【弥生賞2015回顧】

 

中山の鈍い雲を切り裂き、

 

皐月賞候補の一番手に躍り出たのは・・・

 

サトノクラウン!

 

サトノクラウン弥生賞

 

1馬身半差の圧勝で、無傷の3連勝。

 

こりゃ強いぞ・・・。

 

いや、馬券的に全く軽視しちゃってゴメンナサイ(笑)。

 

個人的には「重馬場」想定で予想をしたのだが・・・

 

雨は午後には止み、馬場は稍重止まり。多少緩くなってたが、弥生賞の時計は2:01.8。良馬場の時計より少々遅い程度だった(変わっても2分1秒前後だったか)。

 

弥生賞2015結果、着順

 

弥生賞2015払い戻し

弥生賞2015結果、着順、払い戻し

 

しかし少頭数の上、2番人気と4番人気の組み合わせで馬連3,380円もついたんか・・・少頭数でも狙い方次第やなあ。

 

個人的には狙ったベルラップが撃沈してズブズブ(笑)。

 

いい位置を取ったし、道中シメシメと思ったんだけどなあ・・・結果を見ると先行勢は全滅なので見た目以上にキツイ流れだったのかもしれん。それか馬場の内側は荒れてたのか?

 

もう一度レースを見てみる。

 

 

ジャストフォーユーがハナに立ち、シャイニングレイが2番手。内からベルラップ。外からコメート。その後ろにクラリティスカイとサトノクラウン。

中団にタガノエスプレッソ、トーセンバジル。後方にグァンチャーレ、ブライトエンブレム、タケルラムセスという隊列。ほぼ予想通り。

 

サトノクラウンは先行勢の一番後ろにつけて折り合いもバッチリ。

ペースは1000m61.3。

 

弥生賞2015ラップタイム

 

ラップタイムを見てみると一貫して12秒前後の流れ(力の要る馬場にも関わらず)。緩急がない澱みない流れになった場合、スピードの持久力を問われることになる。スローの瞬発力勝負で勝って来た馬には辛い流れとなったわけだ。

 

4コーナーでは馬なりのまま前に取り付くサトノクラウン。

 

ゴーサインが出ると内のシャイニングレイ、外のトーセンバジルをあっという間に引き離して早め先頭。ブライトエンブレムが大外を物凄い脚で追い込んで来たため・・・ちょ、ちょっと先頭に立つの早過ぎか?と思われたが、

 

ちゃーんと最後まで伸びて1馬身半差。

 

サトノクラウン弥生賞2

 

最後は余裕タップリ。

 

強い。

 

このレース、持久力勝負となったため、瞬発力型の先行勢は全員討ち死に。どの馬も直線全く伸びなかった。そして唯一前に行って勝ち切ったのがサトノクラウン(先行勢の中では後ろ目だったが)。

 

上位に来た後方待機の馬達は若干なりとも展開利があったのであり、仮に息が入るゆったりした流れになってれば用なしだったろうと思う。

 

サトノクラウンは東スポ杯で非凡な瞬発力を見せて快勝していたため、私個人は「軽い芝向きの瞬発力型」と思い込んでいたが、中山の重い馬場での持久力勝負を正攻法で勝利した価値は高い。瞬発力と持久力を高いレベルで持ってる馬であり、皐月賞はもちろんダービーでもかなりの有力馬と見ていいと思う(皐月賞は1番人気かな?あ、まだダノンプラチナがいるか)。

 

しかし、久しぶりに外車の大物が出てきたな!

 

ココ数年のクラシックは、サンデーサイレンス系の天下。せっかくクラシックが外車に開放されたのに、ほとんど有力馬は出てこなかったもんなあ。ココ最近で外車でダービーを勝ったのはエイシンフラッシュとキングカメハメハくらい?

 

こういう馬は血統的価値も高いから是非頑張って欲しい。気になるのは冠の「サトノ」。里見オーナーの馬ってクラシックとは全く縁がないんだよなあ(今までGⅠ制覇あったっけ?いや、ない)

 

2着のブライトエンブレムは、緩い馬場も良かったし、持久力勝負となった展開も向いたと思う。それにしても中山2000であの位置から追い込んでくるのだから相当なもの。皐月賞で同じような展開になれば要注意の一頭(多分伏兵扱いになるだろうけど)。ただ、ダービーは厳しいかな・・・。ダービーは重馬場希望(笑)。

 

3着のタガノエスプレッソも展開が向いた一頭。しかしやっぱり重賞勝ち馬ってのは侮れんなー。ブライトエンブレムからは離されたとはいえ・・・意地の3着確保。鞍上の菱田ってのはなかなか追える騎手だな。あ、今年はイマイチだが2014年はリーディング14位なんか。要チェック。しかし、この馬も皐月賞では厳しいか。

 

4着はグァンチャーレ。これは3着は確保して欲しかったなあ。いい脚で突っ込んできてるのだが、最後のひと押しが効かなかった。

 

トーセンバジルは今回完全に力負け。皐月賞への出走叶わず。ダービートライアルに向かうのかな?

 

さて、

 

今回皐月賞への優先出走権を手にした3頭は

 

いずれも重賞勝ち馬。

 

つまり元々賞金的に出走可能な馬であり、実質的な皐月賞の枠は減らなかった。また、シャイニングレイ、グァンチャーレ、ベルラップ、クラリティスカイ、コメートも賞金的に確定しており・・・これで8頭。

 

トライアルのスプリングSで3頭、若葉Sで2頭。

それから毎日杯の1~2着が最終切符か。

 

スプリングSも好メンバーが揃いそうだし、ドゥラメンテは直行らしいから・・・今年は本当に厳しい。例年だと500万勝ち馬でも抽選で数頭出られるが、今年はオープン勝ち馬でも厳しいかもしれん。

 

皐月賞の展望だが、

 

頭ひとつサトノクラウンが抜け出したと思う。

 

仮にダノンプラチナがスプリングSを圧勝すれば、皐月賞でも1番人気は譲ることになるかもしれんが・・・ディープインパクト産駒は中山2000向きじゃないからなあ。サトノクラウンの方が買いだと思う。

 

ベルラップはダービーで期待することにするか(笑)。