エリザベス女王杯2016データ分析!狙いは差し?先行?

【エリザベス女王杯2016データ分析】京都芝2200m外回りで行われるGⅠエリザベス女王杯。果たしてマリアライトの連覇なるか?ミッキークイーン、クイーンズリングの逆襲があるか?データ分析では、内枠不利の大外枠優勢。先行有利も近年は差し馬優勢!狙いの穴馬はウインプリメーラ、デンコウアンジュ、シングウィズジョイ!

 

ケツ馬券師の浅次郎は、

常穴馬券術を実践する常ケツ穴党である。

 

誤解があるといけないので断っておくが、

セックスに関しては至ってアブノーマルである(聞いてねーわ!)。

 

そんで、競馬は「楽しむ」のが一番なので、

ハズレて悔しくなるような大金を賭けたりはしない。

楽しみ賃として小銭を賭け、地団駄を踏むのが私の競馬スタンスだ。

 

そのルールは至極単純で、

 

・軸馬は単勝10倍以上から選ぶ

・軸馬から穴馬に流す

 

というものだ。まあ、単勝10倍以上とは言ってもそれは最低条件の話で、実際は二桁人気バッチコイの超大穴狙いである。もちろんヒモ馬の中に人気馬を入れることもあるが、多くの人気馬はグワシ!と切ってしまうのが日常。つまり・・・

 

1~5番人気で決まるような堅めのレースだと、

もうどうにもドモナラズ!なのである。

 

ドモナラズバナー

 

この秋・・・どうにもドモナラズな堅め決着が続いてハメやらぬ日々であるが、

 

先日のファンタジーSでは、12頭立て12番人気単勝148倍のショーウェイが2着に逃げ粘ったではないか。仮に、仮に大きく出遅れたくせに快勝しやがったミスエルテが飛んでいたら?(7→10→12の三連単は197万馬券)・・・なんてタラレバを言っても詮方無いのは重々承知だが、そういう可能性は十分にあるのであり、実は競走馬の差なんてあんまりないのであり、競馬はいつ何が起きるか分からんのである。

 

こういう爆穴馬を見つけられるように、

今後も徹底して大穴予想でハメ逝きたいと思う。

 

さて、エリザベス女王杯も堅いのか・・・?

 

データを洗ってみよう。

 

■エリザベス女王杯2016予想オッズ

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netkeibaより抜粋

 

今年のエリザベス女王杯はなんか薄いんだよなあ~。

 

ヌーヴォレコルトはブリーダーズCだし、

スマートレイアーは香港行きみたいだし、

ルージュバックは王道路線に行っちゃったし、

ショウナンパンドラは引退しちゃったし・・・

ヴィブロス、ジュエラー、カイザーバルといった3歳勢もいないし、

(シンハライトは怪我しちゃったし)

 

もう、マリアライトとミッキークイーンの1点買いで良くね?

逆転あるならクイーンズリングくらい?

 

なんて考えてる人も多いだろうと思う。

 

おそらく、競馬予想誌の◎もこの3頭に集中すると思う。

 

しかし舞台は穴が開きやすい京都外回りの2200m。

 

何が起きるか分からんぞ~。

 

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JRAデータ分析より

 

エリザベス女王杯は3歳が強い。特に秋華賞好走組は毎年のように馬券になっているので注意が必要。パールコードは4~5番人気が予想されるが、要注意の一頭である。

 

それから、こういう「年齢データ」なんてのは多くのファンが目を通すデータであり、ひと目見て「あ、6歳以上は切りだな!」と判断してしまうのであるが、よく見れば6歳馬の3着以内率15.4%なのであり、その内の一頭は2009年2着のテイエムプリキュア(12番人気、91.6倍)である。穴狙いの場合は敢えて高齢馬を狙い撃つのも一つである。

 

しかしJRAのデータ分析は相変わらずだなあ。

誰が書いてるか知らんが、

 

「臨戦過程を比較する際は、前走の着順が良かった馬を素直に重視したい。」

 

だってさ・・・小学生かっつの。

 

