2017年の騎手リーディング予想!本命はルメールか?

【競馬コラム】2017年のリーディングジョッキー予想!2016年はルメール・デムーロを押さえて戸崎が1位!勝率・連対率・複勝率が高いのは?また、単勝回収率が高いジョッキーは?穴党が重視するべきは人気と着順の「穴指数」。しかし計算めんどいので挫折(笑)。

 

今日は中京の代替競馬があるが、

馬券を買うのはグッと我慢して「穴騎手」の話をしようと思う。

 

2016年のリーディングジョッキーはこんな感じであった。

 

■2016年リーディングジョッキー

netkeibaより抜粋

 

1位はルメールと1勝差で戸崎圭太。2014年から3年連続のリーディングジョッキー。昨年のリーディングジョッキー2016予想で「8.4倍」の3番人気にしていたが、大変失礼こきまろであった。勝率、連対率、複勝率ともにルメールに次ぐ数字で文句なし。勝鞍の187勝ってのがまた凄まじいな(例年のリーディング争いは130勝くらいである)。なんともスゴイのはその騎乗数。ダントツの969レースに騎乗しているのだ(一日あたり9~10レースをコンスタントに乗っているわけ)。その鉄人ぶりもスゴイが、それだけ騎乗馬が集まるってのもスゴイ。ダートでの騎乗数が多いのが他の上位騎手と違うところやな。

 

2位は数字最強のルメール。その勝率は唯一の2割台で.237!連対率も戸崎に大差の.375!複勝率に至っては5割超えの.503である。2回に一回は馬券になるわけであるからして「ルメールの名前を見たらとりあえず馬券に入れとけ」ってレベルである。浅次郎予想では、2017年のリーディングジョッキー大本命である。

 

3位は川田将雅。ミルコを押さえてのもの。よく頑張ったな!2016年はマカヒキを駆ってダービージョッキーになったし・・・今年は虎視眈々とリーディングジョッキーを狙っているだろうと思う。ただ、戸崎とルメールの牙城を崩せるか?運も必要か?

 

4位はミルコ・デムーロ。意外と勝ち星が伸びなかった2016年。いや、上位2人の勝ち星が異常過ぎたか?大舞台での勝負強さは相変わらずだが、さて2017年はどうかな?リーディングジョッキー本命候補の一人。

 

5位は福永祐一。怪我での戦線離脱があったにもかかわらずこの結果は立派。2017年は是非リーディングを狙ってほしい。

 

この上位5人が「重賞で10勝以上」挙げているジョッキー。重賞しか買わないような私のような馬券オヤジは頭に入れておいた方がいい。

 

彼らには勝てる馬が回ってくる!

騎乗馬が上位騎手に集中している!

 

ということなのだ。

 

で、

 

2017年のリーディングジョッキー予想だが、

 

■2017年リーディングジョッキー予想

ルメール 2.5倍
戸崎圭太 2.9倍
ミルコ・デムーロ 4.3倍
福永祐一 6.4倍
川田将雅 8.5倍

正直、今年もこの5人の争いだと思う。例年であれば、130勝がボーダーライン。デムーロ、川田も十分候補であるが・・・やはり本命はルメールか。もしくは騎乗数の多い戸崎。福永は怪我さえなければ十分争えると思う。

しかしジョッキーは命がけの商売である。常に落馬の危険を伴っているのであり、大怪我を負えば長期離脱になりかねず・・・どのジョッキーも絶対的な本命にはなり得ない。でも、やっぱりルメールか戸崎かな・・・。あなたの予想はどう?

 

で、

 

去年の夏に出した宿題を片付けようと思う。

 

その時の宿題がこれだ!

 

「穴指数1.0以下の騎手は後日」

 

その時の記事はこちら→データから見る過剰人気騎手はルメール、デムーロ!

 

こんなこと書かなきゃ良かったと後悔しつつ、

 

 

膨大なデータをエクセルに落としてチェックしていたのであるが、

 

途中で挫折(笑)。

 

無責任なことを言えるのが無料競馬予想の醍醐味であるが、

出来もしない約束はするもんじゃないな。

 

結論としては・・・

 

リーディング上位で、

穴指数(着順総数/人気総数)が1.0を割る騎手など・・・

存在しないのである。

 

(みんな調べたわけじゃないけど)

(リーディング上位の騎手はそれだけで人気になりやすい)

 

単勝回収率が驚異の119%だった田辺でも1.07。

121%だった松若風馬でも1.09である。

 

1.0を割る騎手ってのは大概リーディング30位以下。

しかし・・・これらの騎手が重賞に騎乗する機会はとても少ない。

 

だから、主に重賞の馬券しか買わない私のような馬券オヤジにとって、

1.0を割る騎手を探してもあまり意味がないのである。

 

1.0を割るような騎手は重賞に騎乗しないのだから。

 

話をすり替えて、

 

2016年に単勝回収率が100%以上だった騎手を挙げておこう。

 

■2016年単勝回収率が100%以上だった騎手(60位以内)

・田辺裕信(7位) 119%
・松若風馬(21位) 121%
・北村友一(22位) 118%
・丸山元気(29位) 108%
・加藤祥太(35位) 115%
・松田大作(37位) 104%
・丸田恭介(40位) 118%
・中谷雄太(42位) 142%
・秋山真一郎(44位) 128%
・古川吉洋(46位) 147%
・黛弘人(49位) 112%
・荻野極(52位) 168%
・ベリー(57位) 174%
・モレイラ(58位) 107%
・義英真(60位) 123%

これらのジョッキーが「穴騎手」である。

穴騎手筆頭の田辺は2016年も着実に勝ち星を伸ばしてランキング7位まで上昇。すでに本命党にも「田辺は買い」という認識が広まっており、最近は人気馬に乗るのも増えてきた。もしかしたら今年はトップ5に入るかもしれんが・・・個人的には穴騎手のままでいて欲しい(笑)。

松若、北村、丸山、松田、丸田、中谷、秋山、古川あたりにも注意するとして・・・注目株は加藤祥太である。

 

 

まだ中学生じゃね?というベビーフェイスの3年目の若手だが、成績を見ると穴馬をズンドコ馬券圏内に持ってきておる。まだ重賞で騎乗することは滅多にないが、今年あたり飛躍するかもしれんぞ。

 

さて、

 

今年も「常穴馬券術」で大穴狙いで逝くんだが、

 

こうもリーディング上位に有力馬が集まると辛いな。

 

勝負の世界ゆえに仕方ないといえば仕方ないが、義理も人情もかなぐり捨ててルメールやデムーロや外人ジョッキーを乗せようとする風潮はどうにかならんものかと密かに思っている。

 

今年も、

 

出来る限り、

 

ルメールデムーロ戸崎

蹴っ飛ばして行こうと思う(笑)。

 

こやつら3人はどんな馬に乗っても過剰人気になるけんな。

 

今年も競馬を楽しんで逝くぜ!