新潟記念2016予想オッズ!データでは先行有利?差し有利?

【新潟記念2016予想】新潟芝2000m外回りで行われるハンデ重賞。人気はアルバートドック、ダコールあたりだが、58kgのトップハンデですぞ~。当然穴ケツ狙いで逝く!まずは小倉記念を快勝したクランモンタナ!他、ファントムライト、ロンギングダンサー、マイネルディーン、フレージャパン、サトノギャラントなど!

 

夏競馬も今週でラストですな。

 

しかし、「サマーなんとかシリーズ」ってのは、

24時間テレビのマラソンと同じくらい盛り上がりに欠けるわ・・・

 

■新潟記念2016予想オッズ

新潟記念2016予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

この新潟記念はサマー2000シリーズの最終戦。

 

しかし多くのファンが

 

なんでカンボジア代表?

 

という猫ひろしにゃー!な感じだと思う。

 

このサマー◯◯シリーズは、

競馬ファンに向けた企画ではなく、

馬主と調教師に向けた企画。

 

出走馬が減りがちな夏競馬を盛り上げようという魂胆なのだろうが、

全くもって企画力に欠ける。

 

競馬はファンあってのもの!

 

という認識がJRAには薄いのではないか?馬主や調教師に報奨金出すくらいなら・・・各競馬場の入場料を無料にするとか、一部馬主席を開放するとか、昼食無料券を配布するとか、サラブレッドふれあいコーナーを作るとか、保育士付きキッズコーナーを作るとか、ナナちゃんの握手会をやるとか、カップルにはお試し100円券(100円分の馬券を買える)を無料で配るとか・・・

 

女子アナ水着祭りをやるとか!

女子アナ水着祭り

(そして、水着で馬に乗って貰いたい・・・)

 

み、水着は浅次郎の趣味であるが、

 

なんでもいいので、

 

ファンを増やし、

ファンを喜ばせる企画

 

をするべきである。

 

仮に、出走馬が減っても、ファンは馬券を買うよ。

 

■サマー2000シリーズ2016ポイント表

サマー2000シリーズ2016ポイント表

JRAのHPより抜粋

 

サマー2000シリーズは、「トータル13点以上」かつ「いずれかのレース優勝」かつ「ポイント最上位の馬」がサマー2000チャンピオンとなって、馬主に3200万円、調教師に800万円が交付される。ポイント制にするなら「ポイント最上位の馬」だけでいいと思うけどな。例えば、3戦して2着2回、3着1回で、その馬がポイントトップならその馬がチャンピオンでいいと思う。

 

もしくは、トライアル制にするかだ。札幌記念を頂点にして各レースの3着以内馬に優先出走権を与える。後は賞金順。で、札幌記念を勝った馬がチャンピオン。これがシンプルでいいんじゃね?ポイントとか誰も見てねーしよ。何でもそうだが、シンプルなのが一番である。

 

ま、いいや。

 

現時点では札幌記念を勝ったネオリアリズムが条件を満たすが、アルバートドッククランモンタナマイネルミラノは、今回の新潟記念で3着以上(4ポイント)で逆転可能。他、ダコールエキストラエンドベルーフは1着条件でチャンス有り(他にチャンスある馬いないかな?)。

 

常識的に考えれば、

この6頭の陣営はヤリ(勝負)だろうな。

 

なんせ+4000万円。

秋天は厳しいし、ここに全力投球だろう。

 

■新潟芝2000m外回りコース

新潟コース立体図

今回はまずコース解説をしておこう。新潟芝2000mは、JRAで唯一のワンターンの2000mである。スタートは2コーナーポケットで、3コーナーまではなんと950m!3コーナー手前から上りでここはスピードがガクンと落ちる。キツイカーブを曲がって最後の直線は659m。

 

これだけ最初の直線が長ければ枠の有利不利はない?

当然差し有利だよね?