■エリザベス女王杯過去10年馬番別成績

(1着→2着→3着馬の馬番)

2015年 12188(18頭立て)
2014年 1515(18頭立て)
2013年 3→187(18頭立て)
2012年 15126(16頭立て)
2011年 181→4(18頭立て)
2010年 695(17頭立て)
2009年 71116(18頭立て)
2008年 161513(18頭立て)
2007年 7124(13頭立て)
2006年 15811(15頭立て)

白2、黒2、赤4、青4、黄3、緑4、橙3、桃8

ご覧の通り、大外ピンク帽が圧倒的である。そして内枠は劣勢。コーナー4回の中距離戦だけに内枠の方が良さそうだけどな。そうじゃないのが競馬の面白いところ。

 

■エリザベス女王杯過去10年脚質データ分析
(1着→2着→3着馬の4コーナー通過順位)

2015年 6マクリ→12→12
2014年 7→3→12
2013年 7→29マクリ
2012年 9→4→16
2011年 10マクリ→4→3
2010年 7→10→6
2009年 12→3大マクリ
2008年 3→5→8
2007年 1→3→5
2006年 4マクリ→11→7

オレンジ:単勝10.0~19.9倍、赤:20.0~29.9倍、ピンク:30倍以上

実績牝馬が勝つイメージがあるエリザベス女王杯であるが、過去10年の勝ち馬を見ると半分の5頭が単勝10倍以上である。堅い時はカチンコチンコであるが、意外と荒れるレースなのだ。ただしその場合、相手は大概人気馬。2009年は伝説のイッタイッタで例外中の例外(単勝1.6倍のブエナビスタ3着)。しかし、生涯一度で良いからこういう馬券を獲りたいものであるな(笑)。馬券的には、「人気薄→人気馬」の馬単狙いが面白い。

脚質的には4角1~5番手が15/30と半数を占める。先行有利である。しかし、よく見ると・・・2010年辺りから傾向が変わっているのが分かると思う。それまで前目の馬が残っていたが、2010年以降の勝ち馬は差し系にシフトしているのだ。と言っても後ろからは届かないレース。勝てるポジションは7~9番手の中団前目か。「差し→先行」「差し→差し」という組み合わせがオススメ(・・・と言いつつ逃げ・先行馬から買ったりするんだが。笑)。

 

ケツ論。

・内枠不利、大外枠優勢。

・意外と荒れるレース。

・先行有利も最近は差し馬優勢。

 

現時点での穴馬候補を挙げておく。

 

まず、6歳ウインプリメーラである(※エリザベス女王杯は回避。マイルCSに向かうとのこと)。前走牡馬混同のポートアイランドSを逃げて快勝しているし、重賞戦線で堅実に走っている馬だから能力的な衰えは考えなくていい。むしろ高齢で人気を落とすならラッキー。問題は距離である。戦績のほとんどがマイル戦であり、2200mは初距離。おそらく距離不安で人気を落とすと思うが・・・マーメイドS4着、小倉記念3着がある通り、2000mの距離がダメなわけではない。父を見ればステイゴールド。京都2200は合いそうな気がするんだがね~。データに逆らうが、三連系のヒモに入れて面白そうな馬。

 

それからタッチングスピーチはムーア騎乗で人気になるかもだが・・・休み明けで人気が落ちるようなら面白い一頭。昨年3着が示す通り京都の外回り2200はおそらくベストコース。デキ次第だが、一気の差しが決まってもおかしくないぞ。

 

後はデンコウアンジュ、シングウィズジョイ、アスカビレンあたりを狙っている。

 

「浅次郎さん、メイショウマンボはどうですか?」

 

の、のーこめんと(笑)。

 

調教チェック、展開予想などは後日。

 

しかし、今週も4重賞か・・・

ひそかに福島記念が一番面白そうな気が・・・(笑)。

 

最終結論は日曜日。

 

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【浅次郎のひとりごと】

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2歳戦は良血馬や無敗馬にどうしても注目が集まるが・・・ここが試金石である。ケンしたいが・・・買ってしまいたくなるレースだな~(笑)。