凱旋門賞2016回顧。マカヒキの敗因は・・・?

【凱旋門賞2016回顧】2016年10月2日、シャンティイ競馬場で行われた凱旋門賞にマカヒキが挑戦したが、今年もまた夢と散った。マカヒキの敗因はなんだったのだろうか?調子は文句なしとの報道だったが・・・外を回ったから?中2週が敗因?馬場が合わなかった?ハイペースの持久力戦によるスタミナ消耗?いや・・・力負けか・・・

 

ざ、残念・・・。

 

マカヒキ、14着。

 

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大きな期待をし、

 

宴会モードで観戦していただけに、

 

この敗戦はなんとも残念である。

 

直線「行けー!」と声を上げるまでもなく・・・

 

「あ、あ、ダメやん」

 

とマカヒキの馬影は馬群の中へ消えてしまった。

 

さて、

マカヒキの敗因はなんだったのだろうか?

 

外々を回らされたからであろうか?

ポジションを獲りに行ったからであろうか?

馬場が合わなかったからであろうか?

 

レースを回顧しよう。

 

■凱旋門賞2016結果

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netkeibaより抜粋

 

スタートは良かった。

 

そのままハイランドリールを追い掛けるような形で好位の外へ。

前にポストポンドを見つつ5~6番手という絶好に見える位置。

 

しかし皆こう思わなかっただろうか?

 

「ちょっと前過ぎじゃね?」

 

おそらく、ルメールは意図してポジションを取りに行ったのだと思う。強敵と思われるポストポンドは好位差しの馬。この馬に勝つにはこの馬の後ろのポジションが必要。マカヒキは従順な馬だし掛かることもない。ポジションさえ取って落ち着けば問題ない・・・と考えたのだろう。ルメールは敗戦の弁でこう言っている。

 

「残念。普段はリラックスして乗りやすい馬だけど、きょうは引っかかってしまった。スタート前はいい感じだったんだけど。レースではすぐオーバーペースに。最終コーナーで追走が難しくなり、最後は疲れてバテてしまった」

 

映像では馬が遠くて「掛かった」かどうか確認出来ないが、私の目には騎手と喧嘩しているようには見えない。ニエル賞のようなドスローのレースでも折り合える馬が、今回の凱旋門賞のペースで折り合いを欠くものだろうか?・・・そう、今回の凱旋門賞はコースレコード。空前のハイペースだったのである。

 

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1400m通過が1:22.5。

 

マイル戦のようなペースである。

 

今回のマカヒキの敗因を、

 

・外々を回ったから

・ポジションを取りに行ったから

・中2週が影響した

 

などと言ってる人もいるが(本当の敗因など分からないが)、

 

「ハイペースの持久力戦」

 

になったのが敗因だと私は思う。マカヒキは瞬発力に秀でたディープインパクト産駒。日本のレースでは全て上がり33秒台以内で駆け抜けている。

 

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つまり、「スローからの瞬発力勝負」に長けているのであり、今回の凱旋門賞のように、一貫して厳しいラップを刻むのは苦手なのである。ただでさえペースが厳しいのに、そのペースを追い掛けてしまった。

 

これがマカヒキの敗因だったのではないだろうか?

 

各馬の上がり3Fのタイムなどが分からないので詳細は分からんが、1800mが1:46.9で勝ちタイムが2:23.6。レースの上がり3Fは36.7。つまり、12.2-12.2-12.3くらいのラップだったわけだ。このラップについて行けないくらい・・・マカヒキはすでに消耗し、スタミナを消費していたのだ。4コーナーではズルズルと後退し、直線に入って追い出されるも・・・全く伸びない。

 

この手の持久力戦に滅法強いのが、欧州サドラーズウェルズ系主流血統のガリレオ。勝ったファウンド、2着のハイランドリール、3着のオーダーオブセントジョージ・・・全てガリレオ産駒。欧州最強馬ポストポンドすら最後は伸びを欠く厳しい消耗戦であったのだ。

 

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勝ったのは4歳牝馬のファウンド。・・・強かった。

 

だからと言って、

マカヒキが後方待機を選択していたら結果は違っていただろうか?

 

いや・・・、最後方待機ならある程度脚は溜まったかもしれんが、仮にそこから大外ぶん回しで鬼脚を伸ばしたとしても5~6着が精一杯だったと思う。この超ハイペースでも前は止まってないし、後方でも追走に脚を使わされただろうからだ。

 

つまり、タフな超ハイペース戦はマカヒキに合わなかった。

 

ということだと思う。もっと別な言い方をすれば、

 

スタミナが足りなかった。

 

もしかしたらマカヒキに2400は長いのかもしれん。そう言われれば、ダービーでも最後苦しそうだったし・・・姉のウリウリは短距離系である。マカヒキは2000m前後がベストの中距離馬、あるいはマイラーの可能性もあるかもしれん。

 

もっと分かりやすく言えば、

マカヒキは、

 

ディープインパクトや

オルフェーヴルのような化物では無かった・・・

 

ということだろう。

 

スローの瞬発力勝負であればあるいは・・・と思ってしまうが、

タラレバを言ってもしょうがなし。

レースは常に一発勝負であり、

今回はマカヒキの凱旋門賞では無かったのである。

 

しかし、悔しいなあ・・・。

 

馬券は、マカヒキの単複馬券がパー。

 

マカヒキ外しの裏馬券は、

2着に入った大穴ハイランドリールから買ってたのだが、

1着ファウンドを買っておらずにハズレ。

 

チ、チキショォォォォ!

 

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ポストポンド押さえたんだから、

ファウンドまで押さえておけば良かったよトホホ・・・。

ドニカナルボーイだったなあ・・・今回は。

 

しかし、果敢に3歳で凱旋門賞の挑戦したマカヒキ陣営には、

心からの敬意を表したいと思う。

 

チャレンジしないと結果は出ないからな。

 

悔しい限りであるが、

競馬はこれで終わらない。

 

来年も、そのまた来年も日本馬の挑戦は続くであろう。

 

一競馬ファンとして、

懲りずに馬券を買って応援し続けたいと思う。

 

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とりあえず、マカヒキお疲れ様。無事に帰って来いよ!