃の一発エタリオウ。未だ1勝しかしてないステイゴールド産駒。謎の多い馬であるが、分かっているのはワグネリアンやフィエールマンといった現4歳世代トップクラスと僅差の競馬をしてきた馬であり、どんなコースでも相手なりに走るタイプだということ。横典の継続騎乗なんでね。後方ポツンから末脚に賭けるレースになりそうだが、展開ハマれば飛んでくるかもよ?内枠引いてくれないかなあ・・・。

シュヴァルグランも面白そうなんだが、さすがに海外帰り+休み明けは厳しいかな・・・人気薄なら喜んで買うんだけどスミヨン騎乗で人気になりそうだしねえ・・・。

 

というわけで、

 

馬券的には面白いことになりそうな今年のジャパンカップ。

 

あなたはどの馬から買う?

 

調教チェックをお楽しみに。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

【次走】ラッキーライラックは香港ヴァーズへ 引き続きスミヨン騎手とのコンビを予定

毎年、盛り上がりを見せる香港競馬。今年も日本から多くの馬が海を渡るようだが・・・逆に衰退する一方なのがジャパンカップ。欧州馬や米国馬はもちろん、近場の香港からも、オーストラリアからも一頭も来ないのは何故だろうか?賞金の問題じゃない(賞金上げても意味ない)のは明らかで。JRAはその辺をもっと良く考えて欲しい。法改正が必要なら掛け合うべきだろう。未知の外国馬との対戦がジャパンカップの醍醐味だったはず。その醍醐味が失われたのであれば廃止、あるいは時期の移動を考えるのも一つだと思う。競馬はファンがいることで成り立っているのをお忘れなく。

 

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