ジャパンカップ2015データ分析!枠、脚質の有利不利は?

【ジャパンカップ2015予想】東京芝2400で行われる最強馬決定戦。今年は数騎の外国馬が参戦するも中心はラブリーデイはじめ日本馬だろう。さて、JCの枠は内有利?外有利?脚質は先行有利?差し有利?ラブリーデイは買いなのか?ミッキークイーン、ショウナンパンドラは?そしてゴールドシップはデータ的にどうなの?

 

いよいよジャパンカップですな。

 

しかし、ここ10年で外国馬が勝ったのは

2005年のアルカセットのみ。

 

ジャパンカップ過去の勝ち馬

 

もう9年連続で日本馬が優勝している。

というか外国馬は、

馬券圏内(3着以内)にすら殆ど来ていない。

 

ジャパンカップ_外国馬の成績

JRAデータ分析より

 

私が競馬を始めた約20年前は外国馬の方が強くて・・・

日本馬は外国馬に挑戦する!

ってイメージだったんだけどね。

 

日本馬のレベルが上がったのか、強い外国馬が来なくなったのか・・・

それともJRAの努力が足らんのか・・・

(賞金上げるしか能ないんか!)

 

いずれにせよ、ジャパンカップは改革が必要だと思う。

このままでは国際GⅠとは名ばかりの

ガラパゴスレースとなってしまうぞ?

 

ま、いいや。

 

今日はジャパンカップのデータ分析。

 

■ジャパンカップ2015予想オッズ

ジャパンカップ2015予想オッズ

netkeibaより抜粋

 

私の予想オッズと上位は大体一緒だが・・・

 

ラブリーデイの人気は抜けると思うけどね。

もしかしたら1倍台。

 

あと、最後まで分からんのがゴールドシップの人気(笑)。

普通に考えれば切りの一手なんだけど。

 

ま、いいや。

 

コースから見ていこう。

 

■東京芝2400m

東京コース立体図

スタートは直線の坂上。東京コースをグルっと1周。1コーナーまでは約400m。結構テンが速くなりやすく、緩みのない平均ペースになりやすい。ジャパンカップの想定としては1000mが60~61秒。上がりが34~35秒前後。トータルで2分23~25秒。レースの流れにもよるが・・・瞬発力だけじゃなく、持久力も必要。脚質は基本的には差し有利。前も残るが逃げは厳しい。

 

まず、過去10年で馬券になった馬の馬番をみてみよう。

 

■ジャパンカップで馬券になった馬の馬番
(1着→2着→3着)

2014年 4→1→15
2013年 7→9→5
2012年 151713
2011年 2→16→1
2010年 6→16→2
2009年 5→10→6
2008年 16→9→4
2007年 4→2→10
2006年 6→7→3
2005年 1416→8

東京2400は基本内枠が有利。1~6番、7~12番、13~18番で分けて単純に馬券になった馬を数えると【14、7、9】・・・1~6番がかなり馬券になってるんだが、外の枠も結構来てますな。そんで、オレンジ帽よりピンク帽の方が来てるわ。

内枠有利は間違いないが、真ん中よりむしろ外の方がいい。

 

結論。

・内枠有利。

・真ん中より外。

 

次、脚質データ。

 

■ジャパンカップの4コーナー通過順位
(1着→2着→3着)

2014年 4→8→13
2013年 4→13→2
2012年 63→15
2011年 63→9
2010年 6→10→2
2009年 5→17→11
2008年 5→9→3
2007年 444
2006年 7→4→7
2005年 9→13→13

こ・・・これは驚きの結果が出たなあ・・・。JRAのデータ分析では脚質のことが一切書いてなかったが・・・こういうことか!(極端なデータは出さねぇんだよこいつら)

 

完全に、

先行有利!である。

 

あ、いや、もちろん一概には言えん。これは4コーナーの通過順位なので捲って来た馬(オルフェーヴルとかディープインパクトとかね)なんかも先行してるように見えてしまう。しかし、少なくとも4コーナーで前に取り付いてないと勝ち負け出来ないってことだ(4角6番手以内の馬が16/30と半分を超える)。

 

勝ち馬に関してはかなり極端で、

4角6番手以内必須!である。

 

ただし、相手には差し馬が来ることが多く、

パターンとしては、

 

先行→差し→先行

先行→差し→差し

先行→先行→差し

 

この3パターンでほぼ決まり。逃げ馬は一頭も馬券になっていないし、後ろの馬は来ても13番手の馬まで。追い込み馬も要らんわけだ。

 

「東京は差し有利」のイメージが強いが・・・ことジャパンカップにおいては完全に前有利。これは「毎年、前が止まらない高速馬場になる」・・・ということが影響しているものと思われるが・・・さて今年も同じ傾向になるのだろうか?

 

結論。

・頭は4~6番手の先行馬!

・相手に差し馬

・逃げ馬、追い込み馬は要らん!

 

もちろん、これは単なるデータである。今年はどうなるか分からんし、だからこそ逃げ馬や追い込み馬の人気が落ちて美味しくなるのである。

 

しかし、これでラブリーデイの人気はさらに上がるだろうなあ・・・。ミッキークイーンはローズSみたいに後ろからになったら厳しいかもしれん。ショウナンパンドラは枠次第かなあ。穴馬で面白いのは前に行けるカレンミロティック、ラストインパクトも面白い一頭。鬼の大穴なら・・逃げた時のペルーサか(笑)。ワンアンドオンリーの大復活に賭けるのも面白いかも。

 

さて、問題はゴールドシップである。

 

先行有利・・・ってデータは実はこの馬には心強い。何故かといえば、この馬が上手く先行した時は鬼のように強い競馬をするからだ。実際、先行して負けたのは一度だけ(2013年の京都大賞典5着)。他は7戦全勝である。東京競馬場でも共同通信杯で先行して勝ったことあるな。

この時負かしたのはディープブリランテとスピルバーグである。

 

上がり33秒台の瞬発力勝負になれば厳しいだろう。しかし、厳しいペースになって上がり35秒前後の持久力勝負になれば・・・この馬にも出番があると思う。雨が降って重馬場にでもなればさらにね(今んとこ週中は雨、週末は晴れ)。

 

あ、普通に考えたらキリだぞ?出遅れたらジ・エンド。後方からでもジ・エンド。先行するにしても・・・この馬はスタートが異常に遅いので追っ付けて前に行く必要がある。ってことは、内枠だと被されてジ・エンド。つまり・・・外枠を引いて、上手く前に行けて、厳しいペースになって・・・しかも本人がやる気を出さんといかんわけだ(笑)。

 

人気を吸ってくれる・・・美味しい人気馬。

 

穴党は黙ってキリが正解だと思う。

 

ま、しかし楽しみやなー!

 

ゴールドシップ画像5

 

【浅次郎のひとりごと】

ところで、ゴールドシップには誰が乗るの?

あ・・・やっぱ横典?

そっか・・・いや、横典でいいんだけど、宝塚の大出遅れもあるしなあ・・・。さっきの共同通信杯見てたら追える騎手をもう一回乗せてあげたいような気がするんだよねえ。超ズブいからなあ~この馬。最後はウチパクに乗ってもらいたいような気も・・・

ゴールドシップのフォトコンテスト

こりゃ良い企画だな!