日本ダービー2016予想。東京適正、重馬場適正は?

【日本ダービー(東京優駿)2016予想】東京芝2400mで行われる頂上決戦ダービー。今年は木、金に雨の予報も土日は晴れ予報。ちょいと重めの馬場になる?各馬の重馬場適正は?Cコース変わりで馬場バイアスは?東京適正が高い穴馬は?マカヒキ、ディーマジェスティ、サトノダイヤモンド、リオンディーズはどうなの?

 

木、金と東京は雨予報である。

 

しかし土日は晴れる見込みで、

馬場は良馬場となりそうだ。

 

しかし、パンパンの良馬場とはならんだろう。

多少は力の必要な馬場になるかもしれん。

 

というわけで、

ダービー出走各馬の東京適性とともに馬場適正を考察してみる。

 

■東京芝2400m

東京コース立体図

ダービー、オークス、ジャパンカップ等が行われるチャンピオンコース。今週からCコース変わりとなり内柵が3m移動して内側にグリーンベルトが出現(これってどうなんだろうね)。スタートは直線坂上。1コーナーまでは約400m。1コーナーまでのポジション争いが結構なキモであり、内枠各馬は無理せずして1コーナーに入れるのに対し、外枠各馬がインに入れるには、「行くか控えるか」の二者択一。インに入れない場合は終始外々を回らされることになってしまう。

・・・という意識が強いと1コーナーに各馬が殺到しペースが速くなることも。コーナーで一旦ペースが緩み、向こう正面は淡々と流れる。ここで息が入る流れになるか?厳しいペースで流れるか?でガラッと変わる。息が入る流れになれば、どれだけロスなく脚を溜められたかの瞬発力勝負。当然2400を乗り切るスタミナも必要。

 

■日本ダービー2016東京2400適正

マカヒキ
前回の稿でも書いたが、ハッキリ言ってこの馬の東京適性は分からん。多くの競馬評論家、陣営、鞍上川田も「東京替わりはプラス」と言っているが、そんなもん走ってみないと分からんのだ。ちなみに、血統的に見てみるとディープインパクト×フレンチデピュティの馬はこんな感じである。

ディープインパクト×フレンチデピュティ

この組み合わせ筆頭はショウナンパンドラ。ジャパンカップ勝ち馬であるからして東京は得意ぽいイメージがあるが、東京は6戦して【1.1.1.3】である。また、全姉のウリウリは東京【0.0.0.3】。しかも全て惨敗。他、ボレアスはダート馬、マウントシャスタは東京【0.0.0.2】。弥生賞勝ち馬のカミノタサハラは東京【2.0.0.0】であるが、新馬戦と500万下の成績である。

全体的にパワー系であり、東京より中山が得意な印象である。もちろんマカヒキもそうだと言ってるわけではない。しかし、「東京替わりはプラス」を鵜呑みにしない方がいいと思う。重箱の隅をつつくような話ではあるが、実際走ってないのだから。

 

ディーマジェスティ
東京は2戦2勝。札幌の新馬戦、中山の未勝利戦で2着に負け、東京の未勝利戦で1勝目。ホープフルSを取り消して臨んだ共同通信杯を快勝して2勝目。このレース・・・みんなももう一回見ておいた方がいい。4番の青い帽子がディーマジェスティ。

3コーナー付近の映像をジックリ見て欲しい。残り800m地点(1:00付近)で蛯名は追い出しに掛かっているのだ。その手応えは正直言って悪そうに見える!4コーナーではもうムチが入ってるし、こりゃもうダメポ・・・と思いきや、そっからグイグイと伸びて伸びて残り200m地点でMAXスピード。そしてまだまだ伸びそうな雰囲気のままゴール。どんだけエンジン掛かるの遅いんじゃ(笑)。思えば皐月賞でもかなり長いこと脚を使ってたなあ・・・。この馬は間違いなく東京向きだと思うぜ!