 

さて、データを見てみよう。

 

■新潟記念過去10年馬番別成績

(1着→2着→3着馬の馬番)

2015年 3→6→4(18頭立て)
2014年 131615(18頭立て)
2013年 498(14頭立て)
2012年 179(18頭立て)
2011年 593(11頭立て)
2010年 865(17頭立て)
2009年 568(18頭立て)
2008年 1175(18頭立て)
2007年 1879(18頭立て)
2006年 5816(17頭立て)

白帽1、黒帽2、赤帽9、青帽6、黄色帽4、緑帽2、オレンジ帽3、ピンク帽3。ご覧の通り、多くが一桁馬番。と言っても最内枠は弱く、最も強いのが赤帽、青帽。外枠で決まった2014年のような年もあるが、これはレアケース。枠順の有利不利はフラットかと思いきや・・・基本的には内目の中枠が強いレースなのだ。

 

■新潟記念過去10年脚質データ
(1着→2着→3着馬の4コーナー通過順位)

2015年 3→26
2014年 10→4→13
2013年 1013
2012年 937
2011年 2→1→8
2010年 3→9→3
2009年 7→31
2008年 12→5→9
2007年 3→1311
2006年 13→9→5

オレンジ:単勝10.0~29.9倍、赤:単勝30.0=49.9倍、ピンク:単勝50.0倍以上

毎年のように中穴が絡んでいるが、大穴はあんまり来ないレースであるな。例外は2008年の1着アルコセニョーラ(16番人気49.1倍)、同3着のトウショウシロッコ(14番人気40.8倍)、2013年1着のコスモネモシン(10番人気65.3倍)、2016年3着のファントムライト(13番人気47.9倍)。

 

で、脚質を見ると・・・新潟といえば「差し有利」と思ってる方が多いと思うが、実はそうでもないのだ。4角5番手以内の馬が15/30。実に半数を占めるわけ。差し馬も飛んで来るが、差し→差しという決着は少なく、ほとんどが、

 

差し→先行

先行→差し

先行→先行

 

である。脚質としては「先行有利」と見ておいていい。

去年のレースは典型的。イメージし易いと思うので見ておこう。

 

 

■新潟記念過去10年ハンデ別成績
(1着→2着→3着馬のハンデkg)

2015年 56→5654
2014年 56→54→57
2013年 525755
2012年 565657
2011年 57.5→56→57
2010年 55→56→55
2009年 56.5→5455
2008年 52→55→55
2007年 56→5254
2006年 57→51→58

※色は脚質と同じ人気。

苦戦しているのが57~58kgの重ハンデ勢である。57kg以上で勝ったのは2011年のナリタクリスタル、2006年トップガンジョーのみ。他にもパラパラとしか馬券になっておらず・・・特に58kgはほぼ全滅である。人気必至のアルバートドック、ダコールには厳しいデータだ。だからといって軽ハンデが強いわけでもない。54~56kgの馬が最も馬券になりやすいな。あと、爆穴にはやはり牝馬の軽ハンデ馬。

 

ケツロン。

・内目の中枠有利。

・差しも来るが、先行有利。

・重ハンデ苦戦。54~56kgが狙い目。

 

ケツロンから見る穴馬候補は・・・マイネルミラノ!・・・あれ、ミラノは人気になる?あっそ。じゃあ、クランモンタナ!前走小倉記念はフロックと思われてるのか(小倉記念の予想では◎に抜擢)・・・予想オッズでは9番人気であるな。しかし、この馬2014年の当レース2着馬。当然このレースもリピーターには要注意であり、クランモンタナは私の金タマの中ではダントツの一番人気である。もう1回和田で頼む!

他、ファントムライト、ロンギングダンサー、マイネルディーン、フレージャパン、サトノギャラント辺りも面白そう。人気どころではベルーフ、エキストラエンド、マイネルミラノ。

 

結論は日曜日。

 

クランモンタナ画像4

クランモンタナが疲れた和田を見下ろすの図(笑)。

 

 

【浅次郎のひとりごと】

マカヒキ凱旋門賞の前哨戦最終追い切りにルメール

うむ。無事輸送もクリアし、順調のようやな!ルメール頼むぜー!