ちなみに、ディープインパクト×ブライアンズタイムはこの馬の他に成功例がなく、GⅠはおろか重賞勝ちもこの馬が初めてである・・・。

 

サトノダイヤモンド
この馬も東京実績はなし。京都外回りのきさらぎ賞であれだけ強烈な競馬をした馬であるからして、軽い東京は向いているとは思うが、マカヒキと同じく走ってみらんことには分からん。血統的には・・・母父のオーペンは欧州のスプリンター。産駒にも短距離タイプが多く、2400が歓迎か?と言えばちょっとばかし疑問である。この馬も「東京替わりは歓迎」と言われているが、イメージでしかない。「未知」が正しいジャッジだと思う。

 

リオンディーズ
この馬も東京実績なし。よく分からんと思う。ただし、この馬の場合血統的な後押しがある。母シーザリオはオークス馬であり、母父のスペシャルウィークはダービー馬。異父兄エピファネイアはダービー2着馬でジャパンカップ馬である。キングカメハメハ×スペシャルウィークはあまり成功例がないものの・・・

キングカメハメハ×スペシャルウィーク

タガノグランパはダービー4着馬、クラリティシチーは東京【1.1.2.3】となかなかの適正である。ま、リオンディーズの場合は折り合いの不安があるけん、2400という距離が問題であるが・・・ポテンシャル、東京適性はかなり高いと思う。

 

スマートオーディン
東京は【1.0.0.1】。東スポ杯勝ちがあるものの共同通信杯では謎の惨敗。その後馬体を絞って毎日杯、京都新聞杯をともに上がり最速で快勝。共同通信杯惨敗の原因が気になる所だが、「デキがイマイチだった(太かった)」か「ペースが速かった」かのどっちかだと思う。この馬はスローが得意な瞬発力型。共同通信杯は澱みない流れだった上に、前に行ってしまったので全く脚が溜まらなかった。あと、私は今でもこの馬をマイラーだと思っている。だからダービーで通用しないというわけではないぞ?イスラボニータみたいな例もあるしな。血統的には・・・父ダノンシャンティの初年度産駒だけによく分からん。個人的には東京は得意だと思う。

 

ヴァンキッシュラン
東京は【1.1.0.0】。2着は降着なので、実質は2戦2勝である。母父は欧州の最強種牡馬ガリレオであり、欧州のスタミナとディープインパクトのキレが上手く融合した血統である。人気馬の中で最も東京2400向きなのはこの馬じゃないかな。

 

穴馬から東京適正が高そうな馬を挙げておこう。

 

ロードクエスト
東京は【1.1.0.0】。新馬戦1着とNHKマイルC2着である。新潟2歳S1着を加えると左回りはほぼパーフェクト。中山でもその末脚は驚異であったが、やはり東京の方が圧倒的に切れる。ただ、この馬もマイラーである可能性が高く、2400の距離は長い・・・と私も思っている。私が思っているってことは全国の競馬ファンが思っているのであり(どういう論理だ!)、それだけ穴になりやすいのである。確かにマイラーぽい。しかし血統的には・・・マツリダゴッホ×チーフベアハート×リアルシャダイ。母系はむしろ長距離血統である。東京適性はメンバー中ダントツだと思うぞ。

 

さて、

 

重馬場適性においてもちょいと触れておこう。

 

■ダービー2016で重馬場適性がありそうな馬

・マカヒキ
母父は道悪の鬼フレンチデピュティ。キレが身上の馬だけに「パンパンの良馬場希望」と陣営も言っているが、実は・・・多少馬場が湿った方が良いタイプだと思う。

・マウントロブソン
母父はゴーンウエスト系のMr.Greeley。この馬もキレよりパワー寄りで、ダービーでは「枠」「展開」「馬場」の助けが欲しい(強欲やな)。条件が揃えば面白いぞ。

・リオンディーズ
兄がパワー系エピファネイア。おそらくこの馬も多少力の要る馬場は得意だと思う。

・アグネスフォルテ
父が欧州系ハービンジャーで母父がフレンチデピュティ。完全にパワー系で道悪は鬼かも。

・プロフェット
父ハービンジャーで札幌2歳2着、中山の京成杯勝ち。馬場の助けが欲しい。

・レインボーライン
戦績からは分かりにくいが・・・父ステイゴールド×母父フレンチデピュティ。道悪のポテンシャルはラスボス級である。

 

 

以上すべて、

 

浅次郎のエロ妄想と同じレベルのウマ妄想である。

 

妄想王

 

良かったら、

 

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さて、枠順楽しみやな~!

 

調教もチェックせんとな!

 

